岩本谷 一直線突き上げルートで稲村山頂へGO！(^^)/

2024年09月18日(水) [日帰り]

• GPS: 09:44
• 距離: 6.8km
• 登り: 1,068m
• 下り: 1,067m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:24
• 休憩: 1:21
• 合計: 9:45

6:48 スタート地点
12:14 13:02 稲村ヶ岳
13:17 13:50 大日山
16:33 ゴール地点

天候

雷雨の予想が　まさかの　☀続き(^^)/

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

○第一ゴルジュは　右岸のへつり可能です。水中スタンス有。
○チョックストーン滝は　最上部一直線登りにおいては、ガバホールドがないので左右に逃げた方が楽かもしれません？
○大日キレットに進む場合、標高1350m辺りから　谷じゃなく一度尾根に入りますが（向かって左手）、稲村に突き上げるためには、最後まで忠実に谷を詰めます。
●地形図では、壁マークに覆われた稲村山頂付近ですが、急斜面の草付き地帯を這い上がりますと、何とか抜けることができます。ただ降雨後、降雨時は　非常に厄介な事になるかと思います。
●クロモジ尾は後半、尾根芯から外れ、強引に林道に下りることになっていますが、道悪し！でしたっ。

写真

この時期に入渓場所が　カラカラですっ。9月中旬なのに猛暑が続いていますので仕方が無いですかっ(*´Д｀)（J）
えーっ！？沢登り来たのに　お水ナッシング〜よ＼(◎o◎)／！伏流水なってる！どびばっ！！(U)

9/18 6:53

少ないながらも　やっとお水　出てきましたよっ。(U)
しかし　ちょろちょろ（J）

入渓して直ぐ右手に現れる立派な滝も　ご覧の通り「貧相」な滝に…（J）
えっΣ(゜д゜lll)　これで貧相なんてすかっ！？普段よりお水少ないのかもしれないけど　うさぎにとっては十分立派でかっこよかったです(=゜ω゜)ノ(U)

少し登った所の釜滝は　なんとか水を保っていました。（J）
えっΣ(゜д゜lll)　これで「なんとか水を保っていました」なのぉ！？これまたうさぎにとっては十分すぎるほどお水たっぷりでした(≧∇≦)♪まだ谷には太陽さん射し込んでこないから　ちょっぴり薄暗いけど　大峰のお水は本当に透明度抜群だし綺麗ですね(U)

ウォータースライダ―も　ちょろちょろ(*ノωノ)（J）
ウォータースライダー　トゥルントゥルン♪(U)

涸れた河原歩きを避け、今日も水芯を狙い、ぷちハング滝を超えていく意欲的なUさん。（J）
泳げないくせにお水は好きなカナヅチうさぎよっ(笑)
河原歩くのと　水芯狙って歩くのと　どっちが歩きやすいのかなあ？涸れた河原って意外と歩きにくいですよね？(U)

深山幽谷な世界が続きます。（J）
本当に素晴らしい谷でした(≧∇≦)♪　とにかく雄大だし　倒木ひとつ　岩ひとつ取っても　いちいち全てが美し過ぎた！(U)

まだ谷に陽が届いていなく肌寒いので　今回はシャワークライミングはパスですっ(^_-)-☆　（J）
もうね、HUSTLERちゃん降りた瞬間「さぶっ！」て思いましたからねっ！まだ　ずぶ濡れなりたくなーい！(笑)(U)

Uさんの手作り地図で　現地確認。（J）
じゅんたろう先生とお山に行くようになって、うさぎは「これが無いと始まらないっ！」てなってます。megadeath　聴きながら塗り塗りしましたー♪(U)

陽も届き出し、沢登りっぽくなってきました。（J）
ほええー！やっぱり太陽さんの光は偉大ですねっ。気持ちいい！(U)

