鋸岳は疲れました (9/27)
- GPS
- 10:19
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,283m
- 下り
- 2,278m
コースタイム
- 山行
- 10:13
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 10:18
戸台登山者用駐車場 6:01
戸台川 角兵衛沢分岐 7:41
角兵衛のコル 11:00
鋸岳(第一高点)お昼 11:15〜11:36(21)
鹿窓(風穴) 11:53
第二高点 12:28
途中ルート誤り迷走 12:33〜13:37(1:04ロス)
中ノ川乗越 13:45〜13:51(6)
戸台川 熊穴沢分岐 14:57
戸台登山者用駐車場 16:20
登山時間 10:19(休憩27)(迷ったロス時間1:04)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
角兵衛沢のガレ・ザレ場は浮石やグリップ効かず危険。 第一高点〜第二高点前後の岩場・鎖場、鹿窓近辺の鎖場は 滑落に注意。岩が湿っている場合があり滑りやすく注意。 戸台川の渡渉時、飛び石する場合、石が滑りやすく注意。 |
その他周辺情報 | 仙流荘の日帰り温泉を利用(600円) |
写真
感想
<計画>
鋸岳は、日本二百名山・日本百高山となっているため避けて
通れない・・・ というより前から行ってみたかった。
仙流荘から北沢峠へ向かうバスの中から、車窓から見える
険しい岩場の鋸岳、また一瞬穴の開いた岩(鹿窓)が見えます。
あんなところへ、いつかは行ってみたいと思っていました。
鋸岳(第一高点)への登山口は、最近は悪沢出合からとなって
いますが、縦走する場合この登山口は不向きなため、
クラッシックの戸台登山口からを計画しました。
時間の余裕があれば甲斐駒まで縦走したいが、稜線に出るまで
時間を要した場合は、角兵衛沢⇒熊穴沢を周回する。
今回、その時が来ました・・・
<当日>
いつものように自宅を2時頃に出発して、戸台登山者用駐車場
には、5時半頃に到着した。6〜7台の車が停まっていた。
早速準備して出発した。
戸台川を遡上していくが、調査不足のため、河川内をガンガン
歩いていた。渡渉も何度もありました。
(実際は1個目と2個目のダムまで左側に登山道があり2個目
を過ぎたら右側に登山道があり3個目は楽々越えられます。
但し、渡渉は巻き道もありますが避けられない所もある。)
右側の登山道を歩いていると、角兵衛沢分岐の標識があります。
私は河川内を歩いていたため見ませんでした。(帰りに見た)
GPSで確認しながら角兵衛沢分岐を確認した。赤いマークも
たくさんありました。ここでテン泊の方もいました。
角兵衛沢に入ると、ガレ場ではなく樹林帯の中を進みます。
ガレ場に出た大きな崖下の所が、どうやら岩小屋という場所
だったようです。ここから悪名高き、本格的なガレ/ザレ場
歩きが始まります。
奥穂近くの天狗沢のガレ場や、剱北方稜線の池ノ谷ガリーに
比べても、負けないガレ場でした。傾斜もきつい!
何とか角兵衛沢ガリーを脱出して角兵衛のコルに到着。
休憩する場所もないので、そのまま岩場へ突入・・・
ちょっとゼイゼイいいながら、鋸岳(第一高点)に到着した。
けっこうきつい、超一級の上りでした^^;
ここで休憩とお昼にしました。ガスっていて残念だ。
ガスの切れ間に、第二高点や稜線の紅葉が見えた(^^)
しばらく休んだ後、核心部の鹿窓へ出発。
しばらく進むと、小ギャップという所だろうか、
完全に垂直な崖、高さ十数m程だ。鎖があり、鎖のお世話に
なり下降。下降の取り付きが少し怖いし、足の置き場が少ない。
コルに降りたあと、今度は上り返しだ。鎖は20m程あるが
途中から左登山道へ進む。上り返しは、ややルンゼ状の岩場で、
何故か水で湿っていて滑りやい。鎖の上部が太く重い。
この先、巻き道と稜線ルートが現れる。稜線ルートはロープが
あったが、その先まで続いているかわからず、巻き道を選択。
巻き道を先に進むと、とうとう鹿窓に到着した。これがバスから
見えていた風穴か! 意外と小さいのだな・・・
写真を撮った後、鹿窓越えにかかります。ここから20〜30m
ほどの下りの鎖場だ。成すべくもなく、再び鎖のお世話になる。
降り口は、鎖の張力が凄く、持ちにくい。
下った後も、そのまま巻き道などを進み、大ギャップという所を
谷に巻きながら、再び高度を上げていき、鉄刀がささる第二高点に
到着した。
核心部を通過したことで、ホッとしてしまい気が緩んだのか、
この先の誤認識につながった標識のところで、コースに迷い
約1時間くらい時間ロスとなってしまった^^;
(標識を分岐点と勘違いしてコースに迷ったが、思っていた
コースと違ったためで、分岐点はハッキリしており、遭難の
心配はなかったので補足します)
踏み跡や通過した形跡もあったので誤ったが情けない。調査不足だ。
元の標識まで戻り、そちらの方向へ・・・これが正解の方向だった。
力も使い果てて、テンションも低下、勢いも失せた・・・
今日は時間ロスもあり、甲斐駒の方向へは行けないため、熊穴沢を
降りて周回の下山することとした。
熊穴沢は角兵衛沢に比べて難しくない。奥穂の白出沢の感じに近い。
順調に戸台川まで降り、戸台川を歩き戸台まで戻ってきました。
今回の山行は反省すべき点は多く、前準備がなっていなかった。
しかし良かったことは、本格的に登山を始めた頃の念願が、
また一つ叶った(^^)
コメント
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小生も今まで登った山では鋸岳の角兵衛沢が一番印象に
残っています あのガレ場は半端なくどこに足を置いても
落石しそうでビビりました 第二高点までは不安があり
そのままピストンしました ジャンに行くときの天狗沢
と同じくらいの難易度であれば挑戦してみたいですね
お疲れ様でした
kumatoriさんへ
そうですよね、角兵衛沢のガレ場は
長くて、たちが悪いですね。
天狗沢は上の方だけですので、短いです。
このガレ場をピストンで、よく2回も
通りましたよね!
ありがとうございました。
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