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Yamareco

記録ID: 7094416
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

赤牛岳日帰りチャレンジ!(新穂高ピストン)

2024年08月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
19:55
距離
58.6km
登り
4,270m
下り
4,274m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
17:31
休憩
2:20
合計
19:51
0:36
12
0:48
7
0:55
9
1:04
16
1:20
25
1:45
1:46
8
1:54
10
2:04
20
2:24
2:25
23
2:48
8
2:56
25
3:21
3:28
8
3:36
10
4:05
6
4:11
4:22
13
5:30
5:31
20
5:51
5:54
46
6:40
6:51
17
7:08
8
7:16
7:18
23
7:41
7:55
32
8:27
8:37
4
8:41
8:44
26
9:10
38
9:48
25
10:13
10:39
23
11:02
45
11:47
11:48
33
12:21
12:23
9
12:32
12:33
25
12:58
22
13:20
12
13:32
24
13:56
14:04
38
14:42
32
15:14
15:15
51
16:14
16:22
3
16:25
24
16:58
8
17:06
17:11
38
17:49
1
17:50
19
18:09
11
18:20
18:22
10
18:32
7
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18:45
20
19:05
13
19:18
19:20
6
19:26
5
19:31
6
19:37
8
復路、わさび平小屋からは走っています。
天候 快晴!
午後から曇り時々晴れ。
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高無料駐車場に駐車しました。
夕方19時頃の到着で最上段に幾らか空きあり。
全体で6〜7割程度の駐車台数でした。
 
コース状況/
危険箇所等
特別危険を感じるような箇所はありません。
全体に整備された登山道です。
その他周辺情報 下山後に、最寄りのひがくの湯(日帰り入浴900円)で入浴しました。
夜21時までの営業だそうです。
 
