富士見台(ご来光☀雲海☁)〜恵那山（神坂峠より広河原経由で周回）

2015年09月12日(土) [日帰り]

• GPS: 08:55
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,423m
• 下り: 1,417m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 1:59
• 合計: 8:45

距離 18.7km 登り 1,424m 下り 1,423m

4:43 神坂峠
5:09 5:10 神坂小屋
5:20 6:15 富士見台
6:25 6:26 神坂小屋
6:47 7:04 神坂峠
7:20 7:28 千両山
7:40 鳥越峠
8:19 8:20 大判山
9:59 恵那山前宮ルートと神坂峠ルート分岐
10:16 10:31 恵那山
10:31 10:34 恵那山頂避難小屋
10:40 10:56 恵那山一等三角点
11:48 11:50 恵那山広河原ルート登山口
13:04 林道分岐
13:28 神坂峠
13:28 ゴール地点

●下りはハイペースです
●荷物：4.5kg
●神坂峠〜大判山：GPSがOFFになってたため、地図のルートが直線です。

天候

快晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●神坂峠の駐車場：10台ほど。無料。自家用車で行けるのは、西側（中津川IC）からのみ（下記、詳細地図 参照）。林道は狭く長い(12月中旬〜4月末は通行止のよう)。峠に出たら、左へ降りた所が駐車場。

●林道情報
　http://enasan.net/news/005470.php
　http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/news/039154.php
●詳細地図
　http://enasan.net/images/mtenaguide.pdf
　http://sino-teizan.style.coocan.jp/teizan/gps/enasan.html
●(参考) ヘブンスそのはら（ロープウェイ・リフト・富士見台高原バス）
　http://mt-heavens.com/index.php/price
　http://www.nagano-tabi.net/sc/treckking/map/map27.pdf

コース状況／危険箇所等

●神坂峠〜富士見台：笹で道が見えないところは、谷側への転落注意。笹の朝露でズボンがかなり濡れました。
●富士見台：360度の眺望があり、恵那山で最も気持ちいい所か。
●千両山：ここも360度の眺望。ただ富士見台で北アルプスは見えない。道が分かれるが、西側の急な下りの方へ（恵那山へは西側の尾根を登る）。つい恵那山の見える方（ヘブンス山頂までの記載）へ行きたくなるが、行くとたぶん林道へ降りる。
●千両山〜鳥越峠：かなり下ってしまう。
●鳥越峠〜恵那山：随所で南アルプス・中央アルプス・御嶽山が見える良いコース。ただ上り下りの繰り返しで疲れやすい。稜線手前に岩の急登あり。
●恵那山頂上小屋：すぐ裏の岩場から、南・中央アルプスの眺望あり。
●恵那山〜広河原：結構な急登。笹で道が見えないところは、谷側への転落注意。また粘土質で滑りやすいところあり。
●広河原〜神坂峠：舗装された林道。車は通行不可。がけ崩れの跡が多数あり、阿智村は自主規制で「通行禁止」と看板に記載！ どうしても
自己責任で歩く場合、落石跡がある所は上を見たり、道路中央を歩いた方が良い。会った方は、後ろを歩かれてた同じルートの黄色い男性と、すれ違った高校生風の男性2人のみ。また、ヘブンスからの林道と合流後はバスに注意。

●AU電波(4GLTE)：神坂峠駐車場〜恵那山稜線△、恵那山山頂△、広河原〜神坂峠の林道☓、他は不明
●トイレ：神坂小屋(11〜4月は使用禁止)、恵那山山頂
●水場：強清水（湧き水）、萬岳荘（湧き水）、広河原（広い沢）、広河原〜神坂峠（随所で沢を横断）

