遠かった『 空木岳 』

2024年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: 12:54
• 距離: 21.5km
• 登り: 2,344m
• 下り: 2,326m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:00
• 休憩: 1:50
• 合計: 12:50

距離 21.5km 登り 2,344m 下り 2,326m

4:08 空木岳登山口駐車スペース
4:08 駒ヶ根高原スキー場駐車場
4:42 空木岳登山道取付地点
4:48 空木岳登山道入口
5:06 5:16 林道終点
5:43 タカウチ場
6:20 6:30 池山尾根水場
7:00 尻無
7:08 7:13 マセナギ
8:14 大地獄
8:18 小地獄
8:45 8:46 ヨナ沢ノ頭
9:46 9:58 空木平カール分岐点
10:34 駒石
11:19 空木駒峰ヒュッテ
11:29 12:10 空木岳
12:16 12:17 空木駒峰ヒュッテ
12:33 空木平カール
12:49 12:56 空木岳避難小屋
13:10 13:13 空木平カール分岐点
13:49 13:50 ヨナ沢ノ頭
14:03 14:11 小地獄
14:14 大地獄
14:49 マセナギ
14:54 14:56 尻無
15:21 15:29 池山尾根水場
15:59 タカウチ場
16:14 16:15 林道終点
16:30 空木岳登山道入口
16:35 空木岳登山道取付地点
16:58 空木岳登山口駐車スペース

天候

晴れ ＋ ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
　　駒ヶ根高原スキー駐車場　300台：無料・WC無　※駒ヶ根ICより約5分

コース状況／危険箇所等

◆空木平カール分岐 〜 空木岳（空木駒峰ヒュッテ）
　�ゞ霎丱襦璽函　А．�スが無ければ，登り・下りで使いたいルート。稜線歩きのため，景色が良く気持ちが良さそう（途中からガスのために遠景は×）
　��空木岳避難小屋　：　下りで使用したが，ピンクテープやケルン等の目印が多く，迷う危険性は低いと感じた。岩が多くて歩きづらい。

写真

9/7 5:10

「林道終点」で視界が開け，東屋から日の出前で明るく照らされた「南アルプスの稜線」が見えた

9/7 5:11

左端から「鋸岳」→「甲斐駒ヶ岳」→「仙丈ヶ岳」 → 「北岳」

9/7 5:11

少し重なっているが，左端「仙丈ヶ岳」，中央に「北岳」があり，「間ノ岳」→「農鳥岳」と続いている

9/7 5:12

中央やや右に「塩見岳」，そして「荒川岳」「赤石岳」と続くはずだが不鮮明で分からない

9/7 6:24

「池山尾根水場」
登り・下りで休憩し，美味し水を頂いた

9/7 6:25

水場からすぐの「池山・空木岳分岐点」

9/7 9:12

夏山だが秋の気配が見つかった。癒しだ〜〜
　⇒ 知人から「ゴゼンタチバナの実」と教えてもらった

9/7 9:17

木々の間から「木曽駒ケ岳千畳敷カール」見え，「宝剣岳」も確認できた
　⇒ 辛い時間帯だったので救いの景色

9/7 9:59

「空木平カール分岐」を過ぎて，駒石ルートを登っていたら，山頂が見えた。

9/7 10:06

とても良い天気だ！

9/7 10:11

本日一番となった景色！！
　左に空木岳山頂，右に駒石

9/7 10:12

遂にガスが上がってきた。その先に見えるのは・・・

9/7 10:12

左に「荒川岳」，中央に「赤石岳」，「聖岳・光岳」がぎりぎり見える

9/7 10:12

登ってきたルートを見るとガスで覆われている

9/7 10:13

見上げると，稜線はまだまだOK

9/7 10:28

真っ白くなるかもしれないので空木岳との一枚確保

9/7 10:25

「駒石」があぶない

9/7 10:34

ガスって「駒石」だけでもやっとだ

9/7 10:40

山頂に到達するまで待ってくれなかった

9/7 11:19

と思ったら，空木岳駒峰ヒュッテで奇跡おきた。ガスがとれて，空木岳が見られた。

9/7 11:40

山頂に到着したが・・・

9/7 11:41

山頂は真っ白だ

9/7 12:02

夏山の宿命だが，ちょっと残念！！

9/7 11:27

しかし，時折ガスがとれて見える「駒峰ヒュッテ側」

9/7 11:32

「大桑村側」もこんなに見えた

9/7 12:06

「南駒ヶ岳」方面

9/7 12:00

360°のナイスビューとはいかなかったが，思い出深い山頂となった

9/7 12:49

下りは「空木岳避難小屋ルート」を歩いた

9/7 14:15

「小地獄」

9/7 14:17

こんな鎖場があったが，手足の場が多く難しくはない

9/7 14:24

「大地獄」は傾斜が急なだけのような・・・

9/7 16:58

無事下山できた

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

おがっち

　今年のアルプス登山は，小屋泊・テント泊の予約と天候が合わず，白馬・五竜などをキャンセルし，7・8月の山行が少なくなってしまった。久々の貴重な晴れなので，筋力低下など身体的な不安があったものの，「空木岳」への山行を決めた。登山口駐車場に前夜から車中泊（4.5時間睡眠）するなどの準備をしたが，不安は的中してしまった。とにかく足が前に出ないなどこれまでに一番辛い山行となり，初めてのリタイヤとなるのではとの危惧があったが，救いとなった声かけがあった。
　「空木平カール分岐点」で，小屋スタッフとなるため年に一度，このルートを登っている方と言葉を交わした。「暫く登っていないとのことだが，私は年1回しかここを登らないし，前回登ったのは去年だ」「行けるところまで，行くしか無いのでは（「答えは単純だ」と理解した）」
　また，私からの質問「避難小屋のルートを予定しているがどうか」に対しては，「沢のルートなので，歩き難く，分岐も多くルーファイが重要だ」「駒石のルートがよいのでは。登るだけだから」とのアドバイス（やはり単純志向が良い）を受けた。
　駒石ルートを選択した結果としては，迷わず歩けたし，ガスに飲み込まれる前に良いロケーションで山容を見られたことだ。大変辛い山行となったが，一人登山の魅力と感じている「他の登山者との交流」により，思い出深い山行となった。