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Yamareco

記録ID: 7159707
全員に公開
沢登り
大雪山

ポンクワウンナイ川↑カウン沢↓クワウンナイ川↑

2024年08月15日(木) ~ 2024年08月20日(火)
 - 拍手
twowarabi その他4人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
44:24
距離
49.3km
登り
4,078m
下り
3,880m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:46
休憩
0:00
合計
1:46
距離 7.6km 登り 155m 下り 8m
14:55
106
スタート地点
2日目
山行
14:17
休憩
0:00
合計
14:17
距離 11.1km 登り 1,274m 下り 565m
19:03
宿泊地
3日目
山行
4:04
休憩
0:00
合計
4:04
距離 3.4km 登り 504m 下り 238m
6:34
244
宿泊地
10:38
宿泊地
4日目
山行
10:30
休憩
0:00
合計
10:30
距離 7.8km 登り 687m 下り 1,278m
6:22
630
宿泊地
5日目
山行
7:46
休憩
1:01
合計
8:47
距離 8.7km 登り 1,261m 下り 282m
5:41
5:52
25
6:16
6:17
46
7:38
8:01
20
8:21
8:27
206
11:52
11:53
44
12:37
12:38
31
13:08
13:29
22
6日目
山行
4:53
休憩
0:00
合計
4:53
距離 10.8km 登り 198m 下り 1,509m
7:51
34
9:52
42
10:34
70
11:45
ゴール地点
天候 8/15(木)晴れ一時雨
8/16(金)晴れのち曇り
8/17(土)曇り
8/18(日)雨のち晴れ
8/19(月)晴れのち曇り
8/20(火)雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
旭川駅(バス)旭岳源水公園バス停(歩き)清流橋
コース状況/
危険箇所等
○ポンクワウンナイ川
・Co1290m(右岸に幕営適地)までに大滝が連続する印象。事前にできる限り調べたが足りていなかった。
・残置スリングがある滝が自分の見た限りでは2つあったが、どちらも重装では難しく巻いた。
・残置スリングがある滝の1つ目は、Co870m二俣手前の2段の滝の2段目。一応トライしたが登れなかったので1段目を降りて、2段まとめて右岸を巻いた。明瞭な踏み跡はなく、後続3人はフィックスロープでビレイして登らせてトラバース、滝2段目の落ち口付近で沢に復帰できた。
・残置スリングがある滝の2つ目は、写真は載せている通りなのだが細かい場所は覚えていない。20m大滝の前に出てきて、左壁をトラバースしていくような登攀。登れず巻いたが、どんな巻きだったかも覚えていない。申し訳ない。
・20m大滝の高巻きは右岸の小尾根から登ると良く、踏み跡はよく見るとある。ただ、後半からは踏み跡がいくつかに分岐している印象があった。早々にトラバースを始める踏み跡があり恐らくそれでも行けるだろうが、重装では少し怖かったのでさらに標高を上げてからトラバースを始めた。安全なルートを選べたが、1時間20分を要した。
・その他、高巻きでフィックスロープで後続をビレイすることが何度があった。登攀に自信があるパーティならロープを出さず時間をかけずに通過できると思う。
・登攀でも巻きでも、トラバースは重装では怖いところが多い。
・Co1290m右岸にひょこっと幕営適地がある。小石があって背中が痛いかもしれないが、疲れた身体ならぐっすり眠れる。
・Co1290m以降は難しい滝はなかった。
・Co1450m付近の4段の滝の4段目は、凱旋門のようで美しい。右を登れたが、水流の中にホールドがあるため水量が多い時は難儀しそうだった。1手目でぐいっと身体を上げる登攀なので、重装では疲れた。ちなみに、この滝の後に東京では「滝」としてカウントするが北海道では「段差」と呼ばれていそうな高さのモノがある。
・詰め上がりは小化雲岳の南西にあるコルを目指して一直線に上がったが、鹿道があってほとんど苦労しなかった。鹿も大勢いた。詰め上がると写真の通り歩きやすいので、小化雲岳にも行きやすそうだった。

○カウン沢
・カウン沢源頭部は鹿や熊のフンが大量にあった。Co1560mの幕営適地は気持ちの良い場所だが、焚き木の収集のために少し時間がかかった。
・新版の『北海道の山と谷』では滝は3つ(F1~F3)と書かれているが、調べた限りは4つとして知られているよう。
・カウン沢の滝を4つとして下からF1~F4とすると、F2は小さいが下降しにくくお助け紐で降り、F1, F3, F4は懸垂下降で降りた。
・ちなみにF2は「降りにくかったので多分これだろうな」という感じで選定。
・3つの大滝(F1, F3, F4)の懸垂下降は、踏み跡があるので「この立ち木で懸垂することが多いんだろうな」となんとなく分かる。
・F4, F3の立ち木には残置スリングがある。自分達はそれらは使わずにザイルをそのまま木に巻いたが、回収するのが少し大変だった。2人でロープを引っ張ってなんとかロープが動いてくれた。
