表銀座「喜作新道」開拓者 小林喜作氏の功績を辿る

2024年09月05日(木) ~ 2024年09月07日(土)

• GPS: 26:43
• 距離: 39.1km
• 登り: 4,217m
• 下り: 4,206m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:00

距離 11.2km 登り 1,833m 下り 592m

5:26 有明山裏参道登山口
5:37 5:38 中房温泉バス停
6:12 第１ベンチ
6:31 6:39 第２ベンチ
7:11 7:15 第３ベンチ
7:38 7:52 富士見ベンチ
8:15 8:43 合戦小屋
9:04 合戦山
9:46 10:00 燕山荘
10:38 蛙岩
10:58 大下りの頭
12:29 小林喜作レリーフ
12:34 12:35 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
13:26 大天井ヒュッテ

2日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 1:06
• 合計: 8:38

距離 11.5km 登り 1,440m 下り 1,394m

6:08 大天井ヒュッテ
6:26 貧乏沢下降点
6:37 6:38 ビックリ平
7:33 7:36 赤岩岳
7:52 7:53 2747mケルン
8:10 8:18 ヒュッテ西岳
9:16 9:17 水俣乗越
11:02 11:33 ヒュッテ大槍
12:50 12:55 水俣乗越
14:09 14:15 ヒュッテ西岳
14:29 14:39 西岳
14:46 ヒュッテ西岳

3日目

• 山行: 8:12
• 休憩: 1:48
• 合計: 10:00

距離 16.3km 登り 944m 下り 2,221m

5:45 ヒュッテ西岳
6:06 2747mケルン
6:20 6:23 赤岩岳
7:06 ビックリ平
7:14 貧乏沢下降点
7:51 8:00 大天井ヒュッテ
8:44 大天荘
8:56 8:58 大天井岳
9:05 9:27 大天荘
9:42 9:49 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
9:49 9:50 小林喜作レリーフ
11:07 11:09 大下りの頭
11:30 蛙岩
12:05 12:52 燕山荘
13:19 13:22 合戦山
13:37 13:44 合戦小屋
14:01 富士見ベンチ
14:21 第３ベンチ
14:43 第２ベンチ
15:02 第１ベンチ
15:29 15:34 中房温泉登山口
15:35 中房温泉バス停
15:45 有明山裏参道登山口

天候

3日間とも晴れ
特に2日目は最高の好天気

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

今回の山行目的は「喜作新道」を歩く。
中房温泉からスタートし、燕山荘〜大天井ヒュッテ〜西岳〜ヒュッテ大槍までの往復を計画してみました。
復路に大天井岳登頂をいれたコース取りになっております。
ポイントはふたつ。
☆ 切通岩から大多数の方々が大天荘方向に向かうのに、今回は西面に伸びる険しいルートを歩いてみました。
☆ 喜作新道の醍醐味を感じられるのは、
西岳〜槍ヶ岳までの「東鎌尾根」。
往復してみた結果の第一印象は、往路より復路が圧倒的に楽だったという事です。

その他周辺情報

「しゃくなげの湯」
http://syakunagenoyu.info/
「ほりでーゆ〜 四季の郷」
http://www.holiday-you.co.jp/

写真

9/5 5:37

中房温泉登山口

9/5 6:11

第一ベンチ

9/5 6:38

第二ベンチ

9/5 7:10

第三ベンチ

9/5 7:45

富士見ベンチ

9/5 8:17

合戦小屋

9/5 8:20

名物スイカ
お塩をかけて 甘味際立ち＆塩分補給

9/5 9:03

合戦尾根

9/5 9:03

合戦沢の頭

9/5 9:30

燕山荘まであとわずか

9/5 9:41

餓鬼岳　ケンズリ

9/5 9:44

ミヤマコゴメグサ

9/5 9:46

昇り詰めると　この風景✨

9/5 9:48

燕岳

9/5 9:48

テラス

9/5 9:49

ケーキセット

9/5 10:01

裏手に回って　いざ！

9/5 10:07

振り返って　燕岳

9/5 10:20

ウラシマツツジ
秋化粧を始めていました。

9/5 10:35

蛙岩に突入

9/5 10:36

蛙岩 通過

9/5 10:41

こうゆうの好き

9/5 10:57

大下りの頭

9/5 10:57

前方に大天井岳

9/5 11:46

北アルプス縦走路

9/5 12:22

切通岩

9/5 12:24

クサリとハシゴで下りる

9/5 12:25

小林喜作氏のレリーフ
【1917年（大正6年）に工事を開始し、1920年（大正9年秋）に喜作新道を完成させた】

※以下カッコ【】内は 小林喜作関連著書より抽出。

9/5 12:32

喜作氏の痕跡を辿って右ルート
【当時4、5日かかっていた中房温泉から槍ヶ岳の縦走路をわずか1、2日で行くことができる新ルート「喜作新道」を3年を費やして開削させる】

9/5 12:37

前半は爽快な道
【この道は、アルピニストの憧れをかきたてて止まない槍ケ岳が最も美しく見え、高山植物が出迎える魅力的なコースで、喜作があたかも銀座を歩くかの様に歩いたことから、いつしか「北アルプスの表銀座」と呼ばれる人気道】

9/5 12:37

イワツメクサが風に揺れる

9/5 12:49

岩稜帯に突入
【鍬・鶴嘴・鳶口・手斧などを用い人力による開削作業】

9/5 13:02

滑落注意

9/5 13:12

印に従って下る

9/5 13:17

牛首
展望台からの槍ヶ岳は最高らしいが…
この山容標高にビビッて登頂パス

9/5 13:19

眼下に宿泊地 大天井ヒュッテ

9/5 13:22

分岐
明後日の復路で、ここを大天井荘に向かいます

9/5 13:29

大天井ヒュッテ
【表銀座は訪れる利用者が増え銀座の名の通り賑やかな槍ヶ岳へのメインの登頂ルートとなる】

9/5 17:03

夕食

9/5 17:49

牛首展望台登山口

9/6 5:03

朝食

9/6 5:23

日ノ出��

9/6 5:23

日ノ出��

9/6 5:23

日ノ出��

9/6 5:27

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9/6 6:06

2日目スタート

9/6 6:07

歩かせていただきま〜す🙇

9/6 6:21

牛首山を巻くように道があります

9/6 6:33

稜線に乗り上げてビックリの「ビックリ平」

9/6 6:34

この景色が目の前に広がります��

9/6 6:34

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9/6 6:35

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9/6 6:38

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9/6 6:38

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9/6 6:40

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9/6 6:40

ズームして槍
【17歳で猟を始め、同年同郷の先輩であった為右衛門に案内され槍ヶ岳の山頂に立つ】

9/6 6:53

西岳

9/6 6:53

三角とんがりは常念岳

9/6 7:14

牛首ピーク（登山道は巻く）と大天井岳

9/6 7:16

ミヤマコゴメグサ

9/6 7:20

登山道
【喜作は、80キロにもおよぶ重い荷物を担いで3,000メートル級の山々へ荷を上げ、驚くほどのスピードで走るように山谷を駆けめぐっていた山のスーパーマンだった】

9/6 7:20

カッコいいので何枚も撮ってしまう

【北アルプス付近をくまなく歩きガイドとして活躍した】

9/6 7:23

中央に北穂高岳
山荘も見えます
ジャンダルムとロバの耳が僅かに見えている

9/6 7:24

中央に立山と剱岳

9/6 7:24

三俣蓮華岳 鷲羽岳 水晶岳

9/6 7:26

赤岩岳山頂
バックは常念岳

9/6 7:34

一面お花畑

9/6 7:49

槍

9/6 7:49

野口五郎岳
【「北アルプスで登れない山は一個もない。ただ野口五郎岳の西沢だけは登っても下ることができない。」と語り、北アルプスの隅々まで猟師として歩き回っていたことがうかがえる】

9/6 7:51

前穂〜奥穂〜北穂〜大キレット〜南岳

9/6 7:56

スリリングな登山道

9/6 8:02

ナナカマドの赤が目に鮮やか

9/6 8:03

2日目の宿泊地、ヒュッテ西岳を捉える

9/6 8:09

ヒュッテ西岳まで2時間
今から「ヒュッテ大槍」までピストンします

9/6 8:10

ピラミダルな常念岳

9/6 8:21

トリカブト

9/6 8:27

紺碧の空が似合う槍ヶ岳

9/6 9:02

天狗原のカールが綺麗✨

9/6 9:03

頭を覗かせる　明神岳 前穂 北穂

9/6 9:07

北鎌尾根全容
【1920年に槍ヶ岳の北鎌尾根の初下降及び1922年の初登攀のサポートを行った】

9/6 9:16

水俣乗越

9/6 9:16

北鎌尾根の本来の取り付きは湯ノ俣からのようですが、ここから行かれる方が多そうです。

9/6 9:36

遠くに針ノ木岳が凛々しい

9/6 9:40

開拓者 小林喜作氏と最新の木道がコラボする

9/6 9:48

はしご中段から撮影

9/6 9:57

槍北鎌のスカイライン

9/6 10:53

かなり近いです

9/6 10:58

前穂の背びれがカッコイイ

9/6 10:58

ヒュッテ大槍に到着

9/6 11:32

槍ヶ岳最高のロケーション

【1921年（大正10年秋）には、殺生小屋（現在殺生ヒュッテ）を完成させた】

9/6 11:34

大天井岳からの稜線

9/6 12:08

アップダウン連続の西岳までの縦走路

9/6 12:23

再び 3段の連続はしご

9/6 14:12

宿泊地に着いて、フルーツポンチを頂く　旨い！

9/6 14:13

ひときわ目立つ常念岳

9/6 14:45

西岳に

9/6 14:22

途中からの景色

9/6 14:33

西岳登頂　常念岳方向

9/6 14:35

大天井岳方向

9/6 14:47

ヒュッテ西岳

9/6 14:47

山荘内にはトイレは無し
外トイレのみです

9/7 5:45

3日目
大キレットに滝雲！

9/7 6:02

今日もカッコいい槍ヶ岳を見ながら復路

9/7 7:08

ビックリ平まで戻りました

9/7 8:00

大天井ヒュッテで水補給、分岐まで登り、次は大天井岳

9/7 8:06

歩きやすいトラバース道

9/7 8:43

大天荘 到着

9/7 8:53

一気にガスが立ち込める💦

9/7 8:55

真っ白な頂上

9/7 8:57

登頂を感謝すると…

9/7 9:27

ガスが取れた☀

9/7 9:37

運搬ヘリが三度目の荷降ろしにやって来る

9/7 9:47

分岐

9/7 9:51

切通岩

9/7 9:52

喜作新道　たっぷり堪能させていただきました。
ありがとうございました。

【1920年秋に喜作新道が開設されると、中房温泉から槍ヶ岳へは健脚者なら1日程度で到達することも可能となり人の流れが大きく変わった】

9/7 11:49

燕山荘まで間近

9/7 13:33

合戦小屋　通過（帰りもスイカ♪）

9/7 15:30

中房温泉

9/7 15:31

ソフトクリームを頬張る

9/7 15:35

楽しかった3日間に感謝
おつかれ山でした😊

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

SC-54A samsung

感想

m-kiku

お天気が安定せず　二度の宿泊変更の末　要約決行が決まり
2泊3日の表銀座縦走？に行ってきました😊

今回の山行目的は「喜作新道」を歩く。
自家用車利用ですと中々歩くことのできないルートを今年は行くことにしました🙇
山頂を踏むのは、西岳と大天井岳です。
一風変わった私らしいルート設計になっています。
往復したことにより、感じ得た部分も多々ありました。

下山の燕山荘は大繁盛で（土曜日と相成って）
昼食をしたのが大幅なタイムロスで、次回はおでんにしようね☆と笑った。


【山小屋情報】

『大天井ヒュッテ』
居心地＝好印象
トイレ＝洋式🚽

『西岳ヒュッテ』
居心地＝好印象
お味噌汁が旨かった。珍しくおかわりしたが、１人一杯まで、とのこと！(苦笑
トイレ＝外トイレのみ
清潔感のあるトイレだった。

※フルーツ缶が旨かった