【海抜0mから】ゼロワン白馬岳(2932m) sea to summit 糸魚川から蓮華温泉・白馬岳往復ワンデイ
- GPS
- 18:14
- 距離
- 95.5km
- 登り
- 3,828m
- 下り
- 3,827m
コースタイム
- 山行
- 17:15
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 18:15
天候 | 前日は雨だったがおおむね晴れた。霧が濃かったがカッパが必要な雨はなかった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
海から自転車と登山で白馬岳山頂を目指しました。
ゼロワン白馬岳(2932m) sea to summit です。
またまた金曜日、仕事が終わってそのまま出発。
0時すぎないとETC割引にならないので、高速の越中境PAでの車中泊にします。
20時からぐっすり寝て、ふと起きると21時半、外は大雨が降っていた。
ヤフー天気を見ると予報がずれ込んだようで土曜日朝方まで雨らしい。
自転車での出発は無理かな〜と、登山だけの予定に変更することにしてまた寝る。
起きると0時。でもまだ雨が降っている。
ここにいてもしょうがないので蓮華温泉の駐車場まで行ってしまおうと出発。
糸魚川ICを降りると全く雨が降った形跡がなく、須沢海岸の公園駐車場を確認しに行く。
この間も全く雨が降らず???。
行けるんじゃないかな〜と準備し、予定通りの1時に自転車でスタートしました。
自転車区間は片道43km。
はじめの23kmは標高250mの平岩まで、あとの20kmは標高1500mの蓮華温泉まで。
平岩までの夜間走行は車が多いもののピカピカライトを複数使い快適に進みます。
今回、レーザー光線が出るテールライトまで新調しました。
後ろは赤色テールライト4個、前は白色ライト2個と完全武装です。
ただ、横を猛スピードで通り過ぎるトラックと長いトンネルの恐ろしさには参りました。
一番長いトンネルは5777mあったようで、寿命が縮みます。
夜間なので交通量は少ないんですが、追い抜かされる度に肝が縮みます。
今回は背中にリュックを背負ったのですが、
3L入れたハイドレーションの水がまさかの破裂。
背中もパンツも水びだしになってしまいました。
着替え、まあいいか!じき乾いたのか気にならなくなりました。
水分を追加しなければならないので、自販機でペットボトルを3本購入しました。
平岩(標高250m)から蓮華温泉(標高1500m)までは20km。
ここを歩いてしまうと時間的に間に合わなくなるので頑張って漕ごうと思ってきたのですが、頑張れたのは初めの5kmだけ。
どんなに頑張っても歩く程度のスピードしか出せず、みるみる足に乳酸がたまってくるのが分かるくらいズト〜ンと疲れます。
残り蓮華温泉まで15kmもあるのに歩き出してしまいました。
予定を変更して車を取りに戻ろうとか何度も考えてしまいます。
今日は自転車メインにして白馬大池までの往復でもいいや、なんなら蓮華温泉までの往復でもいいやと考えることにしました。
途中で勾配が緩くなるたびに自転車に飛び乗ります。途中で下り坂があったり助かります。
結果、ずっと15km歩くことはなく、予定より1時間半遅れで蓮華温泉に到着しました。
もう足はプルプル、かなり疲れがたまっているようです。これから大丈夫か?