・F3は、立ち木に行くまでが少し怖かったので、ビレイしながら立ち木まで行けるように細引きを張った。懸垂は、途中の岩の出っ張りを避けないと空中懸垂する羽目になる。うまくルートを選んで降りても最後の数mは空中懸垂になるが問題はない。
・F1は長い間必ず空中懸垂になる。最初に自分が空身で懸垂下降し、ザックを全員分降ろして、残りの4人が懸垂下降した。
・F1~F4以外にも自分にとっては「滝」と呼べるサイズのものはあるが、容易に巻き降りた。

○クワウンナイ川
・滝ノ瀬十三丁は意外と水流の中の苔を踏んだ方がヌメらず歩きやすい。
・ハングの滝と2段の滝の高巻きは、巻き道の入口にピンクテープがあり踏み跡も明瞭だった。
・2段の滝は落ち口の高さまで行くと左に踏み跡が2つあるが、どっちでも良いのでそれを辿ると綺麗に沢に復帰できる。さらに上に登っていく踏み跡もしっかりついてしまっている。
その他周辺情報 トムラウシ温泉(日帰り入浴)13:00~
この看板の右から廃林道に入る。
2024年08月15日 17:38撮影 by  iPhone 14, Apple
8/15 17:38
この看板の右から廃林道に入る。
廃林道。
錆びたガードレールや倒木、岩がある。この道が使われていたのは、どれほど前のことなのだろう。
2024年08月16日 04:44撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 4:44
廃林道。
錆びたガードレールや倒木、岩がある。この道が使われていたのは、どれほど前のことなのだろう。
序盤はただの歩きで、最初に出てくる滝っぽいのはこれ。左を歩ける。
2024年08月16日 07:34撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 7:34
序盤はただの歩きで、最初に出てくる滝っぽいのはこれ。左を歩ける。
2段滝(Co870m二俣手前)。
この沢の核心の1つ。1段目は右のクラック沿いに登るが取り付きが少し難しく感じた。
2024年08月16日 08:49撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 8:49
2段滝(Co870m二俣手前)。
この沢の核心の1つ。1段目は右のクラック沿いに登るが取り付きが少し難しく感じた。
2段目は残置スリングがあるがシビアな登攀。重装だと中々難しく結局諦めた。1段目を降りてから、右岸を巻く。
2024年08月16日 09:07撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 9:07
2段目は残置スリングがあるがシビアな登攀。重装だと中々難しく結局諦めた。1段目を降りてから、右岸を巻く。
右岸の巻き道は踏み跡は見当たらず、落ち口の高さまで一旦登れそうなところを登った。上部は土壁で確かなスタンスやホールドがなかったので、後続はフィックスロープでビレイして登らせた。
2024年08月16日 10:13撮影 by  iPhone 14, Apple
1
8/16 10:13
右岸の巻き道は踏み跡は見当たらず、落ち口の高さまで一旦登れそうなところを登った。上部は土壁で確かなスタンスやホールドがなかったので、後続はフィックスロープでビレイして登らせた。
一旦登ってからはトラバースでき、植物をかき分けながら沢に復帰できた。
2024年08月16日 11:02撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 11:02
一旦登ってからはトラバースでき、植物をかき分けながら沢に復帰できた。
落ち口近くに復帰できる。
2024年08月16日 11:20撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 11:20
落ち口近くに復帰できる。
支流。
支流が滝で合流している。写真では見にくいが右に行く。
2024年08月16日 11:22撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 11:22
支流。
支流が滝で合流している。写真では見にくいが右に行く。
残置スリングがある滝2つ目。
左壁をトラバースするようにして滝に近づいていく登攀だが、これも難しくて巻いた。
2024年08月16日 11:51撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 11:51
残置スリングがある滝2つ目。
左壁をトラバースするようにして滝に近づいていく登攀だが、これも難しくて巻いた。
その他にも滝が連続する。
2024年08月16日 12:23撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 12:23
その他にも滝が連続する。
基本的に巻き登る感じだが、登りやすいところを見極めるルーファイが重要。
2024年08月16日 12:31撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 12:31
基本的に巻き登る感じだが、登りやすいところを見極めるルーファイが重要。
20m大滝の手前にある大滝。
そろそろ高巻き核心の20m大滝が出てくると思ったら、その前にそこそこ大きい滝が出てきた。左を登った。
2024年08月16日 13:11撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 13:11
