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Yamareco

記録ID: 71275
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南ア北部 黒戸尾根〜甲斐駒ヶ岳〜早川尾根〜地蔵岳〜ドンドコ沢

2010年07月17日(土) ~ 2010年07月19日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
52:53
距離
30.1km
登り
4,133m
下り
3,778m

コースタイム

7/17(土)
 駒ヶ岳登山口08:20→笹ノ平分岐点10:40→(昼食)→刀利天狗13:35→14:25五合目14:50→15:35不動岩15:40→16:08七丈小屋(幕営;テン場はゲキ混み)

7/18(日)
 テン場05:10→06:00八合目06:10→07:12駒ヶ岳神社本社→07:18甲斐駒ヶ岳山頂08:00→(何度も団体登山者とのすれ違い待ちあり)→09:04駒津峰
  駒津峰09:14→10:09仙水峠(昼食)10:30→12:10栗沢山12:25→(子連れ家族を心配し,アサヨ峰手前で20分ほど様子見)→13:41アサヨ峰13:55→15:40早川尾根小屋(幕営;混雑)

7/19(月)
 テン場04:45→05:40赤薙沢の頭05:45→05:58白鳳峠06:08→07:00高嶺07:20→赤抜沢ノ頭08:00→08:40鳳凰小屋(骨折者ヘリ救助&昼食)09:40→13:00薬師岳分岐→13:05駐車場着
天候 7/17(土) 曇りのち一時雨(晴れていなくて助かりました。晴れていたらもっとバテていたかも。)
7/18(日) 晴れ(甲斐駒ヶ岳山頂からは,360度の絶景でした。)
7/19(月) 晴れ(早川尾根の高嶺山頂から,北岳・甲斐駒・鳳凰三山など南アの名峰の眺めを堪能しました。)
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・ 薬師岳登山口近くの駐車場に車を駐め,バイクで駒ヶ岳登山口のある尾白渓谷駐車場に移動しました。
・ 薬師岳登山口駐車場は狭く,3〜4台しか駐められないのですが,幸い,当日はまだ2台しか駐車していなかったので,クルマを置けました。
・ 駒ヶ岳神社入口の駐車場は80台収容とありますが,満車に近い感じでした。
・ 帰りにバイクを回収したあと,近くの「尾白の湯」(700円)で汗を流しましたが,きれいで広い快適なお風呂でした。露天風呂は二つ。寝湯やサウナもあります。館内には食事処があり,運転する方用に,キリンのノンアルコールビール(400円)も売っていました。
コース状況/
危険箇所等
【第1日目】
○甲斐駒ヶ岳登山口〜刀利天狗
 ・ 吊橋を渡った先にある登山口の標高は770メートル。ここから標高1,420メートルの笹の平分岐までの標高差650メートルの急登「十二曲がり」がいきなり始まりますが,樹林帯の中の登山道はよく整備されており,歩きやすいです。
 ・ テント装備の重荷では,最初は体を慣らすため,意識的にペースを落として歩いたほうがよいと思います。
 ・ 歩き始めの標高が低いので,曇っていても暑いです。すぐに汗が噴き出してきたので,濡れたタオルを首にかけ,汗を拭きながら登りました。
 ・ 笹の平分岐を過ぎると,その名の通り道はいったん平坦になりますが,すぐに次の急登「八丁坂」が始まります。標高差450メートルほど登ると,前屏風の頭を過ぎ,「刃渡り」の岩場となります。
 ・ 刃渡りには,しっかりしたクサリがかけられていて,それほど緊張感もなく通過できます。
 ・ 刃渡りを過ぎるとハシゴやクサリ場が出てきて,いよいよ重荷には厳しい登りとなります。途中,雨が降り出したので,雨具を着用し,祠のある刀利天狗には13:35,歩き始めて5時間少々で到着しました。
 ・ 刀利天狗には,ベンチも置かれているので,休憩にはもってこいです。

○刀利天狗〜七丈小屋
 ・ 刀利天狗を過ぎてもしばらくは登りが続きますが,黒戸山山頂北側を巻くところから平坦になり,少し下ると五合目小屋跡に出ます。
 ・ 五合目小屋跡で,雨宿りを兼ねながら昼食休憩を25分ほど取りました。平坦地なので,緊急時にはテントを張ることもできます。
 ・ 五合目小屋跡を過ぎると,すぐに屏風岩に出ます。ここから七丈小屋までは,ハシゴとクサリ場の連続となり,重荷には辛い登りです。七丈小屋の手前の最後のハシゴはほぼ垂直で,登るのはできても,降りるのはかなり勇気がいります。

○七丈小屋情報
 ・ さすがに海の日の3連休だけあって,小屋は大混雑。ビールは売り切れでした。テン場も16時の段階で利用者65人とのこと。2カ所のテン場はどちらもテント同士くっつき合ったような混雑でした。
 ・ 水場は冷たい湧き水です。やわらかく甘い感じ。トイレもとてもきれい。

