伊藤新道(湯俣→三俣→新穂高)
- GPS
- 19:01
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 2,036m
- 下り
- 2,227m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:49
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:17
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:44
天候 | (9/13)晴れ、(9/14)曇のち雨、(9/15)ガスのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰路は新穂高温泉→平湯温泉でバス乗り換え→松本駅 【七倉〜高瀬ダムタクシーについて】 途中崩落区間があり、タクシー→1.4km歩行→タクシーと乗り継ぐ方式。 タクシーは手前奥ともに2台体制、ザック込みで1台4人まで 運賃は1000円、1300円 【新穂高温泉→松本のバス移動について】 新穂高温泉〜平湯温泉は予約不要、1時間に1本程度あり 平湯温泉〜松本間は濃飛バスの特急路線のみで予約が必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★湯俣山荘で通行届を提出、ルート状況を確認しましょう!★ (9/14時点の情報)水位は最大で太もも程度だが、安定した川床を選ぶとより深くなることもある 【湯俣温泉〜噴湯丘】 吊り橋を越えた後、いきなりロープ下降がある 温泉噴出が最も多く、地温も高いので火傷に注意 【噴湯丘〜第一吊り橋】 水位は浅めだが浮き石に注意 途中、右岸を高巻きする(ペイントあり) 第一吊り橋はよく揺れる、一人ずつ通過する 【第一吊り橋〜第ニ吊り橋跡】 ガンダム岩は下をへつって通過 ガンダム岩の直後に難所あり、川に入って避けられるが水位が見えないので注意(今回は股くらいだった) 桟道区間も水位浅く、下の川床を通過可能 【第ニ吊り橋跡〜第三吊り橋】 流れが急な渡渉点あり(ケルンの目印あり) 第三吊り橋は崩壊して通行不能 【第三吊り橋〜第五吊り橋】 河原が広がって休憩しやすいが浮き石に注意 渡渉点のケルンはあったり無かったりするため自己判断 第五吊り橋も崩壊して通行不能 【第五吊り橋〜みどりのホース】 高巻きは150mアップ、50mダウン 急な登りなので登山靴があれば履き替え推奨 高巻きせずに川沿いに上がったグループもいた 【みどりのホース〜第一庭園】 300mは猛烈な直登 一般道であれば梯子がかかるような斜面がロープで済まされており危険 枝打ちは行き届いておりヤブ漕ぎはなし 【第一庭園〜三俣山荘】 ハイマツ低いので荷物に注意 途中のかぶり岩で雨宿り可能 |
その他周辺情報 | 【湯俣温泉 晴嵐荘】 水は潤沢 道の対岸にあり、ジップラインを使って渡る方式 到着時間帯は混雑するので渡渉できるならした方が楽 【三俣山荘】 小屋の水場は涸れており、テン場の水場利用(雨で濁るので注意!) 今どきありがたい、テント泊者利用可の食堂あり ジビエとサイフォンコーヒーが名物らしい (ラストオーダー15時、16時まで滞在可) |
写真
装備
個人装備 |
登山靴
沢靴
65 Lザック
サブザック
レインウェア(青)
ヘルメット
ヘッドランプ
テント(青)
ツェルト
シュラフ
シュラフマット
着替え
防寒着
手袋
タオル
サンダル
日焼け止め
帽子
水
食料
行動食
非常食
バーナー
ナイフ
コッヘル
ライター
ロールペーパー
ウェットティッシュ
ビニール袋
地図
コンパス
虫除け
虫刺され
ファーストエイド
カメラ
モバイルバッテリー
kindle端末
筆記用具
|
---|---|
備考 | ザック、沢靴が水を吸って非常に重くなり急登でバテた。 水抜けの良い靴、薄地のザックがあれば楽だったかも。 |
感想
【感想】
数十年ぶりに復活し、去年からよく話に聞いていた伊藤新道に挑戦しました。沢登りは昨年の幌尻岳で始めたばかりでレベルに不安がありましたが、水量がかなり下がっているとの情報で行くことに。異星のような赤い風景、温泉混じりの温かい渡渉など、一般登山道とは別格の冒険感、非日常感でした。「来てよかった〜」を連呼してました。
実際に歩いてみたレベル感としては幌尻の渡渉+剱岳の岩場みたいな感じですかね。一番簡単な時期でこれなので、復活したとはいえバリエーションだなと実感しました。体力はハッキリ不足で、伊藤新道後半の急登でバテ、同行者の足は攣り、翌日の下山でもバテ……。もっと鍛える&軽量化をしっかり考えないといけませんね。
【雑多なメモ】
・裏銀座登山バスはタクシー会社運行なので積み残されてもタクシーで運んでくれる
・七倉でみんなトイレに行っていたが高瀬ダムにもある
・七倉〜湯俣間で3回くらいデカいヒキガエルが出た
・湯俣山荘で通行届を出す時、強面なおっちゃんにレベルを問われるのをイメージしていたらホテルマンのようなご主人が優しく説明してくれた
・意外と優しい雰囲気……と思っていたら晴嵐荘で「渡渉点も自分で決められない奴ばかりだったよ」とか聞こえてきて超萎縮。ザコデスミマセン
・竹村新道や天井沢に行く人々の方が明らかに強そうで、伊藤新道組は噂を聞いてきた怪しいレベル感のグループが多い(我々含め)
・渡渉中に転倒してる人が複数いて本当に肝が冷えた
・初心者が真面目に沢靴と登山靴を履き替える一方、慣れた人はトレランシューズで履き替えずに歩いていた
・三俣山荘の更衣室は1つしか無いので雨の日は行列
・三俣山荘テン泊時の雨は本当に酷く一時は豪雨で、シュラフと着替え以外の全てが濡れた(富山では大雨警報が出ていた)
・ライチョウには会えず、イワヒバリはそこら中にいた
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