20m大滝の手前にある大滝。
そろそろ高巻き核心の20m大滝が出てくると思ったら、その前にそこそこ大きい滝が出てきた。左を登った。
ここも一応フィックスロープでビレイした。
2024年08月16日 13:36撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 13:36
ここも一応フィックスロープでビレイした。
20m大滝。
確かに高巻きが大変そうな滝で、手前の右岸の小さい尾根から登っていく。踏み跡はあるにはあるが途中から色々な方へ分岐していく印象。
2024年08月16日 13:53撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 13:53
20m大滝。
確かに高巻きが大変そうな滝で、手前の右岸の小さい尾根から登っていく。踏み跡はあるにはあるが途中から色々な方へ分岐していく印象。
最初はこれくらいの踏み跡。
2024年08月16日 14:09撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 14:09
最初はこれくらいの踏み跡。
結局安全第一の大高巻きをし、滝の落ち口から離れたところで沢に復帰した。
2024年08月16日 15:22撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 15:22
結局安全第一の大高巻きをし、滝の落ち口から離れたところで沢に復帰した。
その後も滝は続く。これは中央を登った。
2024年08月16日 15:49撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 15:49
その後も滝は続く。これは中央を登った。
どこを登るか、トップはルーファイに疲れているようだった。
2024年08月16日 16:08撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 16:08
どこを登るか、トップはルーファイに疲れているようだった。
これは左を登ってからトラバースするのだが、重装だとかなりヒヤヒヤする。空身で登ってザックは別で引き上げた。
2024年08月16日 16:45撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 16:45
これは左を登ってからトラバースするのだが、重装だとかなりヒヤヒヤする。空身で登ってザックは別で引き上げた。
これは右の苔のところが階段状になっており容易に通過できる。
2024年08月16日 16:59撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 16:59
これは右の苔のところが階段状になっており容易に通過できる。
これは左が階段状で登れたと記憶している。
2024年08月16日 17:12撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 17:12
これは左が階段状で登れたと記憶している。
これがCo1290m幕営適地前の最後の大滝で、左を巻き登る。落ち口に近づいていくトラバースが若干悪いのだが、トラバース先に残置ハーケンがあった。滝の落ち口の脇まで来たところで、先に小さめの滝が1つあることがわかったので、まとめて巻くことにした。
2024年08月16日 18:01撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 18:01
これがCo1290m幕営適地前の最後の大滝で、左を巻き登る。落ち口に近づいていくトラバースが若干悪いのだが、トラバース先に残置ハーケンがあった。滝の落ち口の脇まで来たところで、先に小さめの滝が1つあることがわかったので、まとめて巻くことにした。
残置ハーケン。
2024年08月16日 18:18撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 18:18
残置ハーケン。
右に2つ目の滝があり、それをまとめて巻いている写真。
2024年08月16日 18:34撮影 by  iPhone 14, Apple
8/16 18:34
右に2つ目の滝があり、それをまとめて巻いている写真。
2日目は高巻きで苦戦するような滝はなく、有名な最後の凱旋門に似た滝がすぐ出てきた。右を登る。
2024年08月17日 07:20撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 7:20
2日目は高巻きで苦戦するような滝はなく、有名な最後の凱旋門に似た滝がすぐ出てきた。右を登る。
その後は源頭の雰囲気。
2024年08月17日 07:48撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 7:48
その後は源頭の雰囲気。
幕営適地もある。
2024年08月17日 08:12撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 8:12
幕営適地もある。
鹿道を忠実に辿って小化雲岳の南西のコルを目指す。
2024年08月17日 09:28撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 9:28
