絶景の涸沢から恐々の奥穂高岳へ

2015年09月24日(木) ~ 2015年09月27日(日)

• GPS: 23:51
• 距離: 49.8km
• 登り: 2,470m
• 下り: 2,499m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:17

距離 19.8km 登り 1,050m 下り 251m

5:42 河童橋
5:51 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
6:28 6:45 明神館
6:49 6:50 徳本口(徳本峠分岐)
7:36 7:49 徳澤園
8:06 8:08 新村橋(パノラマ分岐)
8:54 9:24 横尾 (横尾山荘)
10:26 10:45 本谷橋
12:59 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 0:14
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:14

距離 425m 登り 74m 下り 4m

9:37 涸沢ヒュッテ
9:51 涸沢小屋

3日目

• 山行: 6:28
• 休憩: 2:11
• 合計: 8:39

距離 7.5km 登り 1,136m 下り 1,135m

6:03 涸沢小屋
7:20 ザイテングラード登山口
8:51 9:29 穂高岳山荘
10:12 10:47 穂高岳
11:20 12:14 穂高岳山荘
13:31 ザイテングラード登山口
14:37 14:41 涸沢ヒュッテ
14:42 涸沢小屋

4日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 1:55
• 合計: 7:27

距離 22.0km 登り 236m 下り 1,127m

6:16 涸沢小屋
6:19 6:28 涸沢ヒュッテ
8:18 8:32 本谷橋
9:29 10:00 横尾 (横尾山荘)
10:39 新村橋(パノラマ分岐)
10:52 11:11 徳澤園
11:53 徳本口(徳本峠分岐)
11:59 12:06 明神館
12:13 12:15 山のひだや
12:17 12:47 嘉門次小屋
12:49 山のひだや
12:54 12:56 明神館
13:39 13:40 河童橋
13:43 ゴール地点

涸沢小屋からザイテングラート取付までは絶景に見とれ、また写真撮影に時間を費やし、超スローペースとなっています。

天候

1日目：曇りのち雨　2日目：雨　3日目：曇り時々晴れ　4日目：曇り時々晴れ　

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

行き：平湯バスターミナル向かいの宝タクシー（上高地バスターミナルまで一台定額6,040円　5時発で予約）。駐車は宝タクシーの駐車場(タクシー利用者は無料でした。）

帰り：バス　日曜日の午後2時にもかかわらず待ち時間なしでした。

コース状況／危険箇所等

　涸沢小屋からザイテングラート・奥穂高岳までのガレ場は前日の雨にもかかわらず滑りにくかった。むしろ、本谷橋から涸沢ヒュッテ間の方が滑りやすいので注意が必要です。

　ザイテングラート・奥穂高岳は落石しやすいので連なっての登行は注意が必要です。私も奥穂高岳からの下りで拳大の石を誤って転がしてしまい、活きよいよく跳ねていってヒヤッとしました。幸い、登山道から外れて転がっていったので助かりましたが。

　ヘルメットは涸沢小屋、涸沢ヒュッテで1000円で借りられます。

　ザイテングラート・奥穂高岳とも気を抜くことができませんでした。

　奥穂高岳からの下りで、二番目の梯子を降りたとこで手がかりが見つからず焦りました。

その他周辺情報

一泊目24日（木）涸沢ヒュッテの込み具合は8割ほどでした。
二泊目25日（金）涸沢小屋の込み具合は雨のためか５割ほどでした。
三泊目25日（土）涸沢小屋の込み具合は１５割ほど。布団2枚に3人弱で予想よりも少なかった。

