岩屋山 - 絶壁の奥の院

2015年08月28日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 1.6km
• 登り: 124m
• 下り: 131m

コースタイム

【11:20】駐車地（県道12号）
【11:30】鉄工所前
【11:35】廃墟前
【11:39】観音堂
【12:02】ライオン岩(奥の院)【12:42】
【12:51】岩屋山-山頂【12:56】
【12:57】謎の多分岐点
【13:12】鉄工所前
【13:24】駐車地

※例によって、ルートはGPS出力ではありません、手入力です。

天候

うす曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中国自動車道『鹿野IC』から駐車地まで2km
山陽自動車道『徳山東IC』から同地まで29km(約40分)

コース状況／危険箇所等

踏み跡はあるものの、荒れ気味で不明瞭な箇所も多いです。
特に山頂から時計回りに鉄工所へと続くルートは
ほとんどがクマ笹の生い茂った道なので注意が必要です。
奥の院のある岩場は滑りやすい岩ではありませんが、
風化して脆くなっている部分もあるので、要注意です。


※2022.03.04追記
現在、鉄工所の傍に降りるルートは地元の方からの要望(個人所有の山ということ)で【通行禁止ルート】とされています??
山頂からこの鉄工所に向けて降りないようにして下さい??
レコ内の画像でいうと51枚目かな？赤い矢印で示した方向が通行禁止ルートとなります。

また、ここで山頂としているピークは、実際には『岩屋山』のピークではなく、この北北東220m付近にある標高552mのピークが本当の『岩屋山』だそうです。

その他周辺情報

駐車地から北へ1.6kmに『石船温泉』
国道315号沿い(鹿野ICから南へ1.2km)にスーパー『サンマート』

写真

8/28 11:14

岩屋山全景

ライオン岩に奥の院があります

8/28 11:24

駐車地はこんな感じ
周辺含め20〜30台は駐車可

さて出発！
あそこを左に入ります

8/28 11:28

橋を渡り正面の砂利道を進みます

8/28 11:31

突き当りの鉄工所を道なりに
左へ曲がって民家前を通ります

8/28 11:33

この辺が判り難いのですが
この場所で右に曲がります

8/28 11:34

曲がったらすぐに左へ

8/28 11:34

また右へ曲がります

8/28 11:35

廃墟と化した民家脇を通り登山道へ

8/28 11:35

猪避けのトタンを跨ぎ...
先日の台風で倒れてます

8/28 11:37

植林帯へ

8/28 11:38

すぐにお地蔵さまが現れます
Y字のように見えますが、
右にある小屋へと向かいます

8/28 11:39

この小屋は岩屋山観音堂です

8/28 11:39

説明書き

8/28 11:40

山頂へは小屋の左手から

8/28 11:41

観音堂に置かれた不動明王？

8/28 11:43

先日の台風で荒れてました

8/28 11:50

踏み跡は明瞭...でしょうか
不明瞭ではないですが

8/28 11:54

ライオン岩です
残置ハーケンが見えます

8/28 12:02

岩屋山観音堂奥の院に到着
手すりが...錆びてる

8/28 12:02

久しぶりのドキドキ感
白い線は踏み跡
手すりはぐらぐら

8/28 12:03

高度感もあります
下まで20m以上ありそう
落ちませんように...

8/28 12:04

ぐらぐらします

8/28 12:05

念の為、簡易ハーネスを作って

8/28 12:06

だっはー！
恐い怖いコワイ〜♪
(楽しんでるだろ

8/28 12:09

駐車地が見えます
右の砂地〜中央のコンクリ法面

8/28 12:11

奥の院の面々にご挨拶
手前は『不動明王』

8/28 12:12

手前は『如意輪観音』
真ん中の2体？は不明

8/28 12:18

眺めは最高

8/28 12:18

股間に隙間風が吹くような感覚

8/28 12:19

不動明王の足元には綺麗な苔が生えていた

8/28 12:19

ここが岩に穿たれた場所とは思えない

8/28 12:20

だんだんと快感になってくる

8/28 12:21

下から見ただけでは、こんな風になっているなんて思わなんだ

8/28 12:28

ちらっ

8/28 12:29

じゃじゃーん

8/28 12:40

頼りない手すり

8/28 12:41

この角度から見ると何のため設置してあるのか疑問

8/28 12:44

奥の院から山頂へ
一応急登です

8/28 12:47

奥の院の上部に出た

8/28 12:47

見下ろしてみる

8/28 12:48

スタート地点から鉄工所までの道が見える

8/28 12:51

山頂到着
※R3.03.05追記
実際にはここは岩屋山ピークではないそうです

8/28 12:55

8/28 12:56

向かいにあるのは
烏帽子岳668.8m

8/28 12:56

さて下山しようかな

8/28 12:57

山頂からすぐ先にある分岐点
赤線に向けて曲がります
※R3.03.05追記
この画像の一番左の方向が本当の岩屋山山頂へ向かうルート

8/28 13:05

なかなか急な下りです

8/28 13:09

笹漕ぎはあまり好きじゃない
道も不明瞭、慎重に降ります

8/28 13:11

鉄工所の屋根が見えてきた

8/28 13:12

最後のここは段差に注意

8/28 13:13

ちょっと高さがあります

8/28 13:14

振り返る

8/28 13:31

あそこが奥の院か〜
不動明王が白く見える

コイツがズボンに付いていた
マダニとは違うっぽいけど

撮影機器：

Canon EOS Kiss X2 Canon

Canon PowerShot S100 Canon

感想

Hans-R1

今朝は秋を思わせるような涼しさ。
手軽に登れそうな近場の山を探す。

色々とネットで探していると、岩場に渡された、錆びた手すりの写真が目に入る。
これはなんだ？
面白そうだ。
自宅からの距離もそこそこ。
決めた！
ということで、山口県周南市鹿野にある『岩屋山』に行くことにしました。

標高こそ510mだが、登山口から数えれば120m程度。
しかし、巨岩の断崖絶壁につくられた奥の院は存在感がすごかった。
スケールこそ小さいが大崩山の象岩トラバースにも通じるものがある。
訪れる人はそんなに多くないらしく、踏み跡は明瞭とはいえない。
場所によっては獣道か？というところもある。
先日の台風15号で倒れた枯松なども多く、熊笹が煩い場所もあり、
鉈鎌を持って来れば良かったと後悔。
車には積んでいたが、降ろすのを忘れてしまった(笑

奥の院でのドキドキ感も楽しかったが、山頂もなかなか良かった。
山頂も岩なので、景色も良いし、草が煩く感じることもない。
お昼は山頂で食べようと思っていたが、空腹感が消えてしまい帰宅してから食べた。

下山時の熊笹地帯はマダニを警戒して、落ちていた枝で笹をバシバシ叩きながら
葉先で待ち構えているであろうダニを地面に落とすようにして歩いた。
鉄工所まで降りた後にズボンを確認すると、マダニではなさそうだが、
ダニの仲間には違い無いと思われる2〜3mmの虫が付いていた。

小ぶりの山ではあるけど、ギュッと濃縮された楽しさを感じる山でした。