途中で抜かしていった車は10台程度だったのですが、駐車場は満車でした。
県外ナンバーが大半を占め、皆さん前日から入りが多そうでした。
自転車をデポしてここから登山の開始。
今日は片道9kmなので、白山の1.5倍の登り。
こんなんで大丈夫かな〜と思いながら、ゆっくり歩き始めます。
足がプルプルもう歩けないはずだったのに不思議と快適に歩けます。
自転車と登山では使う筋肉が違うのかなぁ。
また比較的歩きやすい道が多そうで、途中撤退予定で歩きだしましたが、
すぐ白馬岳頂上を目指すことにしました。
紅葉がかなり進んでいました。
また、雲の動きが素晴らしい日でした。
時たま稜線を超えて霧が覆い、あたり真っ白になりますがすぐに消える。
栂池や白馬駅側はずっと真っ白でしたが、上は青空。
前日のPAでの雨からは想像できないくらい素敵な日になりました。
途中ですれ違った前日から泊まっておられた方は、今になってやっと晴れてきたと残念そうでした。
霧が立ち込めて見えなかった大池が、みるみるうちに姿を現しました。
風の吹いている霧の日もいいものです。
ここからの稜線歩きは快適そのもの。
小蓮華山への稜線は思っていた通りかっこいい。
途中でグ〜グ〜と呼ばれたので来た道を戻ると、
雷鳥さんが「こんにちは」と言っていました。
小蓮華山の山頂標識は剣の形でかっこいい。
ここから見える白馬岳は白馬駅側が真っ白で雲が湧き立ちかっこいい。
白馬岳到着です。ゼロワン達成!
今回何度も途中であきらめようと思ったのですが来てよかった。
一人喜びをかみしめます。
枯れていたけど、昨年からずっと見たかったウルップソウにも会えました。
帰りは三国境から鉱山道を通って蓮華温泉まで帰ろうと考えていたんですが、
時間が押しているし、帰りは海までだし、来た道ピストンにします。
白馬大池までは快適だったのですが、そこからは下り疲れ、ゆっくりしか歩けません。
降りるごとにあたりは霧につつまれ真っ白になってきます。
このまま暗くなるとやばいな〜と思いつつ確実に下りて行きました。
自転車のところへ到着!ちゃんと待っていてくれました。
足ががくがく、こんなんでペダルを漕げる?と思いながら、やはり使う筋肉が違うようで結構がんばれます。
はじめの3kmを超えるとあとは20kmのダウンヒル。ブレーキかけっぱなしの快適道。
下るだけで1時間もかかる、ここを今日朝上がってきたんだよな〜
この道を漕いできた(押してきた?)と思ったら達成感は半端なかったです。
平岩から海岸まではまたまた恐怖のトンネル。
真夜中と違って交通量が多いので、追い抜かされるたびに路肩によって止まりました。
小雨が降ってきたがもう少しなのでそのまま行く。海まで長い。
19:13 須沢海岸到着。
長い一日が終わりました。
お気に入りに入れていた、Nishidenさんのゼロワン白馬岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-136895.html
1.5倍の時間なら行けるだろうと計画したのですが、行きの坂道は倍以上の時間がかかってしまいました。
自転車のヒルクライムでの差は歴然でした。
でも、急坂は降りて歩くことしかできない私でも行けたというのもまた達成感です。
楽しかった!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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凄い根性ですね。
ロングコースと国道の洞門の通過といい私には無理ですが、レコは楽しめました。
写真62の紅葉は「ウラシマツツジ」です、白山では見られませんが、真っ赤に紅葉するので好きです。
hakusan319さんコメントありがとうございます。
ウラシマツツジですか。白山にはないんですね。広範囲に真っ赤に紅葉していて見応えありましたので是非知りたかったんです。ありがとうございます。
トンネルはほんと怖かったですが、二度目以降は慣れてしまうかもしれません(^_^)。
海から日帰りで白馬行っちゃいましたか 相変わらずすごいですね 雲は出ましたが青空でよかったですね 温泉は入らなかったのですか?今度は日帰りじゃなくていいので朝日岳経由の親不知から海に出るルートお願いしますm(__)mそれにしてもwindnao さん、去年別山で初めてお会いした時より痩せました?
buenavista2さん、コメントありがとうございます。
温泉は入らなかったです。いつも家に帰るまで入らなくて大丈夫なんです。
「朝日岳経由の親不知から海に出るルート」はパス、遠すぎて僕には無理ですよ〜。
体重は別山の時から10kg以上痩せました(^_^)
登山ダイエットって言って周りに勧めています。
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