【第2日目】
○七丈小屋〜甲斐駒ヶ岳
 ・ 七丈小屋から八合目まではやや急な普通の登山道です。
 ・ 八合目を過ぎると,急なクサリ場が何カ所も出てきます。ストックは仕舞っておいたほうが安全です。
 ・ 八合目から上は,晴れていれば展望が一気に広がります。特に山頂方向に加え,早川尾根〜地蔵岳,八ヶ岳方面の展望が良いです。
 ・ 甲斐駒ヶ岳東峰に本社があります。私はここでお祈りや登頂御礼を済ませてから,山頂に向かいました。
○甲斐駒ヶ岳〜仙水峠
 ・ 山頂は遮るもののない大展望が広がります。南アの名峰はもとより,富士山,八ヶ岳,中央アルプス,御嶽,乗鞍,北アルプスなど中部山岳の主な山はすべて見えます。
 ・ 山頂からの下りは,直登コースと巻道コースがありますが,直登コースは巨岩の上を歩くのでかえって時間がかかります。
 ・ 北沢峠から山頂往復する登山者が多いので,団体客と交差すると待ち時間が取られます。登り優先とばかり,こちらの迷惑も顧みずのんびりしたペースで登られると,さすがにアタマに来ますね。
 ・ 駒津峰は甲斐駒ヶ岳の良い展望台で,山頂も広いので休憩に向いています。
 ・ 駒津峰から仙水峠までは樹林帯の中の急降下です。

○仙水峠〜早川尾根小屋
 ・ 仙水峠から栗沢山への標高差450メートルの登りがきついです。私の場合1時間40分かかりました。
 ・ 栗沢山からアサヨ峰までのルートも遠くからは大したこと無いように見えますが,結構な岩場です。
 ・ アサヨ峰から早川尾根小屋までは,いくつかのピークを越えるアップダウンで,距離があります。

○早川尾根小屋情報
 ・ なんと言っても,すごく冷たくおいしい水がたくさん出ているのが,うれしいです。小屋で買ったビールをここで冷やして飲むとさらにウマイでしょう。
 ・ 1泊2食の代金は6,500円らしいですが,弁当箱に入ったおかずがすごくおいしそうでした。イカの刺身もあったらしい。テント料金も一人400円と格安です。

【第3日目】
○早川尾根小屋〜地蔵岳
 ・ 早川尾根は基本的に樹林帯の中を歩きますが,途中,赤薙沢ノ頭と高嶺の2つのピークは展望が良いです。特に,高嶺はさすがに地蔵岳より標高が高いだけあって素晴らしい展望です。
 ・ 早川尾根は静かな歩きを楽しめますが,赤抜沢ノ頭に出ると,とたんに数多くの登山者に出合い,騒がしくなります。

