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Yamareco

記録ID: 7152318
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

比叡平〜大文字山のらくらく登山

2024年08月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:47
距離
13.6km
登り
255m
下り
598m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:28
休憩
0:19
合計
3:47
8:58
32
比叡平バス停
9:30
9:35
22
10:25
10:26
12
10:38
10:42
8
10:50
10:51
11
11:02
5
11:15
4
11:19
11:20
18
11:38
11:39
10
11:49
11:50
9
11:59
12:01
36
12:37
12:38
7
12:45
祇園四条駅
大文字山頂上でパン休憩。大文字火床で小休止。大谷祖廟(東大谷さん)でお詣り。
天候 晴れ。まだ暑い。
10時半頃27℃@大文字山頂上 (465m)、入山前下山後下界はちょうど同じ34℃
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き)
 JR湖西線・大津京駅/京阪バス66A・終点比叡平BS 
帰り)
 京阪本線・祇園四条駅
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし。大文字山頂上から火床まではやや滑りやすい下り坂があります。尻餅1回。
その他周辺情報 京都市内は意外と銭湯がたくさんあります。
JR大津京駅。京阪バス乗り場は駅を出て左。この写真だと左手。
2024年08月18日 08:29撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 8:29
JR大津京駅。京阪バス乗り場は駅を出て左。この写真だと左手。
比叡平行きの京阪バス。私の他は乗客が1人。比叡平の途中のバス停で降車されました。
2024年08月18日 08:29撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 8:29
比叡平行きの京阪バス。私の他は乗客が1人。比叡平の途中のバス停で降車されました。
車窓から琵琶湖。
2024年08月18日 08:46撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 8:46
車窓から琵琶湖。
終点の比叡平バス停の周囲。戸建ての団地です。トンボが飛び交っていて山の頂上だ、と思いました。住んでる人によると冬は寒くて、とのこと。
2024年08月18日 08:56撮影 by  SH-54D, SHARP
8/18 8:56
終点の比叡平バス停の周囲。戸建ての団地です。トンボが飛び交っていて山の頂上だ、と思いました。住んでる人によると冬は寒くて、とのこと。
比叡山方面。山頂の建物は比叡山会館でしょうか。
2024年08月18日 08:56撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 8:56
比叡山方面。山頂の建物は比叡山会館でしょうか。
如意ヶ岳。地面よりほんの少し高いところにあるだけ。
2024年08月18日 09:00撮影 by  SH-54D, SHARP
8/18 9:00
如意ヶ岳。地面よりほんの少し高いところにあるだけ。
レコで予習してあった防獣ネット。両端はしっかり留められていたのでどうやって通るのかと思うと、下を持ち上げてくぐる。
2024年08月18日 09:07撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:07
レコで予習してあった防獣ネット。両端はしっかり留められていたのでどうやって通るのかと思うと、下を持ち上げてくぐる。
尋ね人の貼り紙。ちょっと検索してみたところ、必ずしも如意ヶ岳で遭難したというわけではないようですが気になります。
2024年08月18日 09:08撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:08
尋ね人の貼り紙。ちょっと検索してみたところ、必ずしも如意ヶ岳で遭難したというわけではないようですが気になります。
ボタンクサギ? クサギは漢字で書くと臭木。可哀想な名前。
2024年08月18日 09:09撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:09
ボタンクサギ? クサギは漢字で書くと臭木。可哀想な名前。
大文字山へは右の林道ですが、せっかくなので左の如意ヶ岳山頂に寄り道します。
2024年08月18日 09:18撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:18
大文字山へは右の林道ですが、せっかくなので左の如意ヶ岳山頂に寄り道します。
雨神社。
2024年08月18日 09:18撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:18
雨神社。
今日唯一じゃないかな、ちゃんとした道標。
2024年08月18日 09:21撮影 by  SH-54D, SHARP
8/18 9:21
今日唯一じゃないかな、ちゃんとした道標。
航空保安施設があるので本当の頂上には入れません。
2024年08月18日 09:29撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:29
航空保安施設があるので本当の頂上には入れません。
山名板。PHさんのプレートを探しましたが見つかりませんでした。
2024年08月18日 09:29撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:29
山名板。PHさんのプレートを探しましたが見つかりませんでした。
迷い犬の貼り紙。まだいなくなったばかりの2020年10月に比叡山で同じ貼り紙を見たことがあります。こんなマイナーコースにまで貼りに来られて懸命に探されたものと思いますが、見つからなかったのでしょうか…
2024年08月18日 09:31撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:31
迷い犬の貼り紙。まだいなくなったばかりの2020年10月に比叡山で同じ貼り紙を見たことがあります。こんなマイナーコースにまで貼りに来られて懸命に探されたものと思いますが、見つからなかったのでしょうか…
反対側。頂上は入れませんが迂回して先に進むと長等山、三井寺に出ます(如意越え)
2024年08月18日 09:32撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:32
反対側。頂上は入れませんが迂回して先に進むと長等山、三井寺に出ます(如意越え)
先ほどの林道が並行して走っています。
2024年08月18日 09:48撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:48
