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Yamareco

記録ID: 732577
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

常念岳&蝶ヶ岳 常念小屋泊 三股登山口から強風の中の縦走

2015年10月02日(金) ~ 2015年10月03日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
30:20
距離
18.6km
登り
2,458m
下り
2,449m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:22
休憩
0:51
合計
7:13
距離 7.5km 登り 1,580m 下り 395m
7:52
18
スタート地点
8:10
8:11
227
11:58
12:27
67
13:34
13:55
70
15:05
2日目
山行
7:30
休憩
0:31
合計
8:01
距離 11.1km 登り 879m 下り 2,039m
6:12
71
7:23
7:32
142
9:54
9:55
4
9:59
5
10:27
10:28
4
10:32
10:43
132
12:55
13:01
24
13:25
13:26
16
13:42
13:43
30
14:13
ゴール地点
山と高原地図での三股登山口から常念岳までのCTが、登り7時間20分。自分は休憩を除き約6時間でした。健脚な人は4時間で登って来られるようです。
常念小屋から蝶ヶ岳までは、同じくCT5時間10分。自分は4時間20分。強風のためかなりペースダウンを余儀なくさせられました。下山は、CT3時間20分の所、自分は2時間30分でした。
天候 晴れ(強風)
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
名古屋の自宅を午前3時30分出発。名古屋高速道路から名古屋インターへ東名高速道路小牧ジャンクションから中央道へ途中の恵那SAで朝食をとり諏訪ジャンクションから長野道へ進み安曇野インターでおりました。登山口は、安曇野インターから車で約40分。安曇野インターから2つ目の「安曇野インター北」の信号を左折。直進して道なりに山麓へ向います。山麓に近づくと25号線にぶつかります。信号名は「北海渡」。その信号を右折。約100m進むと案内看板があり、国営アルプスあづみの公園方面へ左折。そのまま道なりに進むと、ほりでーゆ〜四季の郷を通り過ぎ道なりに林道へ入ります。そこから約25分で登山口手前の駐車場です。80台ほどのスペース。数百メートル手前にもう一か所駐車場が有りました。駐車場到着は午前7時30分車は、4台ほどしかいませんでした。前日大雨で未明まで降っていました。
コース状況/
危険箇所等
駐車場までの林道は、前日の大雨で荒れていました。途中に岩や折れた木が道を阻んでいました。登山道は、やはりぬかるんでいて水たまりも多く滑りやすかったです。
それほど危険な個所は有りませんが、岩場では目印が分かり難い箇所が有り、何度か行ったり戻ったりを繰り返す箇所が有りました。途中で大木が道を塞いでる箇所があって通るのに苦労しました。
その他周辺情報 登山後の温泉は、ほりでーゆ〜四季の郷がお勧めです。530円でリフレッシュできます。
携帯電話の状況は、常念小屋はdocomoは良好ですが、AUは圏外。
但し、外に出て稜線まで出るとつながりました。登山道、縦走路も概ねDocomo・AUともつながる場所が多かったです。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
駐車場には、午前7時30分頃到着。80台ほどのキャパですが4台しかとまっていませんでした。到着と同時に他の車の人達は登山道に入っていきました。
駐車場には、午前7時30分頃到着。80台ほどのキャパですが4台しかとまっていませんでした。到着と同時に他の車の人達は登山道に入っていきました。
駐車場横には、無料のトイレと水場あります。飲用不適で水は出っ放しです。帰りにこの水で靴とストックを洗いました。たわしも置いて有ります。
駐車場横には、無料のトイレと水場あります。飲用不適で水は出っ放しです。帰りにこの水で靴とストックを洗いました。たわしも置いて有ります。
午前8時にインターネットで登山届を出して登山開始です。
駐車場から川沿いに800m10分ほど歩くと登山口に到着します。
三股登山口にある案内版。
午前8時にインターネットで登山届を出して登山開始です。
駐車場から川沿いに800m10分ほど歩くと登山口に到着します。
三股登山口にある案内版。
前常念岳までの常念ルートは、急登が続くため体力が必要そうです。実際きつい急登でした。
前常念岳までの常念ルートは、急登が続くため体力が必要そうです。実際きつい急登でした。
山頂まで7.1Km。
ガスの中。どんどん登っていきます。下の方の紅葉は、まだまだ楽しめます。
ガスの中。どんどん登っていきます。下の方の紅葉は、まだまだ楽しめます。
昨晩の嵐が原因か、途中登山道に大木が倒れ塞いでいました。
この大木を越えるのに苦労しました。
昨晩の嵐が原因か、途中登山道に大木が倒れ塞いでいました。
この大木を越えるのに苦労しました。
三股登山ルートで唯一のハシゴ。
三股登山ルートで唯一のハシゴ。
前常念避難小屋に到着しました。ちょうどお昼だったのでここで食事をとることにしました。
ここまでの4時間一人も出合いませんでしたが、小屋前で絵を描いていらっしゃる人が居て初めての人に出会いました。
この後小屋まで一人も出合いませんでした。
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前常念避難小屋に到着しました。ちょうどお昼だったのでここで食事をとることにしました。
ここまでの4時間一人も出合いませんでしたが、小屋前で絵を描いていらっしゃる人が居て初めての人に出会いました。
この後小屋まで一人も出合いませんでした。
いつも通り、おにぎり弁当とカップヌードルです。
いつも通り、おにぎり弁当とカップヌードルです。
