まぼろしの滝(比良山系)
- GPS
- 05:34
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 888m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:34
天候 | 曇りがちでしたがそれで良かった(^^;)。とにかく暑かったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
場所柄危険個所はありますが、しっかり巻き道がある沢ルートです。ダケ道はアブが多くて嫌な季節になりました(^^;)。 |
写真
感想
暑いので沢筋を楽しもうかと、登山道で滝を巻ける八つ淵の滝に向かうことに。近江高島のバスが9時4分始発のため京都8時15分発の新快速がシンデレラフィットなので、ちょっとゆっくりめですが合わせて出発しました(^^)。本日のルートはそらかな様、kol-yosioka様のレコを参考にさせていただきました。
意外と人がいらっしゃるのはこの季節は沢屋さんが多いからなのでしょうか。バスに乗ってガリバー旅行村を目指します。リトル比良方面の方々はいらっしゃらず、全員がガリバー方面まで向かわれたようです。さて、私も出発しますか。
受付のあたりで靴を履き替え、先を目指します。滝の看板のところで3名様が装備を整えていらっしゃる。意外と人は多そうですね。学生3人の引率をされている先生同行パーティーをパスさせていただくと、その先すぐに分岐から魚止めの滝方面に進みます。
降りた先で装備を整え、先へ。すぐ先に2名パーティーが沢登りを始めていらっしゃる。すでに汗だくなのですぐに入渓しようと思っていましたが、答えが見えてしまうと面白くない(^^;)ので、巻いてパスさせていただきました。その先にも2名パーティーがいらっしゃって、目が合うと「後ろに2名いましたか?」と聞かれたのでいらっしゃいましたよと答えます。4名パーティーで登っていらっしゃるんですね。こちらも登山道でパスさせていただきました。
その先でようやく入渓。以前岩歩きで向かった障子の滝に、今日は流水部から向かうのは新鮮で気持ちいい(^^)。もっともドボン覚悟で行けば渡渉なく行けるので、安全を格段に向上させるためにはこういう覚悟もあるかと改めて認識。もっとも、冬は危険ですけども(^^;)。
障子の滝からは未知の滝を遡上できる自信はないので一旦登山道へエスケープ。このとき、なにやら普段以上に心拍が上がっているのに気づき不安を感じます。別段疲れや息切れもないのになんで(^^;)?ともかく巻いて大擂鉢へ向かいます。
大擂鉢で泳ごうかと思うほど汗だく(^^;)。右岸から登るも、なんか体調がおかしい。ちょっと負荷をかけると一気に心拍数が上がる。まさか熱中症か。まあここで撤退もなかろうと努めて顔と頭に水をかけ、体を冷やすことを心がけます。貴船の滝はもちろん登山道で巻きますが、いつものアゲアゲのアスレチックでもテンションが上がらず、むしろ途中で一息いれてしまう。
登った先でお会いしたご夫婦は武奈ヶ岳まで行かれるそう。私はカラ岳かダケ道で下山する旨お話ししました。武奈ヶ岳?そんなもん想像もできないほどバテている自分をこの時に認識。今日の予定ルートを変更しなければいけないかも。
その先は今日の目的というか本日の楽しみであったはずの川の遡上は中断して、結局楽である登山道を進みます。七編返しの木橋はやっぱり怖い(^^;)。その先の面白そうな遡上もやめて、目的のまぼろしの滝に向けて一番楽に登山道を進むことにします。
トラバース道の先の渡渉ポイントで大休止。熱中症の症状が出ているのでしっかり体を冷やして補給。ツムラもここで投入。もしここから撤退だとどういうルートになるか考えると、ダケ道へ進むか、登山道から引き返しか。今日の気温と体調だとどちらも厄介。予定では行ければまぼろしの滝の先、もしくはそらかな様のエスケープルートから広谷へということでしたが、挑戦は行ってみて決めることに。
八雲ヶ原への登山道を離れて沢筋に。とにかく行けるだけ行こう。とは思いつつ、下山ができて初めて登山なので、無事を最優先に。前回引き返したところを確認し、沢で冷却しつつ進めるところを進みます。やがてやたらとイモリが多い場所を越えるとまぼろしの滝に到着!おお、これがまぼろしの滝か(^^)。写真を撮ろうにも画面が濡れていて反応せん!でもここは絶対に収めねば。画面が乾くまで時間をかけて、ようやくタップ。なんとか今日の目的達成(^^)。
さて、滝は私にはとても登れる感じはなし(^^;)。そらかな様の左岸の取り付きもkol-yosioka様の右岸の取り付きもわからず。元気であれば適当に尾根筋を詰めてもいいのですが、今日は残り少ない体力との駆け引きなので、道に関しては間違いなく登れる一般道から八雲ヶ原を目指すことに。一旦引き返していきます。
せっかくなので通ったことがないオガサカ道をできれば通りたいものの、熱中症の症状を呈している今は無事の下山が最重要。ガリバーへの下山はその先の足がないことから、下山のために八雲まで登らねば。頭も体も回らないので、大事なのは間違えることなく登れること。登山道から八雲上部を目指します。
川から離れると、その先の冷却手段は汗の蒸発のみ。頑張らずにゆっくり登ります。ゆっくりゆっくり。心拍の上昇に気を付けます。ゆっくりゆっくり、水分補給しながら。天気予報の熱中症アラートはやっぱり守るべきだったか(^^;)。なんか気持ち悪い。テープを探して見渡すとそのまま眩暈がする。おまけに吐き気もしてきた。ガチ熱中症やん。いかん。今日の核心でした。
極力手を使って少しずつ登り、ようやく八雲ヶ原の上部へ。ここまで来るともう登りはほぼない。最初の広場の木陰でで座って大休止。まだ1リットル以上残っていたので飲みつつ休み、靴も交換。ツムラのおかげか足攣りなく靴交換できました(^^)。
ここでだいぶ回復できました。ここから最短の下山は北比良峠へ移動してのダケ道。手前の崩落地は本当にどうしようもないですね(^^;)。北比良峠は珍しくテントなし。そのままアブだらけのダケ道を下り、大山口でクールダウン。何とか帰ることができました。単純に私の体力不足なのでしょうか(^^;)?冬山さながら自分のステータスと相談しながらの冒険ができました。
比良駅の一休に行くと、matsuoさんがいらっしゃいました。「こんな暑い日に来るアホがもう一人おった(笑)!」とおっしゃられて、ここから談笑タイム。おかげで熱い一日を楽しく締めくくらせることができました(^^)。一緒に湖西線に乗って帰路へ。熱中症は意外と後で響きますのでこれから十分休みます。しばらくはオリンピックでも見ながらビールを飲んで過ごしてもいいか。今日もありがとうございました(^^)!
レポート拝見しましたが、私も翌日ですが鹿ヶ瀬道から歩いて、滝をみて八雲までは
同じコースでした
とにかく土日共に熱かったですね。。。
下山は奥の深谷から正面谷にして涼しさを感じながらおりましたよ
所で私も熱中症になりかけは2回ほどありますが、どうか単独の時は気を付けてください
無事に下山出来て当たり前ですがお互い気をつけましょうね!
同じコースを歩かれたんですね。暑い季節は流水部&ヒルが居ないところを行きたくなりますね。
それでも実に暑い週末でした(^^;)。正面谷は涼しさを感じられたとのこと、うらやましいです。
おっしゃる通り、単独行では気を付けなければならないですね。登山は自己完結してなんぼです。
水はしっかり持っていたのですが、オリンピック見て寝不足だったのかもしれません(^^;)。
勉強になりました。いつか山域でお会いできることを楽しみにしております(^^)/
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