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Yamareco

記録ID: 7144630
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道北・利尻

利尻山 遥か北の島、遥か雲の上の峰

2024年08月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:50
距離
17.3km
登り
1,851m
下り
1,852m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:45
休憩
2:06
合計
10:51
距離 17.3km 登り 1,851m 下り 1,852m
6:22
2
スタート地点
6:33
6:39
1
7:05
31
7:36
24
8:00
8:10
23
8:33
55
9:28
9:41
13
9:54
33
10:27
19
10:46
11:04
14
休憩ポイント
11:18
26
11:44
12:16
22
12:38
12:40
35
13:15
13:16
28
13:44
15
13:59
14:28
51
15:19
17
15:36
15:46
19
16:05
16:06
25
16:31
26
17:03
17:06
0
17:12
17:13
0
17:13
ゴール地点
天候 ■8/16
晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■行き
ハートランドフェリーで稚内港から鴛泊港へ。
利尻島鬼脇に前泊。
レンタカーで北麓野営場駐車場へ。

■コース
登山口:北麓野営場駐車場
ルート:北麓野営場-3合目甘露清水-8合目長官山-避難小屋(利尻岳山小屋)-沓形コース分岐-利尻山北峰 ピストン
下山口:北麓野営場駐車場

■帰り
レンタカーで北麓野営場駐車場から鬼脇の宿へ。
翌日、ハートランドフェリーで鴛泊港から稚内港へ。
コース状況/
危険箇所等
■登山道
登山道は良く整備されています。
6合目周辺のみ、非常に小さな虫が大量に飛んでいるので要注意(ブユのように刺してくる虫ではなさそうでした)
その他周辺情報 ■日帰り温泉
北のしーま(利尻富士町)
やってきました、北の果ての地、稚内。 
これから、さらなる深淵に挑みます。
2024年08月15日 13:53撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 13:53
やってきました、北の果ての地、稚内。 
これから、さらなる深淵に挑みます。
10分ほど歩いて稚内港へ。 
ハートランドフェリーで利尻島に渡ります。
2024年08月15日 14:02撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 14:02
10分ほど歩いて稚内港へ。 
ハートランドフェリーで利尻島に渡ります。
これから乗る船、アマポーラ宗谷がやってきました。礼文島の香深港からの便で稚内港に到着し、そしてそれから私の乗る利尻島の鴛泊港行きの便となります。 
アマポーラとはヒナゲシのことで、リシリヒナゲシが名前の由来。船体の黄色もリシリヒナゲシ由来だそうです。おしゃれ。
2024年08月15日 16:05撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 16:05
これから乗る船、アマポーラ宗谷がやってきました。礼文島の香深港からの便で稚内港に到着し、そしてそれから私の乗る利尻島の鴛泊港行きの便となります。 
アマポーラとはヒナゲシのことで、リシリヒナゲシが名前の由来。船体の黄色もリシリヒナゲシ由来だそうです。おしゃれ。
アマポーラ宗谷に乗船。 
この船はハートランドフェリー最新の船で、2020年に建造されたばかり。なので、船内はとても綺麗でぴかぴかです。
2024年08月15日 16:33撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 16:33
アマポーラ宗谷に乗船。 
この船はハートランドフェリー最新の船で、2020年に建造されたばかり。なので、船内はとても綺麗でぴかぴかです。
稚内港を出てしばらくすると、前方に圧倒的な島が見えてきました。
2024年08月15日 17:17撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 17:17
稚内港を出てしばらくすると、前方に圧倒的な島が見えてきました。
これが利尻島。そして利尻富士。 
まさに島自体が山、美しい火山島の風景です。
2024年08月15日 17:52撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 17:52
これが利尻島。そして利尻富士。 
まさに島自体が山、美しい火山島の風景です。
山頂付近にだけ雲がかかっている・・・けど、山頂そのものはすこし雲の上に顔を出していますね。
2024年08月15日 17:53撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 17:53
山頂付近にだけ雲がかかっている・・・けど、山頂そのものはすこし雲の上に顔を出していますね。
見る分には美しいですが、私の心は穏やかではありません。明日、あの頂上まで行って、帰ってこなければいけないからです。
2024年08月15日 17:55撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 17:55
見る分には美しいですが、私の心は穏やかではありません。明日、あの頂上まで行って、帰ってこなければいけないからです。
鴛泊港に到着。アマポーラ宗谷の先端から見る利尻山。
2024年08月15日 18:12撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 18:12
鴛泊港に到着。アマポーラ宗谷の先端から見る利尻山。
ここまで私を運んでくれたアマポーラ宗谷。 
ハートランドフェリーのロゴをベースとして、差し色は船のテーマカラーに合わせた黄色。スタイリッシュな塗装ですね。
2024年08月15日 18:19撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 18:19
ここまで私を運んでくれたアマポーラ宗谷。 
ハートランドフェリーのロゴをベースとして、差し色は船のテーマカラーに合わせた黄色。スタイリッシュな塗装ですね。
鴛泊港で車を借りて、本日の宿へ。
2024年08月15日 18:20撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/15 18:20
鴛泊港で車を借りて、本日の宿へ。
翌日、レンタカーで北麓野営場までやってきました。
2024年08月16日 06:23撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 6:23
翌日、レンタカーで北麓野営場までやってきました。
登山口に入ってすぐのところにある甘露清水。ここが最初にして最後の水場ですので、ここで補給していきます。とてもおいしい水です。
2024年08月16日 06:33撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 6:33
