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Yamareco

記録ID: 720150
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳(敗退、そんなつもりじゃなかった・・・早月尾根から)

2015年09月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:55
距離
13.5km
登り
2,128m
下り
2,112m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:52
休憩
0:04
合計
12:56
5:10
40
スタート地点
5:50
5:51
215
9:26
9:29
288
14:17
14:17
182
17:19
17:19
47
18:06
ゴール地点
天候 晴れ〜午後から2000m以下曇・小雨〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道滑川IC〜約28km
所要時間30〜40分くらいだったでしょうか。
コース状況/
危険箇所等
土嚢や木階段、土留階段等でよく整備されていましたが、とにかく急登が続くコースです。ロープ場や鎖場などわかりやすいところは間違いなく注意が行き届きますが、木の根をよじ登るというシーンが結構ありまして特に下りでは気を抜くと木の根で足を滑らせることが自分を含めて結構見ましたのでご注意ください。
自撮りしてたら撮りますよと声を掛けていただいた単独の方に撮っていただきました。
2015年09月20日 05:10撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6
9/20 5:10
自撮りしてたら撮りますよと声を掛けていただいた単独の方に撮っていただきました。
これから超どMコースの始まりです。
2015年09月20日 05:15撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 5:15
これから超どMコースの始まりです。
登山口の標高760m
2015年09月20日 17:57撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 17:57
登山口の標高760m
1000m地点
登山口からここまででいきなり胸突八丁のようなコースでした。
2015年09月20日 05:46撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 5:46
1000m地点
登山口からここまででいきなり胸突八丁のようなコースでした。
1000m〜1400mくらいでは一部急登はありますが、比較的傾斜は緩いです。ですのでこのような写真も撮れています。
2015年09月20日 06:07撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 6:07
1000m〜1400mくらいでは一部急登はありますが、比較的傾斜は緩いです。ですのでこのような写真も撮れています。
下りの時にはこの隣によくレコで見る赤い卵のようなきのこも生えていましたが、疲労に負けて撮影はできていません。
2015年09月20日 06:21撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 6:21
下りの時にはこの隣によくレコで見る赤い卵のようなきのこも生えていましたが、疲労に負けて撮影はできていません。
1200m地点
2015年09月20日 06:25撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 6:25
1200m地点
2015年09月20日 06:27撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 6:27
比較的早い段階で剱岳の稜線の一端が見えてきます。でも山頂はこの右のほうで隠れています。
2015年09月20日 06:38撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 6:38
比較的早い段階で剱岳の稜線の一端が見えてきます。でも山頂はこの右のほうで隠れています。
1400m地点
2015年09月20日 06:54撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 6:54
1400m地点
1600m地点
ちょっと疲れてきました。
2015年09月20日 07:10撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 7:10
1600m地点
ちょっと疲れてきました。
ちょっとだけ秋っぽい色が出てきました。
2015年09月20日 07:26撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 7:26
ちょっとだけ秋っぽい色が出てきました。
おそらくななかまどの花
2015年09月20日 07:33撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 7:33
おそらくななかまどの花
アキノキリンソウ?
2015年09月20日 07:37撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 7:37
アキノキリンソウ?
立山アザミ
大群生していました。
2015年09月20日 07:38撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 7:38
立山アザミ
大群生していました。
2015年09月20日 07:40撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 7:40
後ろを振り返ると走ってきた川伝いの道
2015年09月20日 07:40撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 7:40
後ろを振り返ると走ってきた川伝いの道
1800m地点
2015年09月20日 07:43撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 7:43
1800m地点
稜線の谷部に小屋が見えますね。
2015年09月20日 08:04撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 8:04
稜線の谷部に小屋が見えますね。
三角点
2015年09月20日 08:06撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 8:06
三角点
2000m
もうこの辺でへとへと
2015年09月20日 08:34撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 8:34
2000m
もうこの辺でへとへと
りんどうも点在していましたが残念ながら咲いているものはありませんでした。
2015年09月20日 08:44撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 8:44
りんどうも点在していましたが残念ながら咲いているものはありませんでした。

