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Yamareco

記録ID: 715026
全員に公開
キャンプ等、その他
槍・穂高・乗鞍

明神岳 東稜から前穂高岳

2015年09月12日(土) ~ 2015年09月13日(日)
 - 拍手
carimero326 その他1人
GPS
27:00
距離
13.1km
登り
1,692m
下り
1,687m

コースタイム

1日目
山行
6:43
休憩
1:02
合計
7:45
5:50
5
上高地
5:55
2
6:35
6:45
2
6:47
52
養魚場跡(信州大学なんちゃら研究所)
7:39
67
宮川のコル
8:46
9:00
23
ひょうたん池
9:23
57
第一階段取付き
10:20
10:35
15
東稜の頭(小ピーク)
10:50
7
らくだのコル(東稜取付き)
10:57
65
バットレス取付き
12:02
12:15
80
13:35
前穂高岳
2日目
山行
2:39
休憩
0:10
合計
2:49
6:00
30
前穂高岳
6:30
57
7:27
7:37
53
8:49
上高地
天候 12日 晴れ
13日 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな駐車場からバスで上高地
この時期、駐車場ゲートが開くのは朝4時 バスの始発は5時20分
コース状況/
危険箇所等
ひょうたん池手前のガレ場は、赤い丸印を見失わないように歩いた方が良い。
ひょうたん池から明神岳主峰、前穂高岳まではバリエーションルート。
クライミング経験がある程度必要。
その他周辺情報 温泉 ひらゆの森 500円 朝10時〜
上高地
いつもより人少な目
2015年09月12日 05:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 5:50
上高地
いつもより人少な目
お決まりの河童橋の写真
2015年09月12日 05:53撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 5:53
お決まりの河童橋の写真
小梨平で朝ごはん
炊き込みご飯に煮卵入り
2015年09月12日 05:59撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
9/12 5:59
小梨平で朝ごはん
炊き込みご飯に煮卵入り
明神岳
2015年09月12日 06:28撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:28
明神岳
明神岳と明神橋
2015年09月12日 06:44撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:44
明神岳と明神橋
養魚場跡
2015年09月12日 06:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:47
養魚場跡
今の施設の名前はこういうらしい
2015年09月12日 06:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:47
今の施設の名前はこういうらしい
イケスの跡?
2015年09月12日 06:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:47
イケスの跡?
施設の敷地を通ってこの橋を渡った
2015年09月12日 06:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:48
施設の敷地を通ってこの橋を渡った
すぐに二つ目の橋
2015年09月12日 06:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:48
すぐに二つ目の橋
手のひらより大きいきのこ
2015年09月12日 06:49撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:49
手のひらより大きいきのこ
もう一つ橋を渡った
2015年09月12日 06:49撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 6:49
もう一つ橋を渡った
沢を横切り、右の登山道に入って行く。
2015年09月12日 07:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:05
沢を横切り、右の登山道に入って行く。
目印はこれ
2015年09月12日 07:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:06
目印はこれ
キノコの群生
2015年09月12日 07:26撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:26
キノコの群生
しばらくガレ場を登って行く
2015年09月12日 07:27撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:27
しばらくガレ場を登って行く
ガレ場を振り返る
梓川が小さくなっていく
2015年09月12日 07:39撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:39
ガレ場を振り返る
梓川が小さくなっていく
宮川のコル
二本杉が立っている
2015年09月12日 07:39撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:39
宮川のコル
二本杉が立っている
この花がいっぱい咲いてて踏みそうになる
2015年09月12日 07:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:51
この花がいっぱい咲いてて踏みそうになる
何度か登山道を外した、ひょうたん池までの道
2015年09月12日 07:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:54
何度か登山道を外した、ひょうたん池までの道
ここから少しだけ樹林帯を下ってまた登る
2015年09月12日 07:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:56
ここから少しだけ樹林帯を下ってまた登る
かわいいお花
2015年09月12日 07:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:57
かわいいお花
最近毎度のトリカブティー
2015年09月12日 07:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 7:57
最近毎度のトリカブティー
相変わらず早いH
2015年09月12日 08:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 8:05
相変わらず早いH
上天気!
ガレ場が続く
2015年09月12日 08:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 8:22
上天気!
ガレ場が続く
もうすぐひょうたん池
2015年09月12日 08:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 8:46
もうすぐひょうたん池
緑がきれい
2015年09月12日 08:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 8:47
緑がきれい
こじんまりしたひょうたん池
2015年09月12日 08:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 8:49