登山口に入ってすぐのところにある甘露清水。ここが最初にして最後の水場ですので、ここで補給していきます。とてもおいしい水です。
ポン山・姫沼方面と利尻山方面の分岐。 
利尻山方面に所要時間が書いていないのは、あまりにも時間がかかるので投げやりなのか、それとも利尻山に登るような人はしっかり実態をわかっているためか。
2024年08月16日 06:40撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 6:40
ポン山・姫沼方面と利尻山方面の分岐。 
利尻山方面に所要時間が書いていないのは、あまりにも時間がかかるので投げやりなのか、それとも利尻山に登るような人はしっかり実態をわかっているためか。
4合目、野鳥の森。
2024年08月16日 07:04撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 7:04
4合目、野鳥の森。
鬱蒼とした森を進んでいきます。 
最初は針葉樹林だったのが、途中からカバノキ系の樹林に代わります。
2024年08月16日 07:26撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 7:26
鬱蒼とした森を進んでいきます。 
最初は針葉樹林だったのが、途中からカバノキ系の樹林に代わります。
5合目、雷鳥の道標。 
でも、ここには雷鳥いないですよね?なぜ雷鳥の名がついているのだろう。
2024年08月16日 07:36撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 7:36
5合目、雷鳥の道標。 
でも、ここには雷鳥いないですよね?なぜ雷鳥の名がついているのだろう。
ここで現れたのがシュムシュノコギリソウ。 
始めてみる花です。
2024年08月16日 07:43撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 7:43
ここで現れたのがシュムシュノコギリソウ。 
始めてみる花です。
マユミの実。
2024年08月16日 07:45撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 7:45
マユミの実。
お、樹林から抜け出しそうです。
2024年08月16日 07:45撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 7:45
お、樹林から抜け出しそうです。
シュムシュノコギリソウの群落が出てきました。
2024年08月16日 07:57撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 7:57
シュムシュノコギリソウの群落が出てきました。
そして6合目、第一展望台からの風景。 
奥には礼文島が見えます。
2024年08月16日 08:00撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 8:00
そして6合目、第一展望台からの風景。 
奥には礼文島が見えます。
シュムシュノコギリソウとヤマハハコの群落。
2024年08月16日 08:13撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 8:13
シュムシュノコギリソウとヤマハハコの群落。
見たことないリンドウが現れました、とこの時は思ったけど、どうやらリンドウじゃなくてイワギキョウでした。
2024年08月16日 08:15撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 8:15
見たことないリンドウが現れました、とこの時は思ったけど、どうやらリンドウじゃなくてイワギキョウでした。
7合目、胸突き八丁。
2024年08月16日 08:33撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 8:33
7合目、胸突き八丁。
美しいシュムシュノコギリソウ。
2024年08月16日 08:57撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 8:57
美しいシュムシュノコギリソウ。
眼下に利尻空港と礼文島。 
きれいに礼文島の上に雲が重なっています。
2024年08月16日 09:05撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 9:05
眼下に利尻空港と礼文島。 
きれいに礼文島の上に雲が重なっています。
第二見晴台に到着。
2024年08月16日 09:08撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 9:08
第二見晴台に到着。
うーん、素晴らしい。
2024年08月16日 09:08撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 9:08
うーん、素晴らしい。
紫色が美しいイワギキョウ。
2024年08月16日 09:28撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 9:28
紫色が美しいイワギキョウ。
8合目、長官山。 
ここが一等三角点百名山の山ですが、残念ながら三角点のある先端には立入禁止でした。
2024年08月16日 09:28撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 9:28
8合目、長官山。 
ここが一等三角点百名山の山ですが、残念ながら三角点のある先端には立入禁止でした。
そして、長官山を過ぎると、突如いままで全く見えなかった利尻山頂上がとどーんと姿を現しました。
2024年08月16日 09:46撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 9:46
そして、長官山を過ぎると、突如いままで全く見えなかった利尻山頂上がとどーんと姿を現しました。
トリカブト発見。リシリブシでしょうか。
2024年08月16日 09:49撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 9:49
トリカブト発見。リシリブシでしょうか。
避難小屋に到着。
2024年08月16日 09:53撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 9:53
避難小屋に到着。
ミソガワソウかな?
2024年08月16日 10:00撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:00
ミソガワソウかな?
利尻山の雲が晴れて、よりクリアに見えるようになってきました。
2024年08月16日 10:01撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:01
利尻山の雲が晴れて、よりクリアに見えるようになってきました。
なんか・・・山頂、遠くないですかね?
2024年08月16日 10:04撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:04
