美濃戸口から硫黄岳・赤岳・阿弥陀岳周回

2024年08月18日(日) ~ 2024年08月19日(月)

• GPS: 14:02
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,134m
• 下り: 2,117m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 1:44
• 合計: 6:22

7:58 美濃戸口
8:43 やまのこ村
8:59 9:01 美濃戸
9:41 9:42 堰堤広場
10:43 11:00 赤岳鉱泉
11:05 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
11:10 11:13 ジョウゴ沢
12:20 13:22 赤岩の頭
13:42 14:01 硫黄岳
14:20 硫黄岳山荘

2日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:38
• 合計: 7:38

6:15 硫黄岳山荘
6:39 台座ノ頭
6:59 7:06 横岳
7:07 横岳（無名峰）
7:16 7:21 三叉峰
7:29 7:32 石尊峰
7:34 7:38 鉾岳
7:43 7:46 日ノ岳
7:57 二十三夜峰
8:05 8:06 地蔵の頭
8:08 8:15 赤岳天望荘
8:47 8:59 赤岳頂上山荘
9:05 9:10 赤岳
9:12 9:13 竜頭峰分岐
9:21 キレット分岐
9:30 9:31 文三郎尾根分岐
9:47 10:00 中岳
10:08 10:09 中岳のコル
10:37 10:54 阿弥陀岳
10:56 11:04 西の肩（岩場）
11:05 11:11 西ノ肩
12:14 12:16 不動清水
12:49 12:51 御小屋山
13:53 美濃戸口

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘の駐車場に車を停めました。

コース状況／危険箇所等

登山道は良く整備されていて、基本は歩きやすかったです。ただ赤岳−中岳ー阿弥陀岳へのルートの斜面が急で大変でした。

その他周辺情報

下山後、八ヶ岳山荘でざるとろろそばを食べました。その後八ヶ岳温泉もみの湯で汗を流しました。
後、山小屋で聞いた話だと、やまのこ村の駐車場は空きが無くなれば美濃戸口のゲートを閉めるそうなので、それを目安に駐車場を選択することが出来るようです。

写真

8/18 7:57

今回の起点、八ヶ岳山荘。もう少し上にも駐車場が有るのですが、満杯で引き返してくるのが嫌だったので、ここに停めることにしました。1日800円。下山後にコーヒーを飲ませてもらえるので、リーズナブルです。

