鳥海山 荒々しい山頂を持ち東北の百名山の眺望に優れた出羽富士
- GPS
- 07:14
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,157m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:13
天候 | 快晴。 昼頃より、高層の雲が出てくるが晴れ基調。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの道は舗装された2車線で、最後は九十九折りになるものの、とっても走り易い道でした。 50台駐車できる駐車場で車中泊しました。 少し下には30台停められる第二駐車場もあります。土日休日でも、紅葉期やお盆以外は、なんとか停められるのではないかと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥海高原ライン終点駐車場登山口からの登り。 滝の小屋までは石が敷き詰められている整備された登山道。 滝の小屋から河原宿小屋跡までは急坂。 河原宿小屋跡から薊坂まではなだらかに登っていくが、薊坂から伏拝岳までは最も急坂。 伏拝岳からは外輪山の稜線を歩く。 七高山手前の分岐から新山にかけては岩場の急坂で注意を要する。 新山山頂へは、大きな岩の急坂で、慎重に通過する必要がある。 |
その他周辺情報 | 鳥海山荘 宿泊施設だが、当日の宿泊は断られたので、前日までに予約する必要があります。 日帰り温泉があり、大人520円と格安です。温泉らしい匂いに欠けるので、若干物足りないですが、鳥海山登山後に気軽に寄れるのは貴重で、2日続けて入りました。 |
写真
感想
山形県北部にある鳥海山は、庄内空港へ飛行機で行くことも考えたぐらい関東から遠くにあります。東京からは、540キロ近く遠い。
登ってみると、青森県の岩木山、岩手県の岩手山と早池峰山、山形県の月山と大朝日岳と、五つの百名山を見渡せる絶好の位置にあり、感動しました。
鳥海山は、晴れていれば、日本海から百名山の数々まで見渡せる雄大な眺望で、とっても魅力的な山だと思いました。
登山口の駐車場から見上げる鳥海山は前衛峰でしかなく、前衛峰に登って初めて山頂の新山を間近に望めます。その新山山頂も、鋭く尖った岩場で荒々しい姿をしています。
その一方で、麓から遠望すれば新山山頂が見えていますし、逆に言えば新山山頂から酒田の街を見渡せていることからそれが証明できます。少しややこしいですが、登山途中では近過ぎるために奥の山頂が見えていないということになります。
豪雪地帯のため、9月半ばを過ぎても雪渓があり、スキーを楽しむ人がいました。7月までリフトを利用して滑ることができる月山だけかと思っていましたが、鳥海山でも楽しめるのですね。リフトは使えないので、自分で担いで登る必要はありますが。ただ、雪渓の溶けるのが早まっているそうで、温暖化で将来的には厳しくなるかもしれませんね。
鳥海山から酒田の街がずっと眺められますが、なんといってもNHKドラマのおしんの舞台として記憶しています。最上川をイカダで下り、米問屋の加賀屋に奉公に出されて、商売のイロハをお婆さんから教わることになっています。そんな物語を鳥海山に登りながら思い出して、酒田の街を見下ろして感慨に耽っていました。
五月雨を集めて早し最上川…
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