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Yamareco

記録ID: 7094343
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山:苦行の夏山リハビリ登山(猪苗代登山口〜翁島登山口)

2024年08月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:06
距離
19.8km
登り
1,375m
下り
1,375m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
0:53
合計
9:04
距離 19.8km 登り 1,375m 下り 1,375m
9:34
26
10:00
15
10:15
10:19
31
10:50
70
12:00
22
12:37
12:38
28
13:06
20
13:26
13:36
10
13:46
13:53
6
13:59
14:16
27
14:43
14:49
111
17:31
17:34
64
18:38
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:JR小山駅〜JR猪苗代駅〜猪苗代駅BS〜バスセンターBS(会津バス)
(日付変わった宇都宮線の終電で18切符を利用して小山駅まで移動し、仮眠後に始発で猪苗代駅まで移動)
復路:JR翁島駅〜JR米沢駅
コース状況/
危険箇所等
踏み跡明瞭、危険箇所なし(ただし、一部ロープ場あり)。
翁島コースは高木が無く直射日光が照りつけるため、熱中症のリスクあり。
その他周辺情報 付近に磐梯熱海温泉あり(今回は未入湯)。
本日はこちらからスタート。
登山口である猪苗代スキー場は、夏季はバスでアクセスはできません。
2024年08月03日 09:26撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 9:26
本日はこちらからスタート。
登山口である猪苗代スキー場は、夏季はバスでアクセスはできません。
道路を挟んだ向こう側にはトイレ(水洗・洋式・給水可)があります。
2024年08月03日 09:26撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 9:26
道路を挟んだ向こう側にはトイレ(水洗・洋式・給水可)があります。
本日のターゲットである磐梯山。
2024年08月03日 09:39撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 9:39
本日のターゲットである磐梯山。
土津神社入口にある駐車場にもトイレあり。
2024年08月03日 09:49撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 9:49
土津神社入口にある駐車場にもトイレあり。
まずは土津神社に参拝。
2024年08月03日 09:51撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 9:51
まずは土津神社に参拝。
本日の無事の登頂と下山を祈願します。
2024年08月03日 09:56撮影 by  Pixel 8a, Google
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本日の無事の登頂と下山を祈願します。
杉の参道を抜けると…
2024年08月03日 10:00撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 10:00
杉の参道を抜けると…
初代会津藩主である名君・保科正之公の墓所(神式)があります。
2024年08月03日 10:03撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 10:03
初代会津藩主である名君・保科正之公の墓所(神式)があります。
スキー場のリフトが稼働していますが、男は黙ってスルー(した結果エライことに…)。
2024年08月03日 10:15撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 10:15
スキー場のリフトが稼働していますが、男は黙ってスルー(した結果エライことに…)。
眼下には猪苗代湖が一望できます。
2024年08月03日 10:22撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 10:22
眼下には猪苗代湖が一望できます。
ゲレンデの中は、車が通れる作業用の道を歩いて登っていきます。
2024年08月03日 10:24撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 10:24
ゲレンデの中は、車が通れる作業用の道を歩いて登っていきます。
直射日光が直撃するので、日陰のありがたみが身にしみます。
2024年08月03日 10:34撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 10:34
直射日光が直撃するので、日陰のありがたみが身にしみます。
ようやくリフト1本分。先は長い…
2024年08月03日 10:50撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 10:50
ようやくリフト1本分。先は長い…
ここからは、足元が荒れ気味になります。
2024年08月03日 10:51撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 10:51
ここからは、足元が荒れ気味になります。
なぜか一緒に鳴いているウグイスとセミのカオスな鳴き声と、尋常ではない暑さと、この猪苗代湖ののどかな風景を、私は生涯忘れることはないでしょう。
2024年08月03日 11:30撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 11:30
なぜか一緒に鳴いているウグイスとセミのカオスな鳴き声と、尋常ではない暑さと、この猪苗代湖ののどかな風景を、私は生涯忘れることはないでしょう。
そして、どうにかこうにかリフトの終着点である登山口に到着。
2024年08月03日 11:36撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 11:36
そして、どうにかこうにかリフトの終着点である登山口に到着。
登山道はこんな感じ。よく踏まれています。
2024年08月03日 11:54撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 11:54
登山道はこんな感じ。よく踏まれています。
2024年08月03日 11:59撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 11:59
赤埴山?
2024年08月03日 12:18撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 12:18
赤埴山?
今回は赤埴山はスルーで巻いていきます。
2024年08月03日 12:23撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 12:23
今回は赤埴山はスルーで巻いていきます。
2024年08月03日 12:37撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 12:37
このあたりからは、傾斜がかなり緩みます。
2024年08月03日 12:41撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 12:41
このあたりからは、傾斜がかなり緩みます。
正直なところ、ゲレンデの直射日光がキツすぎて、距離は長くてもまだこちらの赤埴林道からアプローチしたほうがマシだった気がします。
2024年08月03日 12:43撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 12:43
正直なところ、ゲレンデの直射日光がキツすぎて、距離は長くてもまだこちらの赤埴林道からアプローチしたほうがマシだった気がします。
何やら荒々しい山容が見えてきました。
2024年08月03日 12:50撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 12:50
何やら荒々しい山容が見えてきました。
寄ったところ。
噴火によって形成されたこの山容が磐梯山の魅力なのでしょうが、実は裏磐梯のほうがより荒涼とした風景が見えるそうです。
2024年08月03日 12:51撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 12:51
寄ったところ。
噴火によって形成されたこの山容が磐梯山の魅力なのでしょうが、実は裏磐梯のほうがより荒涼とした風景が見えるそうです。
2024年08月03日 13:08撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 13:08
櫛ヶ峰。
登れないこともないようですが、今回はスルー。
2024年08月03日 13:16撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 13:16
櫛ヶ峰。
登れないこともないようですが、今回はスルー。
やや傾斜がキツくなります。
2024年08月03日 13:18撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 13:18