小屋からの眺望。ガスの中から穂高連峰が顔を出してくれました。
2
小屋からの眺望。ガスの中から穂高連峰が顔を出してくれました。
常念岳もガスの中からポッカリ!
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常念岳もガスの中からポッカリ!
登ってきたルートです。
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登ってきたルートです。
以前使われてた常念小屋までの迂回ルートは、現在使えなくなっています。小屋利用には、8合目まで登らないと行けません。
以前使われてた常念小屋までの迂回ルートは、現在使えなくなっています。小屋利用には、8合目まで登らないと行けません。
ピーク。幻想的です。
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ピーク。幻想的です。
8合目まで来ました。槍もくっきり!
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8合目まで来ました。槍もくっきり!
この場所に荷物を置いて、ピークハントに挑戦です。
この場所に荷物を置いて、ピークハントに挑戦です。
今日お世話になる常念小屋は、はるか下にあります。
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今日お世話になる常念小屋は、はるか下にあります。
15分程で山頂へ!山頂も一人で独占です。
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15分程で山頂へ!山頂も一人で独占です。
槍ヶ岳が見えます。
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槍ヶ岳が見えます。
蝶ヶ竹方面
穂高連峰
横通岳から大天井岳方面を臨みます。
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横通岳から大天井岳方面を臨みます。
30分程して山小屋に向かいます。
この下りが結構歩きにくくて苦労しました。
小屋は見えているのに全然近づかない。
30分程して山小屋に向かいます。
この下りが結構歩きにくくて苦労しました。
小屋は見えているのに全然近づかない。
小屋前の案内看板。
小屋前の案内看板。
小屋から槍ヶ岳を臨めます。
小屋から槍ヶ岳を臨めます。
午後3時前、小屋到着!
午後3時前、小屋到着!
テント場は、小屋正面横にあります。
テント場は、小屋正面横にあります。
小屋では、1泊2食の宿泊料金9,800円を支払い部屋に案内されます。
小屋では、1泊2食の宿泊料金9,800円を支払い部屋に案内されます。
利用したのは27号室
利用したのは27号室
館内マップ。
この日は宿泊客が少なく12名だったので1人で使用させて頂きました。
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この日は宿泊客が少なく12名だったので1人で使用させて頂きました。
一人だと気兼ねなく荷物の整理が出来ます。
一人だと気兼ねなく荷物の整理が出来ます。
夕ご飯前にビールで乾杯。ロング缶は700円です。
夕ご飯前にビールで乾杯。ロング缶は700円です。
部屋からは、槍ヶ岳を見渡せる贅沢な眺望。
カーテンは開けたままで寝ました。星が綺麗だった。
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部屋からは、槍ヶ岳を見渡せる贅沢な眺望。
カーテンは開けたままで寝ました。星が綺麗だった。
夕食は、午後5時30分からです。ハンバーグがメインで意外と豪勢で驚きでした。ゼリーのデザート付。ビールは追加!知らない人との山の話題で盛り上がりました。消灯時刻は午後9時ですが7時過ぎには床につき8時前には熟睡しました。
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夕食は、午後5時30分からです。ハンバーグがメインで意外と豪勢で驚きでした。ゼリーのデザート付。ビールは追加!知らない人との山の話題で盛り上がりました。消灯時刻は午後9時ですが7時過ぎには床につき8時前には熟睡しました。
夕焼けは焼けませんでしたが幻想的なシルエットを楽しめました。
夕焼けは焼けませんでしたが幻想的なシルエットを楽しめました。
朝食は午前5時30分。玉子焼きと魚がメインです。
ご飯とみそ汁はお代りでjきます。
朝食は午前5時30分。玉子焼きと魚がメインです。
ご飯とみそ汁はお代りでjきます。
この日の日の出時刻は午前5時47分だったので慌てて食事をとって外に出ます。すぐにご来光を拝めました。
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この日の日の出時刻は午前5時47分だったので慌てて食事をとって外に出ます。すぐにご来光を拝めました。
槍ヶ岳に常念岳の影!影常念です。
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槍ヶ岳に常念岳の影!影常念です。
山々が赤く染まる大好きな瞬間です。
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山々が赤く染まる大好きな瞬間です。
数分で太陽が昇り雲海を照らします。
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数分で太陽が昇り雲海を照らします。
小屋を午前6時15分出発。
昨晩から猛烈な風が吹いています。
まっすぐ歩けません。
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小屋を午前6時15分出発。
昨晩から猛烈な風が吹いています。
まっすぐ歩けません。
この風では縦走は無理かなと悩んでいた所、一人の人が山頂から降りてこられました。ご来光を山頂で見たとの事。風の状況を伺ったら猛烈で、自分だったら蝶ヶ岳への縦走は諦めるレベルとの事。山頂で判断されてみては!とアドバイスを貰いましたので先ずは山頂まで行ってみることにします。何度も吹き飛ばされそうになりながら途中何度も四つん這いで這って登ります。