○地蔵岳〜鳳凰小屋〜ドンドコ沢
 ・ 地蔵岳のオベリスク周辺も多くの登山者でにぎわいます。賽の河原からは甲斐駒ヶ岳を望むことができます。
 ・ 鳳凰小屋への下りは,花こう岩の砕けた砂地の登山道で,靴が砂にめり込むような感じです。登りは辛いですね。
 ・ 鳳凰小屋のトイレは垂れ流しなので,ひどく汚く,くさいです。テン場にトイレの匂いが漂います。昨秋一度利用しましたが,改善されるまでは,もう利用しないつもりです。
 ・ ドンドコ沢は標高2,380メートルの鳳凰小屋から標高1,100メートルの青木鉱泉まで,標高差1,280メートルを下ります。
 ・ 途中,登山道近くに4つの滝を見ることができます。夏の暑い時期,水しぶきが気持ちよいです。また,秋の紅葉の時期もきれいです。
予約できる山小屋
七丈小屋
06:40 青木鉱泉近くのドンドコ沢右岸側にある駐車場にクルマを駐め,バイクをおろします。
2010年07月17日 06:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 6:40
06:40 青木鉱泉近くのドンドコ沢右岸側にある駐車場にクルマを駐め,バイクをおろします。
08:15 尾白川渓谷駐車場にバイクを置き,カバーをしてから登山口をスタートしました。
2010年07月17日 08:08撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 8:08
08:15 尾白川渓谷駐車場にバイクを置き,カバーをしてから登山口をスタートしました。
竹宇駒ヶ岳神社
2010年07月17日 08:21撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 8:21
竹宇駒ヶ岳神社
尾白川の吊り橋を渡り,登山道に入ります。
2010年07月17日 08:24撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 8:24
尾白川の吊り橋を渡り,登山道に入ります。
10分ほど歩いたところに,七丈小屋の営業情報を記した看板がありました。
2010年07月17日 08:38撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 8:38
10分ほど歩いたところに,七丈小屋の営業情報を記した看板がありました。
天気は曇り。晴れていなかったのは幸いでした。それでも暑くて,汗がしたたります。
2010年07月17日 10:34撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 10:34
天気は曇り。晴れていなかったのは幸いでした。それでも暑くて,汗がしたたります。
10:40 笹ノ平分岐点に到着。重荷なので,1時間ごとに休憩を取るなど,ゆっくりしたペースで登りました。ここまではとても歩きやすい登山道でした。
2010年07月17日 10:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 10:40
10:40 笹ノ平分岐点に到着。重荷なので,1時間ごとに休憩を取るなど,ゆっくりしたペースで登りました。ここまではとても歩きやすい登山道でした。
笹ノ平分岐から5分ほど歩いたところで休憩していたら,小屋泊まりの5人パーティが追い抜いていきました。この頃はそれほど行き交う登山者も多くはなく,静かなコースだなあと思いましたが,実際は,時間帯が遅かったから静かだったのでした。
2010年07月17日 10:46撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 10:46
笹ノ平分岐から5分ほど歩いたところで休憩していたら,小屋泊まりの5人パーティが追い抜いていきました。この頃はそれほど行き交う登山者も多くはなく,静かなコースだなあと思いましたが,実際は,時間帯が遅かったから静かだったのでした。
休憩ポイントを過ぎると八丁坂。ツガ林の中の急な登りに息が上がります。
2010年07月17日 11:48撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 11:48
休憩ポイントを過ぎると八丁坂。ツガ林の中の急な登りに息が上がります。
12:17 八丁坂の途中で食事休憩。ザック重量は20キロを超えているため,無理せずのんびり行きました。
2010年07月17日 12:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 12:17
12:17 八丁坂の途中で食事休憩。ザック重量は20キロを超えているため,無理せずのんびり行きました。
12:57 刃渡りを通過。危険というほどではありません。このあと雨が降り出し,雨具を着用しました。
2010年07月17日 12:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 12:57
12:57 刃渡りを通過。危険というほどではありません。このあと雨が降り出し,雨具を着用しました。
刃渡りを過ぎると,ハシゴやクサリ場が出てきます。荷物が重いとバランス確保に体力を使いますね。
2010年07月17日 13:21撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 13:21
刃渡りを過ぎると,ハシゴやクサリ場が出てきます。荷物が重いとバランス確保に体力を使いますね。
13:35 刀利天狗を通過。ここにはベンチも置かれ絶好の休憩ポイントです。祠があっていかにも山岳修行の山という感じですね。 
2010年07月17日 13:34撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 13:34
13:35 刀利天狗を通過。ここにはベンチも置かれ絶好の休憩ポイントです。祠があっていかにも山岳修行の山という感じですね。 
14:25 五合目小屋跡に到着しました。雨が続いていたので,木陰で雨宿りしながら食事休憩を25分ほど長めにとりました。
2010年07月17日 14:28撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 14:28
14:25 五合目小屋跡に到着しました。雨が続いていたので,木陰で雨宿りしながら食事休憩を25分ほど長めにとりました。
雨が小やみになったところで14:40に五合目を出発。すぐに屏風小屋跡に到着です。この先からハシゴが連続します。
2010年07月17日 14:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 14:52
雨が小やみになったところで14:40に五合目を出発。すぐに屏風小屋跡に到着です。この先からハシゴが連続します。
屏風岩を右に回り込むと,長いハシゴが出てきます。
2010年07月17日 14:53撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 14:53
屏風岩を右に回り込むと,長いハシゴが出てきます。
その先には,クサリ場やロープ場も出てきます。
2010年07月17日 14:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 14:59
その先には,クサリ場やロープ場も出てきます。
やがて傾斜がゆるみ,少し下ると,15:30鞍部に橋が架かった場所に出ます。この先もハシゴの登りです。
2010年07月17日 15:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 15:30
やがて傾斜がゆるみ,少し下ると,15:30鞍部に橋が架かった場所に出ます。この先もハシゴの登りです。
15:35 不動岩。ここで5分休憩。ハシゴやクサリの連続に疲れました。
2010年07月17日 15:38撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 15:38
15:35 不動岩。ここで5分休憩。ハシゴやクサリの連続に疲れました。
七丈小屋手前の垂直のハシゴ。登るのはできても,降りられない?
2010年07月17日 15:45撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 15:45