鹿道を忠実に辿って小化雲岳の南西のコルを目指す。
鹿も沢山いる。
2024年08月17日 09:28撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 9:28
鹿も沢山いる。
コルまで出るとハイマツはなく、広々としている。ここからカウン沢に適当に降りていく。
2024年08月17日 09:34撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 9:34
コルまで出るとハイマツはなく、広々としている。ここからカウン沢に適当に降りていく。
ここにも鹿道があり、少しだけ漕いで沢に合流できた。
2024年08月17日 09:47撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 9:47
ここにも鹿道があり、少しだけ漕いで沢に合流できた。
沢に合流。源頭の雰囲気が良く、岩が赤色。
2024年08月17日 09:58撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 9:58
沢に合流。源頭の雰囲気が良く、岩が赤色。
Co1560m幕営適地。
良い雰囲気で雨が降らなくて良かった。
2024年08月17日 11:47撮影 by  iPhone 14, Apple
8/17 11:47
Co1560m幕営適地。
良い雰囲気で雨が降らなくて良かった。
F4の落ち口。
事前調べで、カウン沢の大滝の懸垂下降は全て左岸からできると知っており、左岸に踏み跡を見つけたので迷わずに辿る。
2024年08月18日 07:26撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 7:26
F4の落ち口。
事前調べで、カウン沢の大滝の懸垂下降は全て左岸からできると知っており、左岸に踏み跡を見つけたので迷わずに辿る。
残置スリングが巻かれている立ち木が2本あった。これが1本目。
2024年08月18日 07:41撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 7:41
残置スリングが巻かれている立ち木が2本あった。これが1本目。
これが2本目。
2024年08月18日 07:41撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 7:41
これが2本目。
残置スリングが巻かれている立ち木のところまで行くのが少し怖く、その前に良さそうな立ち木があったのでそれを使った。そのせいだと思うのだが、ロープの長さがギリギリで焦った。
ロープは30mを2本持ってきている。
2024年08月18日 08:06撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 8:06
残置スリングが巻かれている立ち木のところまで行くのが少し怖く、その前に良さそうな立ち木があったのでそれを使った。そのせいだと思うのだが、ロープの長さがギリギリで焦った。
ロープは30mを2本持ってきている。
F1〜4の他にもこれくらいの滝はあるが、容易に降りられるので記憶に残らない。
2024年08月18日 09:29撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 9:29
F1〜4の他にもこれくらいの滝はあるが、容易に降りられるので記憶に残らない。
F3の落ち口。
2024年08月18日 09:40撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 9:40
F3の落ち口。
F3は立ち木までの踏み跡を落ち口からのぱっと見では見つけられず、どれだろうという感じ。
2024年08月18日 09:40撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 9:40
F3は立ち木までの踏み跡を落ち口からのぱっと見では見つけられず、どれだろうという感じ。
とりあえず左岸を登ってみると踏み跡は見つかり、崖スレスレの際どいところに残置スリングが巻かれた立ち木を発見した。
ここに来るまでで一歩降りるところがあるのだが、それが怖かったので10m細引きを張った。
2024年08月18日 09:54撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 9:54
とりあえず左岸を登ってみると踏み跡は見つかり、崖スレスレの際どいところに残置スリングが巻かれた立ち木を発見した。
ここに来るまでで一歩降りるところがあるのだが、それが怖かったので10m細引きを張った。
F3の懸垂下降は途中に出っ張りがあるが、それを避けないと、それ以降空中懸垂になってしまう。自分は重装を背負った状態での空中懸垂となり疲れた。
2024年08月18日 10:37撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 10:37
F3の懸垂下降は途中に出っ張りがあるが、それを避けないと、それ以降空中懸垂になってしまう。自分は重装を背負った状態での空中懸垂となり疲れた。
これが恐らく過去にF2と呼ばれていた滝。懸垂下降するほどではないが、細引きでお助け紐を設置した。