なんか・・・山頂、遠くないですかね?
ミヤマダイモンジソウ。
2024年08月16日 10:06撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:06
ミヤマダイモンジソウ。
山頂付近の崩落がなかなかすごい。
2024年08月16日 10:11撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:11
山頂付近の崩落がなかなかすごい。
イワギキョウ。
2024年08月16日 10:13撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:13
イワギキョウ。
ウメバチソウ。
2024年08月16日 10:14撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:14
ウメバチソウ。
シュムシュノコギリソウ。
2024年08月16日 10:15撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:15
シュムシュノコギリソウ。
これまた見事な花の密度です。
2024年08月16日 10:16撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:16
これまた見事な花の密度です。
階段状の道。
2024年08月16日 10:24撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:24
階段状の道。
これはシコタンハコベかな、ここまで登ってきて、本日初登場です。
2024年08月16日 10:25撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:25
これはシコタンハコベかな、ここまで登ってきて、本日初登場です。
いよいよ9合目。だというのに・・・まだ仰ぎ見る高さにある山頂。登るの?これを??と思ってしまいます。 
しかし、ここまで来たのです。行くしかないでしょう。
2024年08月16日 10:27撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:27
いよいよ9合目。だというのに・・・まだ仰ぎ見る高さにある山頂。登るの?これを??と思ってしまいます。 
しかし、ここまで来たのです。行くしかないでしょう。
イワギキョウがいっぱい。
2024年08月16日 10:35撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:35
イワギキョウがいっぱい。
さすがにしんどくなってきたので、ここで小休止。
2024年08月16日 10:46撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 10:46
さすがにしんどくなってきたので、ここで小休止。
ちょっとピンク色のシュムシュノコギリソウもありました。
2024年08月16日 11:04撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:04
ちょっとピンク色のシュムシュノコギリソウもありました。
さて、ずいぶん頂上が近くなってきました。
2024年08月16日 11:13撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:13
さて、ずいぶん頂上が近くなってきました。
振り返ると、このダイナミックな崩落。
2024年08月16日 11:16撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:16
振り返ると、このダイナミックな崩落。
あのミルフィーユ状の岩は、溶岩の層でしょうか?
2024年08月16日 11:16撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:16
あのミルフィーユ状の岩は、溶岩の層でしょうか?
沓形コースの分岐に到着です。
2024年08月16日 11:17撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:17
沓形コースの分岐に到着です。
ここで鴛泊コースと沓形コースが合流します。あとは山頂まで一本道。
2024年08月16日 11:18撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:18
ここで鴛泊コースと沓形コースが合流します。あとは山頂まで一本道。
見事なシコタンハコベ。
2024年08月16日 11:22撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:22
見事なシコタンハコベ。
利尻山は崩れやすい土質だそうで、補強がされています。 
このチューブに土が詰められており、これを階段として利用します。
2024年08月16日 11:25撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:25
利尻山は崩れやすい土質だそうで、補強がされています。 
このチューブに土が詰められており、これを階段として利用します。
タカネナデシコが残っていました。
2024年08月16日 11:34撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:34
タカネナデシコが残っていました。
これはチシマリンドウかな。 
始めて見る花です。
2024年08月16日 11:39撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:39
これはチシマリンドウかな。 
始めて見る花です。
尾根を越えると、どどーんと目前に山頂が現れました。 
ついにここまで来ました。 
なお、右に見える強烈な岩柱は、ローソク岩。もともと火口だったものが周囲の山が崩れ、溶岩の通り道の火道だけが残ってああなったそうです。
2024年08月16日 11:40撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:40
尾根を越えると、どどーんと目前に山頂が現れました。 
ついにここまで来ました。 
なお、右に見える強烈な岩柱は、ローソク岩。もともと火口だったものが周囲の山が崩れ、溶岩の通り道の火道だけが残ってああなったそうです。
利尻山北峰頂上1,719m。 
雲の上に建つ、究極の社。
2024年08月16日 11:44撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:44
利尻山北峰頂上1,719m。 
雲の上に建つ、究極の社。
周囲は見渡す限りの青空と雲海。 
まるで天界に来たかのようです。いや、実際天界か。
2024年08月16日 11:45撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:45
周囲は見渡す限りの青空と雲海。 
まるで天界に来たかのようです。いや、実際天界か。
眼下にはいくつもの岩峰が見えます。さきほどのローソク岩と同様、あれらも噴火跡の火道なのでしょうか。
2024年08月16日 11:45撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:45
