雨の鳳凰山(ドンドコ沢コース↔地蔵岳ピストン)
- GPS
- 30:01
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,313m
- 下り
- 2,300m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■青木鉱泉〜南精進ケ滝 緩やかに高度を上げていくルートです。沢を渡る箇所が幾つかありますが、積算雨量次第では渡れない場合がありそうです。 その他は危険箇所ありません。 ■南精進ケ滝〜五色滝 山コースで急登がひたすら続きます。段差が大きく、木の根が張り出している箇所も多いので、特に雨の日の下山はスリップに注意です。 確か白糸の滝の先に大規模な崩落箇所があり、そこを迂回するように歩く場所があるのですが、急傾斜なため慎重に歩きましょう。 他にも数ヶ所、登山道の谷側が崩れて道が狭くなっている箇所複数あります。 ■五色滝〜鳳凰小屋 特に危険だと思われる場所はありませんが、滝からしばらくは段差の大きい急登が続きます。沢づたいの開けた場所に出ると、鳳凰小屋まではもうすぐです。 ■鳳凰小屋〜地蔵岳山頂 小屋からしばらくは樹林帯登りとなります。何ヵ所かザラザラした岩の上を歩く場所がありますが、足裏のフリクションを効かせれば滑ることはありません。 樹林帯を抜けると、ザレ場をひたすらつづらに登ります。ほどなくオベリスクが見えてきて、左側のコルに向かえばそこが賽の河原です。 |
その他周辺情報 | むかわの湯 http://www.mukawanoyu-shidax.com/ 入浴料は少しお高いですが、お風呂は広々快適です。 |
写真
感想
ずいぶん前から企画されてた山行計画。一泊二日で三山をぐるっと一回りする計画だったが、天候が良くなさそうな雰囲気濃厚で、ともかく鳳凰小屋まで行ってみようという事で決行した。
各地から総勢14人、小屋泊チームとテント泊チームとに別れる形になったが、思っていたよりも早く、鳳凰小屋に再終結。
雨は止む気配無く、テントの設営に入る前にとりあえず持っていったタープを張る。
サイズが大きくはないので雨を多少凌げる程度だが、テント設営の間バックパックを雨に晒さなくて済む。雨が一旦夕方には小降りになり、テン泊組皆で夕食を囲むことができたので、結果正解だったが、翌日雨でびしょ濡れのテント&タープを背負って歩くのは苦行だという事がよくわかった(笑)
そんなわけで、一日目はピークを踏まず鳳凰小屋までとした。
翌日も雨は止む気配無し。14人の大所帯でスキルもまちまちなので、無理をせず地蔵岳までにし、ピストンで下山することにした。
地蔵岳山頂からの眺望はゼロではあったが、3年前に来たときにはスルーした鳳凰大神にも手を合わせ、オベリスク上部のプレートも撮影し、しっかり堪能して小屋まで戻る。
水分を吸ってずっしり重くなったバックパックが肩に食い込む。パックカバーはしているが、時間の経過とともにどんどん水を吸って重くなっていく感じがする。しっかり睡眠は取れたはずだが、どうにも身体がギクシャクするなぁ…などと考えながらスリップし、ゆっくりでも慎重に足を運ぶ。
結局、小屋からの下りは4時間ちょっと、のんびりと下りてきた割にはまずまず。
日帰りなら雨でも歩きに行くことしばしばの自分だが、テン泊で、しかも2日間の全行程で本格的な雨というのは恐らく初めてかもしれない。
背中の収納物個々の防水対策は万全にしているつもりだが、たっぷり水を吸ったテントやタープの重さは予想以上だったことを体験できたのが今回の最大の収穫。
長期縦走では途中暴風雨になることも考えられ、今回のように重くなった荷物を背負いながら歩き通す脚力が必要で、そういった点で鍛え方がまだまだだなあ…と、筋肉痛の脚をさすりながら一人振り返りをしている。
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