2024年08月18日 12:06撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 12:06
これが恐らく過去にF2と呼ばれていた滝。懸垂下降するほどではないが、細引きでお助け紐を設置した。
F1の落ち口。
右岸にも懸垂下降できそうな立ち木はありそうだと思ったが、事前情報通り左岸を見る。
2024年08月18日 13:37撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 13:37
F1の落ち口。
右岸にも懸垂下降できそうな立ち木はありそうだと思ったが、事前情報通り左岸を見る。
踏み跡を辿り、残置スリングは巻かれていないが丁度良さそうな立ち木を見つける。これ以外には無さそう。
2024年08月18日 13:46撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 13:46
踏み跡を辿り、残置スリングは巻かれていないが丁度良さそうな立ち木を見つける。これ以外には無さそう。
滝は2段になっており、1段目の上に懸垂下降で降り立つ。半分以上が空中懸垂になるので、重装ならザックは背負わないのが無難。
1段目からは左岸を巻き降りる。
2024年08月18日 14:21撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 14:21
滝は2段になっており、1段目の上に懸垂下降で降り立つ。半分以上が空中懸垂になるので、重装ならザックは背負わないのが無難。
1段目からは左岸を巻き降りる。
空中懸垂。
2024年08月18日 15:08撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 15:08
空中懸垂。
その後は歩いてすぐクワウンナイ川にぶつかる。この日は懸垂下降で時間がかなりかかった。
2024年08月18日 16:47撮影 by  iPhone 14, Apple
8/18 16:47
その後は歩いてすぐクワウンナイ川にぶつかる。この日は懸垂下降で時間がかなりかかった。
魚止めの滝。
左岸巻きで、その途中に幕営適地がある。6人用テントが張れるくらいの大きさだった。
2024年08月19日 05:48撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 5:48
魚止めの滝。
左岸巻きで、その途中に幕営適地がある。6人用テントが張れるくらいの大きさだった。
音止めの滝。
左を容易に巻ける。踏み跡もしっかりあった気がする。
2024年08月19日 05:56撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 5:56
音止めの滝。
左を容易に巻ける。踏み跡もしっかりあった気がする。
滝ノ瀬十三丁。3年前も来たが、やはりすごい。苔を踏んでヒタヒタ歩く感覚が気持ち良い。
2024年08月19日 06:25撮影 by  iPhone 14, Apple
1
8/19 6:25
滝ノ瀬十三丁。3年前も来たが、やはりすごい。苔を踏んでヒタヒタ歩く感覚が気持ち良い。
二俣。
左俣へ、左を簡単に行ける。
2024年08月19日 06:32撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 6:32
二俣。
左俣へ、左を簡単に行ける。
滝ノ瀬十三丁は傾斜も少しあるが、そこまで難しくはなく苔を踏んで直登していける。
2024年08月19日 06:34撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 6:34
滝ノ瀬十三丁は傾斜も少しあるが、そこまで難しくはなく苔を踏んで直登していける。
これが滝ノ瀬十三丁の終わりを告げる滝。左を巻いても良いが、普通に右の方を登れる。
2024年08月19日 07:04撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 7:04
これが滝ノ瀬十三丁の終わりを告げる滝。左を巻いても良いが、普通に右の方を登れる。
滝ノ瀬十三丁の終わり。
2024年08月19日 07:10撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 7:10
滝ノ瀬十三丁の終わり。
ハングの滝。
カウン沢でもっと大きな滝を懸垂下降してきているので感動とかはなく素通りしてしまったが、写真スポット。
2024年08月19日 07:33撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 7:33
ハングの滝。
カウン沢でもっと大きな滝を懸垂下降してきているので感動とかはなく素通りしてしまったが、写真スポット。
巻き道の始めにはピンクテープがある。安心。
2024年08月19日 07:34撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 7:34
巻き道の始めにはピンクテープがある。安心。
巻きの上部は残置ロープを使って垂直な壁を登る。
2024年08月19日 07:44撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 7:44
巻きの上部は残置ロープを使って垂直な壁を登る。
巻き道の途中にある幕営適地だが、6人用テントは張りにくそうなサイズ。
