ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7318138
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

餓鬼岳~燕岳(白沢登山口↑中房温泉↓)

2024年10月05日(土) ~ 2024年10月06日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:04
距離
18.7km
登り
2,564m
下り
2,102m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:30
休憩
0:14
合計
6:44
7:56
9
8:36
48
9:24
9:29
22
9:51
9:53
101
11:34
14
11:48
79
13:07
13:13
47
14:00
11
14:11
22
14:33
14:34
6
2日目
山行
6:40
休憩
0:37
合計
7:17
4:31
132
6:43
6:49
41
7:30
7:34
22
7:56
8:02
58
9:00
9:07
33
9:40
9:41
8
9:49
9:56
4
10:00
7
10:07
10:08
5
10:13
15
10:28
10:29
7
10:36
10:37
12
10:49
12
11:01
11:02
12
11:14
11:15
10
11:25
11:26
22
天候 初日:曇り→晴れ。14~17℃
2日目:ピーカン!6~18℃
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
▼行き(松本で前泊)
JR大糸線
松本駅 6:28
信濃常盤駅 7:33

アルピコタクシー(3,000円 / 0261-23-2323)
信濃常盤駅 7:40
白沢登山口 8:00

▼帰り
中房温泉乗合バス線(安曇観光タクシー)
中房温泉 12:30
穂高駅 13:25

JR大糸線 ※ICカード使えない
穂高駅 13:30
松本駅 14:00

JR特急あずさ74号
松本駅 14:07
新宿駅 17:08
コース状況/
危険箇所等
要所にハシゴ・橋・鎖・ロープはありますが、細いし、朽ちてるしで良い塩梅のスリルあり。最上級の危険箇所はありませんが、プチ滑落ポイントが随所にある感じ。中級以上(整備されてなかったら沢登り要素満載の上級ルート)で楽しめるルートでした。

▼白沢登山口~餓鬼岳
・登山口~魚止の滝
登山口から林道を進むとほどなく沢沿いに。
ここから2kmほど沢沿い。渡渉(複数)、細い木の橋、滑りやすい斜めの橋、鎖、ロープが続くアスレチックコース。楽しく歩けますが、標高を稼げないことに気づいてその後の急登が頭をよぎります。

・魚止の滝~大凪山
魚止の滝を過ぎると樹林帯へ。
4kmで餓鬼岳まで標高差1350mですが、まずは大凪山まで700mほどの急登。登山道が細くマジで長く感じます。

・大凪山~百曲~餓鬼岳
大凪山を過ぎるとしばらくボーナスステージ。2300mくらいまでは緩やか。百曲りまで来ると最後の急登。300mほど登ります。
餓鬼岳小屋までくれば頂上まで5分ほど。晴れてれば絶景!

▼餓鬼岳小屋~燕岳
燕岳まで6.5kmほどの稜線。思ったよりタフだった…
・小屋~剣ずり~東沢岳~東沢乗越
岩場の剣ずりが核心部と思っていましたが、その後の東沢岳までがタフ。樹林帯時々岩場のアップダウンがひたすら続きます。1つ1つのアップダウンは小さいのですが、すんなり歩けないので長く感じるし体力も削られます。