こじんまりしたひょうたん池
ひょうたん池から遠く三本槍がみえる
2015年09月12日 08:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 8:50
ひょうたん池から遠く三本槍がみえる
おにぎり食べて休憩&ルート確認
後ろに写っているのが東稜への取付き場所
2015年09月12日 08:53撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
9/12 8:53
おにぎり食べて休憩&ルート確認
後ろに写っているのが東稜への取付き場所
ここでガチャとハーネス、ヘルメットを準備
Hさん、写真用の顔を作って欲しい
2015年09月12日 09:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
9/12 9:02
ここでガチャとハーネス、ヘルメットを準備
Hさん、写真用の顔を作って欲しい
草と岩の尾根を進む
2015年09月12日 09:22撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 9:22
草と岩の尾根を進む
梓川
2015年09月12日 09:23撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 9:23
梓川
第一階段取付き
2015年09月12日 09:23撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 9:23
第一階段取付き
富士山が見えた
2015年09月12日 09:36撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 9:36
富士山が見えた
第一階段の途中かな
2015年09月12日 09:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 9:46
第一階段の途中かな
ひょうたん池付近を振り返る
2015年09月12日 09:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 9:46
ひょうたん池付近を振り返る
前穂高岳が少し近づいてきた
2015年09月12日 09:53撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 9:53
前穂高岳が少し近づいてきた
東稜の頭かと思いきや、違った
2015年09月12日 09:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 9:54
東稜の頭かと思いきや、違った
明神岳三峰に人の姿が見えた
2015年09月12日 10:03撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:03
明神岳三峰に人の姿が見えた
4人パーティ?
2015年09月12日 10:04撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:04
4人パーティ?
ズイーっと、さらに30倍ズーム
2015年09月12日 10:04撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:04
ズイーっと、さらに30倍ズーム
左から明神5峰
2015年09月12日 10:10撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:10
左から明神5峰
前穂高岳
2015年09月12日 10:11撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:11
前穂高岳
バットレスと主峰が見えてきた
2015年09月12日 10:21撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:21
バットレスと主峰が見えてきた
バットレスのアップ
2015年09月12日 10:21撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:21
バットレスのアップ
主峰とバットレス
2015年09月12日 10:28撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:28
主峰とバットレス
明神二峰で懸垂下降するクライマー
2015年09月12日 10:30撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:30
明神二峰で懸垂下降するクライマー
東稜の頭は展望がいい
前穂高岳方面
2015年09月12日 10:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 10:34
東稜の頭は展望がいい
前穂高岳方面
ひょうたん池方面
2015年09月12日 10:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 10:34
ひょうたん池方面
明神岳二峰から懸垂下降を開始するクライマー
2015年09月12日 10:36撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:36
明神岳二峰から懸垂下降を開始するクライマー
らくだのコルはすぐ下
ここでビバークする人も多い
2015年09月12日 10:36撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:36
らくだのコルはすぐ下
ここでビバークする人も多い
ここからクライミングシューズに履き替えた
2015年09月12日 10:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:47
ここからクライミングシューズに履き替えた
バットレス取付き
2015年09月12日 10:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 10:57
バットレス取付き
バットレスを登るH
2015年09月12日 11:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 11:02
バットレスを登るH
来た道を振り返る
2015年09月12日 11:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 11:54
来た道を振り返る
常念岳
2015年09月12日 11:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 11:54
常念岳
明神岳主峰に到着
二峰を望む
2015年09月12日 12:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:02
明神岳主峰に到着
二峰を望む
二峰 先ほど他のパーティが懸垂下降していた所
2015年09月12日 12:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:02
二峰 先ほど他のパーティが懸垂下降していた所
主峰のピークに立つH
2015年09月12日 12:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:05
主峰のピークに立つH
主峰から見た奥又白池
横尾の山荘も見える
2015年09月12日 12:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:05
主峰から見た奥又白池
横尾の山荘も見える
東稜制覇!
わーい!
2015年09月12日 12:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
9/12 12:06
東稜制覇!
わーい!
ウイスキーでキャップ一杯ずつ祝杯をあげた
2015年09月12日 12:09撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:09
ウイスキーでキャップ一杯ずつ祝杯をあげた
富士山
2015年09月12日 12:10撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:10
富士山
吊り尾根
2015年09月12日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 12:22
吊り尾根
しばらく主峰で休憩して、今度は前穂高岳に出発
2015年09月12日 12:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 12:23
しばらく主峰で休憩して、今度は前穂高岳に出発
岩稜を歩いて前穂高岳を目指す
2015年09月12日 12:29撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:29
岩稜を歩いて前穂高岳を目指す
2015年09月12日 12:34撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:34
前穂までしばらく岩を歩く
2015年09月12日 12:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 12:56
前穂までしばらく岩を歩く
明神岳主峰、二峰
2015年09月12日 13:04撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 13:04
明神岳主峰、二峰
前穂高岳、近そうでまだまだ
2015年09月12日 13:04撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 13:04
前穂高岳、近そうでまだまだ
山頂が近い
2015年09月12日 13:28撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 13:28
山頂が近い
山頂到着!
奥穂とジャンダルム
2015年09月12日 13:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 13:41
山頂到着!
奥穂とジャンダルム
前穂の山頂で記念写真
女子会の一人に撮って貰った
2015年09月12日 13:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
9/12 13:42
前穂の山頂で記念写真
女子会の一人に撮って貰った
プレミアムモルツで乾杯!
2015年09月12日 13:42撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 13:42
プレミアムモルツで乾杯!
視界が良く、白馬岳も見えた
2015年09月12日 13:44撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 13:44
視界が良く、白馬岳も見えた
沖縄名物ソーキの煮付けをつまみに
おいしい!
2015年09月12日 13:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 13:50
沖縄名物ソーキの煮付けをつまみに
おいしい!
槍ヶ岳
たくさんの人の姿が見える
2015年09月12日 14:41撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 14:41
槍ヶ岳
たくさんの人の姿が見える
前穂高岳山頂でビバーク
2015年09月12日 15:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
9/12 15:38
前穂高岳山頂でビバーク
すやすやと眠るH
2015年09月12日 15:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 15:56
すやすやと眠るH
日も暮れてきた
乗鞍岳と御嶽山
2015年09月12日 17:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 17:48
日も暮れてきた
乗鞍岳と御嶽山
槍ヶ岳
2015年09月12日 17:49撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 17:49
槍ヶ岳
前穂高岳北尾根
2015年09月12日 17:49撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 17:49
前穂高岳北尾根
奥穂と西穂方面
2015年09月12日 17:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 17:50
奥穂と西穂方面
あんなににぎわっていた奥穂高岳山頂にはもう人影はない
2015年09月12日 17:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 17:50
あんなににぎわっていた奥穂高岳山頂にはもう人影はない
涸沢
右下の前穂高岳北尾根にクライマーが
2015年09月12日 17:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 17:54
涸沢
右下の前穂高岳北尾根にクライマーが
涸沢のキャンプ場
相変わらずすごいにぎわい
2015年09月12日 17:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 17:58
涸沢のキャンプ場
相変わらずすごいにぎわい
前穂高岳北尾根
本日最後のクライマー
2015年09月12日 18:00撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 18:00
前穂高岳北尾根
本日最後のクライマー
明神岳主峰にビバークしているツェルトかテントを発見
2015年09月12日 18:09撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
9/12 18:09
明神岳主峰にビバークしているツェルトかテントを発見
夜景もぽつぽつ見え出した
2015年09月12日 18:15撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/12 18:15
夜景もぽつぽつ見え出した
翌朝の前穂高岳山頂
視界なし
2015年09月13日 05:59撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/13 5:59
翌朝の前穂高岳山頂
視界なし
重太郎新道を下る
黄色い葉っぱ
ちょっと秋の気配
2015年09月13日 07:00撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/13 7:00
重太郎新道を下る
黄色い葉っぱ
ちょっと秋の気配
岳沢小屋で少し休憩
2015年09月13日 07:27撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/13 7:27
岳沢小屋で少し休憩
河童橋付近
奥穂方面はこの通りガスの中
2015年09月13日 08:43撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9/13 8:43
河童橋付近
奥穂方面はこの通りガスの中

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 コンパス 筆記具 ライター ナイフ 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 スパッツ 手袋 ビニール袋 替え衣類 シュラフ シュラフカバー ザックカバー 食器 水筒 時計 日焼け止め 非常食 ハーネス 環付きカラビナ カラビナ テープスリング ヘルメット お酒 おつまみ ATCガイド カム デイジー クイックドロー テントマット ツェルト コンロ ガスカートリッジ コッヘル(鍋) ファーストエイドキット カメラ ロープ

感想

今年4回目の上高地と、ちょこっとバリエーション。
どんなけ北アルプス好きなんだ。
今年は去年に比べて順調に山に行けるけど、ガソリン代と高速代がハンパない。


明神岳東稜行きは、2、3年前から話は出てたけど、ギアが足りないとかの理由から行けずにいた。
カムも手に入れたし、私が行きたいと言い出して、決行。


二日目の日曜日の天気予報はあまりよくなかった。
土曜日一日で東稜を超えるとHが言うので、今回は軽量化を意識した。
一眼レフを置いて、カメラ一台だけにして、いつも余る食料も少し少なめに。
水場もないので私は3リットル、Hは4.5リットル。
ザックの重さは、私12kgちょっと。Hは18kgちょっと。
やっぱり祝杯をあげたいので、私は最後にプレミアムモルツのロング缶をザックに詰め込んだ。


いつものように、金曜日夜に名古屋を出発。
そして、22時頃、またまたあかんだな駐車場ゲート一番乗り。
ゲートが開くまで就寝。


朝4時駐車場に入り、なんとバスの始発の一便目にぎりぎり乗れた。
いつも寝坊な私達にしては頑張った。


5:50上高地に着くと、いつもより人が少なかった。
日曜日の天気予報があんまり良くないせいか。


今年は河童橋を超えて、小梨平まで行ったのは初めてだった。
いつもここにいる、画家のおじさんが掃除をしていて、エスパースの緑色のテントが並んでいた。小梨平らしい風景。
ベンチに座って、朝ごはんのおにぎりを食べてまた歩きはじめた。


明神橋から梓川の対岸に渡って、右に曲がるとすぐに養魚場跡に向かう道があった。
入り口に赤いコーンがあった。
建物の前にはイケスみたいな、コンクリート製のプールが三つあった。
水は貯まっているけど、やっぱり魚は一匹もいなかった。
誰もいなかったけど、敷地内の真ん中を通る感じで、ここがちゃんと地図に載ってる登山道というのが不思議な気がした。


しばらく樹林帯を歩いて、涸れ沢を登り、沢から右にそれた登山道に入る。
赤いペンキの印もたくさんあった。


またしばらくすると、ガレ場の登りが始まる。
宮川のコルを過ぎて、赤い丸印を二回見失い、登山道をそれて歩きにくいガレ場が続き、タイムロス。
結構な間隔で、親切に丸印があるので、見失った場合は引き返した方が良さそうだ。


ひょうたん池に到着。
写真では見たことあるけど、
「えっ、これ?」
って、思うほど、こじんまりした池だった。
のどかで、景色も悪くない場所だった。
すぐ近くにテントが3、4張りくらい張れるスペースがあった。
老後、ここでキャンプだけというのもありかも。
少し休暇して、ハーネスとガチャとヘルメットを準備した。


いよいよここからが目指していたところだ。
取り付きはテントが張れるスペースのすぐ奥。


樹林帯をしばらく歩いて、第一階段取り付きに着いた。
草付きと岩の混ざった感じで、結構な斜面だ。
ここでロープを出して、スタカットする人もいるみたいだけど、行けそうだったのでそのまま進んだ。


しばらく行くと、東稜の頭かと思われるピークが先に見えたけど、違った。
他に東稜を登っている人は見かけなかった。
人気のルートだと思っていたけど、私たちの貸切だった。


ハイマツ帯が終わる辺りで、ひょうたん池を目指している二人の人を見かけた。
第一階段がどこまでなのかよくわからなかったけど、さらにハイマツ帯を超えたところに東稜の頭(小ピーク)があった。
ハイマツがトンネルみたいになっている場所もあった。
そこは、どなたかが伐採した跡があって、かなり通りやすくなっていた。
ハイマツ帯を抜けた後、手に結構松ヤニがついていた。
小ピークからのの眺めはなかなかだった。
前穂と明神と東稜のバットレスがよく見える。


登山はしんどい。
毎回しんどいけど、カッコイイ山の勇姿を見ると、ブワーっとテンション上がって元気が出る事がある。
ただし、晴れの日限定だけど。
今回は前穂や明神を見たとき、かなり上がった。


東稜の頭から、明神岳二峰を懸垂下降している人が見えた。
新しいカメラの、30倍ズームを使って撮影してはしゃいでいた。
肉眼で見るより、ファインダーをのぞいた方が、ずっと近くに人の姿が見える。
でも、後で写真をみたらかなりぶれていた。
第一階段の途中でも、三峰に4人くらいのパーティの姿を見たので、その人たちの一人かも知れない。


らくだのコルには2、3張りテントが張れるスペースがあった。
ここで一日目は、ビバークする人もたくさんいるようだ。
そこを過ぎて、クライミングシューズに履き替え、いよいよ東稜に取り付き。


最初の方は難しくなさそうなのでロープを使わず登った。
踏み跡は主峰まで、終始割としっかりついていた。
バットレスに着くと、Hがトップで核心部らしいスラブををスタカットで登り始めた。
ハーケンが、かなり短い間隔で連打してあった。
ここは、ある程度クライミング技術があれば問題なしだと思う。


ここから30mのロープで、Hと私が交互に合計4ピッチ登った。
私はまだトップには慣れず、ロープがからまったり、降雪時に打ったハーケンなのか、私がチビだからか、場所が高すぎてなかなか支点が作れず、てんやわんやだった。


明神岳主稜に12:00頃到着。
一日で前穂高岳山頂に行けるといいねって言っていたので、思っていたより早く着いて良かった。


山頂でしばらく休憩すると、前穂高岳を目指して歩き始めた。
ひたすら岩を登って降りて13:35山頂到着!
東稜は面白かった。
祝杯のプレミアムモルツはぬるかったけど、おいしかった。


山頂に着くと、前穂高岳北尾根から来た2パーティが記念撮影をしていた。
その一つはにぎやかな、女子3人のクライマーだった。
北尾根で女子会だって。
いいなあ、楽しそう。是非女子会に入れて欲しい。


3人は、クライマーの聖地、小川山でも登ってる人達だった。
私達も年に何回か行くので、きっとニアミスしている。
「またどこかで!」
お互いそう言って、3人は岳沢小屋に降りて行った。


その後、のんびりしてから誰も登って来なくなったのでツェルトを張った。
そのうち、また2パーティ山頂にたどり着いた。
前穂北尾根から2人と、前穂東壁(小説「氷壁」の舞台ね)をソロで登って来たお兄さん。
強者がたくさんいるなあ。


山頂は私たちの貸切と思われた。
日が暮れる直前、もう一度景色を楽しもうと、Hが寝ている間に前穂の周辺の写真を撮った。
あんなに人でいっぱいだった奥穂や槍の山頂にも人影は無くなり、涸沢は相変わらずすごい数のテント。


この頃、冷たい風が吹き始め、雲も多くなっていた。
明日は雨の中、下山かも知れない。
携帯電話は圏外だったので、天気予報も見れない。


明神岳主稜を見ると、一張テントらしきものがあった。
もしかすると、東稜の頭の手前でみた人達かも知れないと思った。
そして、北尾根の二峰をクライムダウンしてる、クライマー二人の姿も見えた。


18:30頃、前穂北尾根を終えた二人が到着した。
二人の会話は達成感であふれていた。
そして私たちのツェルトの隣にテントを張った。


翌日、ガスって視界なし。
雨に降られたくない一心で、私にしてはまあまあ早起きする事ができた。
Hは私より早く起きることはまずない。
らくだのコルでビバークだったら、この霧の中を登るところだった。


6:00頃、前穂を出発。
登山者とすれ違ったけど、いつもより少な目だった。
岳沢小屋で休憩していると、昨日前穂山頂で会った女子3人が小屋から出てきた。
早い再会だ。
クライミングを続けている限り、また本当にどこかで会える気がする。


雨に降られることなく、上高地で9:00のバスに乗った。
温泉ひらゆの森は10:00からなので、オープンまで10分ほど待った。
前にもあったこのパターン。
記録を見ると、去年の7/21焼岳に登ったときだった。
温泉の前の産直市場で野菜をたくさん買い込んだ。
宿儺かぼちゃと冬瓜といんげんとトマトとレタス。
安くて新鮮でいい。


これで結構、思いつくバリエーション入門ルートは登ってしまった。
これからはもっと難しいところへ行くことになるんだろうか。
行きたいところは山ほどあるので、まともにトップが出来るように頑張ろう。

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コメント

ゲスト
はじめまして
metaと申します。
あまり山レコでは書けないのですが、明神の主稜直下でビバークしてた
ものです。
写真にうつっていて嬉しく、また同じ日に東稜を行かれていたみたいですごいです。
ご夫婦でステキですね。自分とこも一緒にあるいてたのですがしばらく山に行けなくなったので復帰したらcarimero326さんご夫婦のように楽しめたらいいなと思いました。感想も充実感や臨場感があって読みごたえありますね。おつかれさまでした^ ^
2015/9/18 22:53
コメントありがとうございます!
こちらこそ、お疲れ様でした。
metaさんこそ、廃道巡りや雪山すごいですね。
山もたくさん行かれてて、これから参考にさせていただきます。
私も同じ時間、隣の山にいた方がコメントくださって、とても嬉しく思ってます。日記的なヤマレコに付き合ってくださってありがとうございます。
奥様が復帰されて、お二人でのヤマレコも楽しみにしてます。
2015/9/23 8:27
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