その他周辺情報

2015/9/12
　●日の出　5:30
　●日の入　18:05

写真

9/12 5:07

富士見台高原での御来光を目指し、神坂峠から出発。稜線に出た萬岳荘との分岐で、南アルプスの絶景が目に飛び込んできた！

9/12 5:21

恵那山トンネルの真上にある富士見台、着！　奥は中央アルプス。

9/12 5:26

う〜ん！　左が北アルプス。右が中央アルプス。

9/12 5:23

前穂の吊尾根の左は奥穂、その左側は槍への稜線か

9/12 5:27

南アルプスの大山脈と、見事な雲海！　今まで見た中でベストかも。

9/12 5:28

もうすぐ日の出る光ってる所〜悪沢〜赤石〜聖〜上河内〜光？

9/12 5:29

中津川市の雲もピンク色に

9/12 5:35

出た！

南アルプスの山座同定。上河内岳は能郷白山のように特徴あるが、それより南は特に自信なし。

9/12 5:38

恵那山も染まってる！

9/12 5:39

雲海も染まって、最高の景色！

9/12 5:43

あふれそうな雲海！　正面は中央アルプス。

9/12 5:44

その奥には北アルプス！

9/12 5:46

中津川市に影富士見台？

9/12 6:01

神坂小屋周辺の笹の山の緑が美しい！ 奥は大川入山？ その左奥は蛇峠山？

9/12 6:08

雲海があふれだした！　奥は御嶽〜乗鞍〜北アルプス。

9/12 6:11

素晴らしい絶景でした〜

9/12 6:15

さぁ、つぎは恵那山へ！

9/12 6:18

幸せな気分！

9/12 6:24

神坂小屋(避難小屋)と恵那山

9/12 6:28

この笹の山を右へトラバースした奥が神坂峠。手前の鞍部を左に降りると萬岳荘。

9/12 6:31

光る笹の奥は、悪沢〜赤石〜聖〜上河内(右の光る雲の下)。

9/12 6:32

見えてる萬岳荘までは、神坂峠から車で行ける。萬岳荘にある駐車場は宿泊者専用。

9/12 6:33

中津川市の手前に映る山の影

9/12 6:41

神坂峠から、左手前の千両山に登り、恵那山の右側の尾根を登っていく

9/12 6:48

朝日に輝く、トリカブト

9/12 6:49

？

9/12 6:51

神坂峠、

9/12 6:52

信濃と美濃の国境で、縄文時代からの峠！

9/12 6:53

車で神坂峠のT字路に着いたら、左に降りれば駐車場

9/12 6:54

10台ほどしか駐められませんが

9/12 6:55

その奥からも絶景が。左端が上河内岳で、正面のどっしりしたのが光岳？

9/12 7:04

再び神坂峠に戻り、恵那山へ。富士見台へは右奥のカーブミラーを右へ。

9/12 7:20

千両山、着。恵那山へは、恵那山方向の「ヘブンス山頂まで」の道ではありません。

9/12 7:21

ここも良い眺望！

9/12 7:25

南アルプスの北奥には、

9/12 7:23

八ヶ岳も見えてる。左から、硫黄〜横岳〜赤岳〜権現、鋸〜(甲斐駒)〜仙丈　？

9/12 7:21

御嶽〜乗鞍〜富士見台(北アルプスはその奥で見えず)〜中央アルプス〜神坂山

9/12 7:24

中央アルプス。木曽駒〜宝剣〜空木〜南駒か。

9/12 7:26

「This is 恵那山」の景色！

9/12 7:28

中津川方面の道を下っていきます

9/12 7:30

この尾根を登っていきます

9/12 7:40

鳥越峠。強清水からも来られる。

9/12 7:58

ウバナギ。こんな所があるとは、恵那山の滑らかな山容からは想像できない。

9/12 8:00

マシュルームのように真っ白

9/12 8:16

秋の空！　御嶽〜乗鞍〜北ア〜南木曽〜中ア〜富士見台。

9/12 8:19

大判山、着

9/12 8:22