新穂高をナイトハイクスタート。
新穂高をナイトハイクスタート。
花見平。
夜闇にも鮮やかなシナノキンバイ。
1
花見平。
夜闇にも鮮やかなシナノキンバイ。
AM4時。
双六小屋前のテント場では明かりが灯ります。
AM4時。
双六小屋前のテント場では明かりが灯ります。
間もなく夜明け。
1
間もなく夜明け。
コバイケイソウ咲く三俣への巻き道。
1
コバイケイソウ咲く三俣への巻き道。
稜線のモルゲンロート。
間もなく日の出です。
1
稜線のモルゲンロート。
間もなく日の出です。
あたりはクルマユリが満開。
2
あたりはクルマユリが満開。
そして日の出。
左に鷲羽岳と、
2
そして日の出。
左に鷲羽岳と、
右には槍ヶ岳。
あたりを金色に照らします。
2
あたりを金色に照らします。
快晴の空と槍ヶ岳。
展望はバッチリです。
快晴の空と槍ヶ岳。
展望はバッチリです。
三俣蓮華岳へと続く緩やかな登り斜面。
三俣蓮華岳へと続く緩やかな登り斜面。
朝陽を浴びチングルマ果穂がキラキラ輝きます。
朝陽を浴びチングルマ果穂がキラキラ輝きます。
三俣峠。ここから三俣山荘までは下り道。
三俣峠。ここから三俣山荘までは下り道。
三俣峠から槍ヶ岳。
三俣峠から槍ヶ岳。
コバイケイソウと鷲羽岳。
コバイケイソウと鷲羽岳。
同、三俣蓮華岳。
同、三俣蓮華岳。
槍ヶ岳とチングルマ。
1
槍ヶ岳とチングルマ。
三俣山荘へ。
鷲羽岳への長い登り。
2
鷲羽岳への長い登り。
斜面にはシナノオトギリ。
斜面にはシナノオトギリ。
伊藤新道との分岐。
伊藤新道との分岐。
暫く登って遥か下の三俣山荘を望む。
暫く登って遥か下の三俣山荘を望む。
水晶岳と左奥には薬師岳。
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水晶岳と左奥には薬師岳。
鷲羽池と槍ヶ岳、穂高連峰。
鷲羽池と槍ヶ岳、穂高連峰。
表銀座縦走路奥には富士山。
表銀座縦走路奥には富士山。
大天井岳〜常念岳と奥には八ヶ岳。
1
大天井岳〜常念岳と奥には八ヶ岳。
鷲羽岳山頂へ。小休止。
鷲羽岳山頂へ。小休止。
左に薬師岳と右にはこれから歩く水晶岳。
左に薬師岳と右にはこれから歩く水晶岳。
黒部五郎岳と北ノ俣岳。
黒部五郎岳と北ノ俣岳。
絶景広がる。
少し下り、ワリモ岳へ登り返し。
少し下り、ワリモ岳へ登り返し。
鷲羽岳を振り返る。
鷲羽岳を振り返る。
ワリモ北分岐からは雄大な水晶岳。
ワリモ北分岐からは雄大な水晶岳。
振り返り、鷲羽岳へと伸びる稜線。
振り返り、鷲羽岳へと伸びる稜線。
あたりはミヤマコゴメグサがたくさん。
あたりはミヤマコゴメグサがたくさん。
お気に入りの構図。
ここを初めて歩いた時のことを思い出します。
3
お気に入りの構図。
ここを初めて歩いた時のことを思い出します。
水晶小屋への登り斜面にはミヤマウイキョウが咲きます。
水晶小屋への登り斜面にはミヤマウイキョウが咲きます。
水晶小屋へ。
快晴につき絶賛布団干し中。
水晶小屋へ。
快晴につき絶賛布団干し中。
これから歩く水晶岳〜赤牛岳への稜線。
2
これから歩く水晶岳〜赤牛岳への稜線。
奥には立山、剱岳。白馬三山も。
奥には立山、剱岳。白馬三山も。
水晶小屋付近はお花畑。
シコタンソウが満開。
1
水晶小屋付近はお花畑。
シコタンソウが満開。
イワオウギ。
チシマギキョウ。
1
チシマギキョウ。
槍ヶ岳とオンタデ。
槍ヶ岳とオンタデ。
同、イブキジャコウソウ。
同、イブキジャコウソウ。
ミヤマコゴメグサとチシマギキョウ。
1
ミヤマコゴメグサとチシマギキョウ。
ウサギギク。
左手には黒部五郎岳と雲ノ平。
