針ノ木岳,蓮華岳

2015年08月22日(土) ~ 2015年08月23日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,710m
• 下り: 1,705m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 3:00
• 合計: 8:14

8:01 扇沢駅
9:10 9:10 大沢小屋
12:10 15:10 針ノ木小屋
16:15 16:15 蓮華岳
16:15 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 2:45
• 休憩: 5:00
• 合計: 7:45

4:30 針ノ木小屋
5:40 6:30 針ノ木岳
7:10 9:30 針ノ木小屋
9:30 11:20 大沢小屋
12:15 扇沢駅

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢有料駐車場に停車（1000円/24h)
※スノーシェルター近くに無料駐車場、最も扇沢駅に近い駐車場は1000円/12h。
　1000円/24hの駐車場は入り口が分かり辛かったです。

コース状況／危険箇所等

針ノ木雪渓は目印の鯉のぼりがあるので、迷うことは無いですが、沢近くはシュルンドがあるので注意が必要です。

その他周辺情報

温泉は大町温泉郷　「湯けむり屋敷　薬師の湯」に寄りました。
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/

写真

8/22 8:01

扇沢駐車場（1000円/24h)、雨・・・

8/22 8:05

針ノ木岳登山口、扇沢駅に向かって左端にあります。

8/22 9:01

涸川に霧が流れている！！

8/22 9:07

大沢小屋テン場。5張くらいかな。

8/22 9:08

大沢小屋到着〜〜！雨中行軍なので、ここで一休み（休憩無料、ありがたや〜）

8/22 9:42

ヨツバヒヨドリ

8/22 9:43

イワギボウシ

8/22 9:43

シモツケソウ

8/22 9:46

ニッコウキスゲ

8/22 9:46

8/22 9:49

ウツボグサ

8/22 9:49

ヤマブキショウマ？

8/22 9:49

キンコウカ

8/22 9:51

イワカガミ

8/22 9:55

ナナカマド
秋に楽しませてね〜

8/22 9:59

雪渓直前の橋渡り。さあ軽アイゼンを装着！

8/22 10:14

針ノ木雪渓の始まりです。
空気はヒンヤリだけど登りに汗かきます。
雨の中で雨具は脱げず・・・;;

8/22 10:51

エネルギー補給です。これウマい！

8/22 11:06

脱渓点。5月には峠まで雪渓が有ったと言いますが、
3ヶ月でだいぶ溶けたようです。

8/22 11:18

ウサギギク

8/22 11:18

ヨツバシオガマ

8/22 11:21

コイノボリ二本の下には水場があり！

8/22 11:32

イワツメクサ

8/22 12:09

イワギキョウ

8/22 12:11

針ノ木小屋にとうちゃ〜く！う〜むガスッてる！

8/22 13:19

時間はタップリ、外にはガス。ということでコーヒーを挽きます。

8/22 13:25

テントの中が良い香りに！

8/22 14:55

おお、なんか晴れてきた・・・！テン場最高です^^

8/22 15:24

バッキーン！蓮華岳方面のガスが抜けきりました！やった！

8/22 15:35

ということで、早速蓮華岳へ！

8/22 15:43

秋の様な雲！

8/22 15:47

ついつい小走りに?
この景色、荷物の軽さではしょうがない！

8/22 15:53

うわ、ガス？でもすぐ晴れました！
てか蓮華岳結構とおーい！

8/22 16:01

チングルマ

8/22 16:04

8/22 16:08

手前が北葛岳、奥が七倉岳。
尾根伝いの登山道に船窪小屋も見えました。

8/22 16:09

8/22 16:11

コマクサとトウヤクリンドウ

8/22 16:14

イタドリ

8/22 16:14

蓮華岳とうちゃく！

8/22 16:17

雲上のMareさん。ここに三角点があります。

8/22 16:26

蓮華岳頂上には社があり、コマクサが見守ります。

8/22 16:26

イワベンケイ
赤いから雌株かな。

8/22 16:40

チングルマの綿毛は絵になるなあ^^

8/22 17:08

針ノ木峠まで降りてきました。
ここから平ノ渡場を通って五色ヶ原までいけるそう。
未知の世界や・・・。

8/22 17:08

さあて、宴会宴会です〜
アサヒビール350ml、淡麗500mlどちらも600円、大雪渓も600円。

8/22 17:10

今日の我が家、良い所に建ってる〜?