小さい花々がかわいい、タデ科のオヤマソバか

9/12 8:24

右の白い枝の下は、天狗ナギか

9/12 8:25

恵那山方向だけに枝が残る、芸術的な木

9/12 8:28

朝露でみずみずしい、シラタマノキ

9/12 8:30

まだ登ったり下ったり

9/12 8:41

登ってきた道を振り返る。中ア手前の富士見台、その右の神坂山の右手前の千両山。。。

9/12 8:47

白い茸

9/12 8:59

ヒロハテイショウソウか。頭花が3個で、卵型の葉で縁がギザギザ。

9/12 9:01

天狗ナギ。すごい崩壊。奥は、中津川市〜御嶽〜乗鞍。

9/12 9:02

この丸っこい標識がいい感じ

9/12 9:10

天狗ナギを覗いてみた。危ない危ない。

9/12 9:10

そこにかろうじて残ってた、ウメバチソウ

9/12 9:14

随所で南アルプスの絶景が見られるルート。秋空の雲が芸術的♪

9/12 9:14

アップ。塩見〜悪沢〜赤石〜聖〜上河内〜光？

9/12 9:14

さらにアップ。悪沢〜赤石〜聖〜上河内。ん？

9/12 9:14

聖岳と上河内岳の間から、富士山が覗いてました

9/12 9:21

御嶽〜乗鞍も良く見えてる。下には恵那山トンネルから出た高速、中央道

9/12 9:22

中津川市の奥には、白山？

9/12 9:35

アリクイが前掛けをしたような、純白のセリバシオガマ

9/12 9:45

稜線手前の直登が始まった

9/12 9:49

ひっそりと木陰に咲く、カニコウモリ

9/12 9:52

ここはコケのいい感じの森

9/12 9:54

みずみずしいコケと、日に光るゴゼンタチバナの葉

9/12 9:59

やっと、稜線に出た！

9/12 9:59

あとは、ほぼ平坦

9/12 10:01

青空に立ち枯れのシルエット。なぜここだけ立ち枯れ？

9/12 10:04

二乃宮社。この後も多く社があります。

9/12 10:04

平坦な稜線をスイスイと。随所にぬかるんでる所あり。

9/12 10:05

南側の展望

9/12 10:17

恵那山頂避難小屋の裏の大岩へ登ってみる

9/12 10:30

かろうじて中央アルプスが。麦草〜三沢〜木曽駒〜中〜宝剣か。

9/12 10:20

広河原からの登山者が続々と。奥がトイレ。

9/12 10:32

小屋の中。キレイ。

9/12 10:33

トイレも新しそう

9/12 10:37

綿あめのような雲

9/12 10:41

三角点。テレビでよく見た所。

9/12 10:42

登ってみたが、確かに木が育って眺望がない。神坂峠までの林道が歩けることが伺え、広河原経由で戻ることに。

9/12 11:06

時折ガスが取れた、飯田市越しの南アルプス

9/12 11:08

左下はヘブンスそのはらか。ガスが増えてきた。

9/12 11:46

山頂からノンストップで、広河原へ。顔を洗ってサッパリ！

9/12 11:47

沢の風がここちいい！

9/12 11:50

さぁ、ここから林道で神坂峠へ

9/12 11:53

すぐ右に、岩からの急な沢。見事！

9/12 12:16

落石跡は特に、上を気にしてすばやく通過

9/12 12:21

道路を横切る沢。4カ所はあった。

9/12 12:23

人のいない林道を、ゆっくり登っていく

9/12 12:26

クサボタン！終わりかけだが多く咲いてた。

9/12 12:30

花が開いて、こんな形に

9/12 12:33

美しいノコンギク

9/12 12:35

崩れやすい土質なのか、直してもキリがなさそう

9/12 12:37

綺麗なヤマハハコ。呑気に花を撮ってて、落石に合わないよう要注意。

9/12 12:37