七丈小屋手前の垂直のハシゴ。登るのはできても,降りられない?
上から見たところ。こんなところを重荷で降りるのは願い下げです。縦走で良かった。
2010年07月17日 15:46撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 15:46
上から見たところ。こんなところを重荷で降りるのは願い下げです。縦走で良かった。
16:08 ようやく七丈小屋に到着しました。登山口から8時間近くかかっています。少しスローペース過ぎたかな?
2010年07月17日 16:08撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 16:08
16:08 ようやく七丈小屋に到着しました。登山口から8時間近くかかっています。少しスローペース過ぎたかな?
小屋で幕営の受付をしたところ,既にテン場は満杯状態とのこと。とにかく空いているところに張ってくださいと言われたので,第2小屋からハシゴを登ってすぐの登山道脇スペースに張りました。トイレ・水場が近くてラッキーでした。
2010年07月17日 16:44撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 16:44
小屋で幕営の受付をしたところ,既にテン場は満杯状態とのこと。とにかく空いているところに張ってくださいと言われたので,第2小屋からハシゴを登ってすぐの登山道脇スペースに張りました。トイレ・水場が近くてラッキーでした。
小屋前の水場。事前の情報では,雨水利用と聞いていたのですが,実際には冷たい湧き水でした。水質検査合格証が張ってありました。
2010年07月17日 16:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 16:57
小屋前の水場。事前の情報では,雨水利用と聞いていたのですが,実際には冷たい湧き水でした。水質検査合格証が張ってありました。
こちらは第2小屋。登山道は右手のハシゴを登ります。
2010年07月17日 17:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 17:00
こちらは第2小屋。登山道は右手のハシゴを登ります。
下部のテン場の状況。テント同士がくっついていますね。
2010年07月17日 17:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 17:05
下部のテン場の状況。テント同士がくっついていますね。
夕食は,鰻丼。もちろん山椒も持参。クーラーバッグに冷凍アクエリアスを入れてウナギパックを保冷しています。ビールも2本持参。小屋ではビールが売り切れだったので持参して正解でした。
2010年07月17日 17:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/17 17:57
夕食は,鰻丼。もちろん山椒も持参。クーラーバッグに冷凍アクエリアスを入れてウナギパックを保冷しています。ビールも2本持参。小屋ではビールが売り切れだったので持参して正解でした。
翌朝は05:10に出発。写真は上部のテン場。やはりここも大混雑です。でも展望は良いので,次回は張ってみたいな。
2010年07月18日 05:14撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 5:14
翌朝は05:10に出発。写真は上部のテン場。やはりここも大混雑です。でも展望は良いので,次回は張ってみたいな。
06:00 八合目。甲斐駒ヶ岳山頂が見えます。まだまだ遠くです。
2010年07月18日 05:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 5:59
06:00 八合目。甲斐駒ヶ岳山頂が見えます。まだまだ遠くです。
南東側には,八ヶ岳が雲海から顔を出していました。
2010年07月18日 06:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:00
南東側には,八ヶ岳が雲海から顔を出していました。
八合目を過ぎると,またまたクサリ場が続きます。岩に足場が掘ってあるけど,歩幅が合わない(^^;)きついです。
2010年07月18日 06:15撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:15
八合目を過ぎると,またまたクサリ場が続きます。岩に足場が掘ってあるけど,歩幅が合わない(^^;)きついです。
ここが一番難しかった。オーバーハングになっていて,クサリをつかんですべての荷重を支え,上部にある三角岩の足場に右足をかけます。かなりつらい。
2010年07月18日 06:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:17
ここが一番難しかった。オーバーハングになっていて,クサリをつかんですべての荷重を支え,上部にある三角岩の足場に右足をかけます。かなりつらい。
オーバーハングを乗り越えて下を見たところ。
2010年07月18日 06:19撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:19
オーバーハングを乗り越えて下を見たところ。
またまた,岩場のクサリ場。
2010年07月18日 06:22撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:22
またまた,岩場のクサリ場。
だんだんと,山頂が近づいて来ました。
2010年07月18日 06:26撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:26
だんだんと,山頂が近づいて来ました。
急な岩場を登ります。ここで,アルジェリア人のNさんに抜かされました。
2010年07月18日 06:32撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:32
急な岩場を登ります。ここで,アルジェリア人のNさんに抜かされました。
山頂の南東には,これから歩く早川尾根が見えました。
2010年07月18日 06:38撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:38
山頂の南東には,これから歩く早川尾根が見えました。
岩の上に剱が二本刺してあって,修験者の山の雰囲気を醸し出しています。
2010年07月18日 06:44撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 6:44
岩の上に剱が二本刺してあって,修験者の山の雰囲気を醸し出しています。
07:05 いよいよ山頂が近くなってきました。
2010年07月18日 07:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:05
07:05 いよいよ山頂が近くなってきました。
07:13 駒ヶ岳神社本社に到着です。
2010年07月18日 07:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:13
07:13 駒ヶ岳神社本社に到着です。
駒ヶ岳大神。とても恐れ多い感じです。
2010年07月18日 07:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:13
駒ヶ岳大神。とても恐れ多い感じです。
07:18 甲斐駒ヶ岳山頂に到着です。
2010年07月18日 07:18撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:18
07:18 甲斐駒ヶ岳山頂に到着です。
これから歩く早川尾根。アップダウンが結構ありますね。奥には北岳や間ノ岳が見えています。富士山もきれい。さわやかな天気でした。
2010年07月18日 07:18撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:18
これから歩く早川尾根。アップダウンが結構ありますね。奥には北岳や間ノ岳が見えています。富士山もきれい。さわやかな天気でした。
