観音平 - 編笠山 - 権現岳 - 三ツ頭 周回コース

2015年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 08:49
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,446m
• 下り: 1,455m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:09
• 合計: 8:49

5:33 観音平
6:21 6:22 雲海
6:55 6:55 押手川
8:09 8:27 編笠山
8:50 8:51 青年小屋
9:30 9:30 のろし場
9:48 9:49 西ギボシ
10:06 10:12 東ギボシ
10:32 10:33 権現小屋
10:35 10:36 縦走路分岐
10:40 10:54 権現岳
11:31 11:46 三ッ頭
11:47 11:48 三ツ頭分岐
12:33 12:33 木戸口公園
12:47 12:56 ヘリポート跡
13:55 13:56 八ヶ岳横断歩道分岐
14:22 観音平

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

観音平駐車場を利用しました。朝5時頃に着きましたが4割程度しか止まっていませんでしたが、14時に観音平に着いた時には駐車場は満杯で駐車場に続く舗装路の路駐の列が200mほどになっていました。

コース状況／危険箇所等

日本列島を縦断していった爆弾低気圧が通り過ぎて、天候が回復するのが分かっていたので久しぶりの南八ヶ岳へ向かいました。登山道にはほとんど雨の影響はありませんでした。全般的に危険箇所はないコースですが、ギボシへの登り下りで危険を感じました。編笠山からギボシを目指してくる登山者は、登りで足が疲れていたりするとよろけてバランスを崩したりすると、崖の下に滑落する危険がありますので気をつけて下さい。
山頂の紅葉は終わりかけています。この数日の強風で紅葉した葉が散ってしまったそうです。
編笠山からギボシ、権現岳、三ツ頭、木戸口までのコースは展望が素晴らしく気に入っています。これまで木戸口から下りはただ下るだけでしたが、今回立ち寄ったヘリポート跡からの展望は天候に恵まれれば絶句ものです。今後はこのヘリポート跡での休憩が一つの楽しみになりました。

その他周辺情報

権現岳山頂付近のダケカンバの紅葉も終わりかけています。権現小屋の主人から聞いた所、前日までの強風で紅葉した葉がかなり散ってしまったのが理由だそうです。今日も強風でしたので今週が最後になりそうです。
今回の登山では他の登山者にほとんど会わず、どの山頂も景色を独り占めすることができました。

写真

10/3 6:21

観音平駐車場を5時30分に出発して50分、最初のポイント雲海に到着。

10/3 6:21

常緑樹の合間に広葉した樹木

10/3 6:27

しばらくこんな登山道が続きます。

10/3 6:40

結構落葉しています。

10/3 6:42

そういえば出発してから誰にも会っていません。静かな登山です。

10/3 6:56

出発して1時間半、押出川に到着。

10/3 6:57

ここは編笠山と青年小屋への分岐点、左の編笠山への道を進みます。

10/3 7:04

この辺りは苔むした森林で癒されます。

10/3 7:22

前回はこの辺りを下つていて足元ばかり見て歩いていたら、いつしか登山道を外れてしまい、気がつくとこんな森の中に迷い込んでいました。戻るに戻れず、GPSに頼って登山道に戻った経験があります。