・東沢乗越~燕岳
このルート最後の登り返し。標高差500mをひたすら登ります。稜線に出ると絶景!燕岳まで楽しく歩けます。

▼合戦尾根
とても歩きやすいし、人も多い。
餓鬼岳とのギャップがすごいです。
その他周辺情報 ・信濃常盤駅
駅の前にキレイな公衆トイレと自販機1 台。

・白沢登山口
車が4台ほど停めれます。何もありません。

中房温泉
温泉、ソフトクリーム、コーラ
白沢登山口からスタート
1
白沢登山口からスタート
長い道のりの始まり
長い道のりの始まり
10分ほどで沢沿いに。最初の橋が登場。いきなり不安定で滑りやすい。
10分ほどで沢沿いに。最初の橋が登場。いきなり不安定で滑りやすい。
名物のメッセージ
1
名物のメッセージ
こんな感じでアスレチックな道が2km続きます
1
こんな感じでアスレチックな道が2km続きます
ハシゴもこんな感じ
1
ハシゴもこんな感じ
ロープもこんな感じ
1
ロープもこんな感じ
随所に渡渉あり
沢におりたり、巻いたり
1
沢におりたり、巻いたり
前日までの雨で水量多いっぽい
1
前日までの雨で水量多いっぽい
ここだけじゃなくてずっと滑りやすかった
1
ここだけじゃなくてずっと滑りやすかった
ナメ歩き
魚止の滝。デカい!
2
魚止の滝。デカい!
めっちゃ轟音
分かりにくいけど渡渉ポイント
1
分かりにくいけど渡渉ポイント
このデカい岩を渡渉+ナメ歩きで超えると急登の始まり
1
このデカい岩を渡渉+ナメ歩きで超えると急登の始まり
おっしゃる通り
樹林帯をひたすら登る
1
樹林帯をひたすら登る
距離はさほどないんですけどね,,
2
距離はさほどないんですけどね,,
雨だと思っていたら青空!葉も色づきはじめてます
1
雨だと思っていたら青空!葉も色づきはじめてます
大凪山、2079m。急登はひと区切り。しばらく緩やかな登り
1
大凪山、2079m。急登はひと区切り。しばらく緩やかな登り
こんな感じ
なんと針ノ木と蓮華!紅葉も!今後の絶景に期待
2
なんと針ノ木と蓮華!紅葉も!今後の絶景に期待
この角度の蓮華岳は存在感がすごい
1
この角度の蓮華岳は存在感がすごい
大凪山からはぬかるみが酷かった
1
大凪山からはぬかるみが酷かった
ここから最後の急登。300mほど九十九折り。キツイけど、、
1
ここから最後の急登。300mほど九十九折り。キツイけど、、
空が晴れて景色が心地よい
1
空が晴れて景色が心地よい
もうちょい、、
稜線間近のこういう景色はいつ見ても良き
1
稜線間近のこういう景色はいつ見ても良き
常念と横通岳
餓鬼岳小屋!やっと着いた、、
1
餓鬼岳小屋!やっと着いた、、
そして山頂へ。餓鬼岳、2647m。
3
そして山頂へ。餓鬼岳、2647m。
立山連峰@餓鬼岳
龍王、立山、剱もばっちり@餓鬼岳
4
龍王、立山、剱もばっちり@餓鬼岳
剱、針ノ木、蓮華岳@餓鬼岳
1
剱、針ノ木、蓮華岳@餓鬼岳
雲海の向こうに鹿島槍@餓鬼岳
3
雲海の向こうに鹿島槍@餓鬼岳
三つ岳から烏帽子の稜線
1
三つ岳から烏帽子の稜線
ずんぐりした野口五郎岳@餓鬼岳
1
ずんぐりした野口五郎岳@餓鬼岳
鷲羽とワリモ@餓鬼岳。鷲羽は槍穂高た黒部五郎からとは違った形してて面白い
1
鷲羽とワリモ@餓鬼岳。鷲羽は槍穂高た黒部五郎からとは違った形してて面白い
槍も!左に燕のギザギザ@餓鬼岳
槍も!左に燕のギザギザ@餓鬼岳
雲海越しの立山もういっちょ
雲海越しの立山もういっちょ
振り返り餓鬼岳山頂と青空
振り返り餓鬼岳山頂と青空
明日歩く稜線。右が剣ズリ。奥に常念、横通、大天井のパノラマ稜線
1
明日歩く稜線。右が剣ズリ。奥に常念、横通、大天井のパノラマ稜線
鷲羽方面に沈む夕陽
3
鷲羽方面に沈む夕陽
日の入り前の餓鬼岳
1
日の入り前の餓鬼岳
4:30スタート。岩場を歩くので慎重に
2
4:30スタート。岩場を歩くので慎重に
夜明けの気配、たまらん!真ん中は剣ずり。その左が餓鬼岳
2
夜明けの気配、たまらん!真ん中は剣ずり。その左が餓鬼岳
裏銀座の夜明け。三つ岳から烏帽子
1
裏銀座の夜明け。三つ岳から烏帽子
なかなか際どい角度のハシゴ。こんな感じがいくつか続きます。右側は崖。樹木があるので高度感は緩和されてますが、慎重に歩きたいところ。
なかなか際どい角度のハシゴ。こんな感じがいくつか続きます。右側は崖。樹木があるので高度感は緩和されてますが、慎重に歩きたいところ。
見事な雲海!
このピークは巻きます。左側に燕山荘の灯り。まだまだ遠いなぁ…結局、ここから5時間くらいかかってしまった、、
1
このピークは巻きます。左側に燕山荘の灯り。まだまだ遠いなぁ…結局、ここから5時間くらいかかってしまった、、
裏銀座全景1。平行しているからよく見えます、、、とにかく絶景
1
裏銀座全景1。平行しているからよく見えます、、、とにかく絶景
しっかり岩場です
1
しっかり岩場です
立山のこの角度も何度も見てしまうし、撮ってしまう
立山のこの角度も何度も見てしまうし、撮ってしまう
手間に唐沢岳、針ノ木、蓮華
1
手間に唐沢岳、針ノ木、蓮華
裏銀座全景2
五竜と鹿島槍も!
1
五竜と鹿島槍も!
燕も近づいてきた!左奥が大天井かな、
1
燕も近づいてきた!左奥が大天井かな、
岩場を離れていったん樹林帯のくだり
1
岩場を離れていったん樹林帯のくだり
モルゲン立山
見事な燕岳!登り返しきつそう…
見事な燕岳!登り返しきつそう…
アップで
ザレ場を横切る。滑りやすいからちょっと緊張
1
ザレ場を横切る。滑りやすいからちょっと緊張
振り返り剣ズリ
アルプス稜線歩きの醍醐味
アルプス稜線歩きの醍醐味
燕から常念
裏銀座全景3
鷲羽から野口五郎
1
鷲羽から野口五郎
野口五郎岳
1つ1つは短いけど、八峰キレットより歩きにくい印象
1
1つ1つは短いけど、八峰キレットより歩きにくい印象
天気良すぎだろ
東沢岳、2497m。やっと着いた。細かいアップダウンでなかなか辿り付かなかった
1
東沢岳、2497m。やっと着いた。細かいアップダウンでなかなか辿り付かなかった
本日最後の立山
烏帽子、南沢岳、不動岳、船窪岳
1
烏帽子、南沢岳、不動岳、船窪岳
本日最後の登り返し。燕の稜線まで500m!
本日最後の登り返し。燕の稜線まで500m!
東沢乗越。ここから登り返しスタート。
1
東沢乗越。ここから登り返しスタート。
序盤は樹林帯。リズムよく歩ける登り道
1
序盤は樹林帯。リズムよく歩ける登り道
稜線までもうちょい
1
稜線までもうちょい
歩いてきた稜線。中央で餓鬼岳と剣ズリが重なってます。距離は大したことないなんだけどなぁ、、長かった。
1
歩いてきた稜線。中央で餓鬼岳と剣ズリが重なってます。距離は大したことないなんだけどなぁ、、長かった。
五竜、鹿島槍、爺ヶ岳
2
五竜、鹿島槍、爺ヶ岳
もうちょい!
稜線乗った!
槍がバーン!
西鎌から三俣蓮華も
1
西鎌から三俣蓮華も
鷲羽、ワリモに水晶
1
鷲羽、ワリモに水晶
水晶、野口五郎
燕、槍、三俣蓮華、鷲羽の全景
燕、槍、三俣蓮華、鷲羽の全景
燕への稜線。サイコーすぎるだろ
燕への稜線。サイコーすぎるだろ
前穂、吊尾根、奥穂
前穂、吊尾根、奥穂
燕までもうひと息。山頂に人がたくさんいる
1
燕までもうひと息。山頂に人がたくさんいる
燕岳、2763m
表銀座@燕岳。中央が大天井
1
表銀座@燕岳。中央が大天井
立山連峰@燕岳
北燕越しの立山
めがね岩
振り返り燕
燕と裏銀座
燕山荘とーちゃく!長かったぁ、、ここから中房温泉まで5.5km。予定の1つ前のバスに間に合いそうなので、急いでおります
1
燕山荘とーちゃく!長かったぁ、、ここから中房温泉まで5.5km。予定の1つ前のバスに間に合いそうなので、急いでおります
合戦小屋。20分ほどでとーちゃく
1
合戦小屋。20分ほどでとーちゃく
ひたすらおります
1
ひたすらおります
中房温泉とーちゃく!飛ばし気味だったので1.5時間ほど。おつかれさまでしたー
1
中房温泉とーちゃく!飛ばし気味だったので1.5時間ほど。おつかれさまでしたー