2024年08月19日 08:02撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 8:02
巻き道の途中にある幕営適地だが、6人用テントは張りにくそうなサイズ。
二俣。
左俣に行き、2段の滝の高巻きを始める。
2024年08月19日 08:21撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 8:21
二俣。
左俣に行き、2段の滝の高巻きを始める。
ここにも巻き道の始めにピンクテープあり。
2024年08月19日 08:24撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 8:24
ここにも巻き道の始めにピンクテープあり。
滝の落ち口と同じ高さまで登ったら左へ行く。すると幕営適地があり、その先で沢に復帰できる。
標高を上げすぎると行けるは行けるけど面倒なことになりそうなので注意。
2024年08月19日 08:38撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 8:38
滝の落ち口と同じ高さまで登ったら左へ行く。すると幕営適地があり、その先で沢に復帰できる。
標高を上げすぎると行けるは行けるけど面倒なことになりそうなので注意。
いよいよクライマックス。これは左を巻ける。
2024年08月19日 09:17撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 9:17
いよいよクライマックス。これは左を巻ける。
源頭の雰囲気になる。
2024年08月19日 10:01撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 10:01
源頭の雰囲気になる。
草原には幕営適地がある。
2024年08月19日 10:22撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 10:22
草原には幕営適地がある。
ロックガーデン。
このままトムラウシ山へ向かう。
2024年08月19日 10:32撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 10:32
ロックガーデン。
このままトムラウシ山へ向かう。
北沼。
2024年08月19日 13:03撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 13:03
北沼。
トムラウシ山に登頂。
ポンクワウンナイ川〜カウン沢〜クワウンナイ川からトムラウシ山に登る人は少ないだろう。
自分は3年前に登山道と沢から計2回トムラウシ山に登っており、これが3回目だが、視界は晴れてくれた。
2024年08月19日 13:28撮影 by  iPhone 14, Apple
8/19 13:28
トムラウシ山に登頂。
ポンクワウンナイ川〜カウン沢〜クワウンナイ川からトムラウシ山に登る人は少ないだろう。
自分は3年前に登山道と沢から計2回トムラウシ山に登っており、これが3回目だが、視界は晴れてくれた。
朝のトムラウシ。
このときは天気は良かったが、歩き始めてから雨が降り出した。
2024年08月20日 06:52撮影 by  iPhone 14, Apple
8/20 6:52
朝のトムラウシ。
このときは天気は良かったが、歩き始めてから雨が降り出した。
登山道の途中にある携帯トイレブース。
2024年08月20日 08:31撮影 by  iPhone 14, Apple
8/20 8:31
登山道の途中にある携帯トイレブース。
雨だとぬかるみがすごい。うまくかわしながら下山した。
2024年08月20日 09:42撮影 by  iPhone 14, Apple
8/20 9:42
雨だとぬかるみがすごい。うまくかわしながら下山した。
撮影機器:

感想

夏合宿の最終ラウンドとして計画した。ポンクワウンナイ川に行ってみたいというところから計画したが、天候にも恵まれトムラウシ山に行けて良かった。実はこの計画はワセダ沢に降りる計画だったのだが、ポンクワウンナイ川に苦戦したためカットすることとなった。それでも十分すぎる沢旅となった。

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コメント

記事興味深く拝見しました。お疲れ様でした。沢3級〜3級上ぐらいのグレードのように見えますが、沢靴はラバーソールだったのでしょうか?
2024/8/21 15:12
okugakeさん
コメントありがとうございます!
沢靴は全員フェルトで行きましたが、ポンクワウンナイ川の登攀にはラバーの方が向いていると思いました。
我々は個人ではラバーの沢靴を持っていないこともあり、フェルトに慣れていたのでフェルトで行った次第です。ご質問ありがとうございます。
2024/8/21 20:43
ご回答ありがとうございました。
来年計画しています。30m×2本も同様に持参する予定です。
天人峡から周回するのではなく、貴パーティのように公共交通機関を利用してトムラウシ温泉までブレイクスルーする雄大な沢旅に憧れています。
2024/8/22 12:27
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