眼下にはいくつもの岩峰が見えます。さきほどのローソク岩と同様、あれらも噴火跡の火道なのでしょうか。
写真を撮っていただきました。 
かなり疲れてます。
2024年08月16日 11:46撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:46
写真を撮っていただきました。 
かなり疲れてます。
天上の社。圧倒的な風景です。
2024年08月16日 11:48撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 11:48
天上の社。圧倒的な風景です。
奥に見える南峰のほうがこの北峰より2m高いのですが、登山道が崩落していて立ち入れないそうです。
2024年08月16日 11:55撮影
8/16 11:55
奥に見える南峰のほうがこの北峰より2m高いのですが、登山道が崩落していて立ち入れないそうです。
と。そんなお社はどうやらカミキリムシにレンタルされていたようです。ヒゲナガカミキリかな。 
お社にたくさん住んでいました。この究極の立地だけに、住み心地がいいのかな。
2024年08月16日 12:10撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 12:10
と。そんなお社はどうやらカミキリムシにレンタルされていたようです。ヒゲナガカミキリかな。 
お社にたくさん住んでいました。この究極の立地だけに、住み心地がいいのかな。
頂上のタカネナデシコ。
2024年08月16日 12:12撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 12:12
頂上のタカネナデシコ。
山頂にもセミがいました。コエゾゼミかな。
2024年08月16日 12:17撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 12:17
山頂にもセミがいました。コエゾゼミかな。
では、名残惜しいですが山頂を後にします。 
長い長い道のりを、丸ごと引き返さないといけません。
2024年08月16日 12:19撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 12:19
では、名残惜しいですが山頂を後にします。 
長い長い道のりを、丸ごと引き返さないといけません。
下りも絶景の道。避難小屋と、右奥に長官山が見えています。
2024年08月16日 12:35撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 12:35
下りも絶景の道。避難小屋と、右奥に長官山が見えています。
沓形コース分岐まで降りてきました。 
こちらの沓形コースは距離は短いものの、危険個所が多く、鴛泊コースよりもハードだそうです。
2024年08月16日 12:38撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 12:38
沓形コース分岐まで降りてきました。 
こちらの沓形コースは距離は短いものの、危険個所が多く、鴛泊コースよりもハードだそうです。
美しい稜線道。 
下界はずっと雲の下ですね。
2024年08月16日 12:38撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 12:38
美しい稜線道。 
下界はずっと雲の下ですね。
沓形コースの9合目にあたる三眺山が見えました。 
あの三眺山からこの分岐までが、危険個所になるそうです。
2024年08月16日 12:38撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 12:38
沓形コースの9合目にあたる三眺山が見えました。 
あの三眺山からこの分岐までが、危険個所になるそうです。
これから向かう避難小屋と長官山。
避難小屋から、少しだけ登り返しがあります。
2024年08月16日 13:30撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 13:30
これから向かう避難小屋と長官山。
避難小屋から、少しだけ登り返しがあります。
ちょっとですが嫌ですね、この登り返し。
2024年08月16日 13:37撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 13:37
ちょっとですが嫌ですね、この登り返し。
避難小屋を追加。
2024年08月16日 13:44撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 13:44
避難小屋を追加。
長官山に到着です。
2024年08月16日 13:59撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 13:59
長官山に到着です。
青空の下の長官山。
2024年08月16日 13:59撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 13:59
青空の下の長官山。
長官山から利尻山を振り返って。 
ここから先は利尻山が角度的に見えなくなります。
2024年08月16日 14:12撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 14:12
長官山から利尻山を振り返って。 
ここから先は利尻山が角度的に見えなくなります。
晴れたりガスったり、めまぐるしく状況が変わります。
2024年08月16日 14:26撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 14:26
晴れたりガスったり、めまぐるしく状況が変わります。
結果的に、下山したら利尻山は雲に隠れ、翌日も曇っていたので、これが今回の山行で最後に見た利尻山頂上でした。
2024年08月16日 14:26撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 14:26
結果的に、下山したら利尻山は雲に隠れ、翌日も曇っていたので、これが今回の山行で最後に見た利尻山頂上でした。
長官山からの下り。
2024年08月16日 14:39撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 14:39
長官山からの下り。
第二展望台を追加。
2024年08月16日 14:45撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 14:45
第二展望台を追加。
7合目。どんどん下っていきます。
2024年08月16日 15:19撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 15:19
7合目。どんどん下っていきます。
6合目まで下り、長官山を振り返ります。
2024年08月16日 15:36撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 15:36
6合目まで下り、長官山を振り返ります。
樹林帯に入りました。
2024年08月16日 16:01撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 16:01