先ほどの林道が並行して走っています。
四辻近くの分岐を振り返って。大文字山から蹴上に向かう時よく間違って左に行きそうになりますが、今日はその左から来ました。
2024年08月18日 09:57撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:57
四辻近くの分岐を振り返って。大文字山から蹴上に向かう時よく間違って左に行きそうになりますが、今日はその左から来ました。
大文字山頂上。出入りがあるものの常時15人くらいがいました。あとデカいオニヤンマが飛び廻ってました。
2024年08月18日 09:59撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:59
大文字山頂上。出入りがあるものの常時15人くらいがいました。あとデカいオニヤンマが飛び廻ってました。
三等三角点「鹿ケ谷」(465.31m)
2024年08月18日 09:59撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 9:59
三等三角点「鹿ケ谷」(465.31m)
菱形基線測点。三角点が静的な地形の測量に用いられるのに対し、これは地表面の水平方向の変動を調べるためのものです。4点で菱形を構成するのが名前の理由で、柱石は八角形です。三角点の柱石が三角じゃないのと同じですね。
2024年08月18日 10:00撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:00
菱形基線測点。三角点が静的な地形の測量に用いられるのに対し、これは地表面の水平方向の変動を調べるためのものです。4点で菱形を構成するのが名前の理由で、柱石は八角形です。三角点の柱石が三角じゃないのと同じですね。
大阪方面の展望。季節の割に遠望がききますね。
2024年08月18日 10:21撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:21
大阪方面の展望。季節の割に遠望がききますね。
右に生駒山、左にこの間歩いた矢田丘陵。その後ろにうっすらと金剛山地も見えます。
2024年08月18日 10:21撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:21
右に生駒山、左にこの間歩いた矢田丘陵。その後ろにうっすらと金剛山地も見えます。
マツの若木。いつかは大木に?
2024年08月18日 10:24撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:24
マツの若木。いつかは大木に?
あべのハルカスもかすかに見えます。
2024年08月18日 10:26撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:26
あべのハルカスもかすかに見えます。
火床から。正面に愛宕山。
2024年08月18日 10:37撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:37
火床から。正面に愛宕山。
金輪。「大」の字の交点に当たる一際大きな火床です。
2024年08月18日 10:43撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:43
金輪。「大」の字の交点に当たる一際大きな火床です。
青もみじも美しい。
2024年08月18日 10:46撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:46
青もみじも美しい。
千人塚。戦時中に陸軍が掘削したところ多数の遺骨が見つかり、後に供養塔を建てたものだそうです。
2024年08月18日 10:50撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 10:50
千人塚。戦時中に陸軍が掘削したところ多数の遺骨が見つかり、後に供養塔を建てたものだそうです。
銀閣寺に下山して、さてどうしようかと考えて哲学の道を歩くことにしました。
2024年08月18日 11:09撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 11:09
銀閣寺に下山して、さてどうしようかと考えて哲学の道を歩くことにしました。
南禅寺の三門。
2024年08月18日 11:39撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 11:39
南禅寺の三門。
夏の花、サルスベリ。
2024年08月18日 11:40撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 11:40
夏の花、サルスベリ。
水路閣。この階段を上ると…
2024年08月18日 11:41撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 11:41
水路閣。この階段を上ると…
さっき見上げていた水路に出ます。この水路沿いの道は穴場。
2024年08月18日 11:44撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 11:44
さっき見上げていた水路に出ます。この水路沿いの道は穴場。
インクライン。
2024年08月18日 11:50撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 11:50
インクライン。
知恩院。室戸台風 (1934年) で児童を助けるため殉職した松浦教導と児童の像。短歌は吉井勇。先年亡くなった祖母は当時京都の小学生で、この先生の話はよくしていました。
2024年08月18日 12:08撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 12:08
知恩院。室戸台風 (1934年) で児童を助けるため殉職した松浦教導と児童の像。短歌は吉井勇。先年亡くなった祖母は当時京都の小学生で、この先生の話はよくしていました。
円山公園から臨む清水山。
2024年08月18日 12:10撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 12:10
円山公園から臨む清水山。
八坂神社を振り返って。
2024年08月18日 12:39撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/18 12:39
八坂神社を振り返って。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 8月16日は京都五山の送り火でしたね。以前は送り火当日でも午前中までは入山できたり、もっと昔は夜火床に点火する様子を傍で眺められたそうですが、最近は安全上の理由で立入禁止になりました。代わり?に翌17日に登山して薪の燃え残りの消し炭を拾って帰るという風習が。(風習自体は昔からあった) 厄除けのご利益があるそうです。これと祇園祭の粽、あと愛宕さんの「火廼要鎮」のお札があれば京都の厄除けは完璧でしょうか。今年の送り火は生で見られなかったので今年は消し炭拾いに登ってみようと思っていました。