やや傾斜がキツくなります。
振り返ると、沼ノ平。
2024年08月03日 13:20撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 13:20
振り返ると、沼ノ平。
2024年08月03日 13:26撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 13:26
裏磐梯スキー場からのルートと合流した地点。
裏磐梯方面の景観が開けています。
2024年08月03日 13:27撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 13:27
裏磐梯スキー場からのルートと合流した地点。
裏磐梯方面の景観が開けています。
なかなか荒々しい。
2024年08月03日 13:35撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 13:35
なかなか荒々しい。
ここから頂上に向けて傾斜がキツくなります。
2024年08月03日 13:45撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 13:45
ここから頂上に向けて傾斜がキツくなります。
2024年08月03日 13:53撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 13:53
そして待望の水場「弘法清水」。
右足のふくらはぎが攣りかけている状態が続いていたので、非常用の粉ポカリを解禁。
2024年08月03日 14:09撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 14:09
そして待望の水場「弘法清水」。
右足のふくらはぎが攣りかけている状態が続いていたので、非常用の粉ポカリを解禁。
ここから頂上へのアタック開始。
2024年08月03日 14:10撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 14:10
ここから頂上へのアタック開始。
登山道はこんな感じ。
露岩が増えていきます。
2024年08月03日 14:15撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 14:15
登山道はこんな感じ。
露岩が増えていきます。
ところどころ、裏磐梯方面の景観が開けます。
2024年08月03日 14:18撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 14:18
ところどころ、裏磐梯方面の景観が開けます。
頂上が見えてきました。
2024年08月03日 14:28撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 14:28
頂上が見えてきました。
この岩場を上り詰めると…
2024年08月03日 14:43撮影 by  Pixel 8a, Google
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この岩場を上り詰めると…
山頂の祠に到着です(疲労で画角が怪しくなっています)。
2024年08月03日 14:45撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 14:45
山頂の祠に到着です(疲労で画角が怪しくなっています)。
三角点。
2024年08月03日 14:45撮影 by  Pixel 8a, Google
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三角点。
裏磐梯。
2024年08月03日 14:46撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 14:46
裏磐梯。
櫛ヶ峰と翌々日に登る予定の安達太良山。
2024年08月03日 14:46撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 14:46
櫛ヶ峰と翌々日に登る予定の安達太良山。
眼下の猪苗代湖。
2024年08月03日 14:46撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 14:46
眼下の猪苗代湖。
猫魔ヶ岳?
2024年08月03日 14:46撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 14:46
猫魔ヶ岳?
そして、なぜか山頂直下にある山頂標識。
2024年08月03日 14:50撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 14:50
そして、なぜか山頂直下にある山頂標識。
さて、ここからは翁島コースを下山するわけですが…
2024年08月03日 14:56撮影 by  Pixel 8a, Google
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さて、ここからは翁島コースを下山するわけですが…
ひたすらガレた露岩が続きます。
これが実にキツい。
2024年08月03日 15:03撮影 by  Pixel 8a, Google
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ひたすらガレた露岩が続きます。
これが実にキツい。
悪い予感しかしない…
2024年08月03日 15:22撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 15:22
悪い予感しかしない…
どれだけ標高を下げても高木がまったく生えておらず、露岩だらけであり、頭の中が?だらけになります。
2024年08月03日 15:27撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 15:27
どれだけ標高を下げても高木がまったく生えておらず、露岩だらけであり、頭の中が?だらけになります。
ようやく低木が出てきましたが、非常に細く、藪漕ぎしている気分になります。
2024年08月03日 15:42撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 15:42
ようやく低木が出てきましたが、非常に細く、藪漕ぎしている気分になります。
低木があっても、なお露岩が続きます。
2024年08月03日 16:03撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 16:03
低木があっても、なお露岩が続きます。
そして、最後にロープ場が登場。
2024年08月03日 16:17撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 16:17
そして、最後にロープ場が登場。
まあまあエグいです。技術的には最も難しいです。
2024年08月03日 16:20撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 16:20
まあまあエグいです。技術的には最も難しいです。
もうちょっと離れてから。
2024年08月03日 16:20撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 16:20
もうちょっと離れてから。
ようやく下山口に到着。
2024年08月03日 16:39撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 16:39
ようやく下山口に到着。
いや、これを降りるのは無理だろ…
2024年08月03日 16:39撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 16:39
いや、これを降りるのは無理だろ…
ということで、ゲレンデを降ることに。
2024年08月03日 16:41撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 16:41
ということで、ゲレンデを降ることに。
草生え散らかしていますが、未整備の登山道に比べるとマシです。
2024年08月03日 16:43撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 16:43
草生え散らかしていますが、未整備の登山道に比べるとマシです。
2024年08月03日 17:20撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 17:20
終盤になって、ようやく歩きやすい登山道になっていました。
2024年08月03日 17:22撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 17:22
終盤になって、ようやく歩きやすい登山道になっていました。
そして、なんとか下山。
2024年08月03日 17:33撮影 by  Pixel 8a, Google
8/3 17:33
そして、なんとか下山。
途中小走りになりながら、どうにか米沢駅に移動できる終電にギリギリ間に合いました。
残念ながら、スケジュールの関係で磐梯熱海温泉は諦めざるを得ませんでした。
2024年08月03日 18:38撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/3 18:38
途中小走りになりながら、どうにか米沢駅に移動できる終電にギリギリ間に合いました。
残念ながら、スケジュールの関係で磐梯熱海温泉は諦めざるを得ませんでした。
撮影機器:

