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Yamareco

記録ID: 7132189
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

前穂高岳北尾根

2024年08月10日(土) ~ 2024年08月13日(火)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
30:28
距離
36.3km
登り
2,151m
下り
1,414m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:48
休憩
1:11
合計
8:59
距離 16.8km 登り 877m 下り 102m
8:47
8:48
8
9:44
9:45
20
10:05
10:06
5
10:11
40
10:51
20
11:11
11:14
13
11:27
63
12:30
12:43
18
13:01
53
13:54
14:26
73
15:39
15:40
30
16:10
16:28
55
17:23
20
17:43
2日目
山行
10:30
休憩
0:09
合計
10:39
距離 2.4km 登り 984m 下り 303m
5:00
136
15:39
宿泊地
3日目
山行
3:14
休憩
0:00
合計
3:14
距離 0.7km 登り 231m 下り 175m
7:06
194
宿泊地
10:20
宿泊地
4日目
山行
6:20
休憩
1:04
合計
7:24
距離 16.5km 登り 59m 下り 833m
9:13
2
宿泊地
9:15
9:16
28
9:44
16
10:00
34
10:34
10:57
41
11:38
21
11:59
12:30
43
13:13
59
14:12
14:13
2
14:15
42
14:57
21
15:18
15:24
4
15:28
15:29
42
16:30
5
16:37
ゴール地点
天候 初日と2日目は快晴。3日目は曇りで夕方から土砂降り。
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
さわんど大橋駐車場-上高地間はバス。
お日柄も良く美しい、河童橋から望む穂高連峰。
2024年08月10日 08:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/10 8:49
お日柄も良く美しい、河童橋から望む穂高連峰。
お日柄も良く美しい岳沢湿原。
2024年08月10日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/10 9:03
お日柄も良く美しい岳沢湿原。
その2。
2024年08月10日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/10 9:03
その2。
その3。
2024年08月10日 09:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/10 9:04
その3。
その4。
2024年08月10日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/10 9:05
その4。
お日柄も良く美しい風景。とは裏腹に、テン泊装備、食料、水、登攀用具で27 kgの荷物。涸沢まで辿り着けないかと思うほどしんどかった。
2024年08月10日 10:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/10 10:45
お日柄も良く美しい風景。とは裏腹に、テン泊装備、食料、水、登攀用具で27 kgの荷物。涸沢まで辿り着けないかと思うほどしんどかった。
2日目は5:00発で5,6のコルを目指す。出発前(4:30頃)の涸沢。
2024年08月11日 04:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 4:29
2日目は5:00発で5,6のコルを目指す。出発前(4:30頃)の涸沢。
その2。
2024年08月11日 04:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 4:29
その2。
その3(北尾根方面)。
2024年08月11日 04:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 4:30
その3(北尾根方面)。
その4(北尾根方面)。5:00頃に日が出てきた。
2024年08月11日 05:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 5:04
その4(北尾根方面)。5:00頃に日が出てきた。
その5(吊り尾根とカール)。
2024年08月11日 05:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 5:04
その5(吊り尾根とカール)。
その6(北穂高岳方面)。
2024年08月11日 05:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 5:05
その6(北穂高岳方面)。
5,6のコルへの急登の途中から振り返って。明瞭な踏み跡があるのに見つけられず、途中までガレ場を登って疲れた。この先からコルまでは、複数の踏み跡があったり、ザレてたり、トラバース箇所に戸惑った。
2024年08月11日 05:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 5:48
5,6のコルへの急登の途中から振り返って。明瞭な踏み跡があるのに見つけられず、途中までガレ場を登って疲れた。この先からコルまでは、複数の踏み跡があったり、ザレてたり、トラバース箇所に戸惑った。
5,6のコルと5峰。涸沢から約2時間。
2024年08月11日 06:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 6:59
5,6のコルと5峰。涸沢から約2時間。
5,6のコル(6峰方面)。
2024年08月11日 06:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 6:57
5,6のコル(6峰方面)。