左手には黒部五郎岳と雲ノ平。
鷲羽岳〜黒部五郎岳。奥には笠ヶ岳。
鷲羽岳〜黒部五郎岳。奥には笠ヶ岳。
水晶岳へ。
北アの奥深さを感じる景色。
1
北アの奥深さを感じる景色。
ミヤマリンドウ。
ミヤマリンドウ。
タカネシオガマ。
タカネシオガマ。
雪渓残る水晶岳の急峻な斜面。
雪渓残る水晶岳の急峻な斜面。
水晶岳山頂へ。
手前から北峰、赤牛岳、薬師岳、立山・剱岳。
水晶岳山頂へ。
手前から北峰、赤牛岳、薬師岳、立山・剱岳。
赤牛岳へと伸びる長い長い稜線。
1
赤牛岳へと伸びる長い長い稜線。
反対側も絶景!
少しアップで。鷲羽岳と槍ヶ岳。
少しアップで。鷲羽岳と槍ヶ岳。
水晶岳山頂。
ここはまだまだ通過点。
水晶岳山頂。
ここはまだまだ通過点。
黒部五郎岳、アップで。
黒部五郎岳、アップで。
笠ヶ岳と左は焼岳、乗鞍岳、御嶽山。
1
笠ヶ岳と左は焼岳、乗鞍岳、御嶽山。
常念岳の右奥には雲上の富士山。右は南ア。
常念岳の右奥には雲上の富士山。右は南ア。
天気は申し分無し。
予定通り赤牛岳を目指します。
1
天気は申し分無し。
予定通り赤牛岳を目指します。
後立山連峰。
黒部湖と鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山。
後立山連峰。
黒部湖と鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山。
水晶岳北峰へ。
標高は南峰より低いですが、三角点はこちら。
水晶岳北峰へ。
標高は南峰より低いですが、三角点はこちら。
北峰から赤牛岳。
北峰から赤牛岳。
北峰から南峰。
窪地には雪渓が残ります。
窪地には雪渓が残ります。
所々にお花畑。
ハクサンフウロ。
所々にお花畑。
ハクサンフウロ。
ミヤマアキノキリンソウとウメバチソウ。
ミヤマアキノキリンソウとウメバチソウ。
水晶岳とハクサンイチゲ。
水晶岳とハクサンイチゲ。
水晶岳を振り返る。
帰りは長い登り返し。。
水晶岳を振り返る。
帰りは長い登り返し。。
温泉沢ノ頭から正面に薬師岳。
1
温泉沢ノ頭から正面に薬師岳。
なかなか景色が変わらず、一向に近づいたように感じない稜線。
1
なかなか景色が変わらず、一向に近づいたように感じない稜線。
途中、小刻みにアップダウンを繰り返します。
途中、小刻みにアップダウンを繰り返します。
雪解け遅い斜面ではアオノツガザクラ。
雪解け遅い斜面ではアオノツガザクラ。
青空にチングルマ。
2
青空にチングルマ。
ここまで来るとだいぶ赤牛岳が近づいたように感じます。
1
ここまで来るとだいぶ赤牛岳が近づいたように感じます。
もうあと一息。
長い長い稜線、水晶岳を振り返ります。
1
長い長い稜線、水晶岳を振り返ります。
そして赤牛岳山頂!
4
そして赤牛岳山頂!
山頂からは北ア北部を一望。
1
山頂からは北ア北部を一望。
稜線上に少し雲が掛かり始めました。
稜線上に少し雲が掛かり始めました。
立山の奥の剱岳はピークのみ顔を出します。
立山の奥の剱岳はピークのみ顔を出します。
薬師岳が近いです。
1
薬師岳が近いです。
山頂でご一緒した方に撮って頂きました。
5
山頂でご一緒した方に撮って頂きました。
定番、鉄板ネタ。
チャージして復路へ。
2
定番、鉄板ネタ。
チャージして復路へ。
まだまだ天気は持ちそうです。
まだまだ天気は持ちそうです。
いざ、遥か遠い水晶岳へ。
いざ、遥か遠い水晶岳へ。
鞍部へ下り振り返る。
鞍部へ下り振り返る。
登り返し赤牛岳を振り返る。
1
登り返し赤牛岳を振り返る。
薬師岳と夏空。
水晶岳への高い壁が立ち憚ります。
水晶岳への高い壁が立ち憚ります。
