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Yamareco

記録ID: 7159451
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

栂池〜白馬岳

2024年08月18日(日) ~ 2024年08月19日(月)
 - 拍手
QOO その他3人
GPS
32:00
距離
18.9km
登り
1,611m
下り
1,611m

コースタイム

1日目
山行
8:22
休憩
0:00
合計
8:22
7:22
88
栂池自然園
8:50
0:00
76
天狗原
10:06
0:00
54
白馬乗鞍岳
11:00
0:00
77
12:17
0:00
60
13:17
0:00
61
14:18
0:00
65
15:23
0:00
21
15:44
2日目
山行
6:46
休憩
0:00
合計
6:46
2:56
16
3:12
0:00
37
3:49
0:00
50
4:39
0:00
115
6:34
0:00
36
7:10
0:00
49
7:59
0:00
41
白馬乗鞍岳
8:40
0:00
62
天狗原
9:42
栂池自然園
天候 DAY1 - 曇り
DAY2 - 晴れ/下山後曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
その他周辺情報 栂池高原周辺で早い下山に合わせて早朝から営業している立ち寄り湯が少ない。
DAY1
7:22am 栂池自然園駅から白馬岳に向けてスタート
DAY1
7:22am 栂池自然園駅から白馬岳に向けてスタート
青森から遠路遥々お越しくださったTeam Monday2名と登山沼にハマりかけているタロ(女史)
青森から遠路遥々お越しくださったTeam Monday2名と登山沼にハマりかけているタロ(女史)
下界の暑さを忘れる残雪
下界の暑さを忘れる残雪
曇ってて山は見えず
曇ってて山は見えず
白馬大池
ここから白馬岳まで約4時間
ここから白馬岳まで約4時間
先の長さに言葉をなくした女史は白馬大池泊に変更
懸命な判断エライ!
先の長さに言葉をなくした女史は白馬大池泊に変更
懸命な判断エライ!
曇っててやっぱり景色は見えず
曇っててやっぱり景色は見えず
奇跡的に行く先々でガスが抜けてこれから向かう先がよく見える
奇跡的に行く先々でガスが抜けてこれから向かう先がよく見える
小蓮華山着
ちょっと青空が...
ちょっと青空が...
先はまだまだ
でも天気回復に気分上がる
でも天気回復に気分上がる
やっと白馬岳山頂を目視
やっと白馬岳山頂を目視
長野側にガスが沸いてブロッケンが見れた
長野側にガスが沸いてブロッケンが見れた
白馬岳山頂着
山頂でゆっくりしたくも早くチェックインしてザック降ろしたい
山頂でゆっくりしたくも早くチェックインしてザック降ろしたい
ありがとう青空!
テラスからは西に旭岳
ありがとう青空!
テラスからは西に旭岳
南に杓子岳と白馬鑓ヶ岳
南に杓子岳と白馬鑓ヶ岳
ずっと観ていられる景色
2024年08月20日 10:33撮影
8/20 10:33
ずっと観ていられる景色
夕方、ガス沸いて夕焼けは観られない
夕方、ガス沸いて夕焼けは観られない
贅沢な2畳個室
DAY2
2:20am起床 
3:00am出発
DAY2
2:20am起床 
3:00am出発
夜明け前の白馬岳山頂
夜明け前の白馬岳山頂
ほぼ満月と雲海(満月は翌日)
御来光と雲海は見たことあるけど月と雲海は初めて
1
ほぼ満月と雲海(満月は翌日)
御来光と雲海は見たことあるけど月と雲海は初めて
白馬岳をあとに小蓮華山に向かう
白馬岳をあとに小蓮華山に向かう
三国境は富山・新潟・長野が交差する場所
三国境は富山・新潟・長野が交差する場所
少しずつ空が赤くなってきた
少しずつ空が赤くなってきた
小蓮華山頂までもう少し
小蓮華山頂までもう少し
間に合った!
今朝は良い御来光が拝めそう
間に合った!
今朝は良い御来光が拝めそう
雲海が赤くなってきた
雲海が赤くなってきた
陽はどこから昇ってくるのか...
陽はどこから昇ってくるのか...
明るくなって山の全貌が見える
明るくなって山の全貌が見える
新しい朝
白馬大池が光っている
新しい朝
白馬大池が光っている
急に温かい
素晴らしいモルゲンロート
遠く槍ヶ岳や立山方面まで焼けた
素晴らしいモルゲンロート
遠く槍ヶ岳や立山方面まで焼けた
あまりにキレイでタイムリミット過ぎても下山できず
あまりにキレイでタイムリミット過ぎても下山できず
立山方面
奥に槍ヶ岳、奥穂高、吊尾根、前穂高
奥に槍ヶ岳、奥穂高、吊尾根、前穂高
なかなか見納めできず...
なかなか見納めできず...
仕方なく下山開始します
仕方なく下山開始します
天気予報は良い方に大ハズレ
私たちはきっとラッキー!
天気予報は良い方に大ハズレ
私たちはきっとラッキー!
遥か彼方は頸城山塊か?
遥か彼方は頸城山塊か?
青空、無風、鏡面の白馬大池
このあと雷鳥親子に遭遇
青空、無風、鏡面の白馬大池
このあと雷鳥親子に遭遇
あとはひたすら下山するのみ
白馬乗鞍岳、天狗原を経て栂池自然園着
あとはひたすら下山するのみ
白馬乗鞍岳、天狗原を経て栂池自然園着
おつかれさまでした!
サルナシのソフトクリームが美味
沁みた...
おつかれさまでした!
サルナシのソフトクリームが美味
沁みた...

感想

今年の白馬大雪渓はクレバス多く崩落の危険性があり現在のところ通行止めらしい。ということで栂池高原から白馬乗鞍岳、小蓮華山を経て白馬岳に登るピークハントルートに。このルートは以前に白馬岳からの下山で使ったが、日の出前の真っ暗な中だったので小蓮華山までの景色は見れていない。今回は昼間の行動だから前回見られなかった景色が観れるのも楽しみだ。

同行メンバーは登山にハマりつつある女史と青森から遠路遥々Team Mondayの兄さんがた2名。珍しい組合せでの北ア山行は珍山行だった。

DAY1
栂池スキー場から6:30amの始発ゴンドラに乗ろうと早めに行ったのに、すでに長蛇の列。全員が白馬岳に向かうのではないにしろ途中までは同ルート。空は全体的に厚い雲に覆われて山々は見えない。登りにはこれくらいのほうが涼しくて良いのだけれど。天狗原を過ぎ、白馬乗鞍岳に差しかかったあたりから空が少し明るくなって、向かう先々の雲が切れてくる。乗鞍岳から眼下に見えはじめる白馬大池はとてもキレイ。大池で大休止を済ませ、船越ノ頭に向かう途中で女史がリタイア。白馬岳を諦めて白馬大池に戻り大池山荘泊を決めた彼女の判断は真に正しい。少しでも体力に不安があったり気乗りしない場合はムリをしてはいけない。「翌朝にまた合流しよう!」と言って女史とはここで一旦お別れ。白馬大池から白馬岳までは標準タイムで約4時間。先を急がねば。とは言え、そうそう早く登れるものではないが…。高山植物に足を止めながら小蓮華山を越え、何度も偽ピークをやり過ごし、ひたすら白馬岳山頂を目指す。途中雲の切れ間から白馬岳がチラリと見えるたびに疲れが吹っ飛ぶが、同時に「まだあんな先だね」と独り言。いよいよ山頂に建つ掲示板が目視できるまで近づくと気持ちが昂る。陽が西に傾き長野側からガスが沸き始めた。こういう条件ではブロッケンが見れるのでワクワクする。すっかり青空になった山頂でしばし景色を楽しんだら白馬山荘に下りチェックインして一安心。さっさとザックを下ろし、兄さんがたと小屋前テラスでのんびり。山に囲まれながらこの何もしない時間が最高に贅沢だ。17:00の夕飯を済ませて外に出たらガスが上がってきて夕焼けは見れず。みんなと翌朝の出発時間を確認して就寝。

DAY2
夜中に何度か目が覚めた。トタン屋根に雨が落ちる音がして。その度に窓の外を見るが、真っ暗な中うっすらと山頂に続く傾斜が見える。ガスってないのか?雨の音じゃないのか?こんなことを2〜3回繰り返しているうちに2:20amのアラームが鳴った。今朝は3:00amに白馬山荘を出発し、昨日通過してきた小蓮華山頂に向かう。ヘッドライトをつけてまずは白馬岳山頂へ。振り返るとキレイな雲海となんとも眩しいほぼ満月(満月は翌日)の月明かり。御来光と雲海は見たことあるが、月と雲海は初めてでとても感動した!三国境を過ぎると東の空がだんだんと白みはじめて小蓮華山のシルエットが確認できる。御来光は4:59amだからその前に小蓮華山頂に着くのだ。雲海の色が赤くなるとここからが早い。明るい光の点がどんどん広がっていよいよ御来光だ。白馬大池の遥か先、雲海の上に昇ってくる陽を観ながら「大池山荘にいる女史はまだ寝てるのだろうか?」なんて考えた。陽が雲海からすっかり出たら急いで反対側を観る。白馬岳方面の朝焼けが素晴らしい。鹿島槍、遠くに槍ヶ岳から奥穂高、吊尾根、前穂高、立山、別山までキレイに焼けた。最高の朝だ!なかなか見納めができないほどの景色に後ろ髪引かれながらもシブシブ下山。船越ノ頭を越えて白馬大池へ。起きていた女史のお出迎えを受け、ここからまた4名になった。無風&青空の鏡面池の美しさったら。ついゆっくりしたくなるが帰りの時間が決まっているのでのんびりもしていられない。白馬乗鞍岳に向かう途中のゴーロでは雷鳥の親子に遭遇。なんてラッキーなんだろう!お母さんは首を長くして周りを警戒。子供たちはハイマツの中を出たり入ったり。雷鳥親子を見送ったら、ここから先は栂池自然園まで降るのみ。ゴーロやガレ場や木道をひたすら下り、ようやく自然園着。この頃には山はまたガスに包まれて何も見えなくなった。なんとタイミングの良かったことか。ここで食べたサルナシのソフトクリームの美味しかったことよ!結局帰りのバスに間に合わず(モルゲンロートが美しすぎてなかなか見納められなかった私のせいです、スミマセン)、これから青森に帰るという兄さんがたに長野駅まで送っていただくというご迷惑をかけしてしまった。

今回も台風が来たり前線が近づいていたり、前日まで決行か中止かどうしようかと振り回されたが、結果、予報は良いほうに大きく裏切ってくれて、大正解な山行だった。おつかれさまでした。

*コースタイムには休憩も含まれています。







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2/5
体力レベル
2/5

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