前穂高岳から奥穂高岳へ

2024年09月11日(水) ~ 2024年09月13日(金)

• GPS: 20:09
• 距離: 32.4km
• 登り: 2,410m
• 下り: 2,409m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:28
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:43

11:02 上高地バスターミナル
11:06 11:07 河童橋
11:13 日本山岳会上高地山岳研究所
11:22 11:23 岳沢湿原・岳沢登山口
12:04 12:17 岳沢風穴
12:28 見晴台
13:45 岳沢小屋

2日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 1:40
• 合計: 8:19

5:35 岳沢小屋
6:48 6:55 カモシカの立場
7:26 7:36 岳沢パノラマ
8:10 8:21 雷鳥広場
8:36 8:53 紀美子平
9:32 9:46 前穂高岳
10:19 10:35 紀美子平
12:43 12:48 南稜の頭
12:59 13:19 穂高岳
13:54 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:46

6:34 穂高岳山荘
7:36 7:44 ザイテングラート取付点
8:00 8:01 パノラマ分岐
8:27 8:43 涸沢小屋
9:29 Sガレ
9:44 9:46 大崩落地
10:27 10:37 本谷橋
11:23 横尾岩小屋跡
11:41 12:13 横尾
12:58 12:59 新村橋
13:11 13:25 徳澤園
13:27 徳沢公衆トイレ
14:07 徳本口
14:10 14:17 明神館
14:21 明神橋
15:03 岳沢湿原・岳沢登山口
15:11 日本山岳会上高地山岳研究所
15:16 河童橋
15:20 上高地バスターミナル
15:20 ゴール地点

天候

曇り・午後小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アカンダナ駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

岳沢小屋から上、涸沢に下りてくるまでは危険箇所の連続

写真

9/11 11:05

出発します。

9/11 11:10

目指す穂高は雲の中です。

9/11 11:25

登山道に入ります。

9/11 12:16

風穴の表示、この少し手前から涼しい風が感じられました。でもここでは涼しくありません。

9/11 12:18

前の写真の少し上、ここは涼しいです。

9/11 12:58

西穂高展望所だそうですが、見えませんでした。

9/11 13:41

小屋が見えました。
雨が降り出していますが、そのまま歩きます。

9/11 14:28

岳沢小屋のテラスから上高地を見下ろします。
焼岳・乗鞍岳は雲の中でした。

9/12 5:34

二日目の朝、岳沢小屋さんお世話になりました。

9/12 5:34

乗鞍岳見えています。

9/12 5:36

西穂高方面も見えています。

9/12 5:47

いよいよ重太郎新道に入ります。

9/12 5:58

一気に標高が上がっていきます。

9/12 6:27

梯子登場！

9/12 6:29

9/12 6:29

梯子を登った所から上高地方面。

9/12 6:49

9/12 6:52

カモシカも熊もいませんでした。

9/12 6:53

西穂高方面は綺麗な青空。
いつまで持つのかな〜

9/12 7:31

岳沢パノラマまで来ました。

9/12 8:16

雷鳥広場の上が一番険しいですね。

9/12 8:20

明神岳方面。

9/12 8:46

紀美子平に着きました。
ザックをデポして前穂高を目指します。

9/12 9:37

前穂高岳に登頂出来ました。

9/12 9:39

奥穂高方面はガスの中です。

9/12 10:40

雷鳥拡大。

9/12 10:40

吊り尾根に入ってすぐ、雷鳥がいました。

9/12 10:51

吊り尾根、狭いです。

9/12 11:42

殆どが上高地側のトラバースです。

9/12 11:44

一瞬、尾根上に出たときタイミング良く涸沢が見下ろせました。

9/12 12:25

奥穂高岳に向けて最後の岩場を登ります。

9/12 12:50

南陵の頭に到着。

9/12 12:59

奥穂高岳山頂が見えました。

9/12 13:06

ジャンダルムが雲の中に見え隠れしています。

9/12 13:08

I氏は奥穂高岳も初登頂です。

9/12 15:12

穂高岳山荘のテラスから涸沢を見下ろせました。

9/12 15:12

9/13 6:31

三日目の朝、稜線の小屋前では少し風が有りましたが、
ザイテングラートに下りれば風も無くなりました。

9/13 8:08

もうすぐ涸沢小屋に着きます。

9/13 8:41

昨日歩いた吊り尾根、これくらい晴れていると気持ちが良いだろうに・・・

9/13 8:57

涸沢ではナナカマドの色付きが始まっていました。
この直後にS氏の靴が悲鳴を上げました。

9/13 10:37

本谷橋、賑わっていました。
皆さんが顔を洗っていました。勿論自分もです。

9/13 15:03

岳沢分岐まで一周して戻って来ました。

撮影機器：

Nikon 1 J5 ボディ ニコン

AQUOS sense5G SHG03 au シャープ

感想

KOKD

3年前から計画しつつも天候に恵まれず先送りにして来た前穂高岳に、やっと行くことが出来た。
3年間の体力低下が有るので気になっていたが、何とか歩き通すことが出来て嬉しかった。
初日、上高地から岳沢小屋まで。樹林帯の湿度で大汗をかいたうえに、小屋に着く手前で雨が降り出したが、既に汗ビッショリのウエアなので雨具の必要も無し。
二日目、この日も午後は雨の予報。まずは重太郎新道を登るが、予想通りの急傾斜だった。中でも紀美子平手前は一番の厳しさだった。紀美子平から前穂高岳への往復だが、紀美子平にデポしたザックを狙って熊が来たという情報を読んでいたので、当初はザックも持って行くつもりだった。しかし、ザックを持って行っていたら自分の体力は限界を超えていたことだろう。その後に歩く吊尾根が、予想以上にハードだったからだ。前穂高岳の山頂では、涸沢を見下ろすことが出来ず、奥穂高岳の山頂も見えなかった。一方の奥穂高岳ではガスが巻いて、時々ジャンダルムが見える程度で残念だった。
三日目、朝は晴れ。涸沢経由で下山するのだが、前日の歩きで脚は相当にダメージが有るようだ。ザイテングラートを下り始めても足の運びはおぼつかない。慎重に下った。涸沢小屋で休憩して下山を開始した直後、友人S氏の靴のソールが悲鳴を上げてしまった。前日から兆候は有ったのだが、耐えきれなかったようだ。細引きや結束バンド、ガムテープで応急処置して、何とか無事に上高地にたどり着くことが出来た。
今回の山行は自分にとっては随分とハードなものだったが、若者達は別として、自分と似たような年代の人や年上だろうと思われる人たちが多く歩いてみえる。日常的に身体を動かせば、もう少しは頑張れるのだろうか。