恵那山や行きの稜線はだいぶガスってきた。この後、アサギマダラを3回見ました。

9/12 12:42

唯一濃いピンクの、ホタルブクロ

9/12 12:58

初めて見た、ゲンノショウコ

9/12 13:03

林道を振り返って。本当は人も通行止だったのかな。

9/12 13:04

振り返って、右が広河原から登ってきた林道。左はヘブンスそのはら山頂への林道。どちらも一般車両は進入禁止。

9/12 13:14

随所で見た、ヨツバヒヨドリ

9/12 13:30

神坂峠の駐車場へ戻ってきた！ヤレヤレ疲れたが、良い山行でした〜

9/12 13:46

【参考】中津川への林道を車で降りる途中の、神坂大桧（みさかおおひ）広場。神坂峠の駐車場が満車の時は、路駐せずここへ駐めてほしいとのこと。

9/12 13:50

【参考】さらに下った強清水。湧き水だったら、飲んでみたら良かった。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

pewa-lake

●金曜まで3日間の展示会で疲れていたが、テレビから「土曜は爽やかな秋晴れ」との声。週末はゆっくりしたかったが、天気予報を見て、いつか行こうと思っていた恵那山へ行くことに。

●カーナビが園原ICで東側から神坂峠へ行くルートを示すので、行けるか知らず迷ったが、高速代の安い中津川ICから行くようカーナビに設定。東側からは行けなかったので、結果オーライでした。

●中津川からの林道は、狭くて長い。深夜なので明るい曲を流しながら、慎重に行った。途中、たぬきと野うさぎ3匹が見られた。車のライトで道路へ出たものの、慌てて横断した様子。うさぎはいずれも草を1本くわえており、ある一匹は道路を横断し終える直前で草を落とし、少しフリーズしていたのが可愛かった。

●せっかくなので御来光をと、NHK日本百名山でも行かれてた富士見台へ行くことに。南アルプスとの間を埋め尽くすそれはそれは見事な雲海で、360度の絶景を味わうことができました！

●でも帰りの高速でちょっとあり、嫁さんから当分 山禁止令が。「当分っていつまで？」と聞けるわけもなく、落ち込みながらも何とかレコアップした次第です。（シルバーウイーク目前でどうしよう）


【お話しした方々】
・富士見平：お近くの男女3名。あまりの絶景に写真ばかり撮り、ほとんどお話できなかったが。
・神坂峠の駐車場：京都と大阪の女性2人。これから恵那山ピストン。私もピストンなので「またどこかで」と言っておきながら、広河原周回に予定変更してしまった。
・千両山：男性。念のため恵那山への道を尋ねると、その方が間違えてヘブンスの道を行かれるところだった。
・恵那山稜線に出た前宮分岐：男性。広河原〜神坂峠の林道が歩けるか尋ねた。
・恵那山頂避難小屋の裏の大岩：カップヌードル食事中の男性。山座同定と、この方にも林道が歩けるか尋ねた。
・恵那山、三角点：2組の男性にも林道を尋ねた。1組の方が広河原から逆周りで「通行可」とのこと。
・広河原への下り：女性3人。下の見えない笹道で、道を譲ろうと谷側へ避けたらややバランスを崩し、笹の大きな音で、かなりビックリさせてしまいました。足を置いたところは地面が見えてましたが、もし横が崖だったらと。。。


●富士見台から朝の雲海と南アルプス

コメント

mugi

本日も晴天なり！
またピンポイントで晴れの山行！　羨ましい〜
それにしても見事な雲海でしたね
山から溢れ出る様子はたまらんですよね〜

自分は来週のシルバーウイークに備えて畑仕事に精を出していました
山禁止令ですか・・・一大事じゃないですか

pewa-lake

Re: 本日も晴天なり！
はい、午前中は良い秋晴れでした。
ほんとに久しぶりの見事な雲海で、絶景は御来光で使い果たした感じでした。

畑されてるんですか。いいですね〜

そうなんです、一大事なんです！　どうしよう