二百名山:ペテガリ岳。長い尾根歩きでバテバテ
- GPS
- 17:27
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,908m
- 下り
- 2,924m
コースタイム
- 山行
- 12:56
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 14:24
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:02
天候 | 晴れ後くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神威山荘までは20kmのダートの林道。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・最初の渡渉は増水時に注意 ・携帯の電波は、1,259m峰付近で入ります(auで確認)。NTTドコモのページによると、ドコモは1,259m峰以外に頂上近くの尾根も入るようです。ペテカリ山荘や登山口では電波が入らないので、続けて神威岳を登る場合は下山連絡する日を神威岳の下山後に設定しましょう。 ・ペテカリ山荘には協力金の箱があります。500円です |
その他周辺情報 | 「道の駅みついし」にある「蔵三温泉」。550円。 サウナ、露天風呂あり。露天風呂は海が目の前のオーシャンビュー! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
シェラフ
渓流シューズ
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感想
北海道遠征4-5日目はペテガリ岳。
事前の天気予報では、「曇り一時雨」だったので「天気がもつと良いな」と思ってましたが、予報が外れ、初日の午前中や、2日目の下山の後半は日が差す暑い天気となりました。
暑さと湿気で汗ダラダラ。そのためか、同行の山友さんが熱中症ぎみになり、C沢コルからペテガリ岳への登りと、1,293m峰までの下りは、頻繁に休憩を取る形で、なんとか登山・下山できました。塩分補給のタブレットなど用意すれば良かったと反省です。ポカリスエットや経口補水液も良いとか。バテた場合のことを考えておかないと怖いですね。
登山は距離が長く、アップダウンが多いので厳しい。沢登りは神威岳に比べると沢が小さく短いので、あまり難しくなかったですが。
水は1日目に3L近く持ってたけど、足りなくなりそうで、途中から水を飲むのをガマン。夕方ペテカリ山荘に着いた時はほぼゼロ。朝ペテカリ山荘を出発する時に水を足せば良かったと反省。
今回はペテカリ山荘が快適なのが救いでした。建物がしっかりしていて清潔。窓には網戸もあり、窓を全開にできます。それで快適に休めてリフレッシュできました。
■登山口〜ペテカリ山荘
登山口の直後に渡渉。この渡渉がこの山行で一番幅広ですが、ひざ下ぐらいの深さだったので、余程増水しない限り大丈夫だと思います。
しばらくは、荒れた林道跡を通り、沢に入っていきます。沢は狭く小さいので難しさはありません。たまに二股になっているところがあるので、地図とピンクテープを確認しながら進みます。
40分程行くと、ベッピリガイ乗越への登りになり、沢から離れます。ベッピリガイ乗越への登り・下りは、笹藪。急斜面で粘土状の道なので滑ります。ロープが登山口側に1本、ベッピリガイ沢側に3本付いています。
乗越を越えて、沢地帯からしばらく歩くと、ベッピリガイ沢渡渉点。渡渉後からペテカリ山荘までは林道歩き。ペテガリ山荘まで距離がありますが、こちらの林道はあまり荒れておらず快適に歩けます。
帰りベッピリガイ沢渡渉点を通過してそのまま林道を歩いて戻ってきたので、ルートに「ベッピリガイ沢渡渉点」が2回表示されています笑。通過してしまった先の林道で、古い熊のフンがありました。
ペテカリ山荘で、シュラフ・マットやコッヘル・食料、着がえをデポ。靴も沢靴から登山靴に履き替えます。すぐに出られるように事前にデポする分を大きめの袋(30-40Lぐらい。ポリ袋でも可)に入れておくとスムーズです。濡れ防止にもなります。
ペテカリ山荘で水の量のチェックと補充を忘れずにしましょう。水の補充用に浄水器やプラティパス(あるいはペットボトル)の準備を忘れずに。
■ペテカリ山荘〜1,293m峰
ペテカリ山荘からしばらくは快適な登山道ですが、標高700mぐらいになると笹が結構うるさくなります。
黙々と登って行くと1,050m峰。ここから尾根歩きになります。1,050m峰から標高50m程下ってしばらく歩いてから登り返して、1,259m峰。
その後、少し下って登り返しすと 1,293m峰に着きます。帰りはこの1,293m峰まで戻るのが1つの目標でした。
■1,293m峰〜1,301m峰
1,293m峰から標高を150m程下った後に細かいアップダウンを繰り返して、1,190m峰に向かいます。帰りはこの150mの登り返しがキツい。
1,190m峰から1,300mまで標高を上げて水平移動。「このまま1,301m峰か」と思ったら一旦標高を30m程下げてから登り返してようやく1,301m峰です。
帰りにこの区間で、同行の山友さんがバテて、頻繁に休憩を取りました。そのため時間がかかっています。救助要請が頭をよぎりましたが、頑張ってくれて、なんとか、そうならずに済みました。
■1,301m峰〜ペテガリ岳頂上
1,301m峰からC沢コルまでは標高を100m下げて、頂上までは標高を500m上げます。1,301m峰に荷物をデポするのも手かと思います。熊対策として食べ物のデポはNGですが、水とか重いものをデポすると良いかと。プラティパスそのままの残置だと、次に飲む時気持ち悪いので、何か袋に入れておくと良いと思います。
標高1,400mぐらいまでは笹藪。その後はハイマツのヤブです。そのため、短パンで足を露出していると痛くて歩けません。
私は沢登りの時に「短パン+タイツ」で歩いてましたが、暑くてタイツは途中で脱いでました。ただ下山時にハイマツのヤブが痛すぎるのでタイツを穿きなおしています。
標高1,600mぐらいになると頂上がよく見えます。2回ほど、ニセの頂上にダマされ、「頂上はまだか」という思いになります。頂上に到着した時は達成感がハンパなかった!
頂上はそれ程広くなく、360度の展望。虫がいっぱい飛んでいるので、早々に退散しました。
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