倉沢BS 倉沢見通尾根・三ツドッケ・ハナド岩・仙元峠・蕎麦粒山・棒ノ折山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,685m
- 下り
- 1,915m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:37
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅 〜 倉沢BS 6:27 〜 6:43 16分 ¥360 帰り : 国際興業バス 飯能駅行き さわらびの湯 〜 西武池袋線飯能駅 17:37 〜 18:22 45分 ¥620 |
コース状況/ 危険箇所等 |
倉沢見通尾根 倉沢BSから表示があるのは倉沢のヒノキまで。 それ以降は表示一切なしで、 取り付きはヒノキの左側から後ろをひたすら直登。 たまにピンクテープあり。 ただ、尾根を登るだけだから問題はなさそう。 とにかく急坂だけど、危険はないと思う。 ヨコスズ尾根 ちょー快適な歩きやすい尾根道。 ピークを踏むも良し、巻くも良しの至れりつくせり。 一杯水避難小屋〜三ツドッケ 小屋裏から行くといきなり急坂からの細かいアップダウンで、 意外と距離があった。 一度巻道から取り付きまで行って登る方が楽だと思う。 一杯水避難小屋〜仙元峠 巻道で行けばアップダウンもあまりない、 ゆるゆるハイキングが楽しめる。 途中何度も尾根道と交わるので、 体力が余ってるなら、 開放感ある尾根道歩いてみるのも一興かと。 仙元峠は巻道の途中には無いので、 行くならかなりの急登を覚悟すべし。 仙元峠〜日向沢ノ峰 仙元峠〜蕎麦粒山、蕎麦粒山〜桂谷ノ峰間は、 大きく下り、大きく登る感じ。 桂谷ノ峰〜日向沢ノ峰間は、 開放感あり、緩やかな防火帯歩き。 日向沢ノ峰〜長尾ノ丸 取り返しがつかなくなるんじゃと 不安になるほどの激下りと細かなアップダウンを4回ほど繰り返す。 ヤセ尾根のアップダウンは個人的に楽しめたが、 ザレ石の上に葉っぱが敷き詰められた激下りは、 結構苦しんだ。 長尾ノ丸〜棒ノ折山 それなりのアップダウンはあるが、 危険はなさそう。 棒ノ折山〜白谷沢登山口 下りでは岩場はかなり滑るので注意が必要。 渡渉箇所は道があってないようなものなので、 水に浸かるのを予め覚悟しておく必要あり。 |
その他周辺情報 | 温泉 : さわらびの湯 3時間¥800 |
写真
こちらから登られてきたベテランハイカーの方としばし談笑。
よくわからないまま尾根伝いに上ってきたら、
立ち入り禁止区域から出てきてしまった旨をお伝えすると、
ありがたいことに、
ヤマコーではなく、奥多摩の詳細地図の存在を教えていただけた。
そこには倉沢見通尾根以外にも、
ヤマコーだとバリルートとなっている尾根も詳細に記載されていた。
今度、買おうっと。
俺のイメージではなんかもっとこう、
味のあるって言うか、
寂れた感じって言うか、
そんなのを想像していただけに、
ものすごくシンプルな感じだったので、
これはただの物置なんじゃなかろうかと思ったんだけど。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
ちょっとトレラン的な事でもしてみよっかな。
そう思ったのには理由があって。
まず、
サブバッグとして購入したトレラン用のリュックが手元にあるものの、
これって、テン泊以外では俺の山登りにおいては、
果たしてどう活用できるのだろうかとの疑問から始まり。
そう言えば、
これを背負って歩いた時、
どこまでも行けそうな気がしたよなぁと。
最近の山行では、
歩きにおいて敗北感ばかり植え付けられてたから、
こいつを背負って長距離をガッツリ歩けば、
自信が回復するのではなかろうかと。
それで今回のルートを、
トレランもどきで、すたすた歩き通してやろうと考えたわけで。
昨夜その準備をしていたのだけど、
最初はホントに飲み物と食料だけにするつもりだった。
でも、
持って生まれたリスクマネジメント能力が、
どんどん最悪な事態を想定して。
まず、
10月の山を舐めたらあかんと言う事で、
フリース持って行く事になり。
茶屋とかないし、
水場だって怪しいから、
もっと持ってった方がいいって。
と言う事で、
水は1リットルから2リットルに、
おにぎり三個とパワーバー3個、ウィダーインゼリー2個を持っていく事になり。
エスケープルートがどこも急坂だから、
万が一怪我したら帰れなくなる恐れがあるよっ。
と言う事で、
ストックを持って行く事になり。
もうフリースを詰め込む段階でサブバッグじゃ無理って事になり、
ザレた急登をランニングシューズで登りきる自信もなかったので、
計画はご破算に。
それでも、
背負う荷物を出来うる限り軽くし、
長距離を歩いて自信をつけるってのだけは生かされ。
で、今回の山行。
正直に言うと、眺望は期待していなかった。
あまりレコにアップされないエリアだし、
アップされてるのも見てみると、
すごく健脚の方だったり、
バリルート探索されてる玄人の方だったり。
素人丸出しに眺望が山登りにおける大半を占めてるような俺には、
敷居の高い場所なんじゃないかと思ってて、
なかなか行けなかった。
だけどどうした事だ。
めっちゃ楽しかった。
倉沢見通尾根ののっけからの急登に、
四肢を使って岩や木の根をよじ登るのが、もう。
広い尾根だから、ルートは自由に選べるし。
久しぶりに全く眠気を感じる事なくスタートできた。
そして合流したヨコスズ尾根。
これも開放感が気持ち良く。
さらに、まぁ、とにかく良い天気と心地よい風が、
そこに上乗せされちゃったから、ねぇ。
そんでその後の三ツドッケとハナド岩。
ひっさしぶりに気持ちの良い景色を味わえた。
富士山もええ感じやったし。
テンション上がり過ぎて、
同じような写真を何枚撮った事やら。
お次の仙元峠から日向沢ノ峰までの道は、
尾根と巻きを好きに選べるコースで、
気分屋の俺には最適。
開けた防火帯も気持ち良かったし。
想定外の気持ちよさ。
日向沢ノ峰から棒ノ折山までは、
THE奥武蔵って感じで、
整備されていないザレた激下りと、
細かなアップダウンの繰り返し。
標識も懐かしの黄色の秩父何号線へっていうあれくらいだし。
県を跨ぐだけでこんなに違うものなん?
って思いながら歩けるのもまた新鮮で。
最後にはこの間の丹沢で実現できなかった、
沢からの温泉っつうのも満喫できたし。
荷が軽かったにも関わらず、
大変きつかったと言う自身の課題は残ったけれど、
コース自体はいろんな楽しみがあって。
充実した1日やったな。
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