樹林帯に入りました。
5合目に戻ってきました。
2024年08月16日 16:03撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 16:03
5合目に戻ってきました。
4合目、もう少し。
2024年08月16日 16:31撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 16:31
4合目、もう少し。
ランが咲いていました。 
エゾスズランかな?
2024年08月16日 16:55撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 16:55
ランが咲いていました。 
エゾスズランかな?
ポン山・姫沼分岐。もう少し!
2024年08月16日 16:56撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 16:56
ポン山・姫沼分岐。もう少し!
甘露清水に戻ってきました。 
ここまでくればもう大丈夫。
2024年08月16日 16:58撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 16:58
甘露清水に戻ってきました。 
ここまでくればもう大丈夫。
駐車場に帰還。 
車はほとんどいなくなっていました。
2024年08月16日 17:13撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/16 17:13
駐車場に帰還。 
車はほとんどいなくなっていました。
駐車場にイタチが現れました。
2024年08月16日 17:24撮影
8/16 17:24
駐車場にイタチが現れました。
翌日、オタトマリ沼にやってきました。
2024年08月17日 06:56撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 6:56
翌日、オタトマリ沼にやってきました。
オタトマリ沼越しに利尻山が見える・・・のですが、雲に隠れて見えないですね、残念。 
本当に、前日の8合目より降りてきてから、利尻山を見ることができませんでした。
2024年08月17日 06:58撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 6:58
オタトマリ沼越しに利尻山が見える・・・のですが、雲に隠れて見えないですね、残念。 
本当に、前日の8合目より降りてきてから、利尻山を見ることができませんでした。
このオタトマリ沼は火山の水蒸気爆発で形成されたマールだそうです。
2024年08月17日 07:09撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 7:09
このオタトマリ沼は火山の水蒸気爆発で形成されたマールだそうです。
続いて、オタトマリ沼の隣にある南浜湿原のメヌウショロ沼にやってきました。こちらからも当然ですが、利尻山は見えないですね。
2024年08月17日 07:20撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 7:20
続いて、オタトマリ沼の隣にある南浜湿原のメヌウショロ沼にやってきました。こちらからも当然ですが、利尻山は見えないですね。
このメヌウショロ沼と南浜湿原も、オタトマリ沼と同様マールだそうです。
2024年08月17日 07:24撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 7:24
このメヌウショロ沼と南浜湿原も、オタトマリ沼と同様マールだそうです。
静かなメヌウショロ沼の風景。
2024年08月17日 07:32撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 7:32
静かなメヌウショロ沼の風景。
利尻山が見れたらよかったんですけどね。
2024年08月17日 07:38撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 7:38
利尻山が見れたらよかったんですけどね。
最後に、姫沼にやってきました。
2024年08月17日 08:47撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 8:47
最後に、姫沼にやってきました。
ここからも利尻山は見えず。またチャレンジしたいですね。
2024年08月17日 09:01撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 9:01
ここからも利尻山は見えず。またチャレンジしたいですね。
というわけで鴛泊港に戻ってきました。
2024年08月17日 09:50撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 9:50
というわけで鴛泊港に戻ってきました。
港の食堂から利尻山があるはずの方向を望む。
2024年08月17日 11:05撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 11:05
港の食堂から利尻山があるはずの方向を望む。
スープカレーをいただきました。美味でした。
2024年08月17日 11:13撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 11:13
スープカレーをいただきました。美味でした。
帰りも来た時と同じアマポーラ宗谷にお世話になります。
2024年08月17日 11:33撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 11:33
帰りも来た時と同じアマポーラ宗谷にお世話になります。
アマポーラ宗谷から望む利尻島。
2024年08月17日 12:12撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 12:12
アマポーラ宗谷から望む利尻島。
利尻山は、まるで8合目より上に登らないと姿を見せてくれない天上界の山であるのか。そんな風に思ってしまいました。 
利尻島に来るときには利尻山が見えたので、もちろんそんなことはないのですが、しかし、この曇り方も含めて印象的な島でした。
2024年08月17日 12:17撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 12:17
利尻山は、まるで8合目より上に登らないと姿を見せてくれない天上界の山であるのか。そんな風に思ってしまいました。 
利尻島に来るときには利尻山が見えたので、もちろんそんなことはないのですが、しかし、この曇り方も含めて印象的な島でした。
稚内の街中にふつうにエゾシカの群れがいました。
2024年08月17日 16:57撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 16:57
稚内の街中にふつうにエゾシカの群れがいました。
稚内町内でチャーメンを食べる。美味でした。
2024年08月17日 17:55撮影 by  E-M10MarkIV , OLYMPUS CORPORATION
8/17 17:55
稚内町内でチャーメンを食べる。美味でした。