10/3 7:32

ナナカマドの紅葉

10/3 7:33

登り始めて2時間、振り返ると雲海に浮かぶ富士山。

10/3 7:42

キノコと紅葉したナナカマドの落葉、秋ですね。

10/3 7:46

はしごを登るとそろそろ山頂が近くなってきます。

10/3 7:59

紅葉、雲海、富士山、南アルプス連山と期待通りの景色。

10/3 8:00

文句無しの眺望

10/3 8:09

久しぶりの編笠山山頂、前回は雪に覆われていました。

10/3 8:09

手前に西岳の山頂、その向こうに諏訪湖、そして遠方に北アルプス。8月に登った槍ヶ岳がツンととんがって見えます。

10/3 8:13

手前にこれから登るギボシ、権現岳。左側に阿弥陀岳、中岳、赤岳。中岳と赤岳の間に横岳。一番左の端が蓼科山。八ヶ岳の主峰が一望です。

10/3 8:13

中央遠方に見えるのが北八ヶ岳の蓼科山、山頂が広大で特異な山です。

10/3 8:13

南アルプス。甲斐駒ケ岳、アサヨ岳、北岳、地蔵岳など。

10/3 8:13

御嶽

10/3 8:20

のろし場、ギボシ、権現岳山腹は紅葉の最盛期。

10/3 8:44

編笠山山頂での眺望をひとしきり楽しんで青年小屋へ向けて出発。

10/3 8:51

青年小屋へは15分程度。そこから権現岳へは1時間30分。

10/3 9:28

のろし場に到着。ここからギボシへの登りはガレ場が続きます。

10/3 9:36

青空が綺麗ですが風が強くアウターが必要です。

10/3 9:36

振り返ると先ほどの編笠山が低くなっています。

10/3 9:38

この辺りは滑落に注意です。

10/3 9:49

ギボシが目前に迫り、権現岳山頂の大きな岩もはっきり見えます。

10/3 9:55

草ロバを経てギボシへ。

10/3 10:07

いままで仰ぎ見ていた赤岳が真横に見てるようになりました。

10/3 10:07

権現小屋と権現岳

10/3 10:09

ギボシの頂上には石仏。お賽銭は権現小屋を閉めるときに小屋の主人が回収し、登山道整備に使うそうです。

10/3 10:10

赤岳、横岳、阿弥陀岳、硫黄岳、北横岳、蓼科山

10/3 10:11

編笠山と南アルプス。

10/3 10:35

権現岳山頂直下から振り返ると、権現小屋の向こうにギボシ。山頂に登山者がたくさんいました。

10/3 10:37

権現岳山頂へあと少し。

10/3 10:38

小さな水溜りに氷が張っていました。

10/3 10:40

登り始めて5時間10分、権現岳に到着。

10/3 10:42

手前の岩場が権現岳山頂の大きな岩の頭。

10/3 10:42

遠方は御嶽、乗鞍、北アルプス。

10/3 10:42

山頂から続く権現沢と南アルプス。

10/3 10:42

これから向かう三ツ頭。

10/3 10:47

権現沢の左側の稜線沿いに出発した観音平へ下っていきます。

10/3 10:48

富士山も見納め。

10/3 10:53

金峰山と手前中腹に見える瑞牆山。

10/3 10:57

三ツ頭への下りのも鎖場、楽しませてくれます。

10/3 11:03

結構急なガレ場の下り、怖いのでお尻を着いて降りました。

10/3 11:05

紅葉も散り始めて終わりかけています。

10/3 11:11

芸術的な枝ぶりです。

10/3 11:17

赤岳ですが、葛飾北斎の冨嶽のような山容。

10/3 11:22

紅葉の向こうに権現岳、赤岳。

10/3 11:31

三ツ頭に到着。

10/3 11:32

三ツ頭山頂は広く、休憩にはもってこい。

10/3 11:37

ポテトサラダでエネルギー注入。

10/3 11:31

三ツ頭から10分、前三ツ頭分岐で観音平へ下っていきます。

10/3 11:48

前三ツ頭分岐。

10/3 12:13

木戸口までは展望が良く楽しめます。

10/3 12:19

木戸口の手前、この辺りで展望とはお別れ。

10/3 12:33

登山開始から7時間、木戸口に到着。

10/3 12:43

熊笹の中を下っていきます。

10/3 12:58

ヘリポート跡着。いつも通り過ぎていましたが景色が良さそうなので寄り道してみました。

10/3 12:52

うわっ、なんじゃこりゃ！
しか言葉がでません。

10/3 12:52

この開けた風景の中で休憩。疲れた体が心底癒されます。

10/3 13:17

ひたすら下ります。ただひたすら、、、

10/3 13:37

なんじゃこりゃ？

10/3 13:43

登山開始から8時間10分、延命水に到着。もうすこしだ、へばりました。

10/3 13:55

観音平駐車場へは最後の最後に10分程度の登り返しがあります。下りで疲れた脚にはなんだか気持ち良く感じます。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

ストレイシープ

7月に利尻山、大雪山。8月に槍ヶ岳と登った後、ジムにも行かずだらだらと過ごす日々が続き、こりゃやばいな、、、と感じていたのでリハビリを兼ねた体力測定のつもりででホームグラウンドの八ヶ岳へ出かけてみました。
思った通り編笠山から青年小屋までは良かったのですが、権現岳へ向かおうとした時になんか疲れたなぁ、このまま権現岳はやめて帰ろうかなぁ、と今まででの山行では考えてもみなかったマイナス思考の思いがこみ上げてきました。なんとか当初の予定通り周回コースを回ってきましたが、下りで膝が痛くなり、運動不足を痛いほど感じました。
日頃のトレーニングは大切だということが思い知らされた登山となりました。