感想

夏の18きっぷ1回目。

実に半年以上も登山からは離れていましたが、そろそろ復帰に向けたリハビリでもしておこうと思い、比較的アプローチしやすい磐梯山に登ってみました。

登山をしていなかった間にも筋トレとボルダリングをしていたので、体力的にはまったく問題がないと思い込んでいたのですが…

【コース状況】
■バスセンターBS〜リフト終着点
・登山口である猪苗代スキー場には、夏季はバスがないため、最寄りバス停であるバスセンターBSまでバスで移動します。
・そこから徒歩でスキー場まで移動。
・移動途中やスキー場には随時トイレがあります。なお磐梯山にはトイレがありません(携帯トイレブースはあります)。
・今回はリフトを使わずに自力で登りましたが、尋常ではない暑さと直射日光と傾斜のため、熱中症になりかけました。
・幸い、ハイドレーションで水を2リットルを担いでいたので、なんとかなりました。ただし、あまにり大量の汗をかいたせいか、序盤から右足のふくらはぎが攣りかけたため、ひたすら塩熱サプリを貪っていました。
・景観が開けているため、風が吹いてくると期待したのですが、まったく風が吹かず、ただ直射日光を浴びているだけでした。
・よく考えてみれば、リフトがあるということは、風が吹かない立地なのでしょう。