 ところが17日は胃腸の具合が悪くパス。とは言えすっかり登る気になっていたので概ね快復した盆休み最終日の18日に決行。コースは珍しい大津市側の比叡平団地から登る計画を立てました。このコースの特徴は大文字山頂上までの累積獲得標高が100mそこそこしかなく楽、というところ。実は京都市在住の親戚が大文字山に登りたがっていたのですが、入退院のあとすっかり体力が落ちてしまってもう登れるかどうかわからない、というので一番楽なコースならどうだろうと思って下見するのが今回のもう一つの目的です。

 で実際登ってみたところ、大半は舗装路と林道ですし、途中から並行する登山道を選んでも足を高く上げなければならない段差や、急な登りなどは一切なくあんまり上っているという気がしないくらい穏やかな道でした。ちなみに京都一周トレイルに合流するまでトレイルランナー1人とすれ違っただけで人も少ないです。

 これなら、近所に買い物に行く程度の体力があれば大丈夫なんじゃないか、と思い頂上から銀閣寺へ下山を始めたのですが、火床まではツルツルになって滑りやすい岩や結構大きな段差があります。大文字山に登りたいという親戚の意志の重点は頂上よりむしろ火床にあるので、これは却って危ないかなあと思い直しました。現に私も一度尻餅をつきましたしね。なんか足が横に滑って咄嗟に手は突けたものの全然勢いを殺せず思いっきり地面で打ってしまいました。まだ痛い。まあこれ以上楽なコースはないのであとは本人の状態を詳しく聴き取りつつ最後は自身で判断してもらうしかないでしょうか。行くとなればもちろん同行してサポートしますが。

 火床の消し炭はもうサイコロくらいの小さいのしか残っていませんでしたが一応一欠片頂戴して銀閣寺へ下山。こちらは多分一番人気のコースで外国人観光客もよく見かけます。人は多めですが、そこそこ道幅もあり概ね好きなペースで歩けます。

 銀閣寺へ下山後はどうやって帰るか決めていなかったのですが、まだ時間はあるので哲学の道を南下。ここは京都一周トレイルになっています。京都一周トレイルは大文字山の頂上と火床を通らず四辻から鹿ケ谷に降りるんですよね。京都の年中行事の代表格にかかわりある山をスルーするのは不思議ですが、ここは私有地でたぶん年に一度とはいえ立入禁止になるコースを設定してトラブルになるのを避けたのでしょうか。

 南禅寺から水路閣の水路沿いの小径を歩いてインクラインに出ると男女二人連れから水路閣への道を訊かれました。南禅寺の境内から廻っても行けるのですが、せっかくなので今私が通って来たコースを教えてあげました。ここはレンガ造りの水路に沿って歩いていって最後に階段を降りると、さっきまでたどっていた水の流れがまさに水路閣だったことが判るという展開になっていて、ことに新緑や紅葉の季節は風情があります。知らない人をこのコースで案内すると大体喜んでくれるのでおすすめです。

 さらに歩いて、東大谷さん(大谷祖廟。東本願寺の納骨堂があります)にお詣りしました。お盆ですしね。家族と親戚が入っているのです。低山とはいえ山の上はそれなりに涼しく、その後の下界6kmあまりの歩きは体に堪えました。また調子悪くなってきた。バテバテです。幸い冷房の効いた電車で坐って帰れました。ともかく予定はこなせたので満足しました。行くにしても親戚を誘うのは気候がもう少し過ごしやすくなってからですね。

〇今日のヤマスタチェックポイント
●大文字山(東山)(「日帰りで楽しむ 全国80山スタンプラリー」)

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