仙丈ヶ岳,北岳,間ノ岳を遠望。手前の駒津峰〜仙水峠〜栗沢山のアップダウンは相当きつそうです。
2010年07月18日 07:19撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:19
仙丈ヶ岳,北岳,間ノ岳を遠望。手前の駒津峰〜仙水峠〜栗沢山のアップダウンは相当きつそうです。
山頂の岩に登っている登山者の姿。
2010年07月18日 07:19撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:19
山頂の岩に登っている登山者の姿。
山頂は風もなくさわやかな天気でした。
2010年07月18日 07:19撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:19
山頂は風もなくさわやかな天気でした。
山頂から駒ヶ岳神社本社方面を望む。富士山と鳳凰三山を右上に入れてみました♪
2010年07月18日 07:26撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:26
山頂から駒ヶ岳神社本社方面を望む。富士山と鳳凰三山を右上に入れてみました♪
山頂から鋸岳方面。奥に北アルプスが見える。
2010年07月18日 07:47撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:47
山頂から鋸岳方面。奥に北アルプスが見える。
雲海の向こうに八ヶ岳が近い。
2010年07月18日 07:47撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:47
雲海の向こうに八ヶ岳が近い。
山頂に到着すると,早速,携帯電話で話し始める登山者が結構いました。
2010年07月18日 07:49撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:49
山頂に到着すると,早速,携帯電話で話し始める登山者が結構いました。
早川尾根の先には,北岳や間ノ岳の姿が素晴らしい。塩見岳や赤石岳も見えます。手前左下は摩利支天。
2010年07月18日 07:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:52
早川尾根の先には,北岳や間ノ岳の姿が素晴らしい。塩見岳や赤石岳も見えます。手前左下は摩利支天。
仙丈ヶ岳。2度登りましたが,山頂から先の仙塩尾根はまだ歩いていません。そのうちに歩いてみたい。
2010年07月18日 07:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:52
仙丈ヶ岳。2度登りましたが,山頂から先の仙塩尾根はまだ歩いていません。そのうちに歩いてみたい。
花こう岩の白い岩の間をとおる登山道。
2010年07月18日 07:53撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 7:53
花こう岩の白い岩の間をとおる登山道。
08:02 山頂をあとにし,駒津峰に向かいます。
食事をしたり景色を楽しんだり,山頂には44分もノンビリと滞在していました。
2010年07月18日 08:02撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 8:02
08:02 山頂をあとにし,駒津峰に向かいます。
食事をしたり景色を楽しんだり,山頂には44分もノンビリと滞在していました。
この頃はまだ登ってくる登山者は少なかったです。
2010年07月18日 08:05撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 8:05
この頃はまだ登ってくる登山者は少なかったです。
仙丈ヶ岳の先には,中央アルプス。
2010年07月18日 08:10撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 8:10
仙丈ヶ岳の先には,中央アルプス。
08:25 12名ほどのパーティとすれ違いました。このあたりから続々と登山者とすれ違い始め,20名以上の団体とのすれ違いが3〜4回ありました。登り優先当たり前という雰囲気で,だいぶ待たされ,イラつきました。
2010年07月18日 08:25撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 8:25
08:25 12名ほどのパーティとすれ違いました。このあたりから続々と登山者とすれ違い始め,20名以上の団体とのすれ違いが3〜4回ありました。登り優先当たり前という雰囲気で,だいぶ待たされ,イラつきました。
六方石。その先のピークが駒津峰。
2010年07月18日 08:36撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 8:36
六方石。その先のピークが駒津峰。
駒津峰への登りの途中から振り返って甲斐駒ヶ岳山頂を仰ぐ。まさに南アの白い貴公子。実に立派な山容だ。
2010年07月18日 08:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 8:52
駒津峰への登りの途中から振り返って甲斐駒ヶ岳山頂を仰ぐ。まさに南アの白い貴公子。実に立派な山容だ。
地図上ではおそらくこのあたりが駒津峰。でも,標識はこの先の分岐となっているピークにあります。
2010年07月18日 08:54撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 8:54
地図上ではおそらくこのあたりが駒津峰。でも,標識はこの先の分岐となっているピークにあります。
09:04 駒津峰の標識のあるピークに到着。登山者だらけ。
2010年07月18日 09:04撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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09:04 駒津峰の標識のあるピークに到着。登山者だらけ。
これから歩く早川尾根。栗沢山の登りはかなり手強そう。
2010年07月18日 09:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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これから歩く早川尾根。栗沢山の登りはかなり手強そう。
ここで10分ほど休憩して仙水峠に下ります。
2010年07月18日 09:13撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ここで10分ほど休憩して仙水峠に下ります。
仙水峠への下り。明るい林の中の急坂です。
2010年07月18日 09:28撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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仙水峠への下り。明るい林の中の急坂です。
50分ほどで仙水峠に到着しました。ここで先に来ていたアルジェリア人のNさんと話をしながら,25分ほど昼食休憩。
2010年07月18日 10:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 10:31
50分ほどで仙水峠に到着しました。ここで先に来ていたアルジェリア人のNさんと話をしながら,25分ほど昼食休憩。
10:30 栗沢山への登りに取り付きます。Nさんはのんびり休憩してから登るというので,お先に失礼しました。
2010年07月18日 11:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 11:11
10:30 栗沢山への登りに取り付きます。Nさんはのんびり休憩してから登るというので,お先に失礼しました。
登りの途中から甲斐駒ヶ岳を望む。いつの間にかガスが上がってきて良く見えなくなってきました。
