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Yamareco

記録ID: 7232771
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

新穂高温泉〜鏡平〜双六岳(3日間)

2024年09月12日(木) ~ 2024年09月14日(土)
 - 拍手
skiss347 その他2人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
19:26
距離
32.2km
登り
2,252m
下り
2,356m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:29
休憩
1:06
合計
6:35
8:56
26
10:14
19
10:33
13
10:46
10:50
14
11:04
11:32
21
11:53
11:55
74
13:09
13:13
17
13:30
13:31
25
13:56
13:58
35
14:33
14:42
49
15:31
2日目
山行
4:28
休憩
1:20
合計
5:48
6:14
2
6:16
6:17
53
7:10
7:24
13
7:37
7:38
18
8:33
6
8:39
9:08
25
9:33
9:35
3
9:38
9:43
52
10:35
11:02
39
11:41
11:42
3
11:45
17
12:02
3日目
山行
5:55
休憩
1:31
合計
7:26
6:18
3
6:21
43
7:22
14
7:36
7:42
41
8:23
8:43
2
8:45
39
9:24
9:34
25
9:59
20
10:19
20
10:39
10:47
48
11:35
16
11:51
12:34
13
12:47
10
12:57
14
13:11
23
13:44
0
13:44
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市営新穂高第3駐車場(登山者用無料駐車場)を狙っていたが、満車につき鍋平まで上がり、登山者用駐車場(無料)に駐車。出発地点の新穂高センターにたどり着くまで30分のロスタイム。
コース状況/
危険箇所等
全コースを通じて特段の危険箇所はありません。親子の登山者も何組かいました。
その他周辺情報 市営新穂高第3駐車場(登山者用無料駐車場)が確保できるタイミングはまったく検討がつきません。有料になりますが、事前に深山荘の登山者駐車場をネット予約しておけば、駐車場で焦ってロスタイムを作る心配はありません。
鍋平の登山者無料駐車場。近くに整備されたトイレ棟があるので便利です。
1
鍋平の登山者無料駐車場。近くに整備されたトイレ棟があるので便利です。
直進すると新穂高第1ロープウェイの鍋平高原駅、第2ロープウェイのしらかば平駅。ここを左折し、新穂高センターへ下るコースへ。
直進すると新穂高第1ロープウェイの鍋平高原駅、第2ロープウェイのしらかば平駅。ここを左折し、新穂高センターへ下るコースへ。
いよいよ新穂高センターへ下る登山道へ。
いよいよ新穂高センターへ下る登山道へ。
鍋平の駐車場から約30分、山道を下りきると、目の前に、北アルプスの飛騨側の登山口、新穂高センターが現れます。
鍋平の駐車場から約30分、山道を下りきると、目の前に、北アルプスの飛騨側の登山口、新穂高センターが現れます。
足元を見ながら歩いていたら、突然視界に巨大なカエル。前を向いて歩いていたら踏んでたかも。
足元を見ながら歩いていたら、突然視界に巨大なカエル。前を向いて歩いていたら踏んでたかも。
「お助け風」と名付けられた風穴。これは帰り道でありがたいかも。
「お助け風」と名付けられた風穴。これは帰り道でありがたいかも。
笠新道登山口。急登で知られるだけあって、登山口から急登っぽい。
笠新道登山口。急登で知られるだけあって、登山口から急登っぽい。
わさび平小屋に到着。すでに11時、午後から雨の予報もあるため、ここで昼食を済ますことに。
わさび平小屋に到着。すでに11時、午後から雨の予報もあるため、ここで昼食を済ますことに。
冷えた野菜が名物。ちゃんと食塩も置いてある。
冷えた野菜が名物。ちゃんと食塩も置いてある。
小池新道の登山口。鏡平までのコースタイム3時間30分。
小池新道の登山口。鏡平までのコースタイム3時間30分。
登山口から1時間10分、秩父沢で小休止。水量があり、顔を洗ってリフレッシュできる場所。
登山口から1時間10分、秩父沢で小休止。水量があり、顔を洗ってリフレッシュできる場所。
登山口から2時間45分、シシドウヶ原のベンチ場。眼下に左俣林道と小池新道の分岐点を見下ろすことができる。
登山口から2時間45分、シシドウヶ原のベンチ場。眼下に左俣林道と小池新道の分岐点を見下ろすことができる。
途中、雨がポツリと来ましたが、すぐに上がり、濡れることなく、鏡平山荘に到着。新穂高センターから標高差1200m、所要時間6時間。
途中、雨がポツリと来ましたが、すぐに上がり、濡れることなく、鏡平山荘に到着。新穂高センターから標高差1200m、所要時間6時間。
この日、眺望をあきらめていた槍ヶ岳が徐々に姿を現しました。
2024年09月12日 16:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/12 16:21
この日、眺望をあきらめていた槍ヶ岳が徐々に姿を現しました。
槍・穂高の稜線が晴れて、鏡池からのパノラマを拝むことができました。