9/18 8:14

大峰の沢はいちいち全てがデッカイですね。倒木ひとつ取ってもほら　この通り！とんでもないサイズです(U)
竜に食べられそうだすっ💦（J）

第一難関のゴルジュ突破。右岸をへつりますが、最後の水中スタンスがやや深いので、足をググっと延ばします。（J
ここっ！ヤバかった！お水の中のスタンスが全然どこにあるかわからなくて　一瞬岩に張り付いたまんま「いやあああ！落ちるううう！！ムギィィー！＼(◎o◎)／」てなった次の瞬間　伸ばしたつま先に何か当たった！「う？れ？あった！」スタンスを発見(爆)(U)

自称「大カナヅチ」のUさん、泳がずに突破できて　「ほっ」(笑)（J）
ウヒ(^^♪　よかた！
溺れたらロープ投げ込んで助けてくださいよぉぉぉー、じゅんたろう先生！！(爆)(U)

やっと谷全体に　陽の光が降り注ぎ　森が生き生きしてきましたっ(^^)/（J）
ふわあああ！素晴らしい☆☆☆
緑が綺麗でしたね。癒しの谷です♪(U)

9/18 8:26

太陽の光を見ると　なんだか「希望」を感じて前向きな気持ちになれるから不思議(U)
わたしゃ　午後からの雷雨が「不安」だす(笑)（J）

沢の水面も少しずつ　大峰らしさを発揮してきました(*^^)v（J）
うおおおお！＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／
お水　綺麗すぎるぅぅぅー(U)

こけこけ　ブースも！岩本谷は　どちらかと言えば、豊かな森の癒し系ですね。（J）
この辺りめちゃくちゃコケコケしてましたね！
何もかもがコケちゃんに覆われてた！(U)

二俣を右に取ります。ココは巨大な岩に囲まれ　スケールの大きさがよく判ります。○で表したUさんが小さく見えます。（J）
えっ！？あれがうさぎ？？ちっちぇー！(爆)
でもほんと、大峰はスケールがデカいです。めちゃくちゃカッコイイ！(U)

岩の右尾根？に回り込んで　突破したようですね！（J）
なんとか上まで行けましたヽ(^o^)丿(U)

岩場の上からのワタシもちっぽけ？（J）
スケール感、高度感、引きで見ると分かりやすいでーす(U)

ワタシはブリッジを架けて　カニ歩き？でごそごそ突破。（J）
おおお！そこはそうやればいいんですねっ！( ゜Д゜)！
じゅんたろう先生とお山に行くと　見てるだけでも色んな事が「おおお！」てなる。(U)

最高速度60km？(笑)（J）
だはっ！そんなのあったの？よく見つけましたねっ(*‘ω‘ *)
しかしここで60km/h　無理っ！(爆)(U)

ご光臨ですかっ！( ゜Д゜)（J）
おおお！正体バレたかっ！昨日は中秋の名月で今日は満月。うさぎ　お月さまに帰らんとっ！(爆)(U)

ちょっと最後の乗越が面倒だったです。（J）
後から見てたら全然そんな風には見えませんでしたがっ！
じゅんたろう先生はどんなところも　えい！やっ！とうっ！で軽々と。(U)

忍者（くノ一）かっ？（J）
だぴっ(≧∇≦)♪そんな　いいもん　じゃないです(爆)(U)

トリカブト出ました！（J）
おおおおのおおお！
六甲では自生していないんじゃないかな？たぶん。
初めて見たのは大台ケ原。
うさぎにとっては滅多に出会うことのできないトリカブトちゃん。ジロジロよーく見ておきました。(U)

ミカエリソウ出ました！（この後　ブッシュ化するほど出てきますがっ💦）（J）
わっ！えっ？？ミカエリソウちゃん、六甲ではたいていどこでも葉っぱは誰だかわからない虫ちゃんにかじられまくってレースみたいに穴だらけなってますよ。大峰のミカエリソウは葉っぱかじられてない！標高高いから　かじる虫ちゃんおらんのかっ？(U)