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この風では縦走は無理かなと悩んでいた所、一人の人が山頂から降りてこられました。ご来光を山頂で見たとの事。風の状況を伺ったら猛烈で、自分だったら蝶ヶ岳への縦走は諦めるレベルとの事。山頂で判断されてみては!とアドバイスを貰いましたので先ずは山頂まで行ってみることにします。何度も吹き飛ばされそうになりながら途中何度も四つん這いで這って登ります。
午前7時30分登頂。2度目の常念岳山頂です。
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午前7時30分登頂。2度目の常念岳山頂です。
槍ヶ岳が荘厳です。
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槍ヶ岳が荘厳です。
御嶽、乗鞍岳、穂高連峰全部見えます。
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御嶽、乗鞍岳、穂高連峰全部見えます。
どれだけ見ても見飽きない風景にウットリ。
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どれだけ見ても見飽きない風景にウットリ。
富士山も見えます。
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富士山も見えます。
山頂でご一緒だった人は、午前3時に三股を出発し常念登頂これから大天井を経由して西岳まで縦走するとの事。自分より年上の人ですが過ぎすぎます。そうこうしているうちに風が弱まってきたので縦走を決意します。この尾根を蝶ヶ岳まで行きます。
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山頂でご一緒だった人は、午前3時に三股を出発し常念登頂これから大天井を経由して西岳まで縦走するとの事。自分より年上の人ですが過ぎすぎます。そうこうしているうちに風が弱まってきたので縦走を決意します。この尾根を蝶ヶ岳まで行きます。
蝶槍。これを越すのに地味に辛かったです。
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蝶槍。これを越すのに地味に辛かったです。
瞑想の丘
穂高連峰も見え方が変わってきます。
西穂高も見えるようになってきました。
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穂高連峰も見え方が変わってきます。
西穂高も見えるようになってきました。
常念岳を振り返ります。
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常念岳を振り返ります。
蝶ヶ岳ヒュッテ到着。
蝶ヶ岳ヒュッテ到着。
ヒュッテから数分の所に蝶ヶ竹山頂が有ります。
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ヒュッテから数分の所に蝶ヶ竹山頂が有ります。
奥穂に向かって登ることを約束しました。
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奥穂に向かって登ることを約束しました。
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場で昼食。
おにぎり弁当とカップヌードルはズ〜と持ち歩いていました。
美味しかった。午前11時30分下山に入ります。
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場で昼食。
おにぎり弁当とカップヌードルはズ〜と持ち歩いていました。
美味しかった。午前11時30分下山に入ります。
下山途中の常念岳。
下山途中の常念岳。
こちらの登山道は途中ベンチが有ったり看板が多いです。
こちらの登山道は途中ベンチが有ったり看板が多いです。
まめうち平に到着。ここでアミノバイタルを補給。
まめうち平に到着。ここでアミノバイタルを補給。
ゴジラみたいな木
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ゴジラみたいな木
吊り橋。登山口はもう少しです。
吊り橋。登山口はもう少しです。
午後2時過ぎに駐車場に戻ってきました。
ほぼ満車で、路上駐車の車も多数。所々空きが有りますが既に下山して帰った人でしょう。昨日とは大違いです。
午後2時過ぎに駐車場に戻ってきました。
ほぼ満車で、路上駐車の車も多数。所々空きが有りますが既に下山して帰った人でしょう。昨日とは大違いです。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ
備考 水は、500mmペットボトル2本、ハイドレーション1.5l、ポカリスエット500mm3本を持参しちょうど良かったです。

感想

大雨の翌日で平日の金曜日とあって、登りは小屋まで1人しか会わなかった孤独なものでした。小屋迫は超快適なものでした。翌日の縦走は強風の中、何度も吹き飛ばされそうになりながら恐る恐る進んでいきました。特に稜線縦走では本当に怖い思いをしました。でも、その眺望の素晴らしさに見とれながら、1歩1歩確実に注意しながら進んでいきました。下りは登ってくる日が多く渋滞が発生。下山に時間が掛りました。いずれにしても思い出に残る山行になりました。

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技術レベル
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利用交通機関: 車・バイク
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3/5
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