8/22 17:24

つまみは色々と用意。ビールを車に忘れたのは大誤算！

8/22 17:26

かんぱーい！雨の中の登山、蓮華岳の大絶景、満足感の中、夜は更けて行くのでした・・・。

8/22 23:35

Mareさんが夜景を撮っていてくれました。
蓮華岳山頂にはスバルが輝いていました。

8/22 23:42

これぞテン泊の醍醐味です^^

8/22 23:53

富山側の明かりに槍ヶ岳が映し出されました。

8/23 4:48

起床4時半。
やばい、夜が明けちゃう！早速、針ノ木岳へ向かいます。

8/23 5:05

うう、陽の熱でガスが凄い勢いで上がってくる・・・
今日はダメなのか・・・？

8/23 5:06

完全にガスに包まれたので、お花達に慰めてもらいます。
ミソガワソウ
こんなにピンぼけに撮ってしまった、、ごめんなさい。。

8/23 5:15

ミヤマリンドウ

8/23 5:17

おお、ベールに包まれながらも、姿を現した劔様！

8/23 5:25

こ、これは・・・！空中要塞、槍穂高。

8/23 5:28

裏銀座のスター達も現れてきました！

8/23 5:31

朝日燃ゆる針ノ木岳。

8/23 5:51

この角度からの槍穂、めちゃカッコいい！！
槍と前穂の二塔に守られた奥穂。

8/23 6:10

着きました＝針ノ木岳！

8/23 5:56

黒部渓谷の雲海に浮かぶ立山、剱。
か、カッコいい！！

8/23 5:53

立山アップ！結構険しいんですね！
中腹に見えるの建物は大観峰。

8/23 5:56

圧倒的な剱の存在感！
畏敬こそすれ、測量しようとはなかなか思えないかも。

8/23 5:54

スバリ、鹿島槍、五竜、白馬、ずうっと見えます！
行きたいなあ！

8/23 5:56

五色ヶ原も楽しそうー！

8/23 6:11

霧が晴れてきて、山々が神々しさを増します・・・orz

8/23 6:16

蓮華岳の向こうには雲平線。

8/23 6:20

帰れないなあ。
気づくと1時間ほど滞在していた^^;

8/23 6:46

剱岳も凄いが、スバリ岳もなかなかのものですね！
次はぐるっと一周したい。

8/23 6:46

ミヤマダイモンジソウ

8/23 6:49

オオカサモチ

8/23 7:15

素晴らしい〜テン場。

8/23 8:24

テント開けると絶景がこんにちは。

8/23 9:29

後ろ髪引かれながら下山です。

8/23 10:31

途中雪渓の「端」が崩壊していました。
歩く場所は右の方に広くあるので問題無いですが、あまり端には近づかない方が良さそうです。

8/23 10:35

亀裂アリ。

8/23 11:09

ハクサンオミナエシ

8/23 12:15

戻ってきました〜

8/23 12:17

扇沢駅をチラ見します。
フムフム、すごいなこの行程。室堂まで5時間。
いつか必ずこのルートから行く！

撮影機器：

FinePix Z5fd 富士フイルム

D800 ニコン

感想

kosan

Mareさんとテント泊しようということになり、GWに登った爺ヶ岳から見た針ノ木岳を思い出し、提案しました。
Mareさんも冬山テン泊講習で針ノ木峠までしか行けなかったので、山頂を踏みたいということで、針ノ木、ついでに蓮華を踏むということになりました。

当日は生憎の雨、やめるか・・・ということも頭をよぎりましたが、ルート的にそこまで危険性は高くないので、峠でテントを張りましょう！と行ってみることに。
雪渓超えた所まで雨に降られて、しょぼしょぼと歩く。時折花を見て助けられる。
今年も夏は雨続きか↓としょげながら峠に到着。4時間か、久しぶりの楽勝感。
雨は止んだものの、ガスガス。テントを張って、コーヒ淹れて早速ふて寝。
15時くらいまで待って、ダメでも蓮華は登りましょーかと行っていたところ、
15時頃に晴れ間が！そして自分たちのいるテン場が素晴らしいところにあることに気づく。
蓮華岳へのルートは緩やかな登り、ニセピークがいくつか有り、すれ違う方達に「まだまだ先ですよ〜w」なんと言われるが、景色が最高なので、むしろウェルカムでした！
雲上の稜線歩きを楽しんでいると、蓮華岳山頂の社に到着。七倉方面に続く尾根道を見て、こっちも行ってみたいなあと妄想を膨らます。

テン場に戻ってきたら夕食＆飲み会のスタート。Mareさんが持ってきてくれた焼酎が（黒さつま　佐藤酒造）美味しかった！

2日目4時半、目を覚まし外に出ると、星が残る快晴の空のところ既に蓮華岳方面が明るくなり始めていた。すぐに準備をして、針ノ木岳へ向かう。
途中、太陽熱に熱せられたガスが凄い勢いで登ってきて周りが真っ白くなった時には、今日はダメか・・・と考えた。
山頂近くになると、赤く染まった針ノ木がうっすらと見えてきて、周りの視界もクリアになってきた、そして山頂に出た時にはなんとまあ素晴らしい景色！
雲上に浮かぶ槍穂、裏銀座のスター達、赤牛五色ヶ原からの立山剱がどーん！、更にいくとスバリ岳爺ヶ岳鹿島槍五竜白馬へ延々と続く尾根。
針ノ木岳は北アルプスの真ん中に有るということで、まるっと北アを楽しむことができた。
それにしても、立山、剱の存在感は半端無かった。
早く登ってみたいなあ。
クリアな視界の山頂を1時間近く楽しみ、下山へ。
帰りはやっぱりガスの中。でももう満足感で一杯なので、苦になりませんでした。

針ノ木岳、200名山というだけあって、素晴らしい山でした。
今度は扇沢起点の針ノ木爺ヶ岳周回日帰り，冬の針ノ木をやりたいと思います。
あとは、扇沢から室堂まで行って、立山剱の縦走をしたいなあ！

本当にいい山行でした、雨でも行ってみるもんですね。
Mareさん、ありがとうございました。

コメント

Mare-suke

お疲れさまでした！
いやー、あんなに晴れるとは思わなかったよね！
ほんと、すばらしい山行でした^_^
ありがとう！
次回の南アルプス、楽しみにしてます‼︎
こんどは望遠ズームと三脚持っていくよ^_^;

nsjun

テント夢
テントから顔出したい。
テントからお山みたい。
テントでカンパイしたい。