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Yamareco

記録ID: 7167673
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

長大な日高の稜線、幌尻岳へ(チロロ林道往復)

2024年08月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
14:28
距離
26.6km
登り
2,694m
下り
2,684m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:54
休憩
1:33
合計
14:27
距離 26.6km 登り 2,694m 下り 2,684m
2:08
2:09
31
2:40
2:41
29
3:10
3:11
50
4:01
4:02
41
4:43
4:45
53
5:38
5:39
4
5:43
6:03
29
6:32
6:33
34
7:07
31
7:38
7:49
63
8:52
37
9:29
9:54
45
10:39
10:53
61
11:54
12:01
24
12:25
12:27
34
13:01
13:02
29
13:31
13:33
3
13:36
13:37
33
14:10
14:11
24
14:35
43
15:43
15:44
36
天候 曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
 チロロ林道ゲート駐車スペース(10台数台ほど)
  トイレあり(紙がありませんでした注意)
 ※このゲートのだいぶ手前の方にも別のゲートがあり、そこに入林者名簿があります
コース状況/
危険箇所等
◆チロロ林道〜登山口
 道の駅樹海ロード日高で物資補給し、国道274号経由で約1時間ほど車で走ります
 グーグルマップでは登山口まで出てこなかったので道中にある「チロロの巨石」で検索、
 チロロの巨石に着いたらそのまま林道を進んで行きます
 少し進むとゲートがあり入林者名簿もありますので車を停めて記帳していきます
 ゲートの先はダート道ですが、なかなかのデコボコ具合のため注意して走りましょう
 途中に沢を横切る場所もあります
 なお、チロロ林道は大雨などで通行止めになることもしばしばあるそうなので、
 同ルートで行かれる場合は事前確認要

◆登山口〜ヌカビラ岳
 スタートからしばらくは林道歩き、3キロほど進むと北海道電力取水施設が見えてきます
 その先からは登山道となり沢沿いの道を進んでいきます
 当然真っ暗ですのでピンクテープを良く確認しながら進んでいきます
 何度か渡渉しながら進みますので、足元には十分注意です
 標高1000mくらいまで登ると渡渉は終わりますが、
 今度が一気に標高差800mを登りヌカビラ岳を目指します(なかなかキツイです…)
 道中には草や茂みをかき分けて進むところもあり、朝露でかなり濡れます
 この辺で上下レインウェアを着ていきました

◆ヌカビラ岳〜幌尻岳
 ヌカビラ岳まで登るとその先は稜線歩きですが幌尻岳はまだまだ先…
 稜線上のハイマツ帯を進みますが道が細く、
 ハイマツの枝を膝にぶつけないように注意です(ちょっと痛い)
 北戸蔦別岳を経て幌尻山荘分岐を過ぎると戸蔦別岳に着きます
 ここまで曇りでしたがようやく晴れてきて幌尻岳方面が少しづつ見えてきました
 幌尻岳への登り返しがキツいですが頑張って登って行き、
 幌尻岳の肩を過ぎるとようやくですが徐々に山頂が見えてきます
 長かったですが緩やかな稜線を進んだ先、幌尻岳に到着です

◆下山
 登りが長かったということは当然下りも長いです…
 稜線歩きの際はまだ余力がありましたが、
 ヌカビラ岳からの800mの下り、やたら長い沢沿いの道はなかなか応えました
 最後の林道を歩いて、駐車場が見えてきた時はちょっと感動ものです…
その他周辺情報 ◆下山後の温泉
 見つかりませんでした…
 宿も見つからず、下山が遅くなりがちなので事前の宿泊先確保をお勧めします
 (結局札幌の快活クラブまで移動)