奥穂高岳と北穂高岳方面(コルから)。
2024年08月11日 06:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 6:58
奥穂高岳と北穂高岳方面(コルから)。
上高地方面(コルから)。奧又白池が見える(写真中央部から少し右)。
2024年08月11日 07:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 7:08
上高地方面(コルから)。奧又白池が見える(写真中央部から少し右)。
奧又白池(コルから)。
2024年08月11日 07:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 7:08
奧又白池(コルから)。
5,6のコルからいざ出陣。
5,6のコルからいざ出陣。
いきなり飛んで、3日目の朝。3,4のコルから3峰を望む。前日は5峰を問題なく歩いたが、4峰でルートミス。持参した3峰のトポ図にあるチムニーと似たようなチムニーを4峰でも見つけ、「いつの間にか3峰手前に来てる」と思い込む。ガスって来て先のピークも見えない。3峰だと思って涸沢側の面を数時間彷徨い、結構怖い斜面にカムで支点をとりながら登って、ピークっぽいところに出る。結構な時間彷徨ったので「これ2峰ピークじゃね?」と幸せな推測。が、あるはずの懸垂下降支点が見つからない。一瞬ガスが晴れたら先に3つのピークが見えた。「?」。
 山小屋経由で救助隊員に電話でき、GPSの座標を伝えると「4峰のピークですね。この時間だと3,4のコルでビバークするしかないです。」とのこと。「!!」。奧又白池側を進めば、4峰は15分程度で抜けられるはずとのこと。GPSではルート上いいるものの、どのピークの辺りにいるかの読図ができてなかった。
2024年08月12日 05:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 5:18
いきなり飛んで、3日目の朝。3,4のコルから3峰を望む。前日は5峰を問題なく歩いたが、4峰でルートミス。持参した3峰のトポ図にあるチムニーと似たようなチムニーを4峰でも見つけ、「いつの間にか3峰手前に来てる」と思い込む。ガスって来て先のピークも見えない。3峰だと思って涸沢側の面を数時間彷徨い、結構怖い斜面にカムで支点をとりながら登って、ピークっぽいところに出る。結構な時間彷徨ったので「これ2峰ピークじゃね?」と幸せな推測。が、あるはずの懸垂下降支点が見つからない。一瞬ガスが晴れたら先に3つのピークが見えた。「?」。
 山小屋経由で救助隊員に電話でき、GPSの座標を伝えると「4峰のピークですね。この時間だと3,4のコルでビバークするしかないです。」とのこと。「!!」。奧又白池側を進めば、4峰は15分程度で抜けられるはずとのこと。GPSではルート上いいるものの、どのピークの辺りにいるかの読図ができてなかった。
一晩越したビバーク地(3,4のコル)。全く想定外のビバーク(ビバークとは想定外のものかもだが)で、ツェルトはあるもの、水は残り250 mL、食料も行動食の残りのみで、ダウンは持ってきてない。初めてのビバーク、初めて稜線上で一夜を越すという状況も相まって、頭が結構パニックになった。
 幸いだったのは、日没前にビバークの準備ができ、夜も雨には降られなかったこと。経験豊富な相方の存在も心強かった。標高2800 m (2900 m?)での夜はやはり寒かったが。
2024年08月12日 05:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 5:18
一晩越したビバーク地(3,4のコル)。全く想定外のビバーク(ビバークとは想定外のものかもだが)で、ツェルトはあるもの、水は残り250 mL、食料も行動食の残りのみで、ダウンは持ってきてない。初めてのビバーク、初めて稜線上で一夜を越すという状況も相まって、頭が結構パニックになった。
 幸いだったのは、日没前にビバークの準備ができ、夜も雨には降られなかったこと。経験豊富な相方の存在も心強かった。標高2800 m (2900 m?)での夜はやはり寒かったが。
3日目も朝から晴れてホッとした。
2024年08月12日 05:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 5:23
3日目も朝から晴れてホッとした。
自分がどうであろうと、自然はいつも美しい(吊り尾根、奥穂高岳方面)。
2024年08月12日 05:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 5:18
自分がどうであろうと、自然はいつも美しい(吊り尾根、奥穂高岳方面)。
その2(奥穂高岳、北穂高岳方面)。
2024年08月12日 05:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 5:21
その2(奥穂高岳、北穂高岳方面)。
その3。ビバークだなんて、涸沢があんなに近く見えるのに。
2024年08月12日 05:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 5:16
その3。ビバークだなんて、涸沢があんなに近く見えるのに。
再び飛んで、前穂高岳山頂。結構な時間をかけながら3峰の登攀もこなし、ヘロヘロになりながらも2峰を懸垂下降し、何とか主峰に登頂。
 この時点で水がなくなった。この先吊り尾根経由で穂高岳山荘まで水なしで進むしかない。が、ここまでも250 mLの水で来ており、意外と行けそうな気もした。
再び飛んで、前穂高岳山頂。結構な時間をかけながら3峰の登攀もこなし、ヘロヘロになりながらも2峰を懸垂下降し、何とか主峰に登頂。
 この時点で水がなくなった。この先吊り尾根経由で穂高岳山荘まで水なしで進むしかない。が、ここまでも250 mLの水で来ており、意外と行けそうな気もした。
紀美子平?
奥穂高岳山頂。携帯のバッテリーも切れている。この日は無事涸沢に帰還。翌日無事下山。
奥穂高岳山頂。携帯のバッテリーも切れている。この日は無事涸沢に帰還。翌日無事下山。

感想

自分にとっては初ガイド無しバリエーション山行。下調べは念入りにしたつもりだったが、バリエーションルートの洗礼を浴びた。というか、下調べが足りないというか、地図を読めという話。非常に色々なことを学んだ。一緒に行ってくれた相方に感謝。

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