白山大外廻り2024

2024年08月03日(土) ~ 2024年08月04日(日)

• GPS: 18:42
• 距離: 27.7km
• 登り: 2,684m
• 下り: 2,683m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:34
• 休憩: 1:31
• 合計: 11:05

距離 15.7km 登り 2,133m 下り 890m

6:18 市ノ瀬ビジターセンター
7:23 7:36 釈迦岳登山口
8:30 8:39 水飲場（釈迦新道）
10:09 10:50 釈迦岳前峰
10:59 11:07 白山釈迦岳
14:17 14:18 七倉の辻
14:30 御手水鉢
15:15 15:27 大汝峰
16:19 16:22 白山室堂
16:38 16:39 トンビ岩
17:16 17:19 南竜山荘
17:23 南竜野営場

2日目

• 山行: 6:17
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:36

距離 12.0km 登り 551m 下り 1,793m

5:43 南竜野営場
6:39 6:43 油坂ノ頭
7:59 8:00 御舎利山
8:16 8:58 別山
9:09 御舎利山
10:13 10:27 チブリ尾根避難小屋
11:45 12:02 水飲場（別山市ノ瀬道）
12:55 12:56 猿壁登山口
13:19 市ノ瀬

釈迦新道、別山縦走路、共に、花の山として名を馳せる白山の中でも群を抜く花の道。そのふたつをつなげて巡れば、白山の雄大さも身を持って知ることもできる（かもしれない）素晴らしいコース。ついでにハイシーズンの白山の混雑からも逃れたい人にもお勧め。もちろん健脚向き。
長らく釈迦岳登山口への道が閉ざされていたこともあって、実に9年ぶり、9年前と同じルートを辿ってみる。

天候

晴、曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/3 6:23

ハイシーズンの白山
別当出合へのシャトルバスの乗客で混み合う市ノ瀬

8/3 6:35

長らく閉ざされていた釈迦新道。
この日が来るのを待っとった

8/3 7:19

工事用林道を延々辿る。
谷向いに釈迦岳（らしき）を望む

8/3 7:23

この辺りが崩落していたらしい。
道はしっかり治っていた。

8/3 7:31

市ノ瀬から1時間、釈迦新道登山口に到着‥

8/3 8:39

登山開始1時間ほどの水場
雲がちな天気だけどそれでも蒸し暑い。

8/3 10:15

釈迦岳前峰到着
唐突に景色が開ける

8/3 10:15

ホシガラスのお出迎え

8/3 11:05

釈迦岳山頂より白山は雲の中

8/3 11:05

山頂より市ノ瀬方面

8/3 11:12

シモツケソウがちらほら

8/3 11:13

ミヤマホツツジ

8/3 11:20

タテヤマウツボグサ

8/3 11:24

釈迦岳を越えてそこから続く長い道程。
白山の懐の大きさを思い知る。

8/3 11:40

ふたつめの水場
天の采配かと思えるくらいちょうどいい所にある

8/3 11:54

シナノオトギリ

8/3 12:00

ハクサンシャジン

8/3 12:10

谷間にふと開けた空間が花園だったりする

8/3 12:15

ベニヒカゲがたくさん舞ってた

8/3 12:59

クガイソウの群落

8/3 13:31

ゴゼンタチバナ
もうほとんど終わってたけど唯一まともだった一輪

8/3 13:36

シャクナゲもここだけ咲いてた

8/3 14:00

ほーほーのていで七倉の辻。
とりあえずここまでくればひと安心

8/3 14:13

3年目のROVA
今シーズン終わったら張り替えたるよ

8/3 14:27

シナノキンバイ、コバイケイソウ、ダイモンジソウ、チングルマなど、
白山園圏に入るとメジャーな花たちが現れる

8/3 14:27

ハクサンイチゲ

8/3 14:29

シナノキンバイ

8/3 14:36

御手水鉢

8/3 14:52

大汝峰へ

8/3 15:26

大汝峰Summit
今回の頂上とする

8/3 16:09

16時室堂到着
いちおう目標到着時間（ギリギリ）

8/3 16:53

トンビ岩コースのチングルマ

8/3 17:24

そして南竜野営場
本日の停泊地

8/3 18:28

この一杯で沈没

8/4 5:41

気がつくと朝、
しかもこの上ない特上の朝！

8/4 5:46

野営場下の湿原のイワイチョウ

8/4 5:48

アディオス白山
別山経由で帰ります

8/4 6:00

赤谷のヨツバシオガマ軍団

8/4 6:03

イブキトラノオ軍団

8/4 6:43

油坂の頭より男前の別山

8/4 6:44

うーん、こんな青い白山とこんな青い空はなかなかないかも

8/4 6:44

乗鞍、北アも好天気

8/4 6:50

フウロ、シモツケソウ、カライトソウ、アザミ、
尾根の紫軍団

8/4 7:13

この道はお手軽に縦走気分を味わえて好きなのだ

8/4 7:18

昨日歩いた釈迦岳

8/4 7:32

こんな日のニッコウキスゲは元気がいい

8/4 7:48

伸びやかな景色が続く

8/4 7:56

ウメバチソウ

8/4 8:02

エゾシオガマ

8/4 8:17

別山Summit !

8/4 9:15

30分ほど昼寝してたらすっかり雲に囲まれてしまった。
あとはここから一気に市ノ瀬まで下りるだけ

8/4 12:24

巨木と巨石の足元から湧く水流
数ある流水を汲んで飲んでみたら、これが一番冷たくて美味しかった。

8/4 14:30

下山後、驟雨の市ノ瀬でしばし午睡に耽る
（おうちに帰りたくない症候群‥‥）

撮影機器：

GXR A12 RICOH

装備

個人装備

Tシャツ ロングTシャツ（アンダー） ズボン 靴下 アンダーソックス グローブ 雨具 靴 帽子 ザック 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図 ヘッドランプ ランタン ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 時計 サングラス タオル ナイフ 筆記用具 スケッチブック iPhoneSE カメラ 三脚 予備バッテリー モバイルバッテリー

感想

ooinuno

この道を歩く目的は花、であれば、その最盛期は7月だけど、今年はずっと天気が優れず、空を睨んでいるうちに8月になってしまった。それでも、花の多さ、種類の豊かさはじゅうぶんで、長い長い道の途上至る所で疲れた足を癒してくれる。癒されてばかりでまた足が進まない。雄大な風景の展開もめざましく、長丁場をつい駆け足で駆け抜けてしまうのはもったいない、と言うか、駆け抜ける足ではもうないので、時間をかけてじっくり歩いてみれば、意外と穏やかで歩きやすい道だと気づく。急登も荒廃もない。草刈りもちゃんとされている。ただ、長い、というだけ。この間には天の采配かと思うような、ちょうど良い配分で2箇所の水汲み場もある。でも盛夏には枯れてしまうだろうから、やはりこの道は花のある時に歩くべきと思う。
目的の花もあったのだが、今回は会えずに終わった。また時期を選んで来てみようと思う。9年ぶりの山は記憶のままの姿だった。この先も変わらないでいるに違いない。