そうだ白馬三山へ行こう

2024年09月26日(木) ~ 2024年09月28日(土)

• GPS: 18:10
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,371m
• 下り: 2,359m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:28
• 合計: 3:33

距離 4.1km 登り 633m 下り 79m

11:08 栂池パノラマウェイ 自然園駅
11:14 11:26 栂池ヒュッテ
11:27 11:27 栂池山荘
12:31 12:43 天狗原/白馬岳神社
12:48 12:48 風吹大池方面分岐
14:02 14:05 乗鞍岳
14:43 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 7:56
• 休憩: 1:18
• 合計: 9:14

距離 12.8km 登り 1,429m 下り 984m

14:43 白馬大池山荘
6:59 7:02 船越ノ頭
7:49 7:58 小蓮華山
8:47 8:47 三国境
9:28 9:43 白馬岳
9:56 10:12 白馬山荘
10:24 白馬岳頂上宿舎
10:33 10:35 丸山
11:42 12:09 杓子岳
13:10 13:17 鑓ヶ岳
15:05 15:05 丸山
15:27 白馬山荘

3日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 0:22
• 合計: 5:36

距離 9.5km 登り 309m 下り 1,296m

15:27 白馬山荘
6:29 6:30 白馬岳
7:01 7:02 三国境
7:40 7:41 小蓮華山
8:21 8:27 船越ノ頭
9:02 9:10 白馬大池山荘
9:39 9:44 乗鞍岳
10:42 10:42 風吹大池方面分岐
10:48 10:49 天狗原/白馬岳神社
11:48 11:48 栂池ヒュッテ
11:50 ゴール地点

天候

山頂はずっと雲の上でしたが幸い雨は皆無

アクセス

利用交通機関：

自家用車

栂池まで遠路遥々車で

コース状況／危険箇所等

残念ながら猿倉ルートが閉鎖になり予定変更

写真

9/26 11:13

栂池駐車場に10時半に到着、ダラダラ準備してロープウエー乗り継ぎ昼ごはんをこちらの栂池山荘さんで頂きました。

9/26 11:19

今回の目標達成を願って白馬三山そばを頂きました。好みの出汁でペロリとたいらげました。

9/26 11:28

さていよいよ登山開始、ガスってますが気にしません

9/26 12:32

1時間程で天空の楽園に到着　青空も見えてテンション上がりました

9/26 12:33

紅葉は3分ぐらいかな　思わずボーッと休憩してまいました

9/26 12:45

色付き始めた紅葉の中、木道は極楽ですねー

9/26 12:54

木道を越えると白馬乗鞍まで岩岩道　行きは感じませんでしたが帰りは集中力が切れると転倒しそうでした

9/26 12:55

この真っ赤な実は…

9/26 13:01

実だけ色付くナナカマド、涸沢とは違うなあ

9/26 13:23

ささーっとガスがやってきます　これも山の楽しさとしましょう

9/26 13:26

乗鞍まで岩岩が続きます　くどいですが帰りは危険⚠️

9/26 14:00

白馬乗鞍岳山頂で青空復活　これも山の楽しさ

9/26 14:12

青空も覗く白馬大池　この後またガスが襲って来ました

9/26 14:33

刻々と色彩が変わり何とも幻想的な天空の池です

9/26 15:16

大池ビアガーデン開店！調子に乗って3本も呑んでしまった

9/26 15:42

9/27 6:19

大池山荘の朝食は05:30からでした　6時10分に出発

9/27 6:51

あれなるは小蓮華山　只今絶賛再放送中のドラマのエンディングを見て登られた方が沢山おられると思います　私もその一人です

9/27 7:05

この稜線を見れただけでも大満足

9/27 6:58

船越ノ頭までうっとりしながら写真撮りまくりました

9/27 7:32

これから全部登りたいと思っている白馬三山が揃って頂上を見せてくれました　これだけでも大満足

9/27 7:35

歩んできた稜線を振り返る

9/27 7:40

ハイマツに守られるようナナカマドが実をつけてました

9/27 7:45

イワギキヨウでしょうか？こんな季節にも見れるんですね

9/27 7:59

思わず撮ってしまう小蓮華山の鉄剣

9/27 8:25

振り返ってはいちいち感動

9/27 8:38

三国境から雪倉方面　こちらはガスもなく良いお天気そうでした　長池が見えます

9/27 8:40

さて三山の最初のターゲット白馬岳に行くぞ

9/27 9:29

白馬岳山頂から剱岳、立山を望む　見えたのはこの時だけでした

9/27 9:30

この時は気づかなかったけど左手に杓子岳、白馬鎗ケ岳山頂も見えてたんですね

9/27 9:30

長野側が切り立ってるところを撮ったのですがあまり伝わってない

9/27 9:35

白馬岳山頂でのんびりしてると目の前までイワヒバリが挨拶に来てくれました

9/27 10:18

白馬山荘でご親切に早めにチェックインさせて頂きシュラフや着替えを置いて出発、ラッキーでした　本当はは11時頃だそうです
さて今から杓子岳、白馬鎗ケ岳に向かいます

9/27 10:24

ふむふむこっちが杓子岳、鎗ケ岳ね　あちらは旭岳

9/27 10:34

まずは丸山　ここからかなり下ります

9/27 10:38

長野側はずっとミルク色

9/27 10:58

こんな感じでガスが度々襲って来ました

9/27 11:15

たしかこの辺りで杓子岳方面から単独で来られた方に、あちらが白馬山荘ですか？と尋ねられました　翌日栂池へ下山中に再会、あの時すでに足を負傷されていたそうでお気の毒でした　無事下山されたでしょうか