第二難関　チョックストーン滝。（J）
ひえええー！これが噂のチョックストーン滝ですねっ。うさぎ　登れるかなあ？確か前回じゅんたろう先生が登った時のレコでは　最後がパワーでグイーッて行くしかないんじゃなかったかな？筋肉ゼロのうさぎには・・・たぶん無理よΣ(￣ロ￣lll)(U)

その中をゴソゴソ登って行きます。（J）
まずはうさぎ、行きまーす！ドキドキ・・・(U)

大岩までは　簡単ですが…逃げずに最後の一直線乗越にパワーが要りますけどっ💦（J）
ヒョイヒョイ♪あっという間に登って来られるので、上で写真撮ってるうさぎは大慌てよっ！写すの間に合わないことも多々ありまする(U)

大物の「マグロ」一本釣りの気持ちっ　爆！（J）
最後やっぱり腕の筋力無いうさぎには無理で、じゅんたろう先生に先に上がってもらってから　釣られてみましたー！(爆)(U)

ガッチガチの岩にふんわふわの苔。（J）
めーーーーっちゃ　ふわんふわんでしたね。指が沈み込むぐらい(U)

上部は少し立っている滝ですが、ガバホールドがわんさかあるので、気持ちよく登れます。（J）
もうね「掴んでちょーだいっ！！」と言わんばかりの「ハンドル」みたいなガバホールドあって　笑っちゃいましたっ(U)

午後から雷雨の予報…大日キレットに逃げるか？稲村直登チャレンジコースに進むか？　ものすごく悩みました。（J）
そうなんです。お昼から雷雨って…。じゅんたろう先生がものすごく悩んでるのはうさぎにもわかりました。だってへっぽこうさぎ一緒ですからっ！(U)

ええいっ、ミカエリソウのブッシュを駆け昇り…バリ沢直登突き上げ一直線ルートに決定(^^)/　（J）
こうなることは分かっていましたっ！
来たからにはチャレンジですよねっ(*‘ω‘ *)！！
てか、谷全体がミカエリソウで埋め尽くされていたのには驚きました。こんなところがあるんだ！？(U)

ココまで来ちゃいますと　選択肢は…もう　登るしかない！(笑)（J）
はい。もうね。「引き返す」のは　この時点ではもう無理っ！行くしかないっ！GO！GO！GO！GO！！！(笑)

サラシナショウマ？かなぁ。一輪だけ　そっと咲いていました。(J)
そう。たった一輪。可憐な立ち姿でした(U)

ほぼ垂直に近い「草付き」に　初チャレンジのUさんです。(j)
なにこれ！？なにここ！？岩と草の壁じゃん！勿論　うさぎにとっては　こんな場所は初体験ですっ　Σ(゜д゜lll)どびばっ(U)

午後からの猛烈雷雨時間帯が迫って来ていますので、急いでこの場を乗りこえねば、大変な目に遭ってしまいます。水を吸い込んだ急斜面草付き場は泥沼化し、滑って登ることも降りることもできなくなり、万が一転落しますと命の保証は、ほぼ有りません…。「がんばれ！！」一言声を掛けます（J）
最後、激登りの急斜面は　滑落すれば命は無いと何度も聴いていました。だけどそこを登りに来たのよ、うさぎ。そこを登りたくて今日ここに来たのよ。だから登る！あーだこーだ考えてる場合じゃないのっ。ただ登る！上を目指す！それが全てです。「コワイ」とか「どうしよう？」とか「出来るかな？」なんて言ってる場合じゃない。一歩、一手に全身全霊。壮絶な熱雷に襲い掛かられる前に　とにかく登らなくちゃ！進め！！！(U)

必須アイテムです。（J）
コレよっ！チェーンスパイクちゃん！うさぎのなんて摩耗しまくって全然先っちょ尖がってないけど、どれだけ助けられたか！
チェーンスパイク無ければ　登れていたか自信ありません(U)

草の根を束ねてしっかり握り、グイグイっと　コツをつかんだUさん。パワフル復活です！（J）
登っている途中、じゅんたろう先生が「草を持ったら　引っ張るんじゃなくて　上からグイッと抑え込むといい」とコツを教えてくれました。そんなこと考えもしなかったよ！なるほど！コツがわかると登りやすさ倍増よっ！がんばれ　うさぎ！負けるな　うさぎ！(U)