◆幌尻岳のピンバッジ
 翌日にとよぬか山荘まで行って購入しました(1000円)
 (近隣の道の駅などでは見当たらず…)
やってきましたチロロ林道
今回は幌尻岳に挑戦です
2024年08月18日 01:04撮影 by  A204SO, Sony
8/18 1:04
やってきましたチロロ林道
今回は幌尻岳に挑戦です
午前2時前にゲートに到着
この時点で既に結構駐車されています
2024年08月18日 01:58撮影 by  A204SO, Sony
8/18 1:58
午前2時前にゲートに到着
この時点で既に結構駐車されています
トイレあり
(ただし紙がなかったです…)
2024年08月18日 01:58撮影 by  A204SO, Sony
8/18 1:58
トイレあり
(ただし紙がなかったです…)
それでは行きましょう
2024年08月18日 01:59撮影 by  A204SO, Sony
8/18 1:59
それでは行きましょう
真っ暗な林道を約3キロ歩き
2024年08月18日 02:06撮影 by  A204SO, Sony
8/18 2:06
真っ暗な林道を約3キロ歩き
北海道電力取水施設が見えてきます
2024年08月18日 02:39撮影 by  A204SO, Sony
8/18 2:39
北海道電力取水施設が見えてきます
ここからが本格的な登山道です
2024年08月18日 02:49撮影 by  A204SO, Sony
8/18 2:49
ここからが本格的な登山道です
さっそく沢沿いの道になります
2024年08月18日 03:19撮影 by  A204SO, Sony
8/18 3:19
さっそく沢沿いの道になります
真っ暗なのでピンクテープを見逃さないように
2024年08月18日 03:28撮影 by  A204SO, Sony
8/18 3:28
真っ暗なのでピンクテープを見逃さないように
渡渉の際は足元にはご注意を
2024年08月18日 03:40撮影 by  A204SO, Sony
8/18 3:40
渡渉の際は足元にはご注意を
標高1000mくらいまでは沢が続きます
2024年08月18日 03:55撮影 by  A204SO, Sony
8/18 3:55
標高1000mくらいまでは沢が続きます
しかし今度は標高差800を一気に登って行きます
なかなかキツいです…
2024年08月18日 04:22撮影 by  A204SO, Sony
8/18 4:22
しかし今度は標高差800を一気に登って行きます
なかなかキツいです…
途中にトッタの泉という水場があります
このままでも利用できるらしいですが個人的には煮沸や濾過して使いたいかなと思いました
2024年08月18日 04:42撮影 by  A204SO, Sony
8/18 4:42
途中にトッタの泉という水場があります
このままでも利用できるらしいですが個人的には煮沸や濾過して使いたいかなと思いました
標高1700m地点
空が見えてきましたがなんとも微妙な天気です…
2024年08月18日 05:30撮影 by  A204SO, Sony
8/18 5:30
標高1700m地点
空が見えてきましたがなんとも微妙な天気です…
ハシゴを登り
2024年08月18日 05:33撮影 by  A204SO, Sony
8/18 5:33
ハシゴを登り
ヌカビラ岳が見えてきました
2024年08月18日 05:40撮影 by  A204SO, Sony
8/18 5:40
ヌカビラ岳が見えてきました
ヌカビラ岳です
標識などはなく、三角点のみ
2024年08月18日 05:44撮影 by  A204SO, Sony
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8/18 5:44
ヌカビラ岳です
標識などはなく、三角点のみ
続いて北戸蔦岳へ
この辺は緩やかな登りです
2024年08月18日 06:10撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 6:10
続いて北戸蔦岳へ
この辺は緩やかな登りです
北戸蔦別岳
看板が割れてます
2024年08月18日 06:26撮影 by  ILCE-7M4, SONY
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8/18 6:26
北戸蔦別岳
看板が割れてます
曇りの中の稜線を歩き、次は戸蔦別岳を目指します
2024年08月18日 06:44撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 6:44
曇りの中の稜線を歩き、次は戸蔦別岳を目指します
幌尻山荘分岐を経て
2024年08月18日 07:04撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 7:04
幌尻山荘分岐を経て
戸蔦別岳へ
2024年08月18日 07:20撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 7:20
戸蔦別岳へ
戸蔦別岳に到着
ここにきてなんと晴れ間が見えてきました
2024年08月18日 07:42撮影 by  ILCE-7M4, SONY
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8/18 7:42
戸蔦別岳に到着
ここにきてなんと晴れ間が見えてきました
いい感じです!
2024年08月18日 07:42撮影 by  ILCE-7M4, SONY
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8/18 7:42
いい感じです!
まだ雲は多いですが幌尻岳方面
テンションが上がってきました!
2024年08月18日 07:46撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 7:46
まだ雲は多いですが幌尻岳方面
テンションが上がってきました!
戸蔦別岳から下って行くと徐々に幌尻方面の山容が見えてきました
2024年08月18日 07:58撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 7:58
戸蔦別岳から下って行くと徐々に幌尻方面の山容が見えてきました
左下には七つ沼の姿が
2024年08月18日 08:02撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 8:02
左下には七つ沼の姿が
振り返って戸蔦別岳
2024年08月18日 08:17撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 8:17
振り返って戸蔦別岳
そして幌尻岳への登り返しの急登
ちょっとキツイですが山頂はもう少し先ですね
2024年08月18日 08:20撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 8:20
そして幌尻岳への登り返しの急登
ちょっとキツイですが山頂はもう少し先ですね
幌尻岳の肩に登ってくると徐々に山頂が見えてきます
2024年08月18日 08:49撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 8:49
幌尻岳の肩に登ってくると徐々に山頂が見えてきます
ここまで来るとビクトリーロード
2024年08月18日 09:08撮影 by  ILCE-7M4, SONY
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8/18 9:08
ここまで来るとビクトリーロード
そして…
2024年08月18日 09:23撮影 by  ILCE-7M4, SONY
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そして…
日高山脈最高峰、幌尻岳に到着しました!
長かった〜
2024年08月18日 09:27撮影 by  ILCE-7M4, SONY
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8/18 9:27
日高山脈最高峰、幌尻岳に到着しました!
長かった〜
雲は多いですが十分に良い眺めです
2024年08月18日 09:28撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 9:28
雲は多いですが十分に良い眺めです
ここまでの稜線と東カール
2024年08月18日 09:37撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 9:37
ここまでの稜線と東カール
反対側には北カール、
こちらは幌尻山荘から登ってくるルートですね
2024年08月18日 09:28撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 9:28
反対側には北カール、
こちらは幌尻山荘から登ってくるルートですね
では下りも長いので下山しましょう
2024年08月18日 09:48撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 9:48
では下りも長いので下山しましょう
ここまでの高山植物たち
チングルマ
2024年08月18日 10:23撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 10:23
ここまでの高山植物たち
チングルマ
イワブクロかな?
2024年08月18日 07:57撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 7:57
イワブクロかな?
イワギキョウ
2024年08月18日 08:49撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 8:49
イワギキョウ
ミヤマリンドウですかね
2024年08月18日 10:24撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 10:24
ミヤマリンドウですかね
下山途中にはエゾシマリスも見られました
2024年08月18日 11:10撮影 by  A204SO, Sony
8/18 11:10
下山途中にはエゾシマリスも見られました
戸蔦別岳まで戻り
まだ長いです
2024年08月18日 12:01撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 12:01
戸蔦別岳まで戻り
まだ長いです
幌尻岳方面がいい感じ
2024年08月18日 12:22撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 12:22
幌尻岳方面がいい感じ
戸蔦別岳から少しくだったところ、良き稜線ですね
2024年08月18日 12:26撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 12:26
戸蔦別岳から少しくだったところ、良き稜線ですね
北戸蔦別岳を経て
2024年08月18日 13:03撮影 by  A204SO, Sony
8/18 13:03
北戸蔦別岳を経て
ヌカビラ岳を下って再び樹林帯に入ります
800mの下りがキツイ…
2024年08月18日 13:50撮影 by  A204SO, Sony
8/18 13:50
ヌカビラ岳を下って再び樹林帯に入ります
800mの下りがキツイ…
そして沢沿いの道
今朝は真っ暗で見えなかったですがこんな感じなんですね
2024年08月18日 14:35撮影 by  A204SO, Sony
8/18 14:35
そして沢沿いの道
今朝は真っ暗で見えなかったですがこんな感じなんですね
そして北海道電力取水施設
あと3キロですがまた長い…
2024年08月18日 15:43撮影 by  A204SO, Sony
8/18 15:43
そして北海道電力取水施設
あと3キロですがまた長い…
長い山行の果てにようやく駐車場まで戻ってきました
(さすがに疲れました)
2024年08月18日 16:28撮影 by  A204SO, Sony
8/18 16:28
長い山行の果てにようやく駐車場まで戻ってきました
(さすがに疲れました)
ということでゲートにある入林届にも無事下山チェックを入れ
2024年08月18日 16:58撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/18 16:58
ということでゲートにある入林届にも無事下山チェックを入れ
道の駅樹海ロード日高に戻り
2024年08月17日 14:56撮影 by  A204SO, Sony
8/17 14:56
道の駅樹海ロード日高に戻り
お食事処で天丼をいただきました
2024年08月18日 18:21撮影 by  A204SO, Sony
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8/18 18:21
お食事処で天丼をいただきました
翌日はとよぬか山荘に行き
2024年08月19日 15:28撮影 by  ILCE-7M4, SONY
8/19 15:28
翌日はとよぬか山荘に行き
幌尻岳のピンバッジもゲット
2024年08月20日 09:33撮影 by  A204SO, Sony
8/20 9:33
幌尻岳のピンバッジもゲット
撮影機器:

装備

個人装備
防寒具 雨具 地図 登山届 ヘッドライト 予備バッテリー GPS ココヘリ ツエルト サングラス 日焼け止め カメラ 行動食 熊除けスプレー ・水分(4.5L)→下山までに9割くらい飲みました

感想

暑寒別岳から中1日空けて、いよいよ幌尻岳へ挑戦!
午前2時に登山口に着いた頃にはすでに駐車スペースの8割ほど埋まってましたが、
暗い中なので人が多いのは心強いですね
渡渉はとにかく足元に注意しつつ、ピンクテープを見逃さないように進みました

ヌカビラ岳に着いた頃には微妙な天気でまた曇りかぁ、と思いつつ進みましたが、
なんと戸蔦別岳に着いた頃から徐々に晴れ間が見えてきました
その後、幌尻岳山頂に着くころには眺望もかなり良くなり、
ここまでなかなか北海道の山行で晴れの日を引けない続きでしたが、
ついに当たりを引けたかなという感じでした

感慨深いですが先も長いので早めに下山開始、
登山口に着くころにはヘロヘロでしたがここまで行ってきた甲斐がありましたね
個人の感想ですが、先週行った仙丈ヶ岳地蔵尾根と同等かそれ以上のキツさでした

その後はとよぬか山荘で幌尻岳のピンバッジも購入でき、とても満足な山行になっています!

◆11/10行進
 幌尻岳の山行を動画にしました
 もしよければ見て行ってくださいませ


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