南アルプス 北岳
- GPS
- 08:50
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,914m
- 下り
- 1,931m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:50
天候 | 晴れ 9時過ぎからガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰りは乗合タクシーで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8月末からの雨で土が流されたのか、元からなのか段差が大きい場所が続いた。 下山に使った左俣コース、八本歯のコルから分岐の間は崩れているところが多く見られた。 |
その他周辺情報 | 下山後に芦安バス停にある南アルプス高原ロッジの温泉を利用。看板だと時間外でしたが、入浴させていただけました。 |
写真
感想
今年の目標であった北岳。今回の山行は反省だらけ。
登山日の数日前から睡眠不足が続き、当日もあまり眠れないまま芦安へ出発。
余裕を持って出発したはずが、駐車場に着いたのが5時少し前。休む間もなく、バスに乗るため慌てて列に並ぶことに。並ぶのが遅く、バスでは広河原まで50分間立ったまま。平日だと思って登る人が少ないと、甘く考えていました。
広河原についても高揚感が湧いて来ず、10分ほど逡巡して登山開始。
本当はテント泊で間ノ岳、農鳥岳まで足を延ばす予定だったので、早めのペースで登り始めました。
あっという間に変な汗が出始め、寝不足を実感。テント泊装備とはいえ、いつにも増して荷物が重く感じました。
辛いながらも草すべりを予定通りに通過。何とか間ノ岳まで行けるかも、と思っていましたが、両太腿が攣り出しました。発汗といい、典型的な熱中症。
休みながらも肩の小屋到着。予定変更で肩の小屋でテント泊するか悩みました(事前の調べでは、テント泊は予約不要だった気がしたので。)が、当初の予定で行くと決断。足取りは重くとも登頂出来ました。
ここで更に悩んで肩の小屋に下るか、北岳山荘まで進むかで迷います。下山の分岐があることから山荘まで行くと決めて進行。しかしながらペースが上がりません。
山荘に着いたときには明らかにバテており、足も動かないため、20分ほど考えて、まだ午前中であることから、ここで下山することとしました。
決断が遅いことから分岐まで登り返し。さらに下山に使ったルートが難所だらけで気が抜けず。途中で登りの方とすれ違うのもイヤでした。
左俣コースも直線的に沢を下るため、白根小池小屋は見えているのに中々近づかず。背後からの落石が怖い。バテていて北岳山頂へ登り返しが出来なかったとはいえ、ルート選択ミスったな、ゆっくりでも事故なく降りようと意識しながら休み休みに進みました。
あわよくば白根御池小屋でテント泊しようかとも思いましたが、バスの最終便に間に合うと思い更に進行。(テント泊の予約がいるか、いらないか、事前に調べてませんでした)。
いつも下山は心を無にして一心不乱に進むのですが、今回は本当に足にきてしまい、苦しい思いで進みました。
下山後は乗合タクシーに乗らせてもらい、広河原山荘で水分補給と食欲が湧かないなかでアイスを食べました。
バスのこと、テント泊の予約の要否のこと、今年の目標でありながら事前調査が不足していました。
バスに慌てて乗ったため荷物の最終チェックが出来ず、重い装備で登ることになったのも良くなかった。撤退の判断も少し遅かった。
そして今回の山行の最たる反省は体力不足でした。最近トレーニングを大して行っていないことから、心肺機能も身体も思った以上に低下していました。
日頃からの準備の大切さを忘れないため、自戒の意味で記録します。
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