おたまじゃくしがいました。
2015年09月20日 08:46撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 8:46

おたまじゃくしがいました。
いわゆるへびイチゴってやつですかね。
2015年09月20日 08:51撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 8:51
いわゆるへびイチゴってやつですかね。
尾根に出たと思ったらやっと剱岳頂上と
2015年09月20日 09:21撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 9:21
尾根に出たと思ったらやっと剱岳頂上と
早月小屋が見えました。2200m地点
2015年09月20日 09:22撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 9:22
早月小屋が見えました。2200m地点
小屋について意気揚々とチェックイン
と思ったら今日は予約の方しか受けられないと。
よく考えればシルバーウィーク2日目で当然なんですが、自分の計画は大幅な修正を余儀なくされ標高差2240m日帰りって!?
2015年09月20日 09:24撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 9:24
小屋について意気揚々とチェックイン
と思ったら今日は予約の方しか受けられないと。
よく考えればシルバーウィーク2日目で当然なんですが、自分の計画は大幅な修正を余儀なくされ標高差2240m日帰りって!?
こんなロープ場がいくつもありましたよ。
2015年09月20日 09:49撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 9:49
こんなロープ場がいくつもありましたよ。
立山方面もきれいです。
2015年09月20日 10:06撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 10:06
立山方面もきれいです。
森林限界を抜けてもずっと急登なんすよね。
2015年09月20日 10:06撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 10:06
森林限界を抜けてもずっと急登なんすよね。
帰りにはテン場はいっぱいになってました。
2015年09月20日 10:10撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 10:10
帰りにはテン場はいっぱいになってました。
2400m地点
2015年09月20日 10:13撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 10:13
2400m地点
2015年09月20日 10:22撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 10:22
早月小屋を出るときに体力的な心配と小屋までも十分ハードコースであったことを考えてどこにいても13時下山開始と決めてスタートしたのですが、あそこまであと2時間半で行けるかどうか!
2015年09月20日 10:24撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 10:24
早月小屋を出るときに体力的な心配と小屋までも十分ハードコースであったことを考えてどこにいても13時下山開始と決めてスタートしたのですが、あそこまであと2時間半で行けるかどうか!
コースはさらにハードになっていきます。
2015年09月20日 10:43撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 10:43
コースはさらにハードになっていきます。
2600m地点
2015年09月20日 11:00撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 11:00
2600m地点
ふと気付くと下のほうには雲が沸いていて雲海になっていました。
2015年09月20日 11:47撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 11:47
ふと気付くと下のほうには雲が沸いていて雲海になっていました。
2800m地点
ここで12時9分
山頂は
2015年09月20日 12:09撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 12:09
2800m地点
ここで12時9分
山頂は
あそこ。カニバイコースなどもあることを考えるとあと1時間での到着は無理と判断し、悔しいながらもここで引き返すこととしました。。
2015年09月20日 12:09撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 12:09
あそこ。カニバイコースなどもあることを考えるとあと1時間での到着は無理と判断し、悔しいながらもここで引き返すこととしました。。
残念無念の山頂バックに記念撮影
2015年09月20日 12:13撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 12:13
残念無念の山頂バックに記念撮影
この稜線を楽しめただけでヨシとします。
2015年09月20日 12:24撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 12:24
この稜線を楽しめただけでヨシとします。
若干ながら紅葉も始まりましたね。
2015年09月20日 13:57撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 13:57
若干ながら紅葉も始まりましたね。
1000m〜1200mにあるお化け松の木。なんでこんなんになっちゃうの?って形です。
2015年09月20日 17:10撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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9/20 17:10
1000m〜1200mにあるお化け松の木。なんでこんなんになっちゃうの?って形です。

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 筆記具 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル auスマホ 雨具 防寒着 水筒 時計 非常食 滑り止め

