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Yamareco

記録ID: 7300015
全員に公開
沢登り
大峰山脈

大峰 稲村ヶ岳 モジキ谷:今シーズンの沢納め?

2024年09月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
マメゾウムシ その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:13
距離
19.0km
登り
1,283m
下り
1,294m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:11
休憩
1:02
合計
12:13
距離 19.0km 登り 1,283m 下り 1,294m
4:56
1
スタート地点
4:57
4:58
17
5:15
10
5:25
5:26
20
5:46
53
6:39
6:40
393
13:13
13:59
12
14:11
11
14:22
31
14:53
14:54
19
15:13
15:23
30
16:01
16
16:17
16:18
9
16:27
5
16:32
16:33
4
17:09
ゴール地点
観音峯登山口4:57〜モジキ谷出合6:10-35〜取水堰堤6:43〜バリゴヤ谷出合8:31-40〜大滝下9:39〜ミズナラ(サワグルミ?)老木11:19〜稲村ヶ岳13:30-59〜稲村小屋14:22〜法力峠15:13-23〜母公堂16:01〜観音峯登山口17:09
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
モジキ谷は上部になるほど斜度が急になる。
暗いうちに観音峯登山口を出発
2024年09月29日 04:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 4:57
暗いうちに観音峯登山口を出発
モジキ谷出合
渇水!
2024年09月29日 06:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 6:34
モジキ谷出合
渇水!
取水堰堤より入渓
2024年09月29日 06:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 6:43
取水堰堤より入渓
5m滝
右から巻く
2024年09月29日 06:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 6:45
5m滝
右から巻く
ナメ
2024年09月29日 06:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 6:51
ナメ
廊下状の長淵は右から巻く
2024年09月29日 06:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 6:53
廊下状の長淵は右から巻く
長淵の先の7M滝も、長淵と一緒に巻く
2024年09月29日 06:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 6:56
長淵の先の7M滝も、長淵と一緒に巻く
斜めバンド滝2m
2024年09月29日 07:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 7:13
斜めバンド滝2m
バンドを登る
2024年09月29日 07:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 7:14
バンドを登る
2条の滝だが、右は流れがチョロチョロ
左の斜滝から越える
2024年09月29日 07:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 7:40
2条の滝だが、右は流れがチョロチョロ
左の斜滝から越える
岩間4mで修行
右から巻く
2024年09月29日 07:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 7:57
岩間4mで修行
右から巻く
7m滝
左岸のお助けロープがあるところから
2024年09月29日 08:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 8:01
7m滝
左岸のお助けロープがあるところから
2024年09月29日 08:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 8:11
バリゴヤ谷との二俣
ここから大きな岩が多くなる
2024年09月29日 08:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 8:28
バリゴヤ谷との二俣
ここから大きな岩が多くなる
しばらく伏流となり、両岸が立ってくる。
2024年09月29日 09:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 9:33
しばらく伏流となり、両岸が立ってくる。
モジキ谷最大の18M滝なのだが、渇水で水量が少なくショボい
2024年09月29日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 9:39
モジキ谷最大の18M滝なのだが、渇水で水量が少なくショボい
お助けロープがかかった正面の支沢をしばらく登ってから、
2024年09月29日 09:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 9:42
お助けロープがかかった正面の支沢をしばらく登ってから、
左側の草付きに取り付く。
2024年09月29日 10:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 10:06
左側の草付きに取り付く。
本流に復帰するが、高巻きで登り過ぎたので、滝の上の7M滝も一緒に巻いてしまった。
2024年09月29日 10:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 10:28
本流に復帰するが、高巻きで登り過ぎたので、滝の上の7M滝も一緒に巻いてしまった。
4Mチョックストーン滝の直登が難しそうだだったの、枝沢から巻いたが、復帰に懸垂下降を要した。
2024年09月29日 10:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 10:54
4Mチョックストーン滝の直登が難しそうだだったの、枝沢から巻いたが、復帰に懸垂下降を要した。
小滝は続く
2024年09月29日 11:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 11:06
小滝は続く
標高1400mの二俣にある老木は、遡行図ではミズナラの老木となっているが、実はサワグルミと思う。ここを左俣に進まなければならないところを右俣に入ってしまう。
2024年09月29日 11:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 11:19
標高1400mの二俣にある老木は、遡行図ではミズナラの老木となっているが、実はサワグルミと思う。ここを左俣に進まなければならないところを右俣に入ってしまう。
急登で小滝をいくつか超えてしまったので、戻るよりは稜線に抜けてしまう方が安全と思い、標高差100mほど登る。ところが結構難易度が高い小滝が出てくる。ワンゲル部員には少々しんどい。小滝といえど、全体的にかなり急なため、落ちたらどこまでも転がって行ってしまう。この先にどんな状況が待ち受けているかも不安である。そこで尾根1つをトラバースして本来の谷に戻ることにする。草丈ほどの笹や、木を掴みながらトラバースし、最後は念のために懸垂下降で無事復帰する。
2024年09月29日 12:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 12:27
急登で小滝をいくつか超えてしまったので、戻るよりは稜線に抜けてしまう方が安全と思い、標高差100mほど登る。ところが結構難易度が高い小滝が出てくる。ワンゲル部員には少々しんどい。小滝といえど、全体的にかなり急なため、落ちたらどこまでも転がって行ってしまう。この先にどんな状況が待ち受けているかも不安である。そこで尾根1つをトラバースして本来の谷に戻ることにする。草丈ほどの笹や、木を掴みながらトラバースし、最後は念のために懸垂下降で無事復帰する。
小滝はまだ続く。
2024年09月29日 12:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 12:35
小滝はまだ続く。
途中、テントにポール、袋に入ったシュラフが半分土砂に埋まって散乱している。人も埋まっているのではとビビるが、人骨も腐敗臭もなし。帰宅してから調べてわかったことだが、2020年1月に遭難事故があり、その時に救助された人が残していったものらしい。
2024年09月29日 12:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 12:48
途中、テントにポール、袋に入ったシュラフが半分土砂に埋まって散乱している。人も埋まっているのではとビビるが、人骨も腐敗臭もなし。帰宅してから調べてわかったことだが、2020年1月に遭難事故があり、その時に救助された人が残していったものらしい。
最後は草付きを詰める。
2024年09月29日 13:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 13:17
最後は草付きを詰める。
稲村ヶ岳に到着
2024年09月29日 13:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 13:31
稲村ヶ岳に到着
登山道にて法力峠経由で下山
2024年09月29日 17:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/29 17:10
登山道にて法力峠経由で下山
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング セルフビレイランヤード キャメロット 渓流シューズ トポ ルート図
共同装備
ロープ ハンマーバイル ナイフブレード

