蝶ヶ岳 三股からの往復・テント泊
- GPS
- 25:32
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,553m
- 下り
- 1,608m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日曜日の午前中に下山してきたときは、林道の路駐がいっぱいでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股から蝶ヶ岳への登山道は、道も道標もよく整備されていて迷ったり危険な箇所はありません。ただし、まめうち平付近以外は急な登りが続きます。 |
その他周辺情報 | auのスマホは三股の駐車場では繋がりました。 登山道でも時々繋がることがありました。 山頂では繋がりませんが、蝶ヶ岳ヒュッテの周りは繋がりました。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今年5月に蝶ヶ岳から常念岳へ日帰りで登ったとき、天気も良くて絶景山行を楽しむことができたのですが、蝶ヶ岳でのんびりしている人たちが羨ましくて、自分もあそこで一泊してのんびり大展望を眺めて過ごしたいなと思っていたのですが、今の時期なら紅葉とセットで綺麗だろうなと思って実行してきました。
1人で泊まりはちょっと気が引けたので、今回は女房を誘って。女房は実に30年ぶりの北アルプスです(笑)
最初は楽をして蝶ヶ岳ヒュッテに泊まるつもりだったのですが、紅葉の時期だから登山者も多いだろうし、狭い布団にギュウギュウ詰めで寝るのは嫌なので、テント泊にすることにしました。しかし我が家には小さいテントは無く、思い切って古い6人用のダンロップドームテントを担ぎ上げることにしましたが、これが久しぶりに持ってみたら重い!計ってみたら6kgもあったけど、トレーニングだと思って頑張ることにしました。女房孝行のつもりで、自分のザックは水とか食料とか含めて18kg、女房のザックは5kgとハンディをつけての登山です。
三股登山口から蝶ヶ岳までの登山道は、クサリ場や梯子のような危険な場所もないので北アルプス初心者にはお勧めコースって言われていますが、標高差は1300m以上、標準コースタイムも登り5時間ということで、運動不足気味の女房にはきつい登りです。それでもゆっくり休み休み登ったわりには、ほぼ標準コースタイムどおりの時間で登りきることができました。
最初は沢沿いの登山道、そのあと樹林帯のきつい登り、まめうち平からしばらく傾斜が緩くなりますが、蝶沢を渡るあたりからまたずっと急な登りで、最後森林限界を過ぎたら頂上まではあと少し、そして稜線に出たとたんに姿を現す槍・穂高の屏風のような大パノラマは絶景です!これを見たら今までの疲れが吹き飛びます!
それにしてもこの日は前日に通過した台風崩れの爆弾低気圧の影響がまだ残っていて、天気はすっきりと晴れたものの思っていた以上に風が強くて、稜線に出たとたんに時折よろけるほどの暴風、蝶から常念へ縦走していた登山者の中には引き返してくる人もいました。テントを張るのも一苦労で、そばにいた見知らぬ方も見かねて親切に手伝っていただきペグと石でテントをしっかりと固定してなんとかテントを張ることができましたが、この手伝ってくれた方はテン泊の予定で来ていたけど、この強風でテント張るのを諦めて小屋泊まりにすると言ってました。夜中も時々強風は吹いたものの次第に風は弱くなり、なんとか朝までテントは飛ぶことなく持ちこたえてくれました(笑)
風が強くて寒かったので、のんびり山頂で景色を楽しむという余裕はあまりなかったものの、空気は澄んで晴れ渡っていたおかげで、期待どおりの絶景を楽しむことはできました!
夜中に外に出てみると綺麗な星空!天の川までくっきりと見えましたが、自分の腕ではカメラに収めることはできませんでしたww
朝は水溜りの水が凍るくらいの寒さでした。
唯一残念だったのは、期待していた紅葉はあまり見られず、もう上のほうはピークを過ぎてしまってたようです。
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