8/18 7:58

というわけで、最初は林道を歩く感じのスタートです。

8/18 8:06

8/18 8:33

マメホコリ。粘菌です！

8/18 8:44

8/18 8:44

8/18 8:57

美濃戸山荘が見えてきました。

8/18 8:59

北沢と南沢の分岐。北沢を歩きます。

8/18 9:17

地面が苔むしている感じ。良いですね。甲武信ヶ岳を思い出します。

8/18 9:17

8/18 9:26

渓流の写真を撮る相方。

8/18 9:27

私も真似してパチリ。

8/18 9:30

ようやく山のてっぺんが晴れてきました。気分が上がります。

8/18 9:40

登山道は沢を縫うように整備されていて、何度か橋で横切ります。橋の無い箇所はありませんでした。

8/18 9:43

川の水を溜めている箇所を発見。露天風呂っぽい雰囲気ですが。。

8/18 9:44

近寄って調べてみましたが、水温は特に高くなく、露天風呂ではなさそう。でも、八ヶ岳は鉱泉が多いので、暑い夏に水風呂的に
入ったりするのかな。。

8/18 9:59

登山道らしくなってきました。

8/18 10:01

清流の雰囲気も良い感じ。

8/18 10:01

色が赤茶けているのは、やはり温泉成分の影響じゃないかな。

8/18 10:03

木道なども良く整備されていて、歩きやすいです。

8/18 10:06

8/18 10:17

切り立った崖が見えました。

8/18 10:21

8/18 10:21

8/18 10:22

8/18 10:29

8/18 10:42

赤岳鉱泉に到着です。

8/18 10:42

大分天気が良くなってきました！

8/18 11:01

赤岳鉱泉で一息入れて、更に樹林帯を登ります。

8/18 11:19

何のキノコだろう？

8/18 11:23

登っているときは、これが硫黄岳？と思ったけど、峰の松目、ではないかと。。

8/18 11:25

標高が高くなると、麓の様子が見えてくるのも良いですね。

8/18 12:13

城壁のような稜線。

8/18 12:13

8/18 12:13

8/18 12:15

まだ部分的に雲に隠れていますが、個性的な南八ヶ岳の尾根が見えてきました。

8/18 12:18

これはたぶん阿弥陀岳。翌日泣かされることになります。。

8/18 12:18

赤岳はずっと雲に隠されています。

8/18 12:18

硫黄岳&横岳。

8/18 12:18

赤岩の頭。

8/18 12:21

パノラマ写真＠赤岩の頭の肩

8/18 12:23

8/18 12:24

赤岩の頭。硫黄岳はガスで霞んでいます。。

8/18 12:48

今日は時間に余裕が有るので、お昼は自作の山飯。仙台油麩丼です。シンプルな材料で美味しく作れました。

8/18 13:24

昼食で元気を取り戻し、いざ硫黄岳へ。

8/18 13:28

雄大な景色ですが、滑落しないように注意。。

8/18 13:28

8/18 13:30

8/18 13:33

白いのはトウヤクリンドウ、かな？

8/18 13:36

8/18 13:39

三角点、かな？

8/18 13:40

硫黄岳の山頂はなだらかで広いです。

8/18 13:42

硫黄岳山頂の標識です。

8/18 13:43

夏沢峠は17年前に家族で本沢温泉に泊まった翌日にハイキングに行きました。

8/18 13:46

爆裂火口、ガスっていて見えないので、一旦断念。。

8/18 13:48

ん？鳥がいる。

8/18 13:48

イワヒバリです。可愛い！

8/18 13:49

ガスが晴れてきたので、爆裂火口を再訪。

8/18 13:49

爆裂火口のパノラマ。危険防止のロープが有って、余り近寄れませんでした。。

8/18 13:51

8/18 13:51

麓まで見通せると迫力満点です。

8/18 13:52

8/18 14:00

山小屋はガスがかかっている尾根の辺りにあります。

8/18 14:00

ウメバチソウ、で良い？

8/18 14:04

8/18 14:06

ガスが無くなって、硫黄岳小屋や横岳が良く見えるようになりました。

8/18 14:10

振り返って赤岩の頭方面。

8/18 14:10

そして硫黄岳。

8/18 14:14

8/18 14:14

8/18 14:14

ガスが山頂を覆ったり、覆わなかったり、変化が目まぐるしいので、「これは！」と思った瞬間に写真を撮らないと、同じ景色には出会えません。正に「一期一会」。

8/18 14:15

8/18 14:15

硫黄岳を振り返ってパノラマ。

8/18 14:15

コマクサ！

8/18 14:18

硫黄岳山荘到着です！

8/18 14:21

こちらが玄関。昭和61年に浩宮様がお泊りになられたようですね。

8/18 15:03

硫黄岳山荘の談話室で飲んだ8 Peaks BrewingのQuocoira Ale。美味しかったです。

8/18 18:55

お酒のメニューが豊富です。別看板では日本酒の量り売りなどもありました。

8/19 4:41

雲海。ご来光は雲が厚くて厳しそう。。

8/19 4:46

朝焼けに照らされる硫黄岳（あんまり赤くないからモルゲンロートではない）。

8/19 4:47

8/19 4:51

ご来光を待ちわびる人々。

8/19 4:59

雲間に2体の怪獣出現(笑)。

8/19 6:12

昨晩からのガスがうって変わって快晴です！

8/19 6:12

太陽も燦燦と照り付けます。

8/19 6:14

いざ、横岳へ。

8/19 6:15

遠方に南アルプスの山々も見えます。

8/19 6:15

8/19 6:17

8/19 6:18

8/19 6:23

もう山荘があんな遠くに。。

8/19 6:32

8/19 6:32

8/19 6:32

横岳は荒々しい雰囲気です。

8/19 6:32

8/19 6:32

8/19 6:35

8/19 6:36

コマクサが沢山！

8/19 6:36

コマクサの中に、イワヒバリが居ますよ。

8/19 6:40

8/19 6:40

硫黄岳方面は本当になだらかな山容でした。

8/19 6:40

横岳の脇の独立ピーク、大同心。登山道らしきものが見え、てっぺんも開けてはいるようですが、ルートはありません。ロッククライミングな方々が登ったりしているようです。

8/19 6:41

晴天の中、開けた尾根道を歩くのは気持ちが良いです。

8/19 6:44

硫黄岳の向こうに見えているのは根石岳かな？

8/19 6:44

この写真だと分かりにくいけど横岳の肩に富士山の姿が。

8/19 6:51

ウメバチソウ、で良い？

8/19 6:52

ごつごつした岩の鎖場を抜けていきます。

8/19 6:53

8/19 6:53

8/19 6:57

横岳登頂！お疲れ様。次は赤岳だ。

8/19 6:57

これまでの道のりを振り返り。

8/19 6:57

遠方には南アルプス。

8/19 6:58

赤岳、中岳、そして阿弥陀岳。

8/19 7:01

横岳は結構鎖場やハシゴの連続です。難易度は高くはありませんが。

8/19 7:06

8/19 7:11

8/19 7:13

杣添尾根への分岐。

8/19 7:26

赤岳の山小屋が見えてきました。

8/19 7:28

阿弥陀岳。この時はまだ気楽に構えてましたが。。

8/19 7:35

8/19 7:37

8/19 7:40

赤岳頂上までのルートが見渡せました。

8/19 7:41

イブキジャコウソウ。だと思います。

8/19 7:48

8/19 7:48

8/19 7:53

赤岳、中岳、そして阿弥陀岳。

8/19 7:53

8/19 7:54

8/19 8:04

赤岳天望荘まであと少し。

8/19 8:04

下に見える赤い建物は行者小屋だと思います。

8/19 8:05

横岳を振り返り。

8/19 8:46

で、赤岳頂上小屋です。天望荘はスキップしました。

8/19 8:48

そして、向こうに見えるのが赤岳山頂。ガスっていて景色は。。

8/19 8:58

しその実みたいにも見えるこのお花は何？

8/19 9:03

八ヶ岳最高峰の赤岳登頂しました。

8/19 9:05

イワベンケイ、かな。

8/19 9:16

赤岳から中岳へは急降下のルートになります。

8/19 9:16

写真で見ると、勾配のキツさの雰囲気が伝わりにくい。。

8/19 9:18

登る方むけの励ましプレート。こういうの良いですね。

8/19 9:18

ザレた道を下ります。

8/19 9:22

ガスってきて、阿弥陀岳が隠れてしまった。

8/19 9:23

ついさっきまでは晴れ渡っていたのですけどね。

8/19 9:23

8/19 9:24

少し晴れてきました。

8/19 9:24

8/19 9:26

大分良くなりましたが。。

8/19 9:26

中岳はほぼOK。

8/19 9:26

硫黄岳、横岳方面はまだ雲がかすっています。

8/19 9:27

なんとなく、一本の登山道のように見えてますが、中岳登って、下って、そして阿弥陀岳というルートです。

8/19 9:28

行者小屋〜南沢経由で美濃戸へ下るルートの分岐。

8/19 9:37

中岳へアプローチ。ここはまだ楽勝でした。

8/19 9:37

赤岳を振り返り。まだガスがかかっている。

8/19 9:37

横岳も雲の中。

8/19 9:37

硫黄岳はOK。

8/19 9:38

ようやく横岳も姿を現しました。

8/19 9:40

赤岳も見えました。今山頂に居たら、景色はバッチリなんだろうな。。

8/19 9:40

分かりにくいですが、天望荘も見えてます。

8/19 9:40

8/19 9:56

赤岳、はっきりくっきりになりました。

8/19 9:57

南八ヶ岳の山脈＆行者小屋。

8/19 9:59

いよいよ阿弥陀岳へのアプローチです。

8/19 10:07

行者小屋への分岐。阿弥陀岳登らないなら、ここから美濃戸へ抜けることもできます。

8/19 10:38

振り返って赤岳。

8/19 10:52

阿弥陀岳山頂到着！お地蔵さんが祀られています。

8/19 10:53

8/19 10:53

御小屋尾根ルートを下ります。

8/19 10:56

最初はこんな岩場もありました。

8/19 11:04

8/19 11:05

先頭を歩いているのは、中岳からご一緒しているMarkさん。ヤマレコ仲間になりました。

8/19 11:05

振り返って阿弥陀岳。こちらからだと一見なだらかな山容に見えますが。。

8/19 12:48

御小屋山。このルートは単調かつ歩きにくいので、阿弥陀岳から美濃戸口まではあまり写真撮れずに終わりました。

撮影機器：

PENTAX K-70 ボディ ペンタックス

Xperia 10 IV SOG07 au SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール 携帯トイレ

感想

つーさん

9月に槍ヶ岳を登山するのに向けて、reikonagaのトレーニング（？）を兼ねて硫黄岳−横岳−赤岳−中岳−阿弥陀岳を縦走してみました。最初、曇っていて山の様子が分からなかったのですが、赤岩の頭に着く頃には南八ヶ岳の様子が一望できるようになり、この山容を縦走できることにワクワクしてしまいました。硫黄岳の爆裂火口も、最初ガスっていたのですが、直ぐにガスが消えて一望することができました。初日の夜は硫黄岳山荘に宿泊しましたが、トイレは水洗、シャワーも使えて（有料）、WiFiまで使えてしまうという色々と行き届いた山小屋でした。談話室で飲んだ8 Peaks BrewingのQuocoira Aleが美味しかったです。夜間の天候には恵まれず、★の観察は断念。日の入り、日の出も拝めませんでしたが、朝の雲海は綺麗でした。2日めの縦走も、天候に恵まれ、周囲の景色を楽しみながら気持ちよく縦走が出来ました。赤岳山頂がガスってしまったのは残念でしたが。。その後、赤岳から中岳を経て阿弥陀岳に登りました。このルートが中々ハードでしたが歩きがいがありました。八ヶ岳の山々はそれぞれが個性的で、色々なインフラも整っているので、はまってしまいそうです。

コメント

Mark

つーさん、南八ヶ岳縦走お疲れ様でした！中岳からご一緒させていただき、学びも多く充実した時間になりました。ご夫婦の様子が本当に素敵で、「こんな夫婦になりたいなぁ〜」と思いながら後ろを歩かせていただきました。

八ヶ岳の山々は本当に個性的で、自身も登っていてとても楽しかったですね。まだまだ行きたい山が沢山ありますが、また別の季節にでも南八ヶ岳に訪れてみたいと感じました！槍もぜひお気をつけて！