甲斐駒ケ岳(駒ケ岳神社~黒戸尾根~刃渡り~七丈小屋~山頂)[往復]

2015年09月19日(土) ~ 2015年09月20日(日)

• GPS: 33:31
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,551m
• 下り: 2,539m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:25
• 合計: 8:23

距離 8.6km 登り 1,824m 下り 184m

6:27 尾白川渓谷駐車場
6:35 6:37 竹宇駒ヶ岳神社
9:49 9:50 笹の平分岐
11:26 11:32 刃渡り
11:49 11:51 刀利天狗
13:20 13:21 五合目小屋跡
13:35 13:46 屏風小屋跡
14:39 14:41 七丈小屋
14:50 宿泊地

2日目

• 山行: 10:42
• 休憩: 0:52
• 合計: 11:34

距離 11.0km 登り 715m 下り 2,375m

4:17 宿泊地
5:02 5:04 八合目御来迎場
6:37 7:01 甲斐駒ヶ岳
8:16 8:17 八合目御来迎場
10:22 10:24 七丈小屋
11:19 11:30 屏風小屋跡
11:32 11:35 五合目小屋跡
12:29 12:30 刀利天狗
12:50 12:52 刃渡り
14:11 14:17 笹の平分岐
15:43 竹宇駒ヶ岳神社
15:51 尾白川渓谷駐車場

天候

1日目：曇り
2日目：晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白渓谷駐車場を利用(無料)

コース状況／危険箇所等

黒戸尾根は、階段や梯子や鎖場が多くあり、危険な箇所が多くあります。

写真

9/19 6:28

6時半に尾白渓谷駐車場に到着。
混んでいると思っていましたが、意外と空いてて良かった。

甲斐駒ケ岳登山口の看板は、おかしな顔みたいになってました。

9/19 6:47

駐車場から5分程の所に甲斐駒ケ嶽神社があります。

9/19 6:49

甲斐駒ケ岳は信仰の山なので、神社も立派ですね〜

9/19 6:50

甲斐駒ケ嶽神社の扁額(へんがく)も煌びやか！

9/19 6:50

尾白川を渡る吊橋です。

9/19 6:51

神社の裏側に立っている石仏です。
片手に剣を持って、かっこいい出で立ちですね〜！
ここから山頂までは、この様な剣が沢山出てくるんですよ。

9/19 6:51

吊橋は定員5名と書いてありました。
結構揺れましたよ〜

9/19 6:52

尾白川の流れが気持ちいい感じですよ。

9/19 6:54

ここから黒戸尾根登山道を登っていきます！

9/19 10:58

おっ！
だんだん紅葉してきてますね〜

朝日が差し込んで、すがすがしい雰囲気です

9/19 11:10

ここは八丁登りです。
結構きつい勾配の坂が続きます。

9/19 11:22

苔生した岩に生える木々や、後ろのだけかんばの森が良いですね。

9/19 11:37

うわぁ！
でっかいキノコだ〜！

9/19 11:38

ここにも剣を持った石仏があります。

9/19 11:40

キノコが木の幹からも生えてましたよ！

大きな岩も苔に覆われていますね。

9/19 11:43

この尾根は湿気が多いみたいで、苔やキノコが沢山生えてた〜

9/19 11:46

これが有名な刃渡りか〜
結構しっかりした鎖が付いているので、不安はないですね！

よし！
刃の上を渡っていくぞ〜(´ε｀)