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25000地形図 ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 熊鈴(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) トイレットペーパー(1) ウェットティッシュ(1) フェイスペーパー(1) 日焼け止め(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(2) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) 水筒(1) 時計(1) カメラ(1) ズームレンズ(1) カメラメンテナンスキット(1) 予備カメラ電池(1) 予備SDカード(1) 非常食(1) 帽子(1) サングラス(1) スパッツ(1) ザックカバー(1) おふろセット(1)

感想

はるばる稚内から、さらに海を渡り利尻島へ。
登山者のあこがれの山、利尻山の頂に登りました。

稚内港からのハートランドフェリーの船内より、前方に見える利尻山の圧倒的な山容に思わず目が釘付けに。
翌朝、麓からはあいにくの曇天でしたが、8合目の長官山を超えると突然前方に利尻山頂上の屹立した山容が現れました。
眼下は一面青い海・・・とはいきませんでしたが、一面が白い雲の海。
これはこれで、この頂上が地上から隔絶された天界のもののようで、非常に印象的な風景でした。

惜しむべくは、下界から利尻山が見えたのが行きのハートランドフェリーの船内だけで、登頂後のオタトマリ沼や姫沼からは利尻山の姿を拝めなかったことです。
次は麓から利尻山をしっかりと見てみたいですね。

――EXPLORING RECORD――――――>>
ヤマレコ 287記録
3000m峰 10/21
日本百高峰 44/100
日本百名山 74/100(+1 利尻山)
日本二百名山 106/200
日本三百名山 124/301
一等三角点百名山 45/100(+1 長官山)
都道府県最高峰 24/47
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ハイキング 道北・利尻 [日帰り]
利尻山(鴛泊コース・ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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