唐松岳から五竜岳
- GPS
- 12:04
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,734m
- 下り
- 2,044m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 3:50
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:59
天候 | 1日目:曇り後雨、その後晴れ 2日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。牛首と五竜岳山頂付近の岩場は、高度感もあるが慎重に進めば問題はない。 |
写真
感想
父の遺した山行記録によると、五竜岳には2回登っている。どちらも経由した形で、五竜岳だけが目的ではなかったようだ。
1964年10月 白馬から五竜岳(不帰嶮)
1990年8月 五竜岳から鹿島槍ヶ岳(キレット)
実は2回目は、私と登っていた。当時53歳で私は高校2年生だった。八方尾根から五竜岳、そして八峰キレットを越えて鹿島槍ヶ岳、そこから針ノ木岳へ。今でも険しい道を覚えていて、これは相当な冒険だった。
今回は、自信がないので同じコースではなく、五竜岳から下山するコースを選んだ。
五竜ゴンドラ駅の駐車場に停めて、そこから地元の乗合バスで八方尾根ゴンドラ駅に。小学校と保育園を経由して、300円。
八方尾根は人気コースらしく、今まで見たことがないくらいの人の多さ。八方池を越えても、減らない。そこからさらに登って、唐松岳頂上山荘まではすぐに着いた。
チェックインを済まして、唐松岳山頂へ。山頂でゆっくりしていると、突然の雨!雨具を持って来ていなかったので、走って山荘まで降りた。何とかズブ濡れ前で戻れたが、もう今日はいいかなぁと、とりあえずビールでまったり。
ふと外を見ると晴れ間が!さっき雨にやられたが、やっぱり再度、行こうと思い、今度は雨具を持って登る。途中、雷鳥が2羽。そして、山頂に立つと、白馬から五竜まで雲が切れて来た!素晴らしい絶景!手軽にこんな景色が見れるなんて、次回は子どもを連れて来よう!
日の入りを待っていると、ブロッケン現象まで。今日は色々とツキがあった。
翌日は、小屋での朝食をとらず、日の出前に出発。混んでいたので、みんなが出発する前から動くことにした。
暗い中での牛首の岩場は怖く、明るくなる前に出たことをちょっと後悔したが、慎重に進む。無事に牛首から日の出を見て、そこから稜線歩きは五竜山荘近くまで貸し切り状態。ルンルンで歩く。
五竜山荘に荷物をデポして、五竜岳へ!岩場を登って、山頂に立つ。360度の絶景!
今日歩いて来た稜線が白馬まで続いている。そして、反対には八峰キレットから鹿島槍ヶ岳の姿が!
元気だった父と高校生の時にあそこを歩いたんだと感慨深くなる。2人でよく行ったなぁ、五竜からキレット、鹿島槍ヶ岳、冷池の小屋まで、あれはすごい冒険の1日だった。またいつか歩く時が来るのかな。
名残惜しいが、五竜岳から下山。ここからが長かった。ずっと下りで脚がガクガクに。明日、ちゃんとマッサージに行こう。
久々の北アルプスの稜線歩きは、とても楽しかった。父と歩いた思い出のアルプスは、今でも変わらずにそこにあった。
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