■リフト終着点〜磐梯山山頂
・リフトの終着点からは、通常の登山道となります。
・まず若干傾斜がキツい登りがありますが、赤埴山への分岐を過ぎる頃には、かなり傾斜が緩みます。
・ほぼ水平の沼の平を軽快に抜けた後は、三合目分岐まで傾斜がキツくなります。
・三合目分岐からは、裏磐梯方面の景観が開けてきます。また、傾斜も再び緩みます。
・途中の水場で給水。右足の攣りが収まらないため、粉ポカリを解禁したところ、なんとか症状が収まりました。
・水場からやや急傾斜の露岩帯を登りつめると、磐梯山山頂です。
・なぜか山頂には山頂標識がありません。

■磐梯山山頂〜翁島駅
・山頂は360度景観が開けています。ひとしきり撮影後、翁島駅に向けて下山します。
・この翁島コース全体が、今回の核心部といえます。
・どういうわけか、かなり標高を下げても高木がほとんど生えておらず、直射日光と露岩が延々と続きます。
・踏み跡こそ明瞭ですが、整備らしい整備がまったくされておらず、傾斜もそこそこキツいため、標高も稼げなければ、スピードも出ず、ストレスと焦りばかりが募ります。
・低木帯に入っても、相変わらず土の割合が少なく、露岩が非常に多いです。
・ほうほうの体でスキー場まで降りたあとは、草生え散らかしているゲレンデで半ば藪漕ぎに近い状態で降りていきます。
・スキー場からは、終電に間に合わせるため、翁島駅まで若干走り、なんとかギリギリ間に合いました。

【まとめ】
・夏にリフトの下は歩くものではない、と身をもって知るハメになりました。リフトがあるということは、なるべく風が吹かない立地であり、両サイドが樹林帯であることあいまって、当然風は吹かず、しかもゲレンデには木が生えていないため、直射日光をもろに浴びることとなりました(とはいえ、翌々日には同じ過ちを繰り返すのですが…)。
・登りもキツかったのですが、それ以上にキツかったのが、降りのルートである翁島コース。それほど標高が高くなく、風もほとんど吹いていないにもかかわらず、高木がほとんど生えておらず、2,000m級以上の山にありがちな露岩帯がひたすら続きます。夕方なので暑さはそれほどではないものの、終盤まで続く露岩帯には閉口しました。後で調べた結果、この翁島コースの斜面は、どうやら過去に噴火した際の山体崩壊で発生した岩石流の名残のようでした。
・当初はもっと遅い時間から登る予定でしたが、その場合は間違いなくビバークするハメになっていたと思います。
・公共交通機関派にとっては、磐梯山は非常に厳しい印象ですが、登り・降りともに猪苗代スキー場のリフトを活用すると、比較的手軽に登れると思います。
・どちらかといれば、裏磐梯からの登山道がメジャールートのようで、百名山といえども、マイナールート(特に翁島コース)は中々ツラいものがあります。
・時間に余裕があれば磐梯熱海温泉に寄る予定でしたが、この日は翌日の西吾妻山に向けて米沢駅まで移動する必要があったため、泣く泣くスルー。
・フリーウェイトやマシンでのスクワットで筋トレをしていたため、足の筋肉は特に問題なく動いていましたが、デッドリフトで肩周りも鍛えていたにもかかわらず、ザックを支える肩周りの筋肉が完全に衰えていたのは、軽くショックを受けました(まあ寝酒や使わないストック等で1kg以上余分に重かったのもあるのですが…)。

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