感想

9月最後は禁漁前の竿納めのつもりであったが、ワンゲル部員から沢の希望があり、日曜日に大峰のモジキ谷を遡行することにした。モジキ谷は天川村漁協の管轄で既に禁漁期間となっているため、これで今シーズンの納竿は東北遠征中の大深沢となってしまった。同行のワンゲル部員は沢ヤ希望の1回生1名である。
モジキ谷は過去2回遡行していて、今回は渇水ということもあり、スムーズに行けるかと思いきや、そう簡単にはいかなかった。最後の詰めで、標高1400mの二俣を右の谷に入ってしまう。全体的に急で小滝をいくつか超えてしまったため、戻るよりは稜線に抜けてしまう方が安全と思い、標高差100mほど登る。ところが、結構難易度が高い小滝が出てきて、ワンゲル部員には少々しんどい。小滝といえど、全体的にかなり急なため、落ちたらどこまでも転がって行ってしまう。そこで尾根1つをトラバースして本来の谷に戻ることにする。草丈ほどの笹や、木を掴みながらトラバースし、最後は念のために懸垂下降で無事復帰する。
本来の谷に復帰して、登っていくと、テントにポール、袋に入ったシュラフが半分土砂に埋まって散乱している。人も埋まっているのではとビビるが、人骨も腐敗臭もなし。帰宅してから調べてわかったことだが、2020年1月に遭難事故があり、その時に救助された人が残していったものらしい。
天気は1日パッとせず、時折小雨がパラついたことはあったが、何とか下山まで持ってくれた。モジキ谷は標高差1000mを登るため、全体的に急で、最後はかなり急な詰めとなる。関西起点沢登りルート100ではグレード的には1級上だが、それはスムーズに行ってのことで、リスクは結構高い沢と思われる。車1台だと、余計に2.5時間も歩くことになるため効率も悪い。詰めでの間違いもあり、12時間行動という長丁場となってしまった。同行のワンゲル部員にとっては、いろいろと実戦的な経験ができたのではないかと思う。

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4/5

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