【ソロ沢泊】小室川谷
- GPS
- 15:25
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,832m
- 下り
- 1,836m
コースタイム
天候 | 晴れ、下山時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
■計画
今週は登山界を震撼させる事故があり、メンタル的にモチベーションが上がらず行こうかどうかも迷っていたが、直前でなんとか気持ちを整理してソロで泊まりの沢へ。近場かつ最近いったところと被らないエリアでフィルターして小室川谷となった。
■アクセス
三条新橋先のゲート前駐車スペースを利用。ゆっくりめのスタートだったので混んでるかも?と思ったが先客は3台でまだ余裕があった。
■アプローチ
林道を進み、看板のあるところから登山道に入る。ここは一般登山道としては通行止め。トポは泉水谷を渡渉してから少し巻いて小室川に降りているような表記だったが、巻きは悪そうだったので泉水谷を少し下降して出合まで。
■小室川遡行(day1)
水量多く序盤はゴーロ帯の小滝でもけっこう遊べる。3m以上の滝は釜を持っていることが多く安心して直登できる。序盤の7m滝が今回の登攀ハイライト。石門の滝は滝の右壁をフィックスロープを使って登った。
■幕営
中ノ沢の先のやや開けた地点で幕営。焚き火跡多数あり。河岸にあまり立ち木がないのでロープは長めに張ってそこにタープを張った。
雨は降らない前提で、タープは風よけのためほぼ縦に張った。虫はさほど多くなかったが、今回は蚊帳を持ってきていたので蚊帳で寝た。軽いしタープを張るなら吊るす場所には困らないし、まあアリかな。
夜はEscape Solだけでは寒く、薄手のダウンがあったら良かった。
■小室川遡行(day2)
朝イチから水に浸かって寒いかと思ったが、このあたりは水温が暖かく問題なし。雨乞いの滝は左から、2連続の幅広の滝の2段目9mは右から巻き。
滝が終わってガレ場に出て、終盤かなーと思ったらまだ高さにして500m以上ある!このあたりはだいぶダレる。
終盤にまた滝が出てきて、水量は少ないが水はかなり冷たく気持ち良い。
詰めは苔の生えた森で踏み跡はないがどこでも歩けるので適当に直登して稜線へ。
■下山
大菩薩嶺までは多くの人で賑わっていた。そこから丸山峠方面に行く人は殆どいなかった。
山頂から下りだすと間もなく雨が振り始め、すぐに本降りとなった。丸山峠から先は沢沿いなので、増水した沢の怖さを知ることができた。
道は終始歩きやすいが、長い。
■まとめ
登攀あり、泳ぎあり、終盤は体力勝負の要素もあり、ビバークして焚き火もありといりいろ詰まっていて、直前に決めたとは思えないくらい、求めていた沢そのものだった。
ゴルジュが多く巻きやエスケープもそこそこ難しそうなので、水量やパーティーの技量によって遡行時間はだいぶ変わりそう。グレーディングは今まで行った2級の沢に比べてだいぶ辛いと思う。
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