秘技「四つん這いハイハイ」フル稼働ですっ！（J）
だぴっヾ(≧▽≦)ノ！秘技！そうです！フル稼働！四つん這いハイハイ以外でここは突破不可能ですものっ(U)

何が何でも雷雨が来ない内に　脱出せねば！　スピードが上がります。（J）
とにかく時間との勝負。ただでさえ、登るのが大変な激烈急斜面の滑りやすく不安定な草付きだけど　こんなところで猛烈な雷雨に打たれて立ち往生とか　ご勘弁願いたい！とにかく一刻を争うと思うと　本当に必死でした(U)

四つん這いハイハイ中に　目に飛び込んで来た「ダイモンジソウ」(J)
なんて可愛らしい！
こんなとんでもない急峻な斜面に　ポツン　ポツンと　孤高のお花を咲かせていました。誰一人　この子たちを見た者は無いと思うと　感極まってなんだか泣きそうな気持ち。(U)

危うい倒木地帯を乗越ます！（J）
ここ越えるの　なかなか難儀でした。
「木ちゃん、折れんとってね！お願いよ！頼むからね！踏ん張ってね！」とマジで声に出してお願いしながら乗り越えました(U)

角度は更に増して、🍙ころリンスっとんトン🎵の世界です。（J）
ここで🍙落としたら　取りに行けませーん(爆)(U)

ここでの雷雨に備え、Uさんはピッケル　ワタシはゴルジュ―ハンマーを背負ってきたのです。（J）
そのピッケル君が　沢を登る時はあちこち引っかかってなかなか大変でした(笑)
しかーし！本日の核心部は何といってもこの場所です。
ここで落ちたらもう一巻の終わりよっ！This is the end！よっ。そうならないために　重たくて邪魔だったけど　一生懸命担いで来たんです。しかーし！最後まで役に立ってほしくない！(爆)だって活躍するということはすなわちっ！こんなとんでもない場所で雷雨にやられるということだからっ(U)

うわーっ！なんか稜線が見えてきましたよぉ！（J）
きやああああああああああ！！！！！！あれかっ！あれよっ！あれだよっ！あそこが稜線よっ！うがああああああ！！！！うれしいいいいいい！！！！うさぎ泣いた！
無我夢中で登っていて　ふと気が付くと明るい稜線が見えていました。うさぎ、今年一番嬉しい瞬間だったかもしれない。(U)

やったなぁ！　上がったか！（J）
やた！やた！！あがた！！！(U)

「道との遭遇！」山頂展望台直ぐ横に出ました！　アレ？Uさんの眼から　なんか出てますぞぉ―？（J）
念願の激烈直登を果たしました！！！！
うさぎ、今日はここに突き上げるために登って来たのです。
夢が叶った瞬間でした。
そりゃ泣くわっ！！こー見えて（どー見えとんじゃ？爆）うさぎちゃん、純情可憐な乙女ですからあああ！！だはは！(自分で言っちゃうヤツ。爆)(U)

とうちゃくぅ！（J）
やったー！最高の気分(≧∇≦)♪(U)

先週登ったコースがハッキリと見えました(^^)/　（J）
おおおおのおおお！
じゅんたろう先生は　ついこないだ　あそこ歩いていたんですね。感慨深いですね。(U)

大日キレット。比較的平易なコースでココ（大日キレット）に向かうか？　稲村直登突き上げチャレンジコースを取るか？随分悩み抜きました。（J）
おおおお！ここが大日キレットかあ。めちゃくちゃ絵になるし　カッコイイ！(U)

意外とお天気がまだ崩れませんので、大日さん　登っときますか。一般ルートとしては　ちょっと冒険的で　楽しいですよ。（J）
えーっ！なにここ！？めちゃくちゃアスレチックみたいで楽しい！(U)