2010年07月18日 11:18撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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登りの途中から甲斐駒ヶ岳を望む。いつの間にかガスが上がってきて良く見えなくなってきました。
12:08 栗沢山の山頂に到着。急な登りの連続で,休み休みでしたのでコースタイムを上回る1時間40分近くかかりました。山頂では4歳の男の子を連れた家族連れと一緒になりました。
2010年07月18日 12:08撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 12:08
12:08 栗沢山の山頂に到着。急な登りの連続で,休み休みでしたのでコースタイムを上回る1時間40分近くかかりました。山頂では4歳の男の子を連れた家族連れと一緒になりました。
栗沢山からアサヨ峰を望む。山頂で休んでいると早川尾根天泊組のNさんや他の登山者も登ってきて賑やかになります。
2010年07月18日 12:10撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 12:10
栗沢山からアサヨ峰を望む。山頂で休んでいると早川尾根天泊組のNさんや他の登山者も登ってきて賑やかになります。
本日の宿泊地が同じということで,何となくNさんと一緒に12:25に歩き始めます。アサヨ峰への登りは,岩場が続き,結構険しかったです。途中で子連れ家族が心配になり,20分ほど様子を見ていたら,お父さんがザックにこどもを入れて元気に歩いていたので,安心しました。
2010年07月18日 12:55撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 12:55
本日の宿泊地が同じということで,何となくNさんと一緒に12:25に歩き始めます。アサヨ峰への登りは,岩場が続き,結構険しかったです。途中で子連れ家族が心配になり,20分ほど様子を見ていたら,お父さんがザックにこどもを入れて元気に歩いていたので,安心しました。
アサヨ峰手前では,ライチョウを見かけました。
2010年07月18日 13:36撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 13:36
アサヨ峰手前では,ライチョウを見かけました。
13:40 アサヨ峰山頂に到着。ガスが出てきて残念ながら展望はありません。ここからの甲斐駒ヶ岳の眺めは素晴らしいそうですが,次の機会にお預けです。
2010年07月18日 13:41撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 13:41
13:40 アサヨ峰山頂に到着。ガスが出てきて残念ながら展望はありません。ここからの甲斐駒ヶ岳の眺めは素晴らしいそうですが,次の機会にお預けです。
ほどなく家族連れも登ってきたので,カメラのシャッターを押してあげて,13:55に山頂を出発しました。
2010年07月18日 13:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 13:59
ほどなく家族連れも登ってきたので,カメラのシャッターを押してあげて,13:55に山頂を出発しました。
早川尾根小屋までは何度も小ピークを超え,アップダウンが連続して結構疲れます。
2010年07月18日 14:49撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 14:49
早川尾根小屋までは何度も小ピークを超え,アップダウンが連続して結構疲れます。
15:40 ようやく本日の宿泊地,早川尾根小屋に到着しました。
2010年07月18日 15:41撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 15:41
15:40 ようやく本日の宿泊地,早川尾根小屋に到着しました。
テン場はこのあと満員になりました。写真はありませんが,ここの水場は冷たくておいしい水がじゃぶじゃぶ出ていました。
2010年07月18日 15:41撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 15:41
テン場はこのあと満員になりました。写真はありませんが,ここの水場は冷たくておいしい水がじゃぶじゃぶ出ていました。
今夜の夕食は豚丼にみそ汁と海藻サラダ。小屋でエビスビール缶500ミリL(800円)を2本買い込んで飲みました。うまかった。
2010年07月18日 17:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/18 17:52
今夜の夕食は豚丼にみそ汁と海藻サラダ。小屋でエビスビール缶500ミリL(800円)を2本買い込んで飲みました。うまかった。
縦走最終日は04:45にテン場を出発しました。今日もNさんと一緒の行動です。写真は金峰山から昇る朝日。
2010年07月19日 04:50撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 4:50
縦走最終日は04:45にテン場を出発しました。今日もNさんと一緒の行動です。写真は金峰山から昇る朝日。
赤薙沢の頭への登りの途中から甲斐駒ヶ岳を望む。本日も良い天気です♪
2010年07月19日 05:16撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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赤薙沢の頭への登りの途中から甲斐駒ヶ岳を望む。本日も良い天気です♪
05:44 赤薙沢の頭に到着。目の前に北岳の姿。
2010年07月19日 05:44撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 5:44
05:44 赤薙沢の頭に到着。目の前に北岳の姿。
南側に聳える高嶺。標高2,779メートル。実は,地蔵岳より高いんですね。
2010年07月19日 05:44撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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南側に聳える高嶺。標高2,779メートル。実は,地蔵岳より高いんですね。
05:58 白鳳峠に到着。ここで10分ほど休憩し,高嶺への登りに備えます。
2010年07月19日 05:58撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 5:58
05:58 白鳳峠に到着。ここで10分ほど休憩し,高嶺への登りに備えます。
高嶺への登り。急登が続きます。
2010年07月19日 06:20撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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高嶺への登り。急登が続きます。
稜線のシャクナゲ。結構たくさん咲いていました。
2010年07月19日 06:28撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 6:28
稜線のシャクナゲ。結構たくさん咲いていました。
山頂直下の岩場。
2010年07月19日 06:57撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 6:57
山頂直下の岩場。
高嶺山頂手前の北側の肩からは周囲の山々が見渡せます。まずは北岳。
2010年07月19日 06:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 6:59
高嶺山頂手前の北側の肩からは周囲の山々が見渡せます。まずは北岳。
こちらは,北に甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰。
2010年07月19日 06:59撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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こちらは,北に甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰。