感想

8月初旬にジョギング中に左足を痛めてから1ヵ月半の間低山トレックもジョギングもなにもできず(せず?)食っちゃ寝え生活をしてきました。そうこうしているうちに来週には友人と約束していた燕岳登山が迫ってきましたので、どこかで足慣らしをしなくてはとこのシルバーウイークを迎えたのであります。
個人的な用事でシルバーウイーク初日に金沢に行く予定にしていたので、ついでにあまりなじみのない日本海側からアプローチする山を2日前から物色開始し、剱岳に決定。さすがにバカじゃないので足慣らしで標高差2240mを日帰りしようなどとは思ってませんでしたが、家族にはエスケープで小屋泊してくることもあるかもといいつつ、すっかりそのつもりで警察に提出した計画書も2日間の内容で。
しかしやっぱりバカだったのが小屋への予約を入れなかったこと。考えてみれば世間での3連休以上の日程で人気の山に小屋泊で行ったことがなかったからいつも予約なしで泊まれていたのでした。
そんなつもりだからスタートから健脚な方の多いこのコースでは抜かれるばかりで抜くことのない余裕のペースで登っていき、なんとか9時半に小屋着してチェックインと思ってガーン!本日はご予約以外の方の宿泊は受けられないと。
痛めた足の心配、食っちゃ寝え生活による体力の心配、ハードコースでの夜間下山になる心配などを考え合わせてどこにいても13時には下山開始と自分でルールを決めて、ここまで同じようなペースで歩かれていた方がテント設営しているのをうらやましく見つつさらに上を目指しました。
しかし小屋からの標高差はたかが800mではありますが、コースのハードさはさらに増し、酸素も薄くなっていく中でペースはさらに落ちていきます。標高200m上がる毎に設置されているプレートが2800mを示したところに到着したときに12時9分。頂上を見上げた感じでこれは13時着は無理と判断。そこで無念ではありましたが敗退を決意し、記念撮影をして下山を開始。結局なんとか薄闇の中登山口へ到着できましたが、車で着替えているところで真っ暗になり、敗退の判断は正しかったと自分に言い聞かせて帰ってきました。

足慣らしのつもりが結局標高差2040mを日帰りした訳ですから、自己記録となるハード登山となった上で剱岳は敗退と散々なレコとなってしまいました。

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コメント

これでもう1回チャレンジできますね
mataryさん、はじめまして

コメントありがとうございます。1日早く早月行かれたのですね。
2800mで撤退の判断はお見事です。
これで、また挑戦する機会ができましたね。
私もダイエットからはじめた山登りなんですが、とうとう剣まできてしまいました。

次週は燕ですか、充分なトレーニングになりましたね。
2015/9/23 10:50
Re: これでもう1回チャレンジできますね
そう考えようとも思いましたが、次回があるとすればきっと室堂からのコースを選択するでしょうね(笑)
2015/9/23 14:20
山は後退りするほうがいい
初めまして。読ませていただきましたが素晴らしい判断だったと思います。
日本百名山の著者である深田久弥氏は雨飾山で何度も撤退し登頂してるのですが「山は後退りするほうがいい」とゆう言葉を日本百名山の雨飾山で残しています。
「山は後退りするほうがいい」とは1度で頂点を極めるのてなく何度も失敗や撤退を繰り返し、そして登頂した山は忘れられないとゆう意味でありますが、劔だけに限らず今後の登山に繋がるための1つの過程として「撤退」もまた良し!次は余裕な気持ちから登る道中の景色が映え未知なる頂点で誰よりも広く美しい世界を見れること心から願っております。
2015/10/4 6:23
Re: 山は後退りするほうがいい
kechan2702さん、コメントありがとうございます。
単純に下調べが足りないだけのことでそんなほめられるような状況ではないと思いますが、確かに劔を極められる日が来たらこれまでの山ではなかった違う感動がありそうな気はしますね。そんな報告レコをできる日を楽しみに目指したいと思いますね。
2015/10/8 22:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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