バテバテで休憩がてら花を。
タカネツメクサ。
バテバテで休憩がてら花を。
タカネツメクサ。
やっとこさ登り切って再び水晶岳山頂。
1
やっとこさ登り切って再び水晶岳山頂。
赤牛岳から稜線を戻ってきました。
赤牛岳から稜線を戻ってきました。
水晶小屋へ戻ってくる頃には再び青空に。
1
水晶小屋へ戻ってくる頃には再び青空に。
ミヤマミミナグサ。
ミヤマミミナグサ。
再びワリモ北分岐から水晶岳。
再びワリモ北分岐から水晶岳。
同、祖父岳。
雲が格好良かったので。
同、祖父岳。
雲が格好良かったので。
ワリモ岳への登り返し。
1
ワリモ岳への登り返し。
さらに登り、鷲羽岳山頂。
時間的に山頂は貸切〜。
さらに登り、鷲羽岳山頂。
時間的に山頂は貸切〜。
山頂では一瞬だけ槍の穂先が姿を見せてくれました。
山頂では一瞬だけ槍の穂先が姿を見せてくれました。
三俣山荘へと下る。
このあたりはサクサク。
三俣山荘へと下る。
このあたりはサクサク。
夏空広がる三俣山荘と鷲羽岳。
水場で水分補給し、覚悟を決めて三俣峠への登り返しへ。
2
夏空広がる三俣山荘と鷲羽岳。
水場で水分補給し、覚悟を決めて三俣峠への登り返しへ。
行きに撮らなかったモミジカラマツ。
行きに撮らなかったモミジカラマツ。
三俣山荘と鷲羽岳。
三俣山荘と鷲羽岳。
あたりはエゾシオガマ。
あたりはエゾシオガマ。
夏雲湧き上がる。
夏雲湧き上がる。
巻き道へ。
ヨツバシオガマ。
1
巻き道へ。
ヨツバシオガマ。
歩き始めて16時間が経過。
緩やかな登り返しが足に堪えます。
1
歩き始めて16時間が経過。
緩やかな登り返しが足に堪えます。
双六小屋と大賑わいのテン場を後にします。
双六小屋と大賑わいのテン場を後にします。
稜線はお花畑。
黄色鮮やかなオタカラコウ。
稜線はお花畑。
黄色鮮やかなオタカラコウ。
ミソガワソウ。
オニシモツケ。
ヨツバシオガマとエゾシオガマ。
ヨツバシオガマとエゾシオガマ。
あたりは霧に包まれ、夕陽が差します。
これは!と思ったらブロッケンが出ていました。
1
あたりは霧に包まれ、夕陽が差します。
これは!と思ったらブロッケンが出ていました。
マルバダケブキとトリカブト。
マルバダケブキとトリカブト。
テガタチドリとミヤマコウゾリナ。
テガタチドリとミヤマコウゾリナ。
ミヤマダイモンジソウ。
ミヤマダイモンジソウ。
花見平と双六岳。
花見平と双六岳。
花見平ではシナノキンバイとハクサンイチゲの共演。
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花見平ではシナノキンバイとハクサンイチゲの共演。
斜面にはニッコウキスゲが咲きます。
斜面にはニッコウキスゲが咲きます。
シモツケソウ。
タカネグンナイフウロ。
タカネグンナイフウロ。
鏡平山荘へ。
この時間でもかき氷提供できるとのことだったので、迷わず注文。
帰りがけに食べてクールダウンするのが恒例になりつつあります。
1
この時間でもかき氷提供できるとのことだったので、迷わず注文。
帰りがけに食べてクールダウンするのが恒例になりつつあります。
夕方の小池新道を急ぎ足で下る。
夕方の小池新道を急ぎ足で下る。
秩父沢を通過。
見上げれば槍ヶ岳が夕陽で赤く染まっていました。
見上げれば槍ヶ岳が夕陽で赤く染まっていました。
時刻は19時過ぎ。
何とか明るいうちに林道へ降りてこれました。
1
時刻は19時過ぎ。
何とか明るいうちに林道へ降りてこれました。
林道はヘッデン付けてラン。
長い一日を終え、達成感に包まれました。
1
林道はヘッデン付けてラン。
長い一日を終え、達成感に包まれました。