歩いてきた早川尾根と西に仙丈ヶ岳。
2010年07月19日 07:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 7:00
歩いてきた早川尾根と西に仙丈ヶ岳。
南には,地蔵のオベリスク。
2010年07月19日 07:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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南には,地蔵のオベリスク。
最後の岩場を越えて山頂に向かいます。
2010年07月19日 07:03撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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最後の岩場を越えて山頂に向かいます。
07:06 高嶺山頂に到着しました。
2010年07月19日 07:06撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 7:06
07:06 高嶺山頂に到着しました。
南東にはこれから向かう地蔵岳とその先に観音岳。背景に富士山。
2010年07月19日 07:06撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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南東にはこれから向かう地蔵岳とその先に観音岳。背景に富士山。
観音岳と富士山。
2010年07月19日 07:07撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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観音岳と富士山。
野呂川を挟んで北岳と間ノ岳。
2010年07月19日 07:08撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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野呂川を挟んで北岳と間ノ岳。
高嶺山頂で15分ほど眺めを楽しんでから,地蔵岳へと向かいます。写真は高嶺を振り返ったところ。
2010年07月19日 07:23撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 7:23
高嶺山頂で15分ほど眺めを楽しんでから,地蔵岳へと向かいます。写真は高嶺を振り返ったところ。
こちらは縦走路の先のオベリスク。
2010年07月19日 07:26撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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こちらは縦走路の先のオベリスク。
赤抜沢ノ頭を目指し,白い花こう岩の登山道を行く。
2010年07月19日 07:46撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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赤抜沢ノ頭を目指し,白い花こう岩の登山道を行く。
08:00 赤抜沢ノ頭に到着。これまでとうって変わってたくさんの登山者であふれています。
2010年07月19日 08:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 8:00
08:00 赤抜沢ノ頭に到着。これまでとうって変わってたくさんの登山者であふれています。
赤抜沢ノ頭から望む地蔵岳オベリスク。
2010年07月19日 08:02撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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赤抜沢ノ頭から望む地蔵岳オベリスク。
賽の河原からオベリスクを仰ぐ。
2010年07月19日 08:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 8:11
賽の河原からオベリスクを仰ぐ。
賽の河原から甲斐駒ヶ岳を望む。
2010年07月19日 08:14撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 8:14
賽の河原から甲斐駒ヶ岳を望む。
08:17 鳳凰小屋目指して,砂の登山道を下る。目の前には観音岳。その左に富士山。
2010年07月19日 08:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 8:17
08:17 鳳凰小屋目指して,砂の登山道を下る。目の前には観音岳。その左に富士山。
08:41 鳳凰小屋に到着。
2010年07月19日 08:41撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 8:41
08:41 鳳凰小屋に到着。
ヘリが飛んできた。肋骨?を骨折した登山者を収容するということだった。
2010年07月19日 08:55撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 8:55
ヘリが飛んできた。肋骨?を骨折した登山者を収容するということだった。
ヘリの風圧を避けるため,登山者は小屋の前で待機するよう指示されました。
2010年07月19日 09:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 9:00
ヘリの風圧を避けるため,登山者は小屋の前で待機するよう指示されました。
小屋の前に咲いていたタカネグンナイフウロ。
2010年07月19日 09:04撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 9:04
小屋の前に咲いていたタカネグンナイフウロ。
ヘリが登山者を収容したあと,ラーメンの昼食をして,09:40に小屋を出発です。小屋には1時間ほどいました。
2010年07月19日 09:43撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 9:43
ヘリが登山者を収容したあと,ラーメンの昼食をして,09:40に小屋を出発です。小屋には1時間ほどいました。
11:10 五色滝。水しぶきが気持ちよかったです。
2010年07月19日 10:11撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 10:11
11:10 五色滝。水しぶきが気持ちよかったです。
長いドンドコ沢の下り。私より12歳若いパワフルなNさんの歩きには付いていけません。
2010年07月19日 10:44撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 10:44
長いドンドコ沢の下り。私より12歳若いパワフルなNさんの歩きには付いていけません。
12:50 なんとか砂防ダムのところまで降りてきました。とっても暑かったです。
2010年07月19日 12:52撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 12:52
12:50 なんとか砂防ダムのところまで降りてきました。とっても暑かったです。
13:00 薬師岳登山口分岐に到着。ここで沢を渡って5分で駐車場。Nさんを青木鉱泉まで送って,私はバイクの回収に向かいました。
2010年07月19日 13:00撮影 by  DMC-G1, Panasonic
7/19 13:00
13:00 薬師岳登山口分岐に到着。ここで沢を渡って5分で駐車場。Nさんを青木鉱泉まで送って,私はバイクの回収に向かいました。
撮影機器:

感想

【この縦走コースについて】
・ 甲斐駒ヶ岳には,これまで2回登頂していますが,いずれも仙水峠〜甲斐駒ヶ岳山頂〜北沢峠のコースでした。標高差が実に2,200メートルに達する長大な黒戸尾根から登って初めて,本当の意味での甲斐駒ヶ岳登頂と言えるのではないか,とかねてから考えていました。
・ また,甲斐駒ヶ岳から南東に延びる早川尾根は,南ア北部の名峰を望める,絶好の展望コースであり,いつか歩いてみたいという思いもありました。
・ そこで,海の日の3連休を利用し,この黒戸尾根と早川尾根をつなぐ2泊3日のテント縦走をしてきました。
・ 幸い天候にも恵まれ,素晴らしい展望を楽しむことができました。
・ また,2日目の栗沢山以降は,同じコースを単独テント縦走していたアルジェリア人のNさんと下山までご一緒し,予期せぬ国際交流にもなりました。Nさん,お世話になりました。

【黒戸尾根について】
・ 黒戸尾根の登りは,さすがにきつかったです。特に,五合目小屋跡から七丈小屋までの登りは,ハシゴの連続で,テント装備の20圓離競奪でこれを越えたときは,息も絶え絶えになりました。北岳の八本歯ノコルへの登りに似ていて,重装備ではきついですね。
・ 七丈小屋から甲斐駒ヶ岳山頂までの登りでも,八合目を過ぎたところから続くクサリ場がきついです。特に,一カ所オーバーハングとなっている場所では,ザックを担いだままクサリにぶら下がって上部の岩の足場を確保しなければなりませんでした。

【甲斐駒ヶ岳について】
・ 以前,駒津峰側から登ったときには全く気がつきませんでしたが,山頂直下に「駒ヶ岳神社本社」があったのですね。お参りをするならば,こちらまで足を運ぶ必要があります。
・ 山頂では,携帯電話で話している方が結構目に付きました。登頂の喜びを伝えているようで,皆さんにこやかだったのが印象的でした。
・ また,以前に比べて,若い登山者の姿が目に付きました。中高年の私が言うのも何ですが(^^;),若い方が増えてくると山の雰囲気も明るくなって,活気が出てきますね。
・ 駒津峰への下りでは,相も変わらず中高年中心の20〜30名のツアーが他の登山者の迷惑も顧みず,続々と登ってきて,かなり待たされることが多かったです。本当に迷惑です。せめて10名以下にして欲しい。

【早川尾根について】
・ 早川尾根では,仙水峠から栗沢山への登りがきつかったです。そこからアサヨ峰山頂までの岩場もなかなか険しくて楽しめます。ただ,ガスで展望がなかったのが残念でした。晴れていれば,迫力ある甲斐駒ヶ岳の姿が目の前に見えるそうですね。
・ アサヨ峰から早川尾根小屋までは,距離が長く,アップダウンがあって意外に疲れました。
・ 尾根後半では,赤薙沢の頭,高嶺と2つのピークがあり,どちらも好展望が楽しめます。特に高嶺は素晴らしい展望ですが,白鳳峠から高嶺への登りは,かなりきついです。
・ 早川尾根は,歩く人も少なく,玄人好みの地味なルートかなと思っていましたが,南ア北部の名峰を望む,素晴らしい展望の尾根でした。ここから鳳凰三山を越えて夜叉神峠まで歩くのも楽しいでしょうね。

【地蔵岳とドンドコ沢について】
・ 早川尾根から赤抜沢ノ頭に出た途端,すごい数の登山者に出くわしました。そして甲斐駒以上に若い登山者が目につきました。
・ オベリスクは,本当に不思議な岩ですね。遠くからでもすぐにわかる,鳳凰三山のシンボルだと思います。
・ 鳳凰小屋では,肋骨を骨折したらしい登山者がヘリで搬送されていました。皆さん,けがをしないように気をつけましょう。
・ ドンドコ沢コースは,登山道近くを大きな滝が4つも流れ落ちていて,見事な景観を楽しめます。昨秋は,紅葉のきれいな時期にこのコースを登り,鳳凰小屋に幕営して夜叉神峠まで歩きましたが,夏のこの季節も,流れ落ちる水飛沫が涼しく,気持ちよかったです。

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