写真

9/24 5:19

上高地バスターミナル

9/24 5:34

9/24 5:36

9/24 5:38

ジャンダルム、ロバノ耳、奥穂高岳のモルゲンロート
あの向こう側を回り込んで奥穂高岳にいくんですねー。

9/24 5:38

9/24 5:42

9/24 5:42

9/24 5:47

小梨平キャンプ場でシーズン中絵を描いておられる方のテント。
ゆっくり絵を見たかったけど次回に。

9/24 5:49

小梨平キャンプ場

9/24 6:29

明神館

9/24 7:34

徳澤のテント場

9/24 7:37

徳澤園
帰りのソフトクリームが楽しみ！

9/24 8:06

新村橋
ここは渡りません。

9/24 8:54

横尾山荘

9/24 8:58

ここまでは車も通れるぐらいの平坦な道でした。

9/24 9:23

9/24 10:03

ロッククライミングの名所、屏風岩。

9/24 10:27

本谷橋。ここから本格的な山道になります。

9/24 11:25

横尾本谷。

9/24 11:38

9/24 11:41

涸沢に入ってきました。
この景色を見て歓声を上げない人はいないでしょう！

9/24 12:29

このあたりから雨がポツポツと。

9/24 12:34

9/24 12:34

9/24 13:48

ここまで7時間ほど。この景色で疲れも吹っ飛んでしまいます。

9/24 15:12

今日の宿。涸沢ヒュッテ。

9/24 15:14

9/24 15:16

9/24 15:19

こんな雨で雲が垂れる景色も格別ですね！

9/24 15:22

9/24 16:27

向かいは涸沢小屋。明日の宿です。

9/25 12:16

2日目。
今日は一日雨なので涸沢ヒュッテから涸沢小屋まで10分ほど移動のため歩いただけ。
晴れた日は満員の涸沢小屋のテラスです。

9/25 16:59

涸沢小屋の晩御飯です。
あんまり運動してないけどお腹が減っててお代わりしました。

9/26 5:50

3日目。
雨が上がりました。
雨で洗われたせいか紅葉が鮮やか。

9/26 5:50

今日は晴れてくれそう。

9/26 5:52

朝食は行動食で。
早々に奥穂高岳目指して出発。

9/26 6:00

9/26 6:13

9/26 6:15

9/26 6:16

一歩一歩、絶景も変化して。。。

9/26 6:17

もう、景色に見とれて進めません！
今日はコースタイム無視！

9/26 6:19

ここのガレ場は濡れていてもしっかり足をグリップしてくれます。

9/26 6:20

9/26 6:23

9/26 6:29

岩稜と霧と真っ赤なナナカマド。
もう言葉がありません！

9/26 6:31

9/26 6:32

9/26 6:36

涸沢ヒュッテがまだ近くに。
全然進んでいません！

9/26 6:38

9/26 6:38

9/26 6:39

9/26 6:40

9/26 6:50

手前の岩尾根の切れ込みがザイテングラート取付です。

9/26 6:50

9/26 6:57

9/26 7:09

9/26 7:11

ザレ場の草紅葉をアップ。
イワタデ？

9/26 7:16

9/26 7:17

9/26 7:19

9/26 7:29

ザイテングラート取付。
写真ではザイテングラート左右のザレ場を歩けそうに見えますが、すごく傾斜があり滑り落ちそうです。

9/26 7:39

9/26 7:43

9/26 8:02

9/26 8:03

9/26 8:09

鎖場がいくつかあります。

9/26 8:09

9/26 8:27

振り返れば、左に常念岳、手前は屏風ノ頭。

9/26 8:28

穂高小屋まであと20分。ホッ！

9/26 8:44

9/26 8:46

9/26 8:51

穂高小屋が見えました。

9/26 8:55

9/26 8:56

9/26 9:16

ほぼ垂直の岩壁に梯子が2つ掛けられています。
左のてっぺんには行きません。梯子の先は右側を巻いて行きますのでご心配なく。

9/26 9:25

2組のパーティが降りて来て、あとは頂上には誰もいないようです。
みなさん、チェストハーネスで安全確保されてました。

9/26 9:33

高度感あるでしょ！

9/26 9:34

向かいは涸沢岳。きれいに道がついています。
その奥が北穂高岳。

9/26 9:40

涸沢岳の右に槍ヶ岳が見えてきました。

9/26 9:49

9/26 9:49

9/26 9:53

9/26 9:56

9/26 10:08

ジャンダルムです。
あんなところへ人が行くなんて信じられない！

9/26 10:13

9/26 10:14

9/26 10:18

遮る山はなし！
360°大展望！

9/26 10:18

ただ今頂上には二人だけ。
感無量！

9/26 10:23

日本で3番目に高い山！

9/26 10:24

頂上から北側。

9/26 10:27

薬師岳、水晶岳、雄山も、槍ヶ岳、白馬岳、鹿島槍ヶ岳も、みーんな見えます。

9/26 10:28

頂上から南西側。

9/26 10:36

望遠で上高地。

9/26 10:36

9/26 10:37

9/26 10:37

頂上から南東側。
吊尾根、前穂高岳。

9/26 11:02

9/26 11:16

にぎやかなツアーのパーティとご一緒になりました。

9/26 11:23

9/26 11:54

穂高岳山荘でちょうどお昼になったので。

9/26 12:06

涸沢岳を登る人。

9/26 12:08

9/26 12:08

9/26 12:25

9/26 12:45

9/26 12:55

下りは登りより緊張します。

9/26 13:10

9/26 13:53

涸沢槍とカメ岩。

9/26 13:53

ここまで降りればもう安心。
涸沢カールの絶景をゆっくりと。

9/26 14:26

9/26 14:32

白ペンキマーカーが何時の間にか赤ペンキに変わってる！どうやら涸沢ヒュッテへ降りる方へ間違ったみたい。
涸沢小屋へは15分ほど遠回りだけど、また行きとは違う景色が見られるのでまっ,いいっか！