感想

8/3土曜日はかねてより温めていた計画、日帰りで新穂高から赤牛岳へ。
水晶岳まではこれまで2度日帰りしていますが、さらに赤牛岳の往復を加えるとCTでプラス6時間強。
水晶岳山頂からはよく見える赤牛岳ですが、行程は長く見た目以上に遠いお山です。
また、赤牛岳日帰りはヤマレコやYAMAPの過去の記録では8月より9月が多い模様。
8月の日の長さを取るか、9月の涼しさを取るか。
家族が私を残して夏休み実家帰省中のこのタイミング。
時間無制限で挑戦できる今回、暑さ覚悟で挑戦することにしました。

新穂高無料駐車場で仮眠し、23時半起床。
パン1個かじって準備していつも通り0時出発。
左俣の未舗装路の林道は年々凹凸が減り足に優しくなっている気がします。
前年同様、鏡平をAM3時に通過、双六小屋で水分補給し巻き道へ。
前年は8月下旬だったので日の出が三俣峠手前あたりだったのですが、今回は沢越えて登り返したあたりで日の出。
雲一つない快晴の天候の下、稜線上の間から日の出を望み、歩を進めます。
三俣山荘より先は水場が無いため、ここでしっかり給水。
鷲羽岳への長い登り斜面は朝方だと日かげで涼しく、一気に登ります。
鷲羽岳山頂は6時半頃到着。これは前回とほぼ同じ時刻でした。
既に強日射でジリジリと暑さを感じる稜線を進み水晶岳へ。
稜線は相変わらず雲一つない快晴。
初めて鷲羽、水晶を歩いたのはかれこれ10年以上前。
あれから10数回は歩きに来ていますが、初めて歩いた時の感動は未だ忘れ得ません。
今回も快晴の空の下、広く長く伸びる稜線に景色に目に焼き付けました。
水晶岳山頂からはこれから目指す赤牛岳。
天候次第ではここで折り返すことも想定していましたが、崩れる気配は無し。
覚悟を決めて稜線の先へ。
温泉沢ノ頭から先は今回初めて歩くルート。
水晶岳からではあまり感じませんでしたが、ここから結構な下り。
当然復路は長い登り返し。
下り切ってからは小刻みなアップダウンを繰り返し、確実に進んでいるはずですが、赤牛岳山頂はなかなか近づきません。
暑さ増し増しの中、一向に変わらない山頂の景色に体力も気力も消耗します。
ようやく山頂まで登り切り、耐え切れずに長休憩。
山頂でご一緒した裏銀座から縦走されている方と暫く話し、記念に写真撮ってもらいました。
復路は途中までは順調、登り返しに入ってからはバテバテ。
水晶岳への高い壁が立ち憚り、すっかりペースダウン。
暑さで息も絶え絶えに水晶岳山頂へ戻りました。
ワリモ北分岐から先は黒部源流へ下るか、鷲羽岳へ登り返すか悩むところ。
今回は日差し強くとにかく暑いこと、風が弱いこと、天気が崩れる心配が低いことから鷲羽岳経由で三俣山荘へ。
このあたりからは雲が広がり、時折日差しが遮られ幾分コンディションが良くなります。
だがしかし、何故登りになると晴れてくるのか。
下りは曇りなのに登りになると晴れてくる〜を繰り返し、消耗に消耗を重ね三俣山荘に着く頃には、往路で満タン給水した水(約1.5L)は全て空っぽに。
三俣山荘の水場は非常に重要ポイントです。
給水した水にアミノバイタルの粉末を加え、消耗戦も後半へ。
後半の大きな山場、三俣峠への長い登り返し。
日は幾分傾くも、日差しの強さは相も変わらず。
いつもならそこまでしんどさを感じない登りも、今回は格別バッテバテ状態で休み休み登り切りました。
週末大賑わいの双六小屋で小休止後、稜線上へこの日最後の登り返し。
夕方になっても時折強い日差し攻撃を受けますが、あたりは霧が立ち込め久々に見るブロッケン現象。
この時間まで歩いていると良いことありますね。
過去に、朝方ブロッケン現象を見たことのある場所とすぐ近くのポイントでした。
鏡平まではサクサク下り、鏡平小屋で夕食後寛ぎタイムの宿泊客に紛れ休憩。
何と、夕方でもまだかき氷提供できるとのことで、迷わず注文!
少し時間がかかるとのことでしたが、休みたい身としては大歓迎。
終盤の下りに向け、しっかり休憩&クールダウンできました。
熊の踊り場周辺では直近で熊目撃情報あるとのことで、注意しながら通過。
あとは小池新道の下りなので、出来る限り急ぎ足で。
ここからは日没と時間との勝負。
足の疲労もピークに達する中、何とかヘッデンの要らない時間に林道まで降りてきました。
わさび平小屋まではそのまま歩き、ストックをしまいヘッデンを装着し、最後のラン。
歩く前から行動時間20時間は切りたいな〜とか漠然と思ってたので疲れた体に鞭打って林道区間で時間調整しました。
新穂高に着いた時は何とも言えない達成感。
11年前に初めて水晶岳日帰りした時に覚えた感覚が蘇ったかのよう。
急ぎひがくの湯で入浴し、心地良い疲労感に包まれながら帰宅しました。

歩いたあとはもっとダメージ残るかな、と思っていましたが、足の痛みも筋肉痛もさほどでもなく。
初めての水晶岳日帰り後はボロボロだったことを思い返せば、日頃から歩いたり走ったりしてる影響も大きいのかなと。
とは言え、このコースをサクッと走り切るトレランの方々は本当に変た…もとい尊敬です。
長い距離を安定して歩けるように、今後も体力維持・向上させていきたいと改めて思ったところです。
あれだけしんどかった暑さも喉元過ぎれば何とやら。
振り返ってみれば、天候に恵まれた一日、長時間を無事に歩き切ることができ、大満足な内容でした。
(おしまい)
 

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