9/18 13:15

凄いところに橋を架けたり階段造ったりしてくれてて　驚きました。この橋が無ければ　大日山の山頂には行けないでしょうね(U)
お猿さんならイケる！(笑)（J）

9/18 13:14

ひっそりと　人の来ないような場所に　リンドウが。ちょっとボケちゃったのが残念ですっ(T_T)(U)
リンドウは、近づけない岩壁の花？でしたっ（J）

山頂。（J）
おおお！大日如来さまがお祀りされている。横に真言も書かれていたので唱えてご挨拶。「無事にお会いすることができて光栄至極にございます。うさぎと申します。以後、お見知りおきをヾ(≧▽≦)ノ」(U)

山頂の裏手に回ると　ナイスビュー地点があります。眼下に広がるのは　今日頑張って登って来た「岩本谷」です(^^)/　（J）
うおおおおお！！！あれかっ！あそこかっ！あそこを登って来たのね！なんという眺め！うさぎしあわせ！！(U)

爽快な気分で　てりやきハンバーグの気持ちっ(*´ω｀*)（J）
食べましょ、食べましょ♪(U)

9/18 13:23

うさぎはチーズバーガーの気持ちよっヽ(^o^)丿
うんまっ！！！＼(◎o◎)／！！！
人生で一番おいしいチーズバーガーでしたっ(U)
そっちの方が美味そう(*ノωノ)。隣の芝生…（J）

前日まで　本日の大峰のお天気情報サイトは　全て12時〜15時まで雷雨マークでしたが、なんとか　まだ保っています(^^)/　（J）
でも　大日山の真上は青空だったけど　周りの山々の上にはモクモクと雲がいーっぱい！このあと来るかな？雷雨。いつ来てもおかしくないけど、もう核心部を突き抜けて山上に到達したからには　後は降ってくれてもかまいませんね(構わないことは無いかっ！爆)(U)

気持ちの良い　縦走路です。今日は一段と高速道路的に感じました(^_-)-☆（J）
もうね、「道」のありがたいことっ！！(笑)
登山道ってこんなに歩きやすいんだー、と。
疲れ果てているはずなのに　いつもに増して足取り軽やかに感じましたね(U)

ここで　クロモジ尾に入ります。（J）
クロモジ尾もバリエーションなんですよね？
どんな尾根か楽しみです♪(U)

名前忘れましたが、食べられるって？(*_*)　（J）
キノコとお花には全く詳しくないうさぎですが、ムラサキアブラシメジかな？ムラサキアブラシメジモドキかな？お山で会った人が「美味しいよ」って言ってました！(笑)

まだまだ雷雨がやって来ませんので、冷やしておいたミックスゼリーの気持ちっ(*´ω｀*)（J）
雷雨、来ませんねー。よかた！
これはもう　平和な森でゼリー食べるしかないですよっ！(U)

途中　大ススキ草原地帯をすり抜けて（J）
まだ穂は開いてなかったけど、素晴らしいススキまみれの斜面でした。癒された！(U)

9/18 15:07

雷雨どうでしょう？そろそろ時間的にも　大丈夫かなあ？(U)
なんとか　逃げきれそうな…（J）

帆船を彷彿する　哀愁満ちた施設跡を超えて（J）
ほんと、ちょっと幽霊船ぽくなってましたね。いい雰囲気でした。(U)

あっ　開ききった　タマゴちゃん。（J）
でたー！タマゴタケっ！かわいい3兄弟(U)

クロモジ尾は　林道に下りる所が厄介なので　確認しています。（J）
最後の最後が道なき道みたいな感じで　かなり大変と聴いてるけど　どんな感じなのかなあ？
やっぱり手づくり色塗り地形図　いいですよー♪(U)

✨メタリック　コガネくん！　金持ちなんですかねぇ。ピッカピカ。（J）
めーっちゃくちゃ綺麗な子でした！！！ピッカピカ(U)

