池平山ピストン
- GPS
- 23:03
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 3,391m
- 下り
- 3,390m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:53
- 山行
- 10:16
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 11:38
天候 | 9/5 晴れ後曇り 9/6 晴れ 9/7 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・立山黒部アルペンルートきっぷ(立山駅〜室堂)往復割引7,380円(のべ5日間有効) ・真砂沢ロッジのテント場1泊1,000円 ・室堂に登山ポストあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・池ノ平山(南峰)〜池平山(北峰)間にロープの張られた急斜面の岩場あり。要ヘルメット。 |
その他周辺情報 | 立山吉峰温泉 ゆ〜ランド(700円・JAF等割引630円、21時まで・最終受付20時半) |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
立山駅までの道路は舗装されており、問題なかった。
前日午後に駐車場に着いて車中泊し、6時過ぎに切符売り場に並んで室堂までの往復切符(7,380円)を買ってから7時10分発のケーブルカーに乗る。
室堂に到着し、登山届を出したついでに指導員の方に剱沢雪渓の状態について尋ねると、剱沢野営管理所で聞くように言われたので、11時過ぎに着いて管理所の外にいた方に教えてもらう。すると、雪渓はもう崩壊が進んでいて危険なので、2箇所で雪渓を横切る以外は夏道を使うようにとのことだった。雪渓はアイゼンが無くても行けないことはないが、朝晩はガチガチに凍っているから気を付けて、更にここから先は危ない所だらけだからヘルメットを被るようにと丁寧にアドバイスしてくれた…。
実際に行ってみると、夏道も一枚岩のトラバースやザレた急斜面の下りなど、重荷を背負って焦って歩くとひっくり返ってケガをしそうなところが多く、慎重に進む。
雪渓のトラバースはあまり傾斜のない所だったので、ストックだけで何とかなった。2箇所の内1箇所は、ちょうど真砂沢ロッジの御主人が夏道を作ってくれている最中で、帰りは通らずに済む。
最後に、真砂沢ロッジの手前で崩壊の進んだ雪渓の端に乗って下って行くと(…ここが一番怖そうな感じだったwww)、すぐに夏道に戻り、13時半に真砂沢ロッジに着く。
真砂沢ロッジでテント泊(1泊1,000円×2)の受付を済ませてからテントを張り、ゆっくり食事を作って食べてから焼酎を一杯飲んで早めに寝る…。
翌朝は2時に起きて食事して準備し、テントを撤収した後(この日は荷揚げのヘリが来るので張りっ放しはダメと言われていた…)、必要な物だけザックに入れて4時過ぎに歩き始める。仙人新道は刈り払い済みで歩き易くなっていて、夜明けの裏剱の絶景を眺めながら3時間で池の平小屋に着く。
ちょうど小屋の前に出ていた御主人に池平山(北峰)の登り方について聞くと、ちゃんと下調べをしてきたか確認した上で親切に教えてくれた…。
まず、南峰の2m手前から始まる踏み跡を下りて行き、古いロープの張られた岩場を下った後、稜線に出る。鞍部からの登り返しは左の草付きを上がってまた稜線を辿り、最後の岩峰は右に巻いて登って行けば頂上に出るが、基本的には稜線から離れ過ぎないように気を付ければ踏み跡が何となく付いていて行けるようにはなっているということだった…。
最後に、岩場に張られた古いロープは当てにならないから自分でロープを持って来たか聞かれたので細引きしかないと答えると叱られてしまったが、それ以上は追及せず、『じゃあ、気を付けて』と送り出してくれた。
実際に行ってみると、岩場はそれ程難しくはなかった(…ロープも意外としっかり張られていた)が、その後の稜線への草付きのトラバースに苦労するwww
岩場の下ですぐにトラバースせずに、一旦稜線とは反対方向へ下る踏み跡を辿り、一段下から回り込むとすんなり稜線に出られたが、薮と山腹の張り出しのせいで先が見通せないので中々進む気になれず、岩場の下で30分位うろうろしていた…。
その後、何とか稜線に出て鞍部に下り、草付きを登って先の稜線を薮漕ぎを交えながら進み、前衛岩峰は途中で切れ目から裏に回り、踏み跡を辿って斜面を登ると、最後はあっけなく頂上に出てホッとする…。
山頂で写真を撮ってからあまりゆっくりせずに来た道を戻ると、帰りは1時間足らずで南峰に着く。ここでお握りを食べて休んでから池の平小屋に下る。
小屋に戻ると御主人が上機嫌で出迎えてくれたが、実はとても心配してくれていたのではないかと思うと気恥ずかしくなり、お礼もそこそこに水だけ汲ませて貰ってさっさと仙人峠に向かうwww
その後、16時前に真砂沢ロッジに戻り、前日と同じ場所にテントを張り直してから食事を作り、焼酎を飲むと疲れていたのでよく眠れた…。
3日目は6時前には出発し、剱沢沿いの夏道をゆっくり上がって行くと、4時間で剱御前小舎に着き、その後、観光客でごった返す休日の室堂に午前中に戻った。
下山後は、吉峰温泉ゆ〜ランド(700円・JAF等割引630円)で汗を流してから車中泊して3日休み、次に登る予定の硫黄岳の登山口のある新穂高温泉に向かった。
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