南アルプス遠征●仙丈ヶ岳&甲斐駒ヶ岳●長衛小屋テント泊


- GPS
- 13:31
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 2,354m
- 下り
- 2,336m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:38
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:35
天候 | 一日目 晴れ 後 曇 二日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/index.php?id=10 「仙流荘」から北沢峠までは、南アルプス林道バスでの移動のみとなる。 http://www.city.ina.nagano.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html この日は、平日ともあって7時に到着しましたが、第一駐車場(バス停に一番近い駐車場)は半分くらい駐車あり。 バス乗り場は、順番なのでザックなどの荷物を置いておけば良いと思います。私は、トイレに行った際にザックを置いたので3番目を確保。 この日の始発バスは、8時でしたが3台のバスが出動していました。 平日・土日でも混雑時には、運行時間以外でも臨時バスを都度出して対応されるそうです。 バスの運転手さんがガイド的な話をされているので、乗車時間は苦になりませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【一日目】 到着後にテントの設営などでスタートも遅くなるので「仙丈ヶ岳」をチョイスする。 テント場→五合目(大滝ノ頭)→小仙丈ヶ岳→仙丈ヶ岳→仙丈小屋→馬ノ背ヒュッテ→仙丈藪沢小屋→五合目(大滝ノ頭)→テント場 以上のルートで廻りました。 危険個所は、特に感じませんでした。 マーカーもしっかりしているので、ルートロスをしそうな場所も無いと思われます。南アルプスでも初心者向けと言われる山ですが、整備感は強かったです。 【二日目】 テント場→仙水小屋→仙水峠→駒津峰→直登ルート→甲斐駒ヶ岳→巻道ルート→駒津峰→双児山→テント場 以上のルートで廻りました。 ・仙水小屋に向かう途中で沢に橋が架かっていますが、細いうえに朝方だからか濡れているので滑り易く感じました。 ・仙水峠までは、樹林帯から岩場に出ますが、マーカーも薄いのでガスが出ると迷いやすいかもしれません。 ・仙水峠から駒津峰へは、急登でした。下山で使用される際には、注意が必要です。 ・駒津峰から山頂へは、直登ルートを使用しました。直登ルートは、大きな岩が多く3点支持が必須となります。高度感を感じる箇所もあるので、リスクを避けたい方は、巻道を行かれた方が無難です。 私は、深く考えていなかったのですが、前方を行かれる御婦人3人組が直登に進まれたので、そのままついて行ってしまいました。 ここも下山時に使用されるのは、非常に危険だと思います。(登りは、マーカーが付いているのですが、下りではマーカーが見えないのでどこを降りるのか分かり難いと感じました。) ・巻道は、下山で利用しましたが白砂でスリップし易い箇所が多かったです。白砂は、燕岳や空木岳の様な感じでしょうか。 個人的には、男性的で荒らしい直登ルート。 白砂で綺麗な女性的な印象を受けた巻道ルート。 |
その他周辺情報 | 仙流荘に隣接する仙人の湯 600円。 登山者で混んでいるのが嫌だったので、今回は帰りの道中に松本市の「瑞祥 松本館」で1時間半リフレッシュしました。 http://zui.sakura.ne.jp/matsumoto.html その敷地にある、「豚さん食堂」で早目の晩飯を食べました。 http://buta3shokudo.buta3.jp/ |
予約できる山小屋 |
|
写真
1泊500円。
長衛小屋は、生ビール(中)700円、(大)900円、ソフトドリンクも200円なので非常に良心的です。トイレも綺麗で潤沢な水場にて最高の場所でした。
感想
金曜日に夏季休暇を頂いて出動。
以前より、初めて南アルプスに行く機会があれば、このプランでと考えていました。予定としては、始発バスが早いお盆明けの8月を予定していたのですが、雨にたたられて実行できずにいました。昨年同様、お盆からは最悪な天候でしたね。
地元の北アルプスは金曜日は雨だったそうで、仙流荘までの道のり203kmは苦痛でしたが南アルプスを目指して正解でした。
前日の夜中に仙流荘手前の6kmくらいの道の駅「南アルプス はせ」にて車中泊する。興奮していたのか珍しく眠れずに浅い眠りでウトウトする。
バスを降りてから10分くらいでテント場に到着するので、仲間内でワイワイするには、良い場所ですね。テントを設営してすぐにスタートする。
一日目の仙丈ヶ岳は、スタートも遅かった事もあってか、山頂に到着する頃には、ガスガスでした。しかし、小仙丈ヶ岳から見る仙丈ヶ岳の稜線や並行して見える北岳〜間ノ岳の稜線が綺麗だったので良しとしましょう。
仙丈ヶ岳は、非常に上品な山体で少しガスッていたので、再訪したいと思います。
一日目の晩飯には、お隣のテントで偶然にも2日間とも同一ルートを計画されていた、静岡からの20代バリバリの山男子と食事を共にさせて頂きました。
お互いの山情報をネタにワインで乾杯。あっという間の2時間でした。とても楽しい時間を共有できて良かったです。一期一会に感謝。
この男子とは、帰りのバスで駐車場まで一緒に移動する。いつか北アルプスで再会出来る事に期待します
二日目は、まさに「The Day」。
我が郷土のお山でもある、剱岳&立山まで目視できる晴天でもありました。
甲斐駒ヶ岳は、前日の仙丈ヶ岳とは違いタフな印象でした。
駒津峰から見る甲斐駒ヶ岳は、素晴らしいの一言で日本アルプスでも代表的なピラミッドと言われるのも納得する。
山頂からは、鳳凰三山の後ろに鎮座する富士山。
南アルプスの盟主 北岳・間ノ岳・
木曽駒ヶ岳〜空木岳〜恵那山の中央アルプス。
御嶽・乗鞍・穂高・槍・剣・立山・八ヶ岳・奥秩父の山々。
本当に来て良かったと思える一日でした。
初日は、寝不足からの片頭痛。二日目は、くるぶし周辺の靴擦れでストレスを感じた山行になりましたが、この日の晴天で全てを帳消しにしてくれました。初の南アルプス遠征でしたが、大満足の二日間でした。
terachanさん、こんばんわ。
1日目の仙丈ヶ岳の山頂付近ではガスったようですが、全般的には恵まれた天気で良かったですね
山を登っているとホントに鬼のように早い人っています
2日目は出ましたね。THE DAY
青空と甲斐駒の力強い雰囲気が似合ってますね
ドリさん
こんにちは(^^)
南アルプスは、北アルプスよりも下に見ていましたが、引けを取らないほど素晴らしいものでしたよ^^;
毎年一回は、南アルプスの山行を行いたいと思いまする^ ^
今回は、南アルプス 万歳\(^o^)/
て感じの山行でした(^^)
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