やっぱりとっても面倒な？クロモジ林道下降でしたが、そんなところに　アケボノソウがポツンと咲いていました。（J）
噂にたがわぬ　とんでもなくメンドクサイ(笑)最後の下りでした。九十九折が延々続いてなかなか降りられない上に　無理やり急斜面にほっそーーーい踏み跡がある感じで　滑るし　歩きにくい！今日たった1株だけ出会ったアケボノソウは　そんな疲れを一瞬でも忘れさせてくれる存在でした。(U)

やったぁ！林道に軟着陸。（J）　
ぴええええ！！！うれしい！やっと着いたああ！！軟着陸♪(U)

はいたっち。（J）
おつかれさまでしたあああ！！！達成感・満足感　半端ないっ！！(U)

撮影機器：

Redmi Note 10 JE XIG02 au Xiaomi

装備

個人装備

メット　ハーネス　ガチャ類　チェーンスパイク　ピッケル（ゴルジュハンマー）　沢靴　マイナスドライバー

共同装備

ロープ（30m１本）　補助ロープ（20m1本）

感想

jyunntarou

いつもの沢登りアイテムに　ごそごそ追加する。
ピッケル・ゴルジュハンマー・クライミングロープ+補助ロープ50m　チェーンスパイクにマイナスドライバー(芥川賞バリ山行かっ）

大峰の熱雷の猛烈ぶりは、多々経験済み。
それをまともに　稲村直下の岩壁に囲まれた急峻な草付きで喰らうと　どうなるか・・・持った草は滝のような雨で滑り、斜面はドロドロの斜爆に変わり、チェーンスパイクを蹴り込んだ所でも滑るであろう。
最悪なシチュエーションを想定し、それに対応するアイテムを準備する。

後は体力…それまでの沢登りで　全身の疲れが出て来る稜線直下。余力を残しておかなければならない。
本来ならば　じっくり登ればいい季節なのだが、この時期（9月中旬）でも真夏の気圧配置となり、連日の雷雨が紀伊半島やら中国山地で発生している現実。ゆっくりはできない。

後は　メンタル面。
教育…エデュケーション…語源は　「引き出し」
1400人以上の教え子さんと　接してきた中で
その引き出しは　1400色もあって　非常にカラフル？
出し方を間違えれば　頑として開かなくなったり　壊れてしまうこともある　随分とデリケートな引き出しである。

がんばれ！　がんばれ！　がんばれ！　
そう言いがちだが
「必死に　がんばっているのに　これ以上どうするの？」
そこで　引き出しの鍵がかかってしまうこともある。

いいよぉー　いいよぉー　いいよぉー
誉め言葉のオンパレードも
「ダメなのに　なんで　いいんよっ！」

本当に　1400分の取説でもなければ　上手くいくはずもない。

夢を叶えるドラえもんのような　確実なアイテムは出せないけれど
自の手で「夢」を掴めるように　なってほしい…
それのお手伝いしまひょか？
が　本来のセンセーの「仕事」だと思う。

Uさん　今回も　よくがんばりましたっ。
山って　ええでしょ？　(笑)(^_-)-☆

ookaminokodomo

実は　去年　大峰の白子谷を沢登りした時、最初に候補に挙がっていたのは　今回行った「岩本谷」からの稲村ヶ岳山頂へと直登するルートだった。
そのとき　事前に調べたところ、入渓地点までの林道が通行止めになっているとかいないとか？で、天川村の役所に電話で問い合わせたんだけれど　通れないような感じの説明だったので　念のために予定を変更して白子谷を登ったんだけどね。
今年こそはっ！ということで行って参りましたっ(≧∇≦)♪

ただ、夏の大峰は午後に突然　雷雲が発生して大雨と熱雷に襲われる恐れが非常に高いとは　じゅんたろう先生からお話を聴いていて、実際　この日の天気予報でも　12時から雨と雷の予報になっていた。
岩本谷を登る人は　みんな　1350mから先は直登を避けて　隣の大日キレットのある谷へと方向転換する。
だけど　どうしても稲村ヶ岳の山頂展望台のすぐ横へと突き上げる谷を最後まで詰め切って直登したかった！どうしても！
それはうさぎにとっては憧れの先にあるもので、今のうさぎの力量で出来るのかはやってみなくちゃわからないけれど　じゅんたろう先生が「行く？」て声をかけてくれたんだから　絶対に出来ると信じていたし、だったら行かないという選択肢は無い気もしてた。
ただ、天候が急変して　本当に熱雷と豪雨に襲われたら・・・。
予報ではお昼の12時からになっていたけれど、時間的にはチョーギリギリ。
下手をすると　最後　大日キレットへのルートと別れた先の核心部を登っている真っ最中に　雨と雷が襲い掛かって来る可能性だって十分にあった。
お空を見ても　わからない。
たぶん、じゅんたろう先生は物凄く悩んでたと思う。
じゅんたろう先生ひとりだったら　悩む必要なんてない。
だけど　へっぽこうさぎが一緒だと　時間もかかるし　足手まといになるのは目に見えてる。途中でうさぎが「もうダメ！」って言いだしたら？本当に雷雨が襲ってきたら？ずっと考えていたんだろう。
でも「行く」と決めた。
それなら行くしかない。
引き返すという選択肢は残されてない。
行くんだ！
核心部に至る直前の　谷全体を覆いつくすほどのミカエリソウの大群落地帯を登って、さらにその先には大量のトリカブトの青い花々が目に鮮やかだった。

核心部、垂直に近い濡れた岩と　表面にはりついた土と草。
そんなところを登るのは　うさぎにとっては初めての経験。
チェーンスパイクを装着して　いざ本番！となったけど、そもそもチェーンスパイク自体を日頃滅多に使わない。その上　慣れない場所を登るコツがわからず　あたふたノロノロ。
「甘えんと、もっとスピード上げて登らなかったら　このままじゃ間に合わへん！」と言われる。
Σ(゜д゜lll)ガーン
今年の冬に聖宝谷を登った日のことを思い出した。
あの時も12本爪のアイゼンを装着した途端　足運びのコツをなかなか掴めずモタモタしていたうさぎに　じゅんたろう先生から「もっとスピード上げんと　そのペースでは無理」と言われて　息も絶え絶えで必死で登ったんだった。
そうだった。
ノロノロしてる場合じゃない。
雷雲との競争だ！
うさぎ　がんばれ！
今のうさぎに出来る最大出力を出して　最高速度で登らなくちゃ！
大峰の雷雨の洗礼を　こんな場所で受けたら　マジで命の保証はない！
もうね。怖いとか何も感じなかった。
ただ、今この一歩、次の一歩を確実に。滑落は絶対に許されない。
初めてだからよくわからないとか言ってる場合じゃない。
やるしかないんだ！
世界の　宇宙の　ほかのすべてのことを忘れて必死で登った。
ふと気づいた時、いつの間にか1600mを超えていた。
まだまだ遥かに遠いと思っていた山頂に王手をかけたと確信した。

命がけの気持ちで登った急峻な谷間に　人知れずひっそりと咲く　今年初めて見るダイモンジソウとリンドウが　今まで見たどんなに豪華な花よりも可憐で美しく　健気に見えた。
険しいお山で見るお花より　美しいものは無いと知った。

最後、果てしなく続いていたはずの激しい壁のような登りのその先に　明るい稜線が見えた時、うさぎ　泣いた。うれしすぎて！
今まで生きて来て　たぶん一番嬉しかった。

出来ないかもしれないと思っていたことを自分の力で出来たときほど　嬉しいことはない。

あの激烈な登りを全身全霊でよじ登っていたとき、うさぎ　体中の全細胞が「生きてる！」「苦しい！」「しんどい！」「でも最高に楽しい！」「なんだこれ！？」と叫んでいた。

悩んで悩んで悩んで悩んだけれど、結果　チャレンジして良かったです。
岩本谷直登の激登りルート。

じゅんたろう先生、ありがとうございました。