2024年09月12日 16:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/12 16:38
槍・穂高の稜線が晴れて、鏡池からのパノラマを拝むことができました。
翌朝、双六岳に向けて、鏡平小屋を出発。左俣谷は雲が湧き、槍・穂高の稜線が望めないまま、出発。
2024年09月13日 06:10撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 6:10
翌朝、双六岳に向けて、鏡平小屋を出発。左俣谷は雲が湧き、槍・穂高の稜線が望めないまま、出発。
弓折中段付近から見上げる乗越の稜線。ガスが晴れて登山道の先が開けてありがたい。
2024年09月13日 06:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 6:35
弓折中段付近から見上げる乗越の稜線。ガスが晴れて登山道の先が開けてありがたい。
弓折中段から乗越まで徐々に標高を稼ぐ。鏡平を境に森林限界を越えたため、眺望を楽しみながら歩くことができる。
2024年09月13日 06:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 6:42
弓折中段から乗越まで徐々に標高を稼ぐ。鏡平を境に森林限界を越えたため、眺望を楽しみながら歩くことができる。
鏡平から標高差260m、1時間で弓折乗越。これより小さなアップダウンを繰り返す2kmの尾根歩きが始まる。
2024年09月13日 07:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 7:06
鏡平から標高差260m、1時間で弓折乗越。これより小さなアップダウンを繰り返す2kmの尾根歩きが始まる。
弓折乗越の東側は、左俣谷が雲を生んで槍ヶ岳を隠すのに対し、西側は山並みが低いためか、遠方まで青空が広がる。
2024年09月13日 07:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 7:16
弓折乗越の東側は、左俣谷が雲を生んで槍ヶ岳を隠すのに対し、西側は山並みが低いためか、遠方まで青空が広がる。
花見平は天空の花畑。シーズンが終わり、荒涼感が漂う。
2024年09月13日 07:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 7:28
花見平は天空の花畑。シーズンが終わり、荒涼感が漂う。
弓折岳、笠ヶ岳方面を望む。雲が湧く東側と視界が開けた西側がはっきりわかる。
2024年09月13日 07:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 7:37
弓折岳、笠ヶ岳方面を望む。雲が湧く東側と視界が開けた西側がはっきりわかる。
正面の視界が開けると、遙か彼方、樅沢岳と双六岳の鞍部に赤い屋根の双六小屋が見えてくる。
2024年09月13日 07:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 7:57
正面の視界が開けると、遙か彼方、樅沢岳と双六岳の鞍部に赤い屋根の双六小屋が見えてくる。
小屋が見えてからたどり着くまで20分程度。双六池とテント場が出迎える。
2024年09月13日 08:23撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 8:23
小屋が見えてからたどり着くまで20分程度。双六池とテント場が出迎える。
鏡平から2時間20分で双六小屋に到着。三俣蓮華や槍ヶ岳からの登山者も集まり、賑わう。部屋には上がれないが、チェックインだけ済ませて、荷物を小屋に預け、双六岳を目指す。
2024年09月13日 08:30撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 8:30
鏡平から2時間20分で双六小屋に到着。三俣蓮華や槍ヶ岳からの登山者も集まり、賑わう。部屋には上がれないが、チェックインだけ済ませて、荷物を小屋に預け、双六岳を目指す。
小屋に到着すると、ガスが流れて鷲羽岳の展望が晴れた。
2024年09月13日 08:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 8:56
小屋に到着すると、ガスが流れて鷲羽岳の展望が晴れた。
双六岳へ登頂開始。眼下に双六小屋、対面に西鎌尾根に続く籾沢岳を望む。
2024年09月13日 09:11撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 9:11
双六岳へ登頂開始。眼下に双六小屋、対面に西鎌尾根に続く籾沢岳を望む。
100mほど登ると、三俣方面の巻道との分岐。双六岳方面を選んで進む。小屋から登山道を覆っていたハイマツ帯が終わり、岩歩きが始まる。
2024年09月13日 09:25撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 9:25
100mほど登ると、三俣方面の巻道との分岐。双六岳方面を選んで進む。小屋から登山道を覆っていたハイマツ帯が終わり、岩歩きが始まる。
さらに150mほど登ると、双六台地が広がる。山頂はさらに500mほど先に見えるこんもりとした山だった。
2024年09月13日 10:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 10:02
さらに150mほど登ると、双六台地が広がる。山頂はさらに500mほど先に見えるこんもりとした山だった。
双六山頂へ向かって右には鷲羽岳、水晶岳など黒部源流の峰々を望む。
双六山頂へ向かって右には鷲羽岳、水晶岳など黒部源流の峰々を望む。
最後に岩場をひと登りすると山頂が待っている。
最後に岩場をひと登りすると山頂が待っている。
山頂到着、2,860m。吹きさらしで、雲が流れ、青空が見えたり隠れたり。
2024年09月13日 10:35撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/13 10:35
山頂到着、2,860m。吹きさらしで、雲が流れ、青空が見えたり隠れたり。
双六台地は「天空の滑走路」らしい。山頂からの帰路、コンディションが良ければ、この滑走路の先に槍・穂高連峰が展開している。
双六台地は「天空の滑走路」らしい。山頂からの帰路、コンディションが良ければ、この滑走路の先に槍・穂高連峰が展開している。
翌朝、双六小屋の上空は快晴。南に目を向けると、朝焼けを受けて抜戸岳、笠ヶ岳が鮮明な姿を見せている。
翌朝、双六小屋の上空は快晴。南に目を向けると、朝焼けを受けて抜戸岳、笠ヶ岳が鮮明な姿を見せている。
遙か表銀座の稜線、手前の籾沢岳の稜線からご来光。双六岳方面に少し登れば、表銀座からのご来光がしっかり見えたはず。
2024年09月14日 05:45撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/14 5:45
遙か表銀座の稜線、手前の籾沢岳の稜線からご来光。双六岳方面に少し登れば、表銀座からのご来光がしっかり見えたはず。
小屋を出発、下山開始。テント場、双六池、抜戸岳、青空の抜けが美しい。
小屋を出発、下山開始。テント場、双六池、抜戸岳、青空の抜けが美しい。
帰路、尾根の稜線に登る途中、振り返るとダイナミックな鷲羽岳の山容を見せてくれていた。今回の山行のご褒美。
2024年09月14日 06:46撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/14 6:46
帰路、尾根の稜線に登る途中、振り返るとダイナミックな鷲羽岳の山容を見せてくれていた。今回の山行のご褒美。
尾根歩きは左に槍・穂高連峰を眺めながら行く。一方で、足元にも気をつけながら、弓折乗越への歩を進める。
2024年09月14日 06:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/14 6:54
尾根歩きは左に槍・穂高連峰を眺めながら行く。一方で、足元にも気をつけながら、弓折乗越への歩を進める。
尾根の右には、色づいたナナカマドの向こうに双六岳の稜線。
尾根の右には、色づいたナナカマドの向こうに双六岳の稜線。
弓折乗越から800m下った秩父沢出合1,720m。高度を下げながらでも、樹林帯の隙間から槍ヶ岳を見ることができる。
2024年09月14日 10:34撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 10:34
弓折乗越から800m下った秩父沢出合1,720m。高度を下げながらでも、樹林帯の隙間から槍ヶ岳を見ることができる。
小池新道の登山口まで下山。双六小屋からおよそ5時間。
2024年09月14日 11:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 11:22
小池新道の登山口まで下山。双六小屋からおよそ5時間。
わさび平小屋で名物のそうめんを食す。さっぱりした喉ごし、さっぱりミカン、さっぱりキュウリ、めんつゆのうま味が疲れた身体に染みる。
わさび平小屋で名物のそうめんを食す。さっぱりした喉ごし、さっぱりミカン、さっぱりキュウリ、めんつゆのうま味が疲れた身体に染みる。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 行動食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

3年前に同じルートで双六小屋までの経験があったものの、3つ歳をとり、加えて今年の初登山とあって、体力的な不安が払拭できず。
鏡平までは樹林帯の中の急登という印象が強かったので、初日の体力と精神力が辛抱どころと望んだが、3人パーティで6時間なら上々だと自己評価。
残暑が続き、湿気も残る今年の9月、天気予報も安定していなかったので眺望は期待していなかったが、3日間とも雨具を展開することなく、そこそこ槍ヶ岳を拝むことができたのが幸い。
双六台地からの槍・穂高の絶景までは拝むことができなかったが、前回、体力と日程の都合で双六岳まで行けなかったため、雨に祟られず山頂まで行けただけで良し。
今回は出発が遅かったため、駐車場を確保できず、鍋平まで上がり車を置く羽目に。大きな反省点だったが、さすがに下山後はロープウェイで鍋平へ帰還。

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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
ハイキング 甲信越 [2日]
双六岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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