刃渡りの右手は視界が開けてます
ちょうど雲の切れ間で、遠くまで見えました。

9/19 12:07

この辺りから梯子や鎖場がたくさん出てきます！

9/19 12:12

刀利天狗に到着！
下の甲斐駒ケ嶽神社にも祀られていました。

9/19 13:37

でっかい岩の下に祠が！
すごい所に建ってるな〜

9/19 13:53

長~い梯子の階段が出てきた！

9/19 13:53

どんどん登るぞ~！

9/19 13:55

おっ、ここにも剣を持った石仏が！
色んな形の石仏があるな〜

9/19 14:21

おっ、橋が2段になってる！
橋が古くなったから、上にもう一段架けたのかな？

9/19 14:22

右前に切り立った岩肌が見えます。

垂直の梯子です！
5mくらいあったかな。

9/19 14:32

梯子を登りきったら直ぐに、今度は垂直の鎖場の登り！

9/20 10:34

七丈第一小屋に到着！

9/19 14:53

少し離れた場所には、七丈第二小屋があります。
トイレはこの小屋の反対側にありますよ。

9/19 16:42

第一テント場には、5人用のテントを設営できるスペースは既に埋ってました。

9/19 15:05

第二テント場に到着、ここにはまだ余裕があったので、良かった~！
そして、祝杯のビール！

9/19 16:45

第二テント場の直ぐ上の、道の脇には石碑や石仏がありました。

9/19 16:45

その前の木には、わらじが飾ってありました。
これは、なんの意味があるのかな？

9/19 17:08

夕飯の釜飯。
これは、日清のどん兵衛をばらして持ってきたんです。

9/19 17:08

そして、おかずの缶詰。
あと、味噌汁です。

9/20 4:23

山頂付近で日の出を見る為に、4時半にテント場を出発！

9/20 5:11

石の鳥居があったようですけど、崩れ落ちていました。

9/20 5:19

真っ暗な中、垂直な壁に取り付きます！

9/20 5:19

足掛りはしっかりあるので、鎖をしっかり掴めば難しくないです。
でも真っ暗だと怖いな~
（゜д゜|||

9/20 5:26

またまた垂直に近い岩場を登ります！
途中ちょっとオーバーハングしてる所があるんですよ。

9/20 5:32

日が出てきました。
太陽が見えるといいのだが、、、

9/20 5:35

明るくなると、鎖場も登りやすいですね。

9/20 5:37

鳳凰三山の後ろに富士山が見えてますよ。

9/20 5:38

太陽は見えないけど、上空の雲が朝日に焼けて、美しい！

9/20 5:38

鳳凰三山と富士山の方角も、朝焼けが見えています

9/20 5:41

う〜ん、太陽が見えないのが残念(*_*)

9/20 5:50

ななかまどが紅葉し始めています。

9/20 5:57

朝日が雲の上を照らして光っていて、青空も見える感じが良いですね。

9/20 6:04

大分登ってきましたよ〜

9/20 6:09

御嶽山の噴気が見えました。

山頂手前に駒ヶ嶽神社本社がありました。
なかなか山の上にはない、信仰の山ならではの光景ですね。

9/20 6:15

山頂が見えた！

9/20 6:23

雲がどんどん流れていて、雲間からの日がスポットライトの様に、雲を照らしている感じになってますね。

9/20 6:28

北アルプスがくっきり綺麗に見えました。

9/20 6:29

仙丈ケ岳にカールに日が当たり始めた

甲斐駒ケ岳の山頂に到着！

9/20 6:30

雲間から日の光が差して、幻想的な感じ♪

9/20 6:31

仙丈ケ岳の雄大な姿が美しい

9/20 6:32

雲海が生き物の様に動く様に見とれてしまいますね♪

9/20 6:35

鋸岳にも雲に浮かんでる感じ

9/20 6:44

雲間から差す日の光と、遠くに富士山が見えて、幻想的な感じになりました。
個人的には、今回のベストショット！

9/20 7:12

左手には北岳と間ノ岳、右手には仙丈ケ岳が望めます。

9/20 7:12

山頂の祠です。
下に飾ってあったわらじがここにもありましたよ。

9/20 7:13

富士山が雲の上に浮かんでる感じです。
やっぱり、富士山て大きいな〜

9/20 7:13

後ろに見えるのは、北岳と間ノ岳

9/20 7:15

北沢峠から登ってくる道はこんな感じです。

9/20 7:17

山頂手前の本社の所に、駒嶽大神の石碑がありました。

9/20 7:24

摩利支天の方角の景色

9/20 7:26

山頂から下ると、日に当たって紅葉と青空が綺麗に見えていました。

9/20 7:27

岩の隙間に石碑が倒れて落ちていました！

9/20 7:28

そこで、石碑を岩の上に持ち上げました！

9/20 7:45

八ヶ岳の阿弥陀岳と赤岳の山頂が雲の上に見えます。

9/20 7:48

鋭く尖った岩に登って見る事に！

9/20 7:49

横から見るとすごい所に行ってるな〜

9/20 7:56

こんなに大きな岩の上にも剣があります。
晴れた青空に、光を浴びた剣のシルエットが映えていてかっこいいですね〜！

9/20 8:13

ナナカマドの実が赤く色づいていますね。

9/20 8:59

苔生した祠が、歴史を感じさせますね。

9/20 10:46

下りの鎖場は、登り以上に慎重に下りますよ。

9/20 10:51

垂直の梯子を慎重に降ります。

9/20 12:50

刃渡りも慎重に下って、下山します。

撮影機器：

Canon PowerShot S110 Canon

NIKON D5200 NIKON CORPORATION

感想

nicenaoki

前から行きたかった、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根。
今回は、七丈小屋にテント1泊し、翌日の日の出を山頂付近で迎える計画。

尾白渓谷駐車場から出発し、八丁登りまでは森の中を順調な登り。
森の中は、苔生した岩に木々が生えている場所や、笹が生い茂りなんともいい感じ。
刀利天狗の前の刃渡りは、鋭く尖った刃の上を歩くのはイメージ通り。
鎖の手すりが無いと、結構怖いでしょうね。
七丈小屋までは、梯子が数箇所あり、鎖場もなかなかの難易度！
小屋直前の垂直の梯子も、脇の絶壁も見えるので高度感抜群。
刃渡りや梯子鎖場の連続には、とても楽しめました〜♪

七丈小屋のテント場は、二箇所あり整備も良くて快適に泊まることが出来て満足。
シルバーウィークの初日の為か、比較的空いていた様です。

二日目の出発は4時半頃。
山頂付近での日の出を目指して出発したものの、比較的曇りがち。
日の出を見るのは無理かと思っていたが、山頂到着頃に雲が晴れてきて、
雲海と共に雲間から日が差して、すばらしい景色を堪能する事が出来ました。

また来たい山でしたよ！