9/26 14:34

9/26 15:05

ご褒美の生ビール！
達成感と絶景に浸り、至高の時。

9/26 15:01

ここで二人の男性と同席に。東京の会社関係の山岳部だそうで、明朝3時ごろから北穂高岳へ登られます。楽しい山の話を一杯聞かせてもらい、またおいしいウィスキー水割りをごちそうになりました。ありがとうございました。
これを見られたらコメントくださいね。

9/26 17:22

9/27 5:02

朝食です。

9/27 6:10

4日目。
名残惜しいけど下山です。

9/27 6:10

9/27 6:12

紅葉シーズンの日曜日にしてはテント場は空いているようです。

9/27 6:19

9/27 6:20

涸沢カールにテントがよく合いますね。

9/27 6:25

9/27 6:25

9/27 6:27

9/27 6:30

9/27 6:32

9/27 6:32

この絶景。
なかなか下山できません！

9/27 6:32

9/27 6:33

9/27 6:35

9/27 6:36

9/27 6:36

9/27 6:37

9/27 6:39

9/27 6:49

9/27 6:57

9/27 7:33

ここからはひたすら歩きました。

9/27 8:20

9/27 10:24

9/27 10:54

徳澤園と言えばっ。。。
お約束のポーズ！
ちょっと濃厚タイプでおいしいーっ！

9/27 12:17

嘉門次小屋

9/27 12:20

余裕があったので明神池にも寄ってみました。

9/27 12:40

嘉門次小屋でお昼ご飯。

9/27 12:49

梓川は本当にきれい！

撮影機器：

DMC-TZ30 Panasonic

EX-Z400 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

SH-12C SHARP

装備

個人装備

ソフトシェル グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス ストック ナイフ カメラ ヘルメット

共同装備

地図（地形図） コンパス GPS ツェルト

感想

mocco

　念願の紅葉最盛期の涸沢に来れました。涸沢だけでも良いと思っていたのに奥穂高岳まで登れて感激です。穂高は険しくて、とても私ら二人が登れるとは思ってもいませんでした。
　
　奥穂高岳から見る穂高連峰の迫力ある急峻な岩稜に圧倒され、私はただただ佇むだけです。

　長期天気予報が外れて2日目は山小屋で足止めとなりましたが、そのおかげで同室の穂高大好きというソロの方からいろいろと穂高、ジャンダルム、大キレットのお話が聞けました。こんな出会いがあるのも相部屋のいいとこですね。また、小屋にあったコミック「孤高の人」は面白く、7巻まで読みました。雪の北アルプス100km縦走なんていう巻もあり面白いですよ！

　3日目は薄日も射して待望の、そして不安一杯のザイテングラート、奥穂高岳です。ザイテングラート取付までは割と歩きやすいガレ場を、絶景に圧倒されながらゆっくりと登ります。雨しずくを残こした真っ赤なナナカマド越しに見る涸沢カールがいいですね！

　ザイテングラートは遠くか見てるとそれほどではないかなと思えるけど、実際登ってみると手強かったです。奥穂高岳は取付から見上げるとほぼ垂直の絶壁に梯子が2つ付いていて、本当にここ登れるんか？と思ってしまう。けど登ってみるとそれほどではなかったかな？でも下りは怖かった。

　涸沢からの帰りはパノラマコースにしようか迷ったけど、小屋や標識に岩稜登りに自信のない人は絶対に通らないようにと注意があるので今回は来た道を帰りました。でも岩稜地帯に行くまでのところで、また異なった涸沢カールの絶景をみることができたようです。
　

　

コメント

natsukichi

すごい‼︎
まさにベストシーズンですね‼︎紅葉のコントラストが美し過ぎて、写真に見とれてしまいました…。

mocco

Re: すごい‼
natsukichiさん、コメントありがとう
ほんとに美しすぎて。。。コースタイムがだだ遅れ になりました。