9/27 11:18

道迷いと転落だけは避けるぞ、と自らを鼓舞

9/27 11:24

ここから先に巻道を通って鎗ケ岳に向かうか思案しましたが杓子岳山頂でやりたいことがあったので登りました

9/27 11:43

ぜいぜいいいながら杓子岳山頂到着　道標が歪んでますね

9/27 11:47

やりたかったのはこれでした　時間的にここで暖かいカレー飯と決めてました　結果的にここで食べたのが良かったです

9/27 12:10

こんな天気なら大体雷鳥に会えそうなものですが、今回は出会えませんでした　

9/27 12:12

カッコイイ！

9/27 12:25

イワツメクサが健気に咲いてました

9/27 12:29

杓子沢のコルから鎗ケ岳へ　と、ガスが突然濃くなり、まるで来るなと言っているようでした　負けるか！

9/27 12:35

ガスの間から墓標のような岩達が　念の為に書きますがアレが山頂ではありません

9/27 13:11

やりました！白馬鎗ケ岳山頂です　何も見えないので小休憩のみで帰途につきました

9/27 13:11

天狗ノ頭方面　本当は行きたかった鎗温泉はあの辺りかな♨️ いつか行ってみたいですね

9/27 13:14

山頂から東の尾根を見下ろすと引き込まれそうです

9/27 13:31

転けないように迷わないように

9/27 13:50

帰りは堂々と杓子岳巻道を通りました

9/27 13:50

ガスが抜けて初めて白馬岳が見えました　えー！あんなところまで帰るの？と突然気づきマジで声に出して言ってしまった

9/27 13:55

カッコイイ巻道　

9/27 14:45

アップダウンも距離もなかなか厳しかったけど稜線歩きの楽しさが勝りました

9/27 14:51

丸山まであと少し、白馬岳山荘を出てから途中出会った方は5〜6名だけでした

9/27 14:55

丸山の向こうに白馬山荘が見えて来ました　近そうに見えるけどまだまだです

9/27 15:16

祖母谷分岐まで帰り着いたところで白馬岳がお日様を浴びて、まるで祝福してくれてるようでした

9/27 15:54

こんなにおいしい生ビールはないぞ

9/27 16:12

辿ってきた稜線を振り返ると杓子岳は見えましたが白馬鎗ケ岳山頂はずっとガスの中、でも大満足です
　あそこでカレー飯を食べたなあ

9/27 17:02

夕日に照らされる夕食　今日のメインは生姜焼き、種類もボリュームもたっぷり　ご飯も豚汁もおかわりできました

9/28 6:24

翌朝06時10分に出発　白馬山荘、杓子岳そして昨日は見えなかった白馬鎗ケ岳も精一杯頭を頭を見せてくれました　この後すぐにガスに隠れました

9/28 6:29

2度目の白馬岳山頂　沢山の山が見れるそうな

9/28 7:08

モクモクの雲海を超えた別世界にいる幸せ

9/28 7:36

ついついまた撮ってしまう小蓮華山の鉄剣

9/28 7:56

雲上の稜線に刻まれる道

9/28 10:43

天狗原まで帰り着きました　写真は無いですが白馬乗鞍岳からの岩岩道の下山は疲労で筋力の落ちた足にかなりの負担でした　集中力を絶やさぬようにしないと危険だと感じました

9/28 10:46

天狗原木道は足にも目にも天国です　2日前より少し紅葉が進んでいました

9/28 10:55

赤、黄、緑の饗宴

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

silky6

　9月末に夏休みを残しておき紅葉を見に行くべし、と企んでいた所、NHKの大作ドラマ再放送ラストテーマを見て何処？これは！そうだ、紅葉と稜線三昧を求めて白馬へ、どうせなら三山制覇をめざしてやろうじゃないか、と思い至りました

　最初は自分の体力も顧みず白馬大池から帰らずを通って唐松を考えましたがある方にやめとくように忠告を受け断念　それならば天狗山荘泊で鎗温泉に入り猿倉ルートで下山、と思いきや直前に猿倉ルートの橋が流されてルートも温泉もクローズ　それでも三山は諦めきれず大池から白馬鎗ケ岳まで歩き、引き返して白馬山荘泊のプランに決めました
　目標は杓子岳山頂で暖かいカップ飯を食べること、そこで体力と時間に余裕があれば鎗まで行こう、今回ソロなんで転倒.道迷い.体力切れは絶対起こさないよう準備しました
　結果は写真でご覧頂けましたら幸いです
　
　一番危険だと感じたのは白馬乗鞍岳からの帰路、岩岩道の下りでした　脚力が落ちているのはもちろん、特に登られる方へ道を譲るタイミングと位置に意識が行く時に自分の安全確保への集中力が薄れる事を認識しました　帰ってからヤマレコの2017年度遭難マップ(https://www.yamareco.com/accident_log/)を見直すと、杓子や鎗ではなく大雪渓、そして白馬乗鞍で実に多くの転倒、滑落が起きていました　白馬岳から栂池へ降りられる方は本当に気をつけて！