木曽駒から空木岳
- GPS
- 112:00
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,371m
- 下り
- 3,148m
コースタイム
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:00
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 11:20
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:10
天候 | 初日:曇り時々晴れ 二日目:晴れ時々曇り 三日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳は鎖がしっかりとしていて安心感がありましたが、空木岳の縦走路で鎖や鉄杭があればいいなと思ったところが二、三箇所ありました。 |
その他周辺情報 | 連休中のバス、ロープウェイは2〜3時間待ちが普通だそうです。ただ14時ころになると待ち時間はほとんどありません。 下山後の温泉はコマクサの湯とこぶしの湯がオススメらしいです。入っていませんが・・・ |
写真
感想
シルバーウイークで4連休取れたので日本アルプスの中でも手付かずだった中央アルプスへと足を伸ばしました。
初日:千歳空港から中部国際空港(朝イチの便)レンタカーを借りて駒ヶ根へと向かいます。連休で渋滞とロープウェイの混雑を考えると少しでも早く菅の台に着きたかったのです。
ところがこれが裏目に!名古屋に入ったあたりで覆面パトカーに捕まっちゃいました。高速道路のくせに制限60キロだと?18000円の罰金切符と20分の時間ロスを喰らいました。旅の始まりからこれでテンション落ちまくりです。
気を取り直し、当日中の駒ヶ岳ピストンをあきらめ、ゆっくり運転に・・・
中央高速道は少し渋滞があったものの菅の台には13時45分頃到着です。駐車場も空き待ちを覚悟していましたが、バスターミナル横の大駐車場は結構空いていました。しかもバス待ちもほとんどなく14時05分発のバスに乗り込みました。約30分少々でしらび平到着。さすがにロープウェイはそのまますぐにとはいかず、それでも30分待ちほどで乗車できました。ロープウェイ千畳敷駅には15時30分に着きました。そこは人、人、人で溢れかえっています。下りのロープウェイは約2時間待ちだそうです。帰るに帰れす千畳敷に溜まっているのです。天気はガスって少し寒いためロープウェイ駅あたりにたむろっている人がほとんどです。
15時45分登山開始。思っていたより狭い感じのする千畳敷を乗越浄土へと向かって登って行きます。20分も歩くともうほとんど山屋しかいなくなります。16時40分宝剣山荘に到着。17時半から夕食とのことで、やはり本日中の駒ヶ岳往復は無理と諦めました。
2日目:相方は体力的に心配だったので、一人で朝食前に駒ヶ岳ピストンすることにしました。3時10分山小屋を抜け出し、ヘッドライトを頼りに駒ヶ岳に向かいます。少しがスっていましたが登山道をロープで囲ってあるので大きく迷うことなく4時過ぎに山頂に到着。さすがに誰もいません。もちろん景色も真っ暗。ただ来ただけの証拠写真をスマホで撮って早々に山小屋に引き返します。行きは尾根上を通りましたが帰りは中岳を巻く道を選びました。こちらは少し岩場を通過しますが、登山道を囲ったロープがガイドとなってかなり早く帰ってくることができました。4時半に山荘着、予定どうり5時からの朝食をとることができました。
5時40分木曽殿山荘を目指し縦走し始めます。まず、すぐそこにある宝剣岳が第一関門です。登山前、相方がいろんなブログを見て緊張しているようでしたが、実際に取り付いてみると足場は大きく豊富にあるし、鎖はピカピカの新しいものだし、何より距離が短かったので、あっという間に山頂に着きました。頂上にある岩に登ろうかとも思いましたが、昨日の苦い思い出(スピード違反)が頭をよぎり、ついていないときはろくなことがないと思い、止めておきました。
頂上は狭く、5人くらいで一杯になるため長居をすることもなく縦走に戻ります。
降りも鎖と鉄杭、ペンキの案内表示で、むしろ楽しみながら降りていきます。宝剣岳の肩にあたる極楽平で一息いれ、長い縦走の先を見ると空木岳は遥か先にありました。
ここからの縦走路は整備されてはいるものの宝剣岳ほどではなく、ところどころ鎖や鉄杭があればもっと楽なのに・・・と思える箇所が見受けられました。上り下りの標高差はそれほどではないのですが、岩とハイマツとザレ場のせいでスピードは出ません。コースタイムいっぱいかけて14時すぎに木曽殿山荘に到着です。結構疲れました。
山荘では水は貴重なので「木曽義仲の力水」という水場まで汲みに行ってきました。片道8分ほどです。水は豊富に流れており、また綺麗でペットボトルに入れてよく見ても異物や微生物は見られませんでした。
夕食はおでんと山菜炊き込みご飯でした。同じテーブルには九州から来たというパーティがいらっしゃって、九州の山についていろいろ教えていただきました。同じテーブルに九州と北海道なんて、山小屋の粋な計らいだったのでしょう。また、朝食時にはご主人が空木岳へのルートで注意する箇所や下山時のコース取り、降りてからの温泉までも丁寧に説明してくださいました。
3日目:晴天が続きます。富士山の時もそうでしたが、不思議と台風がそれて行ってその後の晴天に登山できています。しかも3日晴天続きとはやはり普段の行いの良さか?
昨日と同様5時40分に山荘を発ちます。ご主人の案内どおり鎖場が2箇所、岩をよじ登る箇所が1箇所その後ちょっとで空木岳山頂です。周りでは百名山これで五十何座めとか四十幾座めの声が聞こえます。みんな百名山目指しているのだぁ・・・ちなみに小生は41座目となりました。百までこれからまだまだ楽しめます。
頂上に小一時間、名残は尽きませんが下山することに。2800mから800mに降るのですから、延々降ります。途中鎖場が2、3箇所ありましたが相方ももう慣れっこになって全然心配することなく元気に降りてきました。
下山後菅の台では名物の明治亭のカツ丼を食べて帰りました。木曽殿山荘のご主人オススメの温泉はなしです。この日は馬籠近辺のホテルに宿泊予定だったので入らずに移動しました。
次来るときは景色の見える時間に駒ヶ岳に行こうと思います。
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