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記録ID: 719276
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

国見岳

2015年09月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:59
距離
13.7km
登り
1,257m
下り
1,267m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
1:00
合計
8:00
6:54
165
スタート地点
9:39
9:40
59
10:39
10:41
32
11:13
12:09
32
12:41
12:41
47
13:28
13:29
85
14:54
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山深い椎葉村の、さらに上椎葉ダムに沿ってまた奥へ。
林道の終点が萱野登山口。標高900。
2015年09月19日 06:58撮影 by  SH-01G, SHARP
9/19 6:58
山深い椎葉村の、さらに上椎葉ダムに沿ってまた奥へ。
林道の終点が萱野登山口。標高900。
いくらも歩かないうちに徒渉です。
ロープが張ってありますが、へたにロープを掴んで渡ると、
かえって危険かも。
2015年09月19日 07:02撮影 by  SH-01G, SHARP
2
9/19 7:02
いくらも歩かないうちに徒渉です。
ロープが張ってありますが、へたにロープを掴んで渡ると、
かえって危険かも。
植林の九十九折の登りが、いやというほど続きます。
ここはガマンです。ジワジワとボディブロウで効いてきます。
2015年09月19日 07:04撮影 by  SH-01G, SHARP
1
9/19 7:04
植林の九十九折の登りが、いやというほど続きます。
ここはガマンです。ジワジワとボディブロウで効いてきます。
植林地をぬけると、赤松やヒメシャラやブナ等に変わり、
スズタケを分けながらの登りに。
まだ結構傾斜はキツイままです。
2015年09月19日 08:32撮影 by  SH-01G, SHARP
1
9/19 8:32
植林地をぬけると、赤松やヒメシャラやブナ等に変わり、
スズタケを分けながらの登りに。
まだ結構傾斜はキツイままです。
石堂屋との分岐。ここまで上がればもう大丈夫と、休憩します。ここから先は地図で見るかぎりはラクチンそうです。
2015年09月19日 08:36撮影 by  SH-01G, SHARP
9/19 8:36
石堂屋との分岐。ここまで上がればもう大丈夫と、休憩します。ここから先は地図で見るかぎりはラクチンそうです。
とはいえ、岩をまいたり、部分的な急登があり、気を抜けない事に変わりはありません。
2015年09月19日 09:19撮影 by  SH-01G, SHARP
2
9/19 9:19
とはいえ、岩をまいたり、部分的な急登があり、気を抜けない事に変わりはありません。
と、唐突に山頂。五勇山へ。
とはいえ、思ったより体力は削られています。
2015年09月19日 09:22撮影 by  SH-01G, SHARP
9/19 9:22
と、唐突に山頂。五勇山へ。
とはいえ、思ったより体力は削られています。
烏帽子岳と国見岳の分岐は、五勇山頂の10メートル先に。
予定では烏帽子へのピストンも行程に入れてましたが、
無理、無理。また今度です。
2015年09月19日 09:36撮影 by  SH-01G, SHARP
2
9/19 9:36
烏帽子岳と国見岳の分岐は、五勇山頂の10メートル先に。
予定では烏帽子へのピストンも行程に入れてましたが、
無理、無理。また今度です。
さあ、ここからあと四キロの縦走路歩き。景色を楽しみながら歩こうと、スピードをゆるめてユッタリ進みます。
2015年09月19日 09:45撮影 by  SH-01G, SHARP
9/19 9:45
さあ、ここからあと四キロの縦走路歩き。景色を楽しみながら歩こうと、スピードをゆるめてユッタリ進みます。
稜線が広いので、左右の景色はあまり見えず、ただ一本道が続きます。
2015年09月19日 09:45撮影 by  SH-01G, SHARP
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9/19 9:45
稜線が広いので、左右の景色はあまり見えず、ただ一本道が続きます。
鹿、イノシシ、蛇と、遭遇せずに歩こうと思うのが無理ってなもんです。
2015年09月19日 09:48撮影 by  SH-01G, SHARP
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9/19 9:48
鹿、イノシシ、蛇と、遭遇せずに歩こうと思うのが無理ってなもんです。
登りのキツさとはうらはらに、稜線上は天国のよう。
2015年09月19日 09:59撮影 by  SH-01G, SHARP
2
9/19 9:59
登りのキツさとはうらはらに、稜線上は天国のよう。
天然の鳥居をくぐります
2015年09月19日 10:05撮影 by  SH-01G, SHARP
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9/19 10:05
天然の鳥居をくぐります
小国見岳へ寄り道。山頂の標識がありましたが、ここは稜線のコブの一つですね。
2015年09月19日 10:36撮影 by  SH-01G, SHARP
1
9/19 10:36
小国見岳へ寄り道。山頂の標識がありましたが、ここは稜線のコブの一つですね。
そして山頂。360度の展望に、登った甲斐もありました。
阿蘇、くじゅう、祖母は、はっきりと見えて、カッコよかったです。さすが九州のヘソですね。
2015年09月19日 11:29撮影 by  SH-01G, SHARP
5
9/19 11:29
そして山頂。360度の展望に、登った甲斐もありました。
阿蘇、くじゅう、祖母は、はっきりと見えて、カッコよかったです。さすが九州のヘソですね。

感想

椎葉村に入ってからの、ダム沿いの路は、なかなかの手ごわさ。
やはり九州の脊梁系統の山々は、気合いを入れてアクセスしないといけません。

なんとか迷うことなく萱野登山口へ。ここは900mの地点。
いきなりの徒渉を終え、ダラダラと続くつづら折りの杉林を、
まるで修行僧の如く、黙々と登ります。

標高1500m。やっと稜線にあがりました。
ここからはラクチンだろうから景色を楽しみながら歩こうと計画してましたが、
すでに体力をすり減らしていたのは計算外。
日ごろの運動不足と不摂生がたたります。

五勇山、小国見岳と、まさにピクニックのような稜線歩き。
若干、疲れで足元がおぼつきませんが、鼻唄なんぞ歌って自分をごまかします。
山頂の祠が小国見岳の鞍部からチラリと。いよいよ山頂へ。

と、ここからのキツイこと。見えているのに、ヨタヨタ歩きで近づかないという、
まことに精神衛生上に悪い展開。
山頂周りに、もわっと密生したシャクナゲも行く手を阻みます。
あんなに素敵な花をつけるコイツも、今日ばかりはうらめしい。
しかし一歩一歩、歩けばかならず着くものです。やっと山頂へ。
はじめての国見岳。あたりを遮るもののない360度の眺望です。

久しぶりにお湯をわかして、カップスープとおにぎり。
と、山頂の他のグループの人達の声に耳をすますと、
ほぼ熊本弁。なるほど、この山は、熊本の山ですな。
ちょうど県境の山ですが、宮崎側の登山口のさびしさを考えても、
この国見岳は、熊本県の最高峰として、熊本のものです。
わたしが勝手に認定します。「国見岳は熊本へ」。
というのは冗談ですが、この脊梁の山々は、
どこの県がというより、九州が全国にほこる自然のトレイルロードですね。

椎葉・五ヶ瀬から熊本県の県境一帯の山を
もう少し知りたいと思える山行でありました。

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