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Yamareco

記録ID: 7148570
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

鳥海山

2024年08月17日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 秋田県 山形県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:55
距離
14.9km
登り
1,323m
下り
1,324m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:17
休憩
0:35
合計
8:52
距離 14.9km 登り 1,323m 下り 1,324m
7:06
11
7:19
58
8:17
34
8:51
8:56
14
9:11
9
9:20
5
9:25
17
9:41
9
11:08
11:09
38
11:47
12:00
16
12:22
12:28
5
12:33
12:34
25
12:59
9
13:08
23
13:31
18
13:49
13:50
8
13:57
14:00
9
14:09
4
14:13
8
14:22
14
14:35
14:36
22
14:58
15:01
46
15:47
15:50
11
16:01
天候 晴、曇
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バスを降り、登山開始。
バスを降り、登山開始。
最初に会ったお花はヒヨドリバナでした。
最初に会ったお花はヒヨドリバナでした。
ホツツジ。淡いピンクがかわいい。
ホツツジ。淡いピンクがかわいい。
ヤマハハコ。ハハコグサはいつ見ても不思議な形だなと思います。
ヤマハハコ。ハハコグサはいつ見ても不思議な形だなと思います。
10分ほど行った所にある展望台。山頂方面がよく見えます。
10分ほど行った所にある展望台。山頂方面がよく見えます。
ハクサンシャジン。御田ヶ原分岐付近までは、この子達をよく見かけました。
ハクサンシャジン。御田ヶ原分岐付近までは、この子達をよく見かけました。
白っぽいのもいます。でも飛び出した雌しべは紫色。不思議な色合いです。
白っぽいのもいます。でも飛び出した雌しべは紫色。不思議な色合いです。
たぶんイワオトギリ。葉の黒点を見そこねたので、確信が持てません。
たぶんイワオトギリ。葉の黒点を見そこねたので、確信が持てません。
キンレイカそっくりですが、葉の形からするとマルバキンレイカ。
キンレイカそっくりですが、葉の形からするとマルバキンレイカ。
黄色い花が多い。この子はアキノキリンソウですが、頂部に花が集まっているので、その高山種、ミヤマアキノキリンソウのようです。
黄色い花が多い。この子はアキノキリンソウですが、頂部に花が集まっているので、その高山種、ミヤマアキノキリンソウのようです。
舌状花が9枚だから、ニガナの品種であるシロニガナではないけれど。ではシロバナクモマニガナ? シロバナニガナ? ややこしくて分かりません。
舌状花が9枚だから、ニガナの品種であるシロニガナではないけれど。ではシロバナクモマニガナ? シロバナニガナ? ややこしくて分かりません。
エゾシオガマ。花の付き方がおもしろい。
エゾシオガマ。花の付き方がおもしろい。
こちらはヨツバシオガマ。
こちらはヨツバシオガマ。
シダのような葉が特徴的です。
シダのような葉が特徴的です。
アカモノの実。まだ花を見たことがありません。
アカモノの実。まだ花を見たことがありません。
葉が茎を抱く、花が上を向く、長い総苞片、総苞のクモ毛。たぶんウゴアザミ。
葉が茎を抱く、花が上を向く、長い総苞片、総苞のクモ毛。たぶんウゴアザミ。
賽の河原。広々とした、湿地っぽい場所でした。
賽の河原。広々とした、湿地っぽい場所でした。
イワイチョウ。去年、月山の湿地でもたくさん咲いていました。
イワイチョウ。去年、月山の湿地でもたくさん咲いていました。
ミヤマダイモンジソウ。頂部に集まって花が咲き、下の花弁も長く伸びていないので、最初は何の仲間か分かりませんでした。
ミヤマダイモンジソウ。頂部に集まって花が咲き、下の花弁も長く伸びていないので、最初は何の仲間か分かりませんでした。
葉っぱを見ると納得。明らかにユキノシタの仲間です。湿った岩場に咲くというのも、「いかにも」といった感じ。
葉っぱを見ると納得。明らかにユキノシタの仲間です。湿った岩場に咲くというのも、「いかにも」といった感じ。
チングルマは皆、綿毛になっていました。
チングルマは皆、綿毛になっていました。
ウメバチソウ。玉のような仮雄しべがきれいです。接写しておけばよかった。
ウメバチソウ。玉のような仮雄しべがきれいです。接写しておけばよかった。
シロバナトウウチソウ。ブラシ状でおもしろい。
シロバナトウウチソウ。ブラシ状でおもしろい。
ギボウシの濃い紫色は目立ちます。
ギボウシの濃い紫色は目立ちます。
ミヤマホツツジ。今回楽しみにしていた花の一つ。
ミヤマホツツジ。今回楽しみにしていた花の一つ。
ホツツジ同様に長く突き出した雌しべが、この種では象の鼻のごとく曲がっています。どうしてこんな形になったのか。自然の神秘です。
ホツツジ同様に長く突き出した雌しべが、この種では象の鼻のごとく曲がっています。どうしてこんな形になったのか。自然の神秘です。
鳥海湖。この景色には足を止めざるを得ません。ここまで来て、ゆっくりして帰るだけでも満足できそう。
鳥海湖。この景色には足を止めざるを得ません。ここまで来て、ゆっくりして帰るだけでも満足できそう。
エゾオヤマリンドウ。ギボウシに負けず劣らず、こちらの紫色も濃い。
エゾオヤマリンドウ。ギボウシに負けず劣らず、こちらの紫色も濃い。
同じリンドウでも、ミヤマリンドウはもっと小さくて控えめ。かわいい。
同じリンドウでも、ミヤマリンドウはもっと小さくて控えめ。かわいい。
トウゲブキ。草原の緑の中、この子達の黄色が目を引きます。
トウゲブキ。草原の緑の中、この子達の黄色が目を引きます。
ニッコウキスゲは少しだけ咲き残っていました。
ニッコウキスゲは少しだけ咲き残っていました。
ハクサンフウロ。ビビッドな赤紫。
ハクサンフウロ。ビビッドな赤紫。
花が開くと雄しべが脱落し、雌しべが残る。もはや違う花のよう。
花が開くと雄しべが脱落し、雌しべが残る。もはや違う花のよう。
チョウカイアザミ。黒い総苞、垂れ下がった花。ユニークです。
チョウカイアザミ。黒い総苞、垂れ下がった花。ユニークです。
イワショウブ。一株だけ見つけました。
イワショウブ。一株だけ見つけました。
ベニヒカゲ。高山性の蝶です。たくさんの個体が飛んでいましたが、なかなか止まってくれず。写真を撮るのに苦労しました。
ベニヒカゲ。高山性の蝶です。たくさんの個体が飛んでいましたが、なかなか止まってくれず。写真を撮るのに苦労しました。
千蛇谷の雪渓が見えてきました。
千蛇谷の雪渓が見えてきました。
雪渓を渡るのは初めて。楽しい。
雪渓を渡るのは初めて。楽しい。
ミヤマコウゾリナ。黒い総苞が黄色を際立たせています。
ミヤマコウゾリナ。黒い総苞が黄色を際立たせています。
オニシモツケ。シモツケソウ属の花の、ふわふわした感じが好きです。
オニシモツケ。シモツケソウ属の花の、ふわふわした感じが好きです。
アオノツガザクラ。優しい感じがするクリーム色。花柄には腺毛が生えています。
アオノツガザクラ。優しい感じがするクリーム色。花柄には腺毛が生えています。
中を覗くとちゃんと雌しべ雄しべが見えました。
中を覗くとちゃんと雌しべ雄しべが見えました。
オンタデでいいのかな?
オンタデでいいのかな?
ミヤマキンバイ。濃い黄色が、岩ばかりの灰色の風景を明るくしてくれます。
ミヤマキンバイ。濃い黄色が、岩ばかりの灰色の風景を明るくしてくれます。
イワブクロの群生。
イワブクロの群生。
花の中で雄しべがくるっと丸まっています。
花の中で雄しべがくるっと丸まっています。
チョウカイフスマ。今回はこの子達に会いに来たと言っても過言ではありません。小さな花ですが、美しく感じるのは花と葉の均整のとれた形ゆえでしょう。
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チョウカイフスマ。今回はこの子達に会いに来たと言っても過言ではありません。小さな花ですが、美しく感じるのは花と葉の均整のとれた形ゆえでしょう。
花弁も葯も清楚な白。
葉っぱは少し肉厚で側脈が目立ちません。なんだか作り物めいて見えます。
2
花弁も葯も清楚な白。
葉っぱは少し肉厚で側脈が目立ちません。なんだか作り物めいて見えます。
御室小屋到着。山頂まであと少し。
御室小屋到着。山頂まであと少し。
両手を使って岩を這い上がる。ここまでの道とは険しさが違います。
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両手を使って岩を這い上がる。ここまでの道とは険しさが違います。
山頂。ガスってます。見渡す限り岩。
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山頂。ガスってます。見渡す限り岩。
胎内くぐり。地震が来ないことを祈りながら通過。
1
胎内くぐり。地震が来ないことを祈りながら通過。
外輪山へ登り返します。
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外輪山へ登り返します。
雪が溶けて池になっていました。
雪が溶けて池になっていました。
稜線に乗ると周囲が赤茶色に変わっていました。溶岩っぽい印象。
稜線に乗ると周囲が赤茶色に変わっていました。溶岩っぽい印象。
七高山到着。碑がたくさん立っています。
七高山到着。碑がたくさん立っています。
イワギキョウがいっぱい。
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イワギキョウがいっぱい。
イワヒバリ。近づいても全然逃げません。
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イワヒバリ。近づいても全然逃げません。
少しの間だけガスが晴れ、新山と七高山が見えました。
少しの間だけガスが晴れ、新山と七高山が見えました。
チョウカイフスマの島といった感じ。
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チョウカイフスマの島といった感じ。
チョウカイフスマ越しの新山。
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チョウカイフスマ越しの新山。
さっきまで歩いていた、千蛇谷の登山道がずっと下の方に見えました。
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さっきまで歩いていた、千蛇谷の登山道がずっと下の方に見えました。
突然、雨が降り始め、すぐにやみました。水玉フウロのでき上がり。
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突然、雨が降り始め、すぐにやみました。水玉フウロのでき上がり。
緑の絨毯。雲の切れ間から日本海が見えます。
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緑の絨毯。雲の切れ間から日本海が見えます。
鳥海湖まで戻ってきました。ここから離れたくない――しかしバスの時間が迫っています。
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鳥海湖まで戻ってきました。ここから離れたくない――しかしバスの時間が迫っています。
オクキタアザミ。危うく写真を撮りそこねて下山するところでした。名に反してアザミではなく、鋭い棘の無いトウヒレンの仲間。
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オクキタアザミ。危うく写真を撮りそこねて下山するところでした。名に反してアザミではなく、鋭い棘の無いトウヒレンの仲間。
これもトウヒレン。写真を撮った時はオクキタアザミかと思っていましたが、よく見ると色も形も違う。調べた限りでは、少し前に新種記載されたウゴトウヒレンかな?
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これもトウヒレン。写真を撮った時はオクキタアザミかと思っていましたが、よく見ると色も形も違う。調べた限りでは、少し前に新種記載されたウゴトウヒレンかな?
登山中、ずっと目にしたセリ科の花。数種類あるみたいですが、勉強不足で分からず。これからの課題です。
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登山中、ずっと目にしたセリ科の花。数種類あるみたいですが、勉強不足で分からず。これからの課題です。
無事下山。下界は晴天でした。
無事下山。下界は晴天でした。

感想

 夏休み。
 去年は月山に登り、ならば今年は鳥海山と決めました。台風が影響しないことを祈りながら、東京から新幹線と在来線を乗継ぎ、いざ山形へ。

 象潟に一泊し、ブルーライナーで登山口に到着。
 当日は多少雲が出ていたものの、概ね晴天。風があまり吹いていないため、汗だくで歩き続けました。
 景色は始終すばらしく、進むにつれて青々とした草地、鳥海湖、お花畑、雪渓、険しい岩稜帯など、環境がどんどん変化し、飽きることがありませんでした。ロングコースでしたが全く苦にならず。ずっと山に滞在したい気持ちになりました。
 また、その地形の多様さに沿うように、花の種類が豊富。一度の登山で30種類を超える花に会えるなんて、初めての体験でした。固有種も見ることができ、お花好きとしてはこれ以上ない山行となりました。

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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 鳥海山 [日帰り]
千畳ヶ原
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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