槍ヶ岳・初の、北鎌尾根を行く・の巻き
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 45.4km
- 登り
- 2,905m
- 下り
- 2,898m
コースタイム
20日 北鎌のコルの少し上 6:30-ー独標ーー北鎌平11:22-ー槍ヶ岳12:35-ー槍ヶ岳山荘13:15-ー南岳小屋テンバ15:35
21日 南岳テンバ6:00-ー天狗原分岐 8:00-ーババ平9:20-ー横尾10:45-ー上高地13:40
天候 | 晴れ!! |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
だいぶ前から温めていた北鎌尾根。今回でやっと実行出来た。このルートは、いろいろな条件が整わないとなかなか難しいルート。二週間前に挑戦するも天気悪く途中撤退。このシルバーウィークが狙い目。天気情報はいい。やっとチャンスがきた。混雑覚悟でスタートした。出だしからやはり混雑してます。横尾から槍沢方面はだいぶ登山者が少なくなる。しかし、人気の槍ヶ岳。登山者は多い。水俣乗越に向かう登山者はほんとすくない。時間的に、東鎌尾根の登山者もほとんど会わずにバリエーションルートに入る。最初の下りはじめから崩れやすい急斜面が。ここは、右の踏跡がありそこをたどると歩きやすいと途中でわかるが、あらかじめ知っていれば出だしから踏跡があったと後悔する。ガラガラの下りは要注意。動く石がたくさんあり歩きにくい。しかし、明るい河原の中を歩くので気持ち的に余裕がある。北鎌沢出合いには、数パーティーのテントがありました。ここで、北鎌のコルまで行くかの判断を相談する。時間的には行けるので行くことにする。が、右股は水が枯れるということで、ここで水を汲み上げ背負いあげ。急な河原の登りあげ。コル手前の箇所が要注意箇所。進路を右から左に。大変わかりにくいので細心の注意が必要だと思った。疲れた。。コル到着するも、ビバークスペースは埋まり、またもどうするか相談していたら、先客の方からこの先にビバークスペースがいくつかあるとのことを聞き先に進む。ちょっと進むと一張りのスペースがありここで張る(よかった〜〜)。翌朝は、ゆっくり目のスタートである。この日のこのコースの登山者は多く気持ち的に楽になる。ルートは独標までは踏跡をたどると歩きやすいが、途中でガレバの箇所があるので慎重にルートヲ探した。独標通過がひとつのポイント。直登かトラバースか。トラバースルートを行くのがやさしそう。独標ピークは踏まずに先へ。ここからが、ルートファインディングの楽しみだ。直登&巻き道?判断は?このルートの醍醐味ですね。天気がいいのと時間的余裕がある中なので気分的に楽だ。ガスっていれば厳しい。ビバークもしなければならないと感じた。問題は、水である。出来るだけの水は背負いたい。天狗の腰掛や北鎌平がいいだろう。こんど、挑戦するときはどちらかに、テント張りたいと思う。山頂直下のチムニーの登りは楽しいです。山頂は思っていたよりも登山者が少なく快適でした。渋滞することなく槍ヶ岳山荘へ降りられた。当初の計画を変更し南岳小屋へ。テンバは満員御礼。ぎりぎり、空きスペースに張れたので良かった。下山は、天狗原経由で。氷河公園の風景を見れて良かった。徳澤園のおいしいソフトクリームを頂き上高地到着。毎回思うのは、横尾〜上高地の帰り道は大変長く感じること。沢渡行きバスも比較的混雑なく、帰れたことはありがたい。
前から挑戦したかった北鎌尾根は、当初4〜5人集まるのではないかということでしたが、今回は2人となり、そのための訓練もして望めたのが良かったと思う。
もう一っ回は行きたい良いルートだ。
数年来の目標だった北鎌尾根からの槍登頂、ようやく実行できました!今までにない達成感です!終日天気にも恵まれすべてがうまくいった感じ。
ネットやら雑誌等で色々な情報を得ていましたが、噂に違わぬナイスルート!リピーターが多いのも納得です。今年中にもう一回行きたいくらいです。
初日に天上沢で泊まらず北鎌のコルまで登ったのは正解で、翌日も余裕を持って計画通り行動できました。ただ北鎌沢の登りは今回一番キツかった。。
二日目の北鎌尾根歩きは今回の核心ですが、繰り返すアップダウン、ルーファイ、岩登り等々山の色んな要素が詰め込まれていて非常に楽しめました。緊張しっぱなしで詳細はよく覚えてないんですがww
道中でお会いした方も、話を聞いてみるとツワモノばかりで、影響されやすい自分は次の北鎌山行を色々妄想しています。北鎌平からご一緒した八王子のオニーサンには色々アドバイスをいただき、最後の穂先に出るまで迷わずいけました。ありがとうございます!
用意したロープは出すことはありませんでしたが、岩登りの経験は今回の山行で非常に活かされたと感じました。
kitayanさん、また坊抱岩行ってレベルアップして来年も北鎌やりましょう〜〜!
ありがとうございました!!
コメント
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kitayanさん、uradooriさん、こんにちは。
北鎌のコルでテン泊して、翌朝、6時15分頃かなあ、お二人がその上のスペースから出発しようとしていたとき、お声を掛けましたshin0609です。
お互い天気に恵まれ、初登頂、感動でしたね。
スペースも近くにあって良かったですね。混雑する日は、自分にとっては安心だけど、幕営の心配はあります。初回なのでわかりませんが、その先にも幕営したい候補がたくさんありましたね。体力と相談しながら、次回の楽しみにしたいと思いました。
写真の方も、独標付近でお会いしました。多分、16枚目の上で手を振っている方ですよね。「今日は最高!」とおっしゃって、北鎌をゆっくり堪能して登られている感じでした。そういう楽しむ余裕が励みになりました。
北鎌の後半では振り返ると、kitayanさん、uradooriさん、と写真の方が、3人で楽しく登られている感じに見えました。山での出会いがさらに感動を大きくしてくれますよね。
2週間前に雨で残念な思いをされただけに、喜びもひとしおだったのではないでしょうか。青空をバックに槍がだんだん大きく迫ってくる様子。そして下山時は青空と紅葉にはさまれた槍がどんどん小さくなっていく。一生忘れられませんね!大変おめでとうございます!
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