栗駒山(いわかがみ平から東栗駒山・秣山経由)
- GPS
- 05:01
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 807m
- 下り
- 800m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:57
天候 | 晴れのち曇り 登山口(1,100m)~1,300m辺りのみ晴れ それ以外は霧にて視界不良 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:岩手県交通バス須川温泉線(10/31まで毎日運行)須川温泉より 16:35発(他11時台の2本のみ) 一ノ関駅まで 片道¥1,500 約1時間20分 往路では駅バス停前のきっぷ売り場でお得な切符が買えるそうですが、復路の須川温泉では買えません。 ミヤコーバス、岩手県交通バス共に¥10,000、¥5,000、新¥1,000札、新¥500硬貨の両替はできません(新¥1,000札、新¥500硬貨での支払いは可)どちらも予約なしで数台増便が出ます。 ミヤコーバスはこの日7便。下り8:26着の新幹線で3~40人ぐらいの待ち。発車時刻まで先に乗り込んで座らせてくれますが、次の9:12着でも余裕で座れました。 須川温泉線は途中の停留所には止まらず駅直行です。2便出ましたがどちらも座れました。 1便目は先に待ってた人たちが乗り込んで満席になった時点で、10分ぐらい早く発車。2便目は時間通りに発車しました。渋滞もなく、18:38発上り新幹線に余裕で間に合いました。 一ノ関駅でのお弁当類は期待できません。 駅弁屋は完売で何もありません。 お土産屋さんは乾き物のおつまみ程度です。 駅そばスタンドがありますが18時で閉店です。 (2便目の人たちは間に合いませんでした) 改札外と改札内に2店舗NewDaysがあるので そこでおにぎりやサンドイッチ等を購入するしかないです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的にぬかるみ著明 防水シューズ必須です |
その他周辺情報 | 元湯須川高原温泉 日帰り入浴¥700 入浴利用以外はトイレを利用できません (売店利用はOK。バスのための両替もさせてもらえます) トイレは須川駐車場の公衆トイレのみ 須川ビジターセンターに靴の洗い場が3つありますが、利用できるのは16時までです |
写真
感想
すごく混むからイヤだとずっと渋り続けてきたダンナを何とか説得し、ついに念願の栗駒山に来ることができました。
見頃が10/8頃という事だったので、混むのは覚悟の上でしたが、想像ほどでもなかった。やっぱり3連休がピークなのかな。
それよりも心配だったのは天気。当日は1日曇り予報。くりこま高原駅に着いた頃にはまさかの小雨。登山口までの1時間、約30キロの道中はずっと小雨に加え、一寸先はまっちろけのガッスガス!窓からはなーーんも見えていなかった。
完全諦めモードでモヤモヤの中到着しバスを降りたら、アレ?明るく晴れ渡って青空も!もしかして、雲を抜けて天空に来たってこと?(1100mで?)いずれにしろこれはラッキー!
いわかがみ平から山頂ピストンまたは東栗駒山経由の周回コースだと、15:05発の帰りの紅葉号で帰れるのだが、今回は神の絨毯に加え、新湯沢の沢登りと天空のモン・サン=ミシェルにはどーしても行きたかったので、今回のコースを選択。健脚かつ駿足な方でないと温泉に入る時間がないので、温泉は断念。
団体さんに紛れて栗駒レストハウスに行きそうになるが、東栗駒コースの登山口はその手前。かなり小狭いので見落とすところだった。そして入るなりいきなりグチョッ!ズブッ!田んぼに突っ込んだ?どろんこクイズのバツに突っ込んだ?的な泥んこ洗礼を受ける。想像以上です。
でも登るにつれどんどん空が晴れ渡ってきて、いよいよ新湯沢に出ると、ついさっきまで霧世界とは思えない澄み切った青空!振り返るとモクモクの雲海!しかも気温も上がってTシャツで十分な暑さ!それを清流が緩和してくれて、気ン持ちいいったら!やっぱりこっちに来て良かったー!!たった100mでしたがワクワクしたアドベントゾーンでした。
山頂が見えてきた頃、ちょうど山頂にかかっていた雲も一瞬だけ晴れて、その全容と青い空、そして赤・黄・緑そして黄金の鮮やかな絨毯が一面に拡がり…夢のような景色が目の当たりになり感無量でした。ほんの一瞬であっという間に辺り一面真っ白になってしまいましたが、その一瞬だけでも来た価値がありました。
山頂は人でごった返していたのと既にガスガスになってしまったのもあり、通過したのみで先を急ぎます。憧れの黄金の小径に向かって…。
…と思ったものの、そこまでが長い!とにかく長い!そして延々と続くぬかるみ地獄!!もう泥んこプロレス状態!まだ下りだったから歩けるようなもので、これが登りだったらと思うと、癒されに来たはずが修験道。須川温泉からの周回コースだったら反時計周りは絶対、ゼーッタイにオススメしない!(ドMの方を除く)
その長い長い天馬尾根を抜けると、ついに現れた…通称「天空のモン・サン=ミシェル」白銀草原。黄金色のモフモフとした草原の中に、あえて無修繕のくたびれた木道。抜けるような青空の下を懇々と歩くのが憧れだったけど、あれーやっぱりまっしろけ。ちょっとがっかりしかけたけど、歩き続けるうちに何だか幻想的な世界に見えてきて、このまま霧に包まれて別世界に入っていくんじゃないか…という神秘に満たされていく(まぁ三途の川を渡っているような感覚になったというのが本音だが)
そしていつのまにか秣岳に着いて、あとは下るのみ。そして林道に抜けると須川湖に沿って地味な登りの舗装路歩き約3キロ。何気にこれがボディブローで、最後に栗駒山荘前で一気にギューンと登る。今回の行程で一番キツかったのが実はココ(笑)バス発車30分前の到着で、もちろん温泉は無理。でもそれ以上に充実した今回の山旅。やっぱり来て良かったー♪
そして帰りのバス運ちゃんの超アグレッシブな運転サイコーでした!!(^O^)⁎⁺˳✧༚
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