蓼科山
- GPS
- 02:51
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 643m
- 下り
- 469m
コースタイム
天候 | 山頂は霧 時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時30分頃には7割程度満車 下山時には路駐あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上の石は濡れていると滑りやすいので注意 |
その他周辺情報 | 立科町龍神の湯 入浴料金500円 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
タオル
ストック
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感想
馬返し
競馬の馬はなぜ走るのだろう。我々の主観かもしれないが、例外を除き少なくともゴールを目指して懸命に走っている。競馬のスタートまで抑圧された生活を強いられスタートとともに解き放たれるのだという。
蓼科山には「馬返し」という地点が存在するという。案内標識に出てくるが、どこがそれに当たるか分からない。案内板を見逃しているだけかもしれない。ただ思うのは馬がここを登る必要があるのかだ。ここは峠でもなく、何処かへの近道でもない。山上に城があるわけでもない。一体どうして馬がここへ来る必要があるのか。
仮に人や荷物を運ぶ必要がありここを登るのなら、それは使役されていることになる。しかも、一定期間に一定回数ここを登ることになる。抑圧から開放とはいえ自身の意思で走る競走馬と違う、ここを登るその馬の境遇を考えざるをえない。ああ、馬返しなので登ることはないのか・・・
思い出
蓼科山は二回目だ。今回、同行の弟が以前から興味を持っていたので、天候と相談しながら山行を決定した。とにかくこの山の形状ごとくひたすら急登だった記憶がある。
そしてもう一つ。山頂間近の「山頂まで十五分」の岩にかかれた黄色いペイントだ。前回は十五の十の字が消えかかっていたため、あと五分と勘違いしてなかなかたどり着けない頂上を恨めしく思ったものだ。帰宅して写真を詳細に眺めると確かにうっすらと十の文字を確認することができた。今回ははっきりと認識できる。書いてくださっている方に感謝です。
今回はむしろ頂上まで短く感じた。
頂上にて
天気はまずまずの予報だったが、終始曇り。それでも風があったのでしばらく休憩していると、一瞬だがスッキリと八ヶ岳が見える時がある。「チラ見えの美」とでも言おうか、またそれが見たくて釘付けになった。動画に納めることができたので貼っておく。
転倒
頂上直下の下り、自分としては珍しく颯爽と降りてきた。数人が道を譲ってくれたのでさらに歩速を早めた。折角譲ってくれたので早く行かなくてはとの思いと、まだ濡れている石に足を滑らせ2mくらい落下してしまった。登りも下りも周囲に人がいたので少しくザワメキが起きた。転倒して転がったのだが最後に額左側が石に当たり、見てそれと分かる大きなタンコブを作ってしまった。それから、お尻の右ポケットに納めていたスマホが当たりどころが悪く逝ってしまった。それが分かったのは、下りも中盤のころ写真を撮ろうとしたら、スマホの電源が落ちてしまった。何度も立ち上げようとしたが、メーカーロゴが出てくる段階で落ちてしまう。諦めて歩き始めたが、山レコではそこがゴール地点となっている。すなわち、そこが我がスマホの終焉の地ということである。
帰宅し、何度か再起動を試みるも依然として沈黙を保っていたスマホだが、即死ではなかったことを思いだし、打撃の痕跡から類推してその反対側から軽い打撃を与えたところ見事に立ち上がった。すかさず、レコを停止し、写真のアップロードを実施した。いつまた停止してしまうかも分からない状況下で最低限の措置を施した。
その後、当面の役割を終えると我がスマホは沈黙した。
以上のことから、精神的にもダメージがあり、しばらくレコにも手がつけられなかったが、次期スマホの発注もすませて落ち着いてきたことから動き出せた次第。
山とスマホ
実は山でスマホを破壊してしまったのは2回目。2年前に瑞牆山でやはり転倒(岩場から落下が正しい)した時に壊してしまった。この時もお尻の右ポケットにスマホが入っていた。
このスタイルは改めようと思う。反省。
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