お手軽2500m峰は絶好の眺望(十石山ピストン)
- GPS
- 05:34
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,077m
- 下り
- 1,073m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
森林限界(実際にはそれより上でも木は生えているのですが)まではずっと樹林帯。踏み跡は明瞭で、笹が目立ちます。笹は刈って頂いているようです。マーキングはほとんどなく、標識もぱらぱらですが、ほとんど分岐もないので迷うことはないでしょう。平均斜度は20%くらいなんでしょうが、そんなにきつい印象は受けませんでした。中盤(湯沢ノ平前後)は平坦箇所があります。ガレ場、ザレ場はほとんどありませんが、土は粘土質で滑りやすいです(私も気をつけていたはずなのに2回ほどスリップしました)。森林限界を超えると、ちょっとだけアルプスっぽい雰囲気で、花がたくさん咲いています。眺望は樹林帯の中ではほとんど期待できません。頂上が近づくと東方向が見えます(今日は雲が多かった)。避難小屋まで登ると北方向が見えます。西方向(乗鞍)は、頂上を過ぎて西まで行かないと見えません(山頂は眺望ゼロです)。この、頂上を越えた箇所も笹で覆われていますが、刈られていないので足元が見えづらいです。朝だったので笹が湿っていて下半身がかなり濡れました。また、一番だったため、かなり蜘蛛の巣を食らいました。 |
写真
感想
ぎりぎりまで行き先は決まらず、本当は一旦別の山に決まりかけたのですが、前夜の予報で十石山の方が雲が少ないと感じたため、直前で行き先変更。予想より早く、4時頃に白骨温泉に着きました。なぜか駐車場はほぼ満車。まだ暗かったのでしばらく仮眠して、「まさか登山口至近の駐車スペースが埋まってたりして」とか思いつつ移動すると、一番乗りでした。
今回は、標高高い所に行って身体を慣らすのと、涼しい所に行くのが目的で、山頂標高もさることながら、登山口標高が高いのも選択理由。10km、獲得標高1100で2500m峰に登れるのは結構お得ですよね。どなたかのレポートに、「等高線で予想されるほど急ではない」と書かれていたように、中盤まではあまり消耗しない道でした。ただ、2300mを過ぎて森林限界を超えるあたりから明らかにペースが落ちてしまい、高い所の問題点が露呈。
しかし、頂上からさらに少し西に進むと、笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰、焼岳などが目の当たりに見え、それから乗鞍が本当に目の前に見えます(バスが動いているのが見えたくらい)。残念ながら中央アルプス・南アルプスは雲に覆われていましたが、雲海見えたからよしとします。
頂上までは、避難小屋に泊まっておられた男性にお会いしたくらいでしたが、下山中は10人くらいとすれ違いました。特に年配の男性が「駐車スペースの少し上の道に熊の糞が落ちていた」とおっしゃるので、熊鈴だけでなく、ポールを何度も打ち合わせながら降りました(実は登りでも同じことをやってたのですが)。一方、気温はスタート時で24℃くらいで、頂上は風もあって寒いくらいでしたが、下山中はかなり暑かったです。下山後は白骨温泉に入って帰還。途中で「天空のヒマワリ園」の案内があったので立ち寄りました。
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