感想

餓鬼岳と燕への稜線を歩いてきました。
いずれも良い山!良いルート!経験値上がるし、絶景だし、穴場だし。
噂どおりキツいですが山を堪能できます。

餓鬼岳までは体感が長い。
前半の沢沿いアスレチックは楽しいのですが、ぜんぜん標高を稼げない。
後半4kmで1400m近く登りますが、ここがしんどい。
登山口の標高が低いので(990mほど)、真夏だと暑すぎて熱中症に注意。

餓鬼岳から燕の稜線もなかなかタフ。
ここがヤバい!みたいなハイライトはないのですが、プチ危険箇所が随所にある感じ。
岩場の細かいアップダウンが続くので、地図には現れない歩きにくさがあります。
個人的には八峰キレットよりタフに感じました。
東沢乗越(2250m)から燕の稜線(北燕平/2730m)への登り返しは、傾斜がほど良く登れるので、数字よりは楽に感じます。

そして今回ラッキーだったのは天気。
雨予報から一転してどピーカン!雨を覚悟していたので余計に嬉しい。
悪天候で山行中止がつづいた2024夏でしたが、、晴れてるとこんなにも絶景とは。
餓鬼岳山頂も、稜線も、常念や槍穂高、立山をふだんと違う角度で堪能できます。

ちなみに餓鬼の先っちょの唐沢岳ですが、燕岳への縦走とセットで一泊二日は厳しいので次回にお預けとしました。

気軽に行ける山ではありませんが、人も少ないし、すごく良い山だと思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:49人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら