北温泉へGo-朝日岳・三本槍岳・前岳
- GPS
- 05:28
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,819m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(目的地)北温泉駐車場(無料) 14:00時点で満車 ※各地点までは車で送迎してもらいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山ポスト》峠の茶屋駐車場 登山者に登山届けの提出を促していました。 《危険箇所等》 (剣ヶ峰-朝日岳) ・剣ヶ峰-朝日岳間は岩場やガレ場が多い。 ・剣ヶ峰-朝日岳の肩間に、鎖状の手すりがあるトラバース道がある。 (隠居倉-三斗小屋) ・隠居倉の稜線の登山道は、二箇所くらい崩れ落ちたところがある。 ・隠居倉の直下(三斗小屋方面)に急坂がある。 ・三斗小屋へ行く途中、深く削られた登山道を補修した箇所(写真参照)がある。 ・三斗小屋温泉神社手前、水が登山道に流れ出て、泥濘を歩くのが厄介だった。 (三斗小屋-大峠) ・熊笹に覆われた登山道。クマ出没地域のため、常時クマ鈴を鳴らしていた。 ・涸沢のようなガレ場があり、滑りやすいので注意が必要。滑って転倒した。 ・渡渉が三箇所あった。増水時は渡渉に注意が必要。 ・渡渉してすぐに、ロープを使い登る場所が一箇所ある。 (前岳-北温泉) ・前岳へは、熊笹の中をいく登山道が所々あり、歩きづらい。 ・赤面山分岐から北温泉方面へは、しばらく針金の網の登山道が続くので、 歩くときに足を引っ掛けないよう注意が必要。 ・北温泉への手前は、急坂があるので、下山時注意。 《補給場所》 ・三斗小屋温泉(煙草屋) 飲料を販売しています。現金でお願いします。 缶ビール500円、日本酒ワンカップ400円、レモンハイ400円、ペットボトル お茶300円、ペットボトルポカリスエット300円、ペットボトル水200円 《缶類》コカコーラ200円、サイダー200円、コーヒー200円、オレンジ200円 ★現金でお願いします。 |
その他周辺情報 | 北温泉 14:00過ぎに入浴したが、シルバーウィークということもあり、その後、多くの人が訪れていた。午後の早いうちに入浴するのがいいかも。 |
写真
感想
シルバーウィーク(以下「SW」)、お気に入りの那須高原にオートキャンプ行ったついでに、那須連山にトレランに行ってきました。
昨年も同じ時期に来ていますが、今回も那須連山を満喫し、北温泉に下山するルート。下山後の温泉が楽しみです。
今回は、清水平を経由せず、三斗小屋、大峠を経て三本槍岳を目指します。
この日は雲ひとつない晴天、SWだけに朝日岳までは多くの人で賑わっていました。
最初のピーク、朝日岳に登り、その後は、熊見曽根を経て未踏ルートの隠居倉へ下ります。西側の斜面は、少し紅葉していました。
何度か那須連山には登っていますが、今日ほど好天なのは初めてで、遠くに三倉山への稜線が綺麗に見えました。
隠居倉はほぼ360度見渡せ、展望良好なところでしたが、三斗小屋へと先を急ぎます。
高度を下げると、これまでと景色が一変し、熊笹に囲まれた静かな登山道になります。
三斗小屋手前、強烈な硫黄臭がしてきました。しばらく進むと、もくもくと噴煙が立ち上っていました。
途中、登山道脇に温泉も流れ出ていて、ちょっとした温泉気分になりました。
三斗小屋には、冷水に浸された飲み物が美味しそうに入っていました。思えば、ここで飲料の補充をしておけば良かったと思いましたが、後の祭り。
三斗小屋から大峠までは、人気が全くなくすれ違った二人組の登山者のみ、クマ出没地域だけにクマ鈴を全開に鳴らして進みます。心細いったら、この上ない。
また、今日は日差しが強かったせいか発汗量も多く、この時点で肉体的に疲労が溜まってきました。今日は赤面山まで行く予定でしたが、早々と三本槍岳を経て、即下山する考えが頭をよぎります。
大峠まで展望が開けず、樹林帯の中を進むので、気持ちが滅入って、滅入って、大峠に着いた時は感動もひとしおでした。
この峠は地蔵が並ぶ、まさに峠といったところ。これから行く三本槍岳の地名の由来は、昔、この山頂の領地がはっきりしないため、会津藩ほか2藩が領地を確認するため定期的に集まって槍を立てた故事によるとのこと。昔の人はここを通っていたのかなぁなんて思うと、とても趣深かったです。
大峠で一息ついて、三本槍岳を目指します。幾度も偽ピークに騙されながら、息を切らしながら着いた山頂は、久々に山に来たって感じがしてとても清々しかったです。
山頂からは約180度の展望。今までで一番見晴らしの良い三本槍岳となりました。
ゆっくり、景色を見ながらおにぎりを食べますが、疲れすぎたせいか、1個半しか食べれませんでした。トレランの時は、行動力としてのおにぎりは自分にとって相性が悪いのかもしれない。
その後は、清水平、前岳、赤面山を経て、北温泉へ下山する行程でしたが、コースタイムを見ると、遅れ気味だったため、前岳まで行って帰って来ました。遊びなので、無理は禁物、ほどほどが大切。
その後は、御馴染みの北温泉へ下山。天狗の湯を満喫し、さっぱりとして幕営地に帰宅しました。
道